たったひとつの習慣

ここ数日、思い立ったように故・三木成夫博士の「胎児の世界」を全編、再読した。

三木博士についてはすでに何度も言及しているように、生前よりも死後に脚光を浴び、

いまもってファンが絶えない知る人ぞ知るカリスマ学者だ。

しかし、恐らくはオモテのメディアが三木博士を大々的にフィーチャーした事は、

これまでなかったのではなかろうか?

ここを読んではじめて三木博士の事を知った方も多いはずだ。

はっきり言わせてもらうと、オモテのメディアで売れている生物学者のたぐいなど、

三木博士のスケールの足もとにも及ばないと私は感じている。

とにかく、もしもご興味をそそられたら、まずは「胎児の世界」のご一読を勧めます。

中章のコアな部分がいささか難解に感じるかもしれませんが、

流麗な語りに導かれて250ページをアッという間に読み切ることでしょう。

引きだしの圧倒的な豊富さ、言葉遣いの巧みさ、視野の広大さ、上品なウィット、

自分もほんの少しモノを書くようになったので、また三木博士のこれまで

見えなかった素晴らしさに開眼しました。





話変わって、やはり5年目ですね。

たしか彼は郵政民営化に反対した国士政治家だったような気がしますが、

激やせの原因は炭水化物を制限する糖質制限だった、などとワイドショーが

報じたようです。糖質は細胞生理に欠かせない必須の栄養素です。

なぜこれを制限するのか?まったく意味不明です。

糖質制限よりも凍質制限。

数日前にもこんな会話を常連さんと交わしました。






患者さん(以下 患)「うちの息子が50代でパーキンソン病を発症して、

あの子の左手の震えだけでもなんとか治したいんだけど」

ハリィー(以下 ハ)「パーキンソンは、

原因が脳神経の伝達分子のドーパミンの異常と

言われるけど、息子さんはビールなんかよく呑むの?」

患「エッ、ビール?あの子はお酒は呑めないから、

でも甘いモノが大好きで、子どものために

お嫁さんが買ってある冷凍庫にあるアイスは一日に何個もよく食べるわ!」

ハ「実はドーパミンの前駆体というドーパミンのもとになる分子は、

腸で作られていて、だから腸をとことん冷やして腸の機能を

麻痺させると脳のドーパミンが異常になる、と自分は分析推測している。

息子さんのパーキンソン症状は、もしかしたら腸の冷えから来ているかもしれないね」

患「アッ、あの子はもともと便秘症で下剤も貰って飲んでいた!

いや〜、うかつだった!腸の冷えがそんなに悪いことだなんて!

全然、知らなかった。腸と脳が連動しているなんて。

そうなのね。脳のホルモンのもとは腸で出来るのね」

ハ「これね、言ってもほとんど信じてもらえないから、

自分もあんまり大きな声ではこれまで言ってないんだけど」

患「息子に言って、今日からアイスは止めるようにして、

あたたかい飲みものや食べ物をなるべく摂るようにするわ。

いや〜、ありがとう、先生。こんな事、誰も教えてくれないもん」






あまたある情報からいかに本当に大切な情報を手にするか。

そしてその情報をいかにわかりやすく伝えるか。

「あなたの健康を守るたったひとつの習慣」

とは、腸管を冷やさない、という習慣です。

まさかパーキンソン症候群の遠因背景に腸管の冷えがあったとは。

案外にすべての疾患のバックグラウンドに腸管内の異常、

腸内細菌の変異が潜んでいるのかもしれません。

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2016.06.24 | | コメント(4) | トラックバック(0) | 免疫強化

コメント

この季節に、凍質制限というのは、
本当にありがたいメッセージです。

フランスも昨日からまたすごく暑くなりました。

確かに言われてみると、豆乳ヨーグルトだとか、
冷蔵庫から直接出して食べるものを食べると、
やはり、エネルギーが衰えるというか、
何か変な感じがするんですね。

この「感じ」というのは、確かにあって、
でも、言われて見なかったら気づかなかった
感覚です。


日本では、冷たい清涼飲料など、
自動販売機やコンビニでいくらでも買えてしまいますし、
レストランの水にも氷が入ってたりするぐらいですから、
気をつけていなかったら、
確かに、結構大きいダメージを受けてしまいますね。

ヨーロッパはその点、もともとあまり暑い地域ではないので、
それほど冷えたものが売っていないのですが、
冷蔵庫に入っているものっていうのは、曲者ですよ。

妻にこのことを話したら、
確かに子供たちにはきついね。と納得してくれました。


凍質制限で、気持ち良く夏を過ごそうと思っています。
ありがとうございます。

2016/06/24 (金) 17:29:21 | URL | akechi #- [ 編集 ]

体壁筋肉系と腸管内臓系


akechiさん、コメありがとう!

