無限の可能性

この8月の終わりに同じ市内で開業していた指圧師が亡くなった。

まだ50代の若さだった。

親しくお付き合いしていたわけではないが、

わたしが当地の鍼灸師会の支部に在籍していた当時は

よく顔を合わせていた間柄だった。

御香典を置きに行き、葬儀場の後ろに貼られた生前の元気な姿の

写真を見ると、彼女の声や姿がまざまざと思い出された。

ここ数年でこの地区の指圧師が彼女も含めて3人も他界された。

時代の流れか、はたまた単なる自然現象か、それはわからないが、

残存組が果たさねばならない野望はでかい。

そう、わたしはこれからも指圧を止めることなく実践し、

指圧の素晴らしさを世界にアピールしつづけるのだ。

Kさん、Nさん、Mさん、天界から我が奮起を見守ってください。



ひとの体壁筋肉系に発生する凝りに指圧をして、

指を当てていると、その凝りが自然に動き出して、

凝りがみずからの意思で、みずからの凝りをほどいていく、

という事実は、恐らくは、いままで誰も知らなかったことだろう。

凝りが勝手に動き出し、勝手にほぐれていく。

これはまぎれもない事実だ。




昨日の最後に来院した地元の常連さんの腰の凝りはいささかシビアだった。

右腰に非常に強い凝りがあり、押すと痛む。

その凝りに左手の親指を当てて指圧をしていると、

うまい具合に凝りが動き出した。

この右腰の凝りが動き出すと、その動きは全身へと伝播し、

顔や肩や手先や足先が面白いように律動した。

そうして1時間近く、この右腰の凝りと対話した。



一箇所の凝りが動き出すと、全身へとのその動きが波及する。

この事実もこれまで誰も知らなかったことだろう。



①「凝りは自発的に動くもの」

②「凝りの自発的な動きは全身に波及する」

この二つの事実は私が発見した新しい生命の知見だ。



生命の持つ自律的な治癒力を引き出すこと。

これがわたしの指圧の特徴だろう。



ひとの体壁筋肉系には、

無限の可能性が秘められている。

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2016.09.07 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

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