セネカの谷のウイルス

世の中にはガンの特効薬を謳うモノがたくさんあります。

しかし、どれもこれも、たいしたエビデンスもなく、

そのほとんどは主観的な体験談を宣伝文句にした商売です。

よって、こうしたガンの特効薬カテゴリーには、

何ら医学や養生に益するモノはなく、

また医学や養生に精通した者を満足させるコンテンツは含まれておりません。



そもそもガンが治癒するためには、

治癒するだけの生理学的な段取りがあるわけであり、

それは再三にわたり自分もここでこれまで何度も記述してきたとおり、

免疫システムの精緻な機序を通してガン細胞が消滅するプロセスと

合致する療法のみ、癌を治すと言えます。


そのひとつがいわゆるレンサ球菌に罹患して丹毒症になり高熱を発することで

免疫システムが活性化して、数センチ以内の固形ガンが、

発熱後に自然消滅するレアケースです。

この丹毒症におけるガンの自然治癒は、レアなケースとはいえ

一説によれば世界中からすでに700例以上もの報告があるといいます。

ですから、この丹毒症におけるガンの自然治癒ケースからヒントを得て、

温熱療法によりガンの治癒に取り組んでいる医院もあるようです。



この温熱療法はHSPという分子をリンクに

免疫システムを活性化する方法です。

ですからHSPを誘導できれば、

ある程度はガンの未病治に希望が見えるだろうとの想定、

発想では、わたしはすでにネバネバヒートという方法を開発し、

これもすでに何度も再三にわたり懇切丁寧に

そのアイデアの開き方、実践方法は伝授したとおりです。





さて、ここに聞き慣れないあるウイルスの名前がございます。

セネカヴァレーウイルス。

その名に冠されたアメリカはペンシルバニア州のセネカの谷、

セネカヴァレーで発見されたウイルスです。

日本語に普通に訳せば「セネカの谷のウイルス」

まるで「風の谷のナウシカ」を彷彿とさせる名前のウイルスです!




このセネカヴァレーウイルスには、

とても面白い特色があり、

検査の結果、なんとヒトの神経系と内分泌系の表面にあるガン細胞を

選択的に標的にし、この神経内分泌系の上皮ガン細胞のなかに入りこむと、

そのなかで増殖して、ガン細胞をリーシス(溶解)させて破裂させて、

ガン細胞を殺してしまうのです。

驚くべきは、決して健康な細胞は標的にはしません。

そしてガン細胞のなかで増殖してガン細胞を蹴破って

出てきた新しいセネカヴァレーウイルスの子ども達は、

また新しいガン細胞を見つけると、

それを標的にしてそのなかで増えてガン細胞を殺してしまう、

を繰り返すのです。



つまりこのセネカヴァレーウイルスは、

自然界から発見されたガンの特効薬ウイルスというわけです。



これらセネカヴァレーウイルスに関する記述は、

NHK出版「パンデミック新時代」ネイサン・ウルフ・著、高橋則明・訳

という本のなかに記載されています。




例えばこんなことを想像してみます。

ある日、セネカヴァレーウイルスと同じ役割をもつウイルスで、

神経内分泌系の上皮ガン細胞のみならず、

すべてのガン細胞を殺してしまうような

強力な抗ガン特効薬ウイルスが発見されて、

それがパンデミックに一気に地球上に感染爆発して、

ヒトに感染し、共生ウイルスになってくれたら、

人類はついにガンという疾病を克服できるかもしれないと。



あるいは、こんな風に考えてみたらどうでしょうか?

例えば丹毒症に罹って高熱が出たり、

インフルエンザに罹って高熱が出たり、

普通の風邪で発熱したりした時に、

HSP分泌をスタートとして、

このセネカヴァレーウイルスと同じような働きをする

すでにヒトに共生しているかもしれない未知のヒト共生ウイルスが

活性化することで、

ガン細胞が選択的に溶解処理されていると。

こんな考えは果たして荒唐無稽な飛躍でしょうか?




