身体作り

「わたしの友達はみんななにかのサプリメントを飲んでいて、

口々に会う友達から、アンタは最近、

すごく元気になったけど、何を飲んでる?

って、聞かれたから、私はな〜んにも飲んでないけど、

その替わりに月に3回は決まった鍼医さんのところに通って、

ハリを打って貰ってる。

だからわたしは鍼サプリだよ、って笑ったのよ(笑)」



昨日来た地元の常連さんが、開口一番に、

こんな事を仰ってくださいました。

身体に手をかけずに、最後には施設に入所し、

毎月何十万も寝たきりで払わされる。

そんなのは絶対にイヤ。

それなら毎週ここの鍼に通って、

その金額くらい払っても、それで寝たきりに

ならなくて、生涯健康でいられるなら、

そのほうがよっぽどいい。

うちの常連さんたちは、自然にこんな身体思想を

身につけはじめています。



今から188年前に大阪の漢方医の名医だった太田晋斎は、

按摩術が医療から娯楽へと堕落した状況に我慢できずに、

按摩術の医療的意義を広く啓蒙する目的で

按摩術ガイドラインの「按腹図解」を著しました。

その著の冒頭で、晋斎は、

人生第一の養生は按摩を日々することだ。

たとえ無病息災であっても、日々、按摩をすることで、

一生涯の健康が約束される。

と予防医学としての按摩の重要性を訴えました。



ついに日本の医療費が40兆円を越えました。

もしも、太田晋斎の188年前の予防按摩の思想、

教えがこの国に広まっていたなら、

今や日本は世界に誇る医療費の要らない

健康大国だったことでしょう。

現実はまさにその真逆の様相を呈してきました。



身体は摩訶不思議ですが、日々、コツコツと

ホメオスタシスを維持する習慣を取り入れることで、

すこしづつ学習し、その習慣が記憶され、

カブトムシが幼虫からサナギ、

そして成虫に変態するように、

成長し変化していきます。


冒頭の常連さんも、指圧と鍼を習慣化することで、

すこしづつ身体が強くなり、今、脱皮を終えたように、

日々の身体の体調の良さを実感しているのです。



身体は手をかけて作るもの。

身体は手をかけて作りかえられるもの。

生体宇宙というカオスからコスモスを引き出すとは、

この「身体作り」をいいます。

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2016.10.21 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

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