究極の免疫力 3

「初期のガン免疫療法は『ほかの病気にかかって発熱したガン患者の病巣が縮小した』という観察から始まりました。それならば『いっそガン患者の体内に病原体を入れてしまえ』と考えたのが、ニューヨークの外科医ウィリアム・コーリーでした。コーリーは、感染したら発熱を起こす病原体(化膿連鎖球菌とセラチア菌の死菌)を、ガン患者の患部に接種してみました。その結果、少なからぬ患者の腫瘍は縮小し、なかには完治した例もありました。ただし当時としても、これはかなり乱暴な治療法であったであろうし、実際に何が起こっているのかが解明されていなかったことは、種痘を行ったジェンナーとも共通します。おかげでこの実験的な治療法は、コーリーの毒、として知られるようになりました。・・コーリーの毒を接種されたガン患者の体内では、何が起こっていたのか?つまり投与された毒である病原体によって免疫系を刺激された結果、マクロファージやキラーT細胞が活性化し、異物であるガン細胞を攻撃したのです。さらに免疫細胞からは、インターフェロン、TNF-αのような抗ガン物質が放出されたと考えられます」審良静男研究室監修 坂野上淳著「新しい自然免疫学」技術評論社



自然こそ我が師。天地を友とし師とし、天地に学び天地を真似ぶ。

ニューヨークの外科医ウィリアム・コーリー(1862〜1936)は、

ガンが発熱によって自然退縮するという人体にもとから備わっている

自然治癒のプロセスにヒントを得て、大胆にもマクロファージの

トールライクレセプターに抗原をヒットさせるリポ多糖を含む菌体成分を

接種する方法を開発してガン免疫の草分けとなる画期的な手法を実験した。

江戸日本の幕末の名医、漢方医の新宮凉庭はその薬箱に螺鈿で

「医師は病に臨んで、自然の運行の欲するところが如何なるかを視るのみである」

と刻んだ。まさにコーリーはガンの自然治癒プロセスという「自然の運行の欲する

ところが如何なるかを視る」ことで、ガン免疫の真実に到達したのだ。

ヒトの身体がやっていることを素直に捉え、それを真似してみる。

天地に学び天地を真似ぶ、ことで最上の方法を最速で見つける。

天地自然はいつもずっとそのありのままの姿で、

医の本道を教えてくれていたのだ。

マクロファージのトールライクレセプターにヒットする抗原は、

ヒートショックプロテインのみならず、

植物に共生しているパントエア菌の菌体成分のリポ多糖(LPS)や

乳酸菌の菌体成分やキノコの成分が含まれます。

ガンワクチンとして有名な丸山ワクチンは結核菌の菌体成分であるリポ多糖を

マクロファージのトールライクレセプターにヒットさせることで、

ガン免疫を達成する試みです。

菌体成分系の力を借りるのも良策ですが、

青竹踏みに類似するその場でできる手軽な

ヒートショックプロテイン・エクササイズも、

それそのままにガン免疫健康法と言えます。

究極の免疫力はいつでも、どこでも、だれにでも

手軽に入手できなければ意味がありません。

天地自然はとっくにすべてを与えてくれているようです。

スポンサーサイト

2016.06.26 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 免疫強化

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | ホーム |  »

プロフィール

kouhakudou

Author:kouhakudou
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR