ノーブランド

世の中には正統な学問の世界で認められた学説とそれを提示した先生がおります。

ノーベル賞をはじめとする様々な賞を受賞した学説もあります。

このようなアカデミズムの世界で認められ、万人が崇拝する学説を

学問の世界におけるブランドと捉えてみます。

そこかしこのメディアに出て、多くの本も書かれているそんな

売れっ子の先生もこのブランドの類です。

いわばブランド先生の金ぴか学説カテゴリーです。

はい、自分はこの金ぴかブランドが嫌いです(笑)



売れる、認められる、という評価の代償は、

言いたいことが言えなくなる、です。

こんなブランド先生たちが、

これまで反原発を唱えることもなく、

内部被曝を防御する方法も教えてくれなかったことは、

皆さんも周知の事実です。



俺に言わせれば、ブランド先生たちはみんな

未必の故意の犯罪に加担したとみなせます。



言いたいことを言い続けるには、

無名がいちばんイイです。

無名のノーブランド。

自分は今後もコレでいきます。



さて、ノーブランドはここのところ、

アイデアの発酵を待っています。

気になるネタを記事にしつつ、

なにかが降りてくるのを、

待っているのです。



前稿で触れた初出のレグヘモグロビン。

この豆科の植物の根に共生する窒素固定細菌と

豆科の植物が共同で作成する酵素を、

知ったとき、ピンッと来るものがありました。

「アッ、あれと同じだ!」と。


その「あれ」というのは、

実はヒトのミトコンドリアの酵素です!


ミトコンドリア内でATPを生み出すために、

その内膜に敷設されている呼吸鎖複合体という

酵素はタンパク分子を組み合わせて

作られています。


このミトコンドリア内の呼吸鎖複合体という酵素の

タンパク分子は実は細胞核DNAとミトコンドリアDNAの

二つの異なるDNAによってコードされています。


かいつまんで申せば、

レグヘモグロビンと同じく、

細胞とミトコンドリアがATPを生み出すという同じ目的で、

同じ酵素を共同で作っているのです。


その配分は細胞が53個以上のタンパク分子、

ミトコンドリアが13個のタンパク分子となります。


ミトコンドリアが自律的な単独行動ができるといっても、

あくまでそれは細胞核のコントロール下にあって、

ということが、これでおわかりいただけるかと存じます。


ミトコンドリアだけをどうにかする。

こうした発想は細胞生理の基本を知らない甘ちゃんの発想です。



ミトコンドリアはあくまで細胞内の共生体という位置づけが、

やはり正統です。

しかしミトコンドリアは常に自律的にネットワークを形成し、

ミトコンドリア間で分子を融通し合って、

健全なミトコンドリアネットワークを維持しています。


もしも不良品のミトコンドリアのコンドリア(粒)が出現すると、

それをミトファジーで分解して消去します。

さらにミトコンドリアネットワークのミト(糸)に大きな損傷が見られると、

アポトーシスの引き金を引いて、

ミト状のミトコンドリアネットワークのすべてと、

細胞まるごとを消去します。


「ミトコンや 潔く散る 桜花」 by ハリィー


ミトコンドリアは自分たちがもとで細胞生理に不具合が出ないように、

常に自分で自己管理をしているのです。



そのミトコンドリアの数を増し、

ミトコンドリアの機能を高めるのが、

血管ホルモンの一酸化窒素と、

胃ホルモンのグレリンです。



上記のノーブランドな情報は

ブランド・アカデミズムの世界だけを見ていても、

なかなかお目にかかれない良品ですよ。




いぶし銀のノーブランド、

ぼちぼち原稿校正に着手します。

スポンサーサイト

2016.04.13 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 命曼荼羅

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | ホーム |  »

プロフィール

kouhakudou

Author:kouhakudou
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR