理の実

前稿では、わたしのハードな筋トレには、

乳酸をわざと普段よりも多く産生することで、

乳酸をよりうまく活用できるサラブレッド型の生き物への進化、

という目的があることを記した。

乳酸研究の現場では乳酸が増えることでミトコンドリア数も増える

ことが予想されており、乳酸がミトコンドリアを増やすシグナル分子と

して機能していることを、これから実験立証していく段階に来ている。

ヒトはミトコンドリア数を増やせれば乳酸活用も容易になり、

ATPの産出も潤沢になることができる。

つまりミトコンドリア数が多いということは、

古典的に言えば「スタミナがある」と言える。

わたしはつまりこの「スタミナがある」タイプの人間になりたいのだ。

ということで、ミトコンドリアの数を増やし、

ミトコンドリアの機能を強化できる分子として、

今現在たしかなエビデンスが取れているのが、

一酸化窒素、グレリン、乳酸という3種の分子だ。

一酸化窒素はいわずと知れた鍼灸指圧で分泌量が増す分子の筆頭だ。

グレリンは空腹時の胃の蠕動運動に伴って胃壁から分泌されるホルモンだ。

乳酸は速筋を使うようなハードな筋トレをした時に分泌量が増す分子だ。

一酸化窒素は血管を拡張するホルモンとして有名であり、

また免疫細胞の司令塔であるマクロファージを活性化する分子でもあり、

さらに脳神経系の情報伝達にも関わる認知機能を促進するホルモンだ。

この一酸化窒素を旺盛に分泌するのが指圧をはじめとする鍼灸指圧なのだ。

そしてグレリンは体壁筋肉系を刺激することで分泌を促進できる。

特に足の三里の名で有名な膝下にあるツボを押すと、

胃の蠕動運動が高まりグレリンの分泌が増す。

というわけで鍼灸指圧は一酸化窒素とグレリンの

二つのミトコンドリア増強分子の分泌を促進できるのだ。

ここにさらにハードな筋トレをプラスすれば、

乳酸という、さらなるミトコンドリア増強分子を追加できる。

鍼灸指圧 + ハードな筋トレ = 一酸化窒素・グレリン・乳酸 =ミトコンドリア増強

という方程式がここに成立することがわかる。

理論を理論のまま二次元の世界で凍らせておくのではなく、

あくまで生身のこの身体の実践を通して理論を解凍し消化し、

血肉に変えて、実際の遺伝子セントラルドグマな分子レベルの

身体改造を体感するレベルにまで落とし込む。

理論から実践へ。

理(り)から実(じつ)へ。

実への落とし込み。

これがわたしの情報公開の真骨頂と言えよう。

理論は実際に役に立たなければ絵に描いた餅だ。

絵の餅は喰えない。

実際の餅を手に入れて焼いて食べてみて初めて餅の味はわかるのだ。

ミトコンドリアをただの一銭も余分なゼニをかけずに、

いかにして簡単に増強するか?

その方策を手の内に落とし込むこと。

それが達成できつつある。

手元に理の実を落とし込む。

餅は食ってこそナンボだ。

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2016.09.12 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

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