竜の教え

今回からタイトルを微妙に変更しました。

Dragon Fly を全10講、終えてみて、

このタイトル名が、自然に浮かび上がってきました。

そう、わたしは竜から凝りの真実を、

命の不可思議な側面を教えられてきました。

そういう意味では私の本当の師匠は他でもない

凝り、つまり竜である、と言えます。

今から24年前、鍼灸の学校を卒業した時に、

卒業式のあとのパーティー会場へと向かう道中で、

在学中は厳しく恐れられていた病理学の先生が、

「今村くん、今日で僕らの役目は終わった。

これからは、患者さんが先生だよ。

いいね、患者さんにすべてを教わるんだよ」

と声を掛けてくれたのを思い出します。

その時は、ふ〜ん、そんなもんか、とその程度の感慨でしたが、

あれから24年を経て、まったく恩師の言葉は真実だったと、

敬服する次第です。

わたしはこれまで通算で3万タッチは患者を触っています。

3万の教え、をこのまま自分のうちに仕舞っておくのは惜しい。

広く大勢に公開すべきの念で本シリーズはスタートしました。

ちょっと、ここでどうでもいい話を少し。

自分のプロフィールにちなむ話題ですが、わたしは静岡県生まれの静岡育ち、

学校もすべて静岡県で、静岡県以外には暮らしたことがないという、

まさに100%シゾーカ人、

静岡県という穴に住む穴居人なんです(笑)

で、今住んでいるのはお茶の栽培で有名な牧之原市ですが、

22歳まで生まれ育った町はここから東京方面に

40キロほど東にある昔は遠洋漁業で栄えた焼津市でした。

そして偶然にも父の家業が遠洋漁業の船元(ふなもと)でした。

父の船はおもに海のダイアと呼ばれるミナミマグロの本マグロを

オーストラリアやニュージーランド近海ではえ縄漁で獲る船でした。

もともとはカツオ船の船元でしたが、国策としてマグロ漁が推奨されたことで、

遠洋漁業を営むようになったようです。

やがて石油の値が上がり、二百海里問題が持ち上がり、

遠洋漁業は斜陽産業となって、父も廃船廃業を余儀なくされました。

ちょうど父の仕事が激変する時に、わたしは大学受験の浪人中でした。

もともと大学での勉強に関心が薄かった私は、この時、

うまい具合に進路のシフトチェンジを神計らいですることになり、

どういうわけかこの道、鍼灸指圧業へと進みました。

それからすでに通算で27年も経過したのです。

父はすでに他界して久しいです。

自分の好きなことをやれ、が父の口癖でした。

浪人中の勉強をまったくしない私をみて、どうにか励ますつもり、

でそんな事を言ってくれたのでは、と今思います。

そう、それで父のマグロ船の名前がなんだったか?

ええ、なんと「竜王丸」だったんです!

だから、自分は子供の頃、父の友人の船本の同業者たちから

「竜王のせがれ」「竜王の息子」

と呼ばれていたのです。

まさか、のちのちになって、私が鍼灸指圧師になって、

ひとの体壁筋肉系のなかに飛翔する竜を見いだして、

ひとの身体を竜の王国に見立てる、とは子供時代の私には、

とても想像できませんでした。

「竜王の息子」は人体の竜王に鍛えられ育てられ、

竜の王国を自在に駆け巡る切符をついに手に入れました。

「竜王の息子」は「竜のプリンス」へと成長を遂げたのです。

自分で言っていて、ちょっと気恥ずかしい(笑)

竜が教えし凝りの真実。

ここでしか読めない真実のストーリーがスタートします。

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2016.08.06 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

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