ゴールデンキー

単なる血液を運ぶパイプとしか思われていなかった血管が

血管収縮ホルモンのエンドセリンと、血管拡張ホルモンの一酸化窒素を

合成分泌して、血流を促進していた。



単なる血圧のポンプとしか思われていなかった心臓が、

ナトリウム利尿ペプチドというホルモンを3種類も合成分泌して、

腎臓と相補拮抗的に活動することで血圧を調整していた。




口から食べた食べ物の一時的な貯蔵庫にして、

主にタンパク質を分解する消化器の

ひとつとしか思われていなかった胃が、

空腹時の胃の蠕動運動に伴いグレリンというホルモンを

合成分泌して、脳へと胃が空になったことを伝達し、

全身のミトコンドリアを活性化していた。




血管拡張ホルモンの一酸化窒素と

心臓ホルモンのナトリウム利尿ペプチドと

胃ホルモンのグレリンには、

ミトコンドリアを増強するエビデンスが確認されている。



ミトコンドリアとはご存知のように細胞内小器官と呼ばれる細胞のパーツです。

定説によれば20億年前から12億年前頃に、原始真核生物に取りこまれた

αプロテオバクテリアという細菌がミトコンドリアの祖先とされます。

スノーボールアースという地球全土が凍結したその雪解けと共に、

地球の酸素濃度が急上昇しました。

どうも、その時にメタン生成菌という無酸素環境で生きる細菌の一種と、

αプロテオバクテリアが融合し共生したようです。

こうした奇跡的な二つの異なるエネルギー産生システムをもつ細菌が

融合したお蔭で、わたしたちの祖先となる原始真核生物が誕生したのです。



酸素は非常に反応性の高い分子であり、ある意味、危険な分子です。

この酸素を使って酸化的リン酸化という仕事をこなし、

生物の生理活動に必須の分子であるアデノシン三燐酸というATPを

生みだしているのがミトコンドリアです。


ミトコンドリアはヒトにおいてそのATPの95%を生み出す

ATPジェネレーターとして機能しています。

このATPは酵素反応をはじめあらゆるヒトの生理活動のエネルギーですが、

近年になりATPは情報伝達分子としての機能が注目されています。

情報伝達分子とは、ひとことでいえばホルモンです。

つまりミトコンドリアはヒトの生理活動に必須のホルモン分子であるATPの95%を

生み出すホルモン合成器官と言えるのです。


ヒトの体内生理はホルモンやサイトカインや神経伝達物質の分子言語により、

(※ 最近の内分泌学のトレンドではこれらの分子言語を

すべてホルモンとして一括して呼ぶ傾向がある)

ひとことで言えばホルモンによって営まれています。



そのホルモンのうち冒頭の3種類のホルモンの

一酸化窒素とナトリウム利尿ペプチドとグレリンが

ミトコンドリアを増強し、それにより

ミトコンドリアは旺盛にATP合成を展開することで、

ヒトはより活き活きとヴィヴィットに活動できるといえます。



「ミトコンドリアの総数がヒトの一生涯の健康を決定している」

どうも、これは正しそうです。



ミトコンドリアの総数は、

一酸化窒素とナトリウム利尿ペプチドとグレリンで

どうにか増やせそうです。



特に一酸化窒素は指圧や鍼でよく分泌されますし、

またエクササイズや運動でも合成されます。

グレリンは胃の蠕動運動や咀嚼運動により合成分泌されます。

胃がグーグーと鳴るような指圧はよりグレリンのチカラを引き出せそうです。




健康と養生を導くはミトコンドリアのチカラです。

そのミトコンドリアを味方につける養生法の真打ちは、

一酸化窒素とグレリンを誘導できる鍼灸指圧です。



鍼灸指圧はミトコンドリアを味方につけてきたからこそ、

2000年の風雪に耐えて今に生き残ったのです。




真核生物はミトコンドリアが共生融合したことで、

多細胞生物となり、地球環境のあらゆる領域を

棲息環境にすることができた。

わたしたちヒトもミトコンドリア共生体の一員であり、

真核生物とは、ある意味、酸素濃度の上昇した

極限環境で生きることが可能な極限環境生物だったのです。



ミトコンドリアの総数を増して、

ミトコンドリアの能力を引き出すことで、

ヒトはきっと健康な一生を送れる。






健康養生のユートピアへの入り口、

そこに立ちはだかる重く頑丈な門、

その門戸を開ける黄金の鍵、

これまで誰も手にすることができなかった

秘密のゴールデンキーを、

ようやく、ついに、あなたの手元に届けることができました!

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2016.04.01 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 鍼灸指圧

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