三木博士の「胎児の世界」を再読して、本記事のようなネタのなかにもまた新しい気づきが来てます。

ようは夏に熱いとか、身体を動かして熱いと感覚しているのは体壁筋肉系ですよね。

この体表部が天然の自前のクーラー、冷却装置になって汗腺が開いて汗を出すことで気化熱として熱が発散されて、体温が下がるようにできている。

この自然の身体クーリング作用の機序を後押しするには、腸管を冷やすことではなく、もちろん体壁筋肉系の発汗代謝を促進すればいい。

体壁筋肉系の発汗を促すには、さらにもうちょい内部を温めてあげる、つまり温かいモノを摂取する、が正解。

風邪に葛根湯の理と同じ。熱を汗にして出すために、発熱を促進する。

なのに、逆に冷たいモノを摂取して内部温度を下げたら汗腺が閉じて汗は引っ込んでしまって熱がこもってしまう。

よく子供が風邪を引いて解熱剤を安易に投与すると中耳炎になるのは、こういうわけなんです。

熱を発散しきらないと、内熱として中耳のような部位に熱が引きこもる。

三木博士の本を再読したからこそ、こんなスッキリとした発熱機序の解読ができてきました。

うちにも小学3年生と小学1年生の娘が二人います。

うえの子は幼稚園にあがるまでのあいだ、一度も風邪を引きませんでした。

それまでのあいだ徹底的に冷たいモノを制限し、注意し、気をつけました。

今でも二人の娘に、寝る前には決して冷蔵庫から出したものを直で飲ますことは、絶対にしません。

麦茶でも、ウーロン茶でも、すべてお湯割りで飲ませます。

子供が風邪を引く、引かないは、これほとんどすべて親の責任です。

本当にちょっとした心がけを徹底できるかどうか、なんですが、まあ鍼灸師の戯れ言を聞く耳をこの国の国民は持ち合わせてはいませんから、

アタシもそんなに大声ではこういうことはこれまで言ってません。

akechiさんの奥様は、聡明ですね。

恒温動物とはいったい何が恒温なのか?

そう腸管内臓系が恒温なのです。

だからこそ腸管内臓系は決してとことん冷やしてはいけないのです。

2016/06/24 (金) 21:52:36 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

懐かしい、野口の爺様…

ご無沙汰しております。野口勲翁が取り上げられていたので、ノコノコと出てまいりました。

小生、掲示板「放知技」で野口翁を話題に出したことがあります。以下、御笑読ください。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/13166461/4/

今後の野口タネの展開を楽しみにしております。


亀さん@同い年の“タネ”は、まだまだ元気だ…(爆)

2016/07/05 (火) 10:13:11 | URL | 亀さん #FlJCcfGk [ 編集 ]

某陰謀系サイト出身


の出自を持ちます私が野口勲さんの活動を知ったのも、

その当時の2009年あたりかと思います。

そのサイトには農業ネタも頻出しており、そのなかで野口さんのタネが話題になりました。

タネを支配し世界を支配せんとするいわゆる世界勢力がいるのかどうか、本当のところ私にも確認しようがありません。

しかしなんとかゲイツが絡む良からぬ噂は絶えません。

また遺伝子組み換え植物を食べ続けたマウスに高頻度でガンが発生するデータもあるようです。

遺伝子組み換え、これはようは遺伝子異常と捉えれば、遺伝子の狂ったモノで自分の遺伝子を作れば、おなじく遺伝子が狂うのは当たり前のような気もします。

ひとは食べたものでつくられる。ひとは食べ物のお化け。

お化け食品を食べれば本当にお化け人間ができあがりそうです。

野口さんのメッセージは非常に重大です。

2016/07/05 (火) 19:43:01 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

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