体壁テーマパーク

「このあいだ、いつものように、肩が凝ってどうしようもなくなってきて、

ちょうど電気屋に行ったもんで、電気マッサージ器に15分間乗ったんだけど、

全然効かなくて、やっぱり、最後はココに来ないとダメだって気づいて、

ようやく今日、来たんだけど」

「ダハハ、でも、これだけ目一杯、指圧すると、いつも揉み返しが

来るんでしょ?」

「うん、でも、そのくらい強くやってもらわないとオレの場合、効かないし。

それで明日はまだヒリヒリと揉み返した部分が痛かったりするんだけど、

あさって頃になると、それが抜けてスーッと楽になる。

このスーッと揉み返しが抜けると共に身体全体が軽くなるのが、

ここでしか味わえない快感で、もうたまんないの」

「揉み返し、すら楽しめるってのは、かなり通だよね」

「本当はさ、先生にこんなに固くなった身体を押してもらうのは

申し訳なくて、もっと早く来ればいいんだけど、

オレもまだ若いつもりでいるから、

さすがに月いちココに来るのは、

まだオレのプライドが許さない(笑)」

「だいたいGさんと私は同い歳だから、

その気持ちはよくわかるね。

で、またそれだけ、凝ってからやると、

そのほうが気持ちよかったりするしね」




昨日はアラフィフ手前のわたしとおないどしの常連さんのGさんが

久しぶりにご来院くださいました。

Gさんはこちら冒頭の会話録にありますように、

揉み返しも楽しめる真の意味での指圧ファンです。

揉み返し、というのは揉んだ部位が

翌日になって筋肉痛のように痛むことを言います。

この揉み返しを、下手な治療師の失敗とみるか、

自然な生理現象とみるか、で治療師の評価が違ってきます。

ちなみに、わたしは揉み返しは治療の成功例とみます。

揉み返している部位の分子レベルにおいては、

変性タンパク質からヒートショックプロテインへの流れが加速しています。

凝っていた部位へとさらに凝るような刺激を与えることで、

凝りを治すヒートショックプロテインな機序を「強引に」引き出す。

これもまたひとつの治療テクニックなのです。

かの触手療法の創始者であった故・福増廣幸氏の談話のなかにも、

「ギューギューとわざと押して古い凝りを引き出す」

なる言葉が見られます。

優しく揉むこと、気持ちよく揉むこと、だけが治療ではありません。

あくまで最終的な結果として身体全体が軽くなったという体感を

引き出すためには、様々なテクニックが要求されます。

「先生の指圧はいきなり最初から

ジェットコースターが急降下するみたいに、

手加減なしで、マックスの力がかかってくるから、

ヒーッ!ってなります」

こんな事を言われたこともあります。

患者さんが来院して最初に触るファーストタッチは、

その日の治療の成敗を決めるうえで重要です。

本来なら優しくソフトに触れてスタートすべきです。

でも、時にはスーパーハードにいきなりジェットコースターを

急降下するように押すこともあります。

凝りが強いほどに、押した痛みもまた強く感じるものです。

その強く感じていた痛みは、1時間たっぷりと丹念に治療した後には、

すっかりなくなっている時もあります。

またそうではなく、施術後に、新たな痛みが生じている時もあります。

こうしたイレギュラーでバラエティーに富んだ治療の結果もまた、

すべて体壁筋肉系が魅せるありのままの自然の生理現象なのです。

時にジェットコースターの急降下におののき、

時に雲に乗るようなソフトな快感に酔いしれる。

体壁筋肉系は指圧というアトラクションを介して

テーマパークの様相を呈します。

あなたがまだ知らなかった未知なる体感。

指圧はあなたの体壁筋肉系に

快楽のテーマパークをプロデュースします。

体壁テーマパークへようこそ!

指圧は驚きと快感に満ちている。





※ 最近になりクルマで2時間、3時間の遠方からの

クライアント様が、お見えになる機会が増えています。

当院への主要道路からのアクセスにおいて最寄りのインターチェンジは

旧東名高速道路では、吉田インターチェンジから約10分、

牧之原インターチェンジから約25分、

新東名高速道路では島田・金谷インターチェンジから約35分、

などとなっております。

また我が治療院「鍼灸指圧 光伯堂」から南に200メートルほどの

ところに、スーパーのピアゴがございます。

ピアゴのお手洗いは少し前にリフォームされて、

たいへんに美麗となっております。

どうぞ遠方からおクルマでお越し頂く

お客様におかれましては、くれぐれもお気を付けて、

光伯堂グランドツーリング体壁テーマパーク体感ツアーを

お楽しみ頂きますようにお願い申し上げます。

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2016.09.17 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

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