まだまだウイルスの全容については、

まったくわかっていない状態です。




ヒトに常時発生するガン細胞は、

通常はNK細胞とキラーT細胞とマクロファージの免疫細胞らによって、

貪食処理されます。


これら免疫細胞のガン細胞を貪食処理する機能も、

実はセネカヴァレーウイルスのようなガンを殺すウイルスの

遺伝子がそのむかしに自然にiPS細胞を作成するように

ヒト免疫細胞に移植されたから、こうしたガン免疫のチカラを獲得できたのかもしれない、

などと夢想するのも、なかなかに面白いかもしれません。




ハナシが長くなりました。

便所の落書きは、要点重視で、

サックリと読み切ることができるのが、

おもてなしの流儀ですからね。




はい、ということで、

ヒトの大腸菌を管理するバクテリオファージも善玉ウイルスですが、

ヒトの神経内分泌系の上皮ガン細胞を選択的に

消去してくれるセネカヴァレーウイルスが、

今後、どんな風にヒトと関わってくるのか、

たいへんに興味深いという記事でした。




先般にはトリニティウェブ誌上にて、

ブラジルに棲息するアシナガバチの毒にも、

セネカヴァレーウイルスと同じくガン細胞のみを

選択的に殺す作用がある、との発見があったと

記事になっておりました。





① 丹毒症の発熱HSPによるガンの自然治癒。

② セネカヴァレーウイルスによるヒトの神経内分泌系の

上皮ガン細胞のアポトーシス誘導。

③ ブラジル産アシナガバチの毒によるガン細胞の消滅。

この3つの報告は、

ガンの特効薬としては、

かなり有望で、医学や養生に精通した者にも、

たくさんの閃きやヒントを与える

満足のいくコンテンツを含んでいそうです。




いわゆる通常のガン免疫は、

ヒトが寝ているあいだに、

マクロファージが処理するものです。




ちょっと起きてしまったので、

こんな記事を書きましたが、

マクロファージにもう1回働いてもらうために、

二度寝を今からします。




では、みなさま、

シーユーレイター

サイチェン

(笑)

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2016.02.14 | | コメント(4) | トラックバック(0) | 命曼荼羅

コメント

おバボーンございます


天気はいまのところ悪いね。

昨夜は大荒れで、風の音にぞ驚かれぬる、で

なかなかうまく眠れなかったよ。

オレってそんなに神経質だっけ?(笑)

おっ、でも今は雨があがってきて、日が射してきた!

今、したの娘が起きてきて、目玉焼きを食べたいというから、

アタシが今から作ります。

セネカヴァレーウイルスの夜明け、が人類にいつの日か

ガン克服の未知を開くことを期待して。

では。

2016/02/14 (日) 08:00:21 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

質問2

癌細胞が人体内に出現しなくなったら、
人間て生きていられるんですかね?

イレギュラー細胞が存在してるから、
人間は生きていられるのではと、最近は強く感じてるっす。

2016/02/14 (日) 10:57:34 | URL | 邪ブラック #2JEUmp5Q [ 編集 ]

玉石混淆の生体系


だからこそ、免疫系が機能するとも言えるでしょうね。

だからガンはあって当然みたいなね。

ただし、必要以上には増えてもらっては困るから、

そのへんのさじ加減が完璧にコントロールできれば

これほど、ありがたいことはないと思います。

セネカヴァレーウイルスとは何なのか?

そのへんを極めていけば、何か明るい光りが射してきそうな、

そんな予感はします。

もっとも、そもそも、人体にはそうしたセネカヴァレーウイルスのたぐいと

同じ能力をもったウイルスが実はゴマンと棲息しているのかもしれません。

だからこそ、ガン細胞が日々、〜100万個も発生しつつ、

それをすべて消去して、リモデリングし続けていられるのかも、

なんて考えてます。

セネカヴァレーウイルスは、色んな意味で大ネタであり、

今後、多くのアイデアがここから湧いてくるはずです。

気鋭のウイルスハンターであるネイサン・ウルフには、

絶大なる感謝を申し上げたいです。

2016/02/14 (日) 17:22:45 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

おはっす。

この質問、某さん宛ての挑戦でもあるっすwww
目の敵にしすぎだからwww

ではでは。

2016/02/15 (月) 05:40:32 | URL | 邪ブラック #2JEUmp5Q [ 編集 ]

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