ムツカシ化

いきなりで何ですが、私が書くものは、

とにかくムツカシイと言われます。

自分ではまったくそんな風には思えないんですが、

どうも本当にそうらしい。


書いたものは読む人があって意味を成す。

もしも書いたものがムツカシクて読む気も起こらないとすると、

わたしが書いたものを読む人が減り、書く意味はなくなる。

ここは正念場だな。


それで家人などは、「アンタもこのくらいわかりやすく書くといいよ」と、

チマタで売れている愚にもつかない寝言を並べている医学者の書いたものを

見せてくれるのだが、やっぱり、申し訳ないが、どう見ても寝言だ。


情報のタブロイド化。

つまり情報というものを万人が飲みやすいタブレット(錠剤)状に落とし込んで、

読んだ瞬間にスグにわかった気分にさせるまでコンテンツを幼稚に低劣にする。

これがメディアが使っている情報発信の常套手段、トレンドです。


そういう意味ではわたしの発信する情報はこのタブロイド化の

トレンドとは、まったく真逆で異質な「ムツカシ化」のトレンドといえます。



いつ読んでも「むつかしかね」

これって何弁? 九州弁?(笑)


いや、これではイカンのです!

これからは誰が読んでも面白い、と太鼓判を押されるような

そんな情報を発信せねば、読者はいっこうに増えません。

書く以上は読むひとが多いほうがいいに決まってます。

そして書いたものが影響力をもつほどにならねば、

東洋医学の啓蒙など永遠に叶いません。


道のりは、はるかです。

ですが、やってやれないことはないはずです。

やってやってとことんやりぬきましょう。



前稿に貼った「オレ流トールライクレセプター論」なんか、

かなりわかりやすいと思うんだけど。


それで、トールライクレセプター・TLRは

免疫細胞のマクロファージや樹状細胞の異物認識レセプターなんだけど、

免疫細胞ではない非免疫細胞の繊維芽細胞でもウイルスの認識が

おこなわれていて、この分子は「RIGーI」と「MDA5」の

二種が知られている。


この二種のウイルス探知システムの分子カスケードにおける

シグナル伝達において、必須の分子がミトコンドリアの

外膜上にある膜タンパク質の「IPSー1」と言われている。

はい、こういう説明がムツカシ化の典型ですね(笑)

ひとことで言えば、ミトコンドリアはウイルス認識の免疫の局面でも

重要な働きをしているということがわかっております。



ふぅ〜。

あのね、アタシだって、本当は

タブロイド化したコンテンツを提供したいんです。

でも、まだまだ、スキルが追いつかない。



ちなみに、チマタに出回っている生理学や医学関連の一般書なんか、

アタシの比ではないくらいにムツカシ化コンテンツばっかだけどね。

それを読み込んで、オレ流に咀嚼吟味して翻訳して、

オレ流の頭でスンナリ理解できる言葉に変換して発信しても、

やっぱり「むつかしかね」と言われるわけだから。



まっ、回数だね。場数。

とにかく書き続けていれば、

そのうちイイ感じにわかりやすくなってくるでしょう。

理想は、晩年のマチスとか、今井俊満の筆致。

あの軽妙で洒脱な落書きみたいな筆遣いの論説もできるようになれば、

オレ流も大ブレイク間近といえるでしょう。



目指すは、タブロイド化とムツカシ化の融合だな。

よし、頂上は見えた。

あとは一歩、一歩、登るのみ!

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2016.11.20 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

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