竜の教え 8

5300年前の鍼治療の痕跡か? ←クリックしてご覧ください


↑このサイト中の「TATOO」ページを開いて見られるのが

いわゆるアイスマンの入れ墨です。

その入れ墨の位置が私たち現代の鍼灸指圧師が使うツボの位置にあることから、

アイスマンの発見から鍼の中国起源説に一石が投じられ、

東洋医学界にとって革命的な事件になったことに関しては、

これまで何度も論考しております。

このツボの位置を見たとき「あっ、坐骨神経痛だな」と即座に連想いたしました。

のちのCTスキャンの解析からアイスマンの腰椎には炎症があり、

坐骨神経痛かリウマチのような痛みがあっただろうと推測されました。

熟練の鍼灸指圧師ならば使ったツボを見て即座に診断が可能、

といういちエビデンスが獲得できた好例です。

もしも痛む部位に鍼治療的な処置をし、血止めの煤(すす)を塗った後が、

本当にアイスマンの入れ墨なら、アイスマンの入れ墨が描き出す痛みのラインは、

まさに経絡と呼ぶにふさわしいキレイな道筋を描いています。

つまり、まず症状ありき、まず痛みありき、なのです。

まず症状や痛みがあった。そこを治療していたら、

体表に痛みに連関する痛みの動線とでも呼べる道筋を発見した。

この痛みの道筋をつないでみたら、ちょっと面白いルートができた。

そんな程度の発見を後代の中国の人々がやたらと小難しく

高尚なものに練り上げてしまった。

これが経絡学発祥の経緯だろう、とわたしは推測しております。

わたしはここ2000年来のこの高尚トレンドに逆行し、

今もう一度、もっとシンプルで素朴な東洋医学、

体表医学を確立しようと画策しています。

果たしてアイスマンの時代に経絡という概念が共通認識としてあったかどうか、

はわかりません。しかし、紀元前の鍼灸指圧はまだ文字がないだけに、

もっと素朴でもっとダイレクトに身体と対話していたはずです。

文字がないのですから、学問的に文字というシンボルからまず学ぶ、

などという初期の段取りを踏みません。

動物的な本能や直感を頼りに、経験をもとに自分や他人の身体に対処したはずです。

文字情報が入っていると、そればかりを頼りにし、

自分の指センサーよりも先に頭で思考してしまうのです。

文字情報で構築したバーチャルな視野領域からしか物事を思考できなくなります。

こうなると、自分独自の思考は大幅にスポイルされます。

伝統の継承はたしかに必要です。

しかし日々、瞬間、伝統は裏切ることで革新を成し遂げるのです。

とにかく、まずは身体を触ってみる。

ここ2000年来の東洋医学の知識はいっぺん置いて

自分を白紙にし、まずは生体に触れてみる。

わたしの25年の3万タッチの凝りとの対話は

このような素朴な出会いの連続でした。

いや、生体に対して触れた時、実際、知識は全部、吹っ飛ぶのです。

そこにあるのは生の凝りとの対峙、対決、対話、それがあるのみです。

そうして生の凝りと私の指先が交流することで何かが生まれるのを待つのです。

この素朴な凝りとの触れあいが、オレ竜の東洋医学を生み出しました。

ここ360万年の人間の身体の使い方が生みだした凝りの典型が、

天竜穴(てんりゅうけつ)、地竜穴(ちりゅうけつ)、人竜穴(じんりゅうけつ)

の3つの竜穴スポットです。

それは要約すればヒト特有の身体の使い方の歴史の痕跡です。

アイスマンにはしっかりと人竜穴と地竜穴(付近)に入れ墨が刻まれています。

アイスマンもオレ竜東洋医学を使いこなしていたのです。

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2016.08.15 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

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