指の下の実論



「机上の空論」という言葉があります。

ようは机の上だけで通用する実際には使えない理屈、

そんなことを表現する言葉です。



鍼灸指圧の治療の現場でもっとも大事なことは、

ただひとつ、患者さんの要望に沿って、

状態を快方に向かわせること。

これに尽きます。




早い話しが、治してナンボの世界。

治せなければ治療師としての価値はない。

自分がいるのは、そういう世界です。




でもこの世に「神の手」などないように、

治せないものも、もちろんあります。

でも、治せなくとも、

やっただけのことはあった、

やってもらっただけのことはあった、

とお互いの意識が通じ合えば、

それはそれでビジネスとしては成立した、といえましょう。




さて、そんなシビアな現場では、

金ぴかなブランド学説など、

ほとんど価値はありません。

ブランド先生の定番学説なんか、何の役にも立ちません。




痛いと言って来た患者さんを、

痛くないと言って帰せなければ、

治療は失敗したも同然と見なされるのです。




ですから、こうした現場では、使えるネタ、

使える学説だけが、自然に抽出されてきます。




そうした本当に使える学説こそが、

ベッドサイドのリアル、

「指の下の実論」です。





自分がこのブログを中心に語っている

一酸化窒素、オキシトシン、βエンドルフィン、ヒートショックプロテインに関して

自分が構築している今村説は、

基本的にこの「指の下の実論」です。





指の下で起こっている分子レベルの動きを、

いかに正確に精緻にわかりやすく描き出すか。

これこそが現場の治療師に求められる資質です。





そんなこんなを原稿に注入しよう!




はい、ちょっとした脳内の原稿作成、

進捗状況の吐露でした。

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2016.04.16 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 命曼荼羅

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