究極の免疫力 5

「マクロファージは、少量の異物刺激を受けることで『プライミング』という活性化状態を示します。これは、マクロファージの基本性格である異物排除を効果的に行う準備状態を指すのです・・プライミングの段階に入ったマクロファージは、異物排除能力ががぜん高まります。例えば、生体内に細菌やウイルスが侵入してきたときなどにマクロファージがプライミング状態にあれば、力強く、かつ効率良くこれらを排除して感染が防げることになります。実際、通常状態のマクロファージは結核菌を貪食しても消化できず、マクロファージは結核菌に感染してしまいますが、プラミング状態のマクロファージでは結核菌を消化することができます。つまり、マクロファージをプライミング状態に保つことができれば。マクロファージの異物処理能力をより強めることができれば。それは種々の疾患の予防につながり、結果として私たちの健康寿命を延ばすことも可能になると言えます」杣源一郎「『免疫ビタミン』のすごい力」ワニブックス




カブトムシをはじめヒト以外の生き物でワクチンを打つ生き物はいない。

しかしカブトムシの幼虫など、おびただしいバクテリアが充満する土中で

風邪ひとつ引かず、お腹を壊すこともなく、なんの疾患にも罹らずに

元気に過ごしやがてサナギになり成虫に脱皮する。

いったいなぜこんなにもカブトムシは強く、そして人間は弱いのか?

人間は頭脳が発達したようだが、まだまだ免疫に関してはカブトムシにも及ばない。

カブトムシの体内には共生菌が大量に棲息している。

きっとこの共生菌が分泌する抗生物質に匹敵する分子も、

カブトムシの免疫を守っているのだろう。

ヒトの腸内にも500種類以上、数百兆個、1キログラム余の腸内細菌が

共生している。このヒトの腸内共生菌はビタミンBやKを産生し、

鬱病を予防するセロトニンの前駆体を作り、

パーキンソン症候群を予防するドーパミンの前駆体を作っている。

またそのほとんどが嫌気性菌だが、この腸内嫌気性菌の細胞壁成分である

リポ多糖のLPSが腸管マクロファージのTLRにヒットすることで、

腸管免疫の活性が維持されていると予測できる。

ヒトの腸管免疫もカブトムシに負けず劣らずに最強なのだ。

このヒトの腸管免疫を維持するために腸内を冷たく冷やし過ぎてはイケナイ、

という免疫強化のキモの重要性がここにクローズアップされるのだ。

これからの暑い時期、もしも冷たいモノを摂取したら、

必ずバックアップで温かいモノを摂取して、

腸内の保温に努めてください。

ほんのちょとした習慣で、あなたもカブトムシ並みの究極の免疫力を

手にすることができるでしょう。

いきなり始まった究極の免疫力シリーズ、これにて完。

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2016.06.26 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 免疫強化

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