Dragon Fly 2

気についての論考はこれまで何度もここのブログや他所でも挑戦した。

またツボの問題にも、何度も言及している。

繰り返しになるが、いわゆる

「誰でも出来る簡単ツボ治療」なるものは、

この世には存在しない。

そもそも素人にはツボなど取ることはできないし、

たとえマグレで正確にツボが取れたとしても、

そのツボを運用して自分や他人を治療することなど到底できない。

よってチマタに出回っている「誰でもツボ」コンテンツは、

すべてデタラメの放言である、と断じることができる。

だいたい誰でもツボが取れて、誰でもツボ治療がすぐにできるのなら、

わたしのような鍼灸指圧師の存在意味はない。

同じ理屈で言えば、例えば

「誰でもすぐに今から歌える蝶々夫人」なる本がないのと同じだ。

声楽家が歌うのを聞いたことがあるだろうか?

あの歌い方を素人がすぐに真似して歌えるわけがないことは、

誰でも想像がつくはずだ。あの歌い方であの声が出るまでには、

芸術大学に入学してしかるべき発声法に習熟して、そうして

様々な声楽用の楽譜を歌うプロセスを繰り返して、

ようやくプッチーニ作オペラ「蝶々夫人」より「ある晴れた日に」

の朗々たる美声のアリアが歌えるようになるのだ。

ソプラノのアリアを誰でもすぐに歌えないように、

ツボを使って誰でもすぐに治療など絶対にできないのだ。

「誰でもツボ」コンテンツがこれまで鍼灸指圧術の

価値を間接的に直接的に貶めてきた罪は計り知れないほどに大きい。

ツボの何たるか?に対する深い洞察や葛藤も経ず、

気の何たるか?に対する長年の格闘もない者に、

ツボや気や東洋医学を語る資格はないのだ。

そんな現実を踏まえて本シリーズを読んで頂きたい。

わたしはこれからこのシリーズで、

これまでどこの誰も語っていないわたしオリジナルの

気の感触やツボについての認識を語っていく。

さて、少しずつ、わたしの治療の中身を公開していこう。

ヤツが現れるツボは、だいたい決まっている。

経絡図のツボでいうと、肩の肩井(けんせい)、

腰の大腸兪(だいちょうゆ)、足の三里(さんり)の

3つのツボに、ヤツが潜んでいることが多い。

ヤツはだいたい睡眠状態に入ってから現れるものだ。

だから、この3つのツボに指を沈めて、患者がうまい具合に

寝てくれると、だいたいヤツは姿を現してくれる。

ヤツは患者の体内の動きだから、もちろん音などしない。

しかし、ヤツの動きはそれはそれは神秘的で賑やかだ。

ツボとは壺なのだ。

壺の底には竜が眠っている場所がある。

竜の潜む壺を見つけて、竜を起こして、竜の力を利用して、

身体中の気を動かすことを治療という。

竜の力をうまく利用できると治療効果は格段に上がる。

だからいつも竜を探しつつ治療するのだが、

なかなか竜のいる壺を見つけることができない事もある。

そんな時はことさらに竜に拘泥することなく、

竜を使わないでツボ治療をするようにする。

ツボ治療をするということは、竜を使った壺治療と、

竜を使わないツボ治療の二つのやり方がある、

などとは、これまでどこの誰も語っていないコンテンツだろう。

わたしがある場合には、たった1回の治療で絶大なる治療効果を

上げ得ることができるのは、壺の中に眠っている治癒力の源泉である

竜の力をうまく利用できるからなのだ。

人体に同居し共生している竜にはどれだけ感謝しても

感謝しきれないほどに感謝している。

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2016.08.01 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

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