わたしのアイドル

「息深ければ踵 自ら温し」『剣南詩稿』



「呼吸や意識が静かで深くて、

まるで踵(かかと)に重心があるように身体が安定していると、

足だけでなく身体もヒートショックプロテインに温かい」


と、リッキーの詩句をハリィーは意訳してみたい。




この踵息(しょうそく)というひとつのテクニカルタームは、

その典拠を『荘子』の大宗師篇の

「真人の息は踵を以てし、衆人の息は喉を以てす」

に由来する。




一般に踵息法(しょうそくほう)とは、

踵(かかと)にまで意(意識)を下ろし、

踵で呼吸をして、踵から吸い上げた気を

全身に巡らせる行法をいう。


踵に口や鼻腔、呼吸器である肺があるわけではないので、

この踵で息をする、という表現は比喩なのだ。

もしもこれをそのまま受け取れば、

現代的な頭デッカチな思潮からはトンデモ視されてしまう。




意識を踵まで下げる。

そのような安定した意識でもって、

肺呼吸をした時、

それを踵息とすれば良いのではないか。



意識を踵まで下げた立ち居振る舞いは、

わたしのアイドルである(笑)

ジェット・リーをみればいいだろう。




映画「少林寺」でデビューしたリー・リンチェイ、

のちのジェット・リーの体さばきは、

すべて踵息法の良き見本だ。

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2016.05.27 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 命曼荼羅

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