通で快 8

蜂が持つ毒を使ってガンすら治す? ←クリックしてね!




はい、こちら冒頭クリック記事は昨日にトリニティウェブにアップされた

先輩ライターのベーターくんの蜂針療法(ほうしんりょうほう)に関する

たいへんに興味深いコラムです。



このなかでも触れられているようにミツバチをつかっておこなう鍼治療を

家伝として継承されている方が、自分の鍼灸学校の同窓生におりました。



蜂毒はタンパク分子の毒物とされます。

蜂はこの毒を外敵に注入することで、我が身を守っています。

これも自分を守るという意味では、蜂にとっての免疫物質と言えます。




植物は強い日差しや強風、ウイルスやバクテリアから身を守るために、

様々なフィトケミカル(植物性化学分子)を合成します。

例えばカボチャのカロチン色素も、ここ牧之原市の特産品の紅芯大根の

あの鮮やかな赤色のアントシアニン色素もフィトケミカルです。




植物や昆虫が我が身を守るために産生した分子をヒトが取りこむことで、

ヒトの免疫も活性化する。

ヒトは天地の滋味によって生かされ共生共存する存在だと、

ここでも気づかされます。




蜂針療法に関しては、この毒という観点のみならず、

刺す、という皮膚への刺激という視点も見逃せません。




皮下に常駐し、皮膚から侵入してくる外敵を捕捉するのは、

皮膚免疫を司るランゲルハンス細胞という樹状細胞です。

樹状細胞という免疫細胞は文字通りその細胞膜を木の枝のように

樹状に伸ばして、その枝の先で外部から侵入した異物を捉えます。

そしてこの異物をある程度、分解してどんな素性の異物かを認識すると、

「ホストの旦那がうっかり蜂に刺されて、蜂毒が体内に侵入しました〜!」

という伝令をサイトカインというリガンド(信号分子)を使って、

ヘルパーT細胞という免疫細胞の司令塔へと伝達します。

ここからヘルパーT細胞を介してすべての免疫細胞へと指令が発布される仕組みです。



この時に免疫細胞間で伝達されるサイトカインの量があまりに多いと、

サイトカイン・ショックのような状態になり、アナフィラキシーを引き起こします。

またあまりに多数の個体の蜂に刺されると、その大量の毒素に対する

ショック症状でやはりアナフィラキシーのようになります。

しかし、1匹や数匹程度の毒ならば通常免疫で処理されます。




この皮膚が刺されて、毒分子が微量に注入されるという機転が、

皮膚免疫細胞のランゲルハンス細胞を賦活してスタートする

免疫活性化のメカニズムです。



もしも本当にガン細胞を見分ける能力が蜂毒の注入によって高まるとすると、

それはすなわちNK細胞とマクロファージとキラーT細胞の

ガン細胞を選択的に免疫処理するキラー系の免疫細胞が活性化した、

と推定できそうです。




この蜂に刺されて免疫系が活性化する仕組みとまったく同じメカニズムが

わたしたち鍼灸師がおこなう鍼治療でも起こっています。

鍼治療は皮膚免疫を司るランゲルハンス細胞を刺激することで、

ヒトの免疫系を活性化するのです。

だから、鍼治療はある程度、ガンの予防になると言えるかもしれません。




蜂針療法のように蜂毒など注入せずとも、

いとも簡単にランゲルハンス細胞を賦活し、

オキシトシンを誘発するのが『ヒト鍼』



蜂針もスゴイけど、

ヒト鍼は、もっとスゴイぜ!



では、次なる原稿に着手します。

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2016.02.02 | | コメント(5) | トラックバック(0) | 命曼荼羅

コメント

見つかっちゃいました?




「蜂は毒を外敵に注入することで我が身を守る。」

「えっ、蜂は一度刺したら死ぬんじゃなかったの?」
とトリ子さんになってしまいました。(^^

ミツバチだけなんですね。
それも柔らかい皮膚の持ち主であるヒトだけみたいですね。
ミツバチにとって人間は天敵?

蜂毒ががん細胞にのみ作用して、がんが克服できるようになればいいですね。

それにしても、二千年以上も前の人たちの知識は凄いものがありますね。
私たち現代人は便利な生活を手に入れると同時に
自分の頭を使わなくなってしまって、知恵をなくし、
大切なものをどんどん失っている訳ですね。



やっぱり、バレてました?
akechiさんのブログ経由でしょうか?
訪問者リストに名前を見つけたとき、もしかしてと思ってました。^^

我が家の食卓に、赤ピーマン、オクラ、キクラゲが
多く登場するようになったのは、ハリィさんの御蔭なんです。
スーパーで見かけると必ず買ってしまいますから。

「美味しそうな」なんて言っていただいて嬉しいですが、
私としては早くブログは終了してほしいのです・・・


もちろん、また是非是非伺うつもりです。
次回は大井川鉄道あたりもいいかもなんて考えています。

2016/02/02 (火) 12:08:18 | URL | あるご #yNvNoxY. [ 編集 ]

見つけちゃいました!


あるごさん、

ブログ「おいしいご飯 Buono日記」のお料理の数々は、

あるごさんが、かなり作ってらっしゃるんですよね?

そのへんの料理家を完全に負かしていますね。

もう、本当にどのお皿も美味しそうで、見ているだけで、

唾液腺が刺激されて、胃液や腸液が分泌されます。

食べたいという欲求は、生きたいという欲求と等しい。

だから何かを食べたいと思うことは、

いや、食べたいと思えることは、

健康な生命力のバロメーターになりえます。

自分はアレが食べたい、アレも食べたい、と食べ物が頭に浮かぶ時は、

体調がバッチグーですね。

そういえば、19歳の時に、断食やった時は、もう頭の中は食べ物しかなかった(笑)

絶食、少食は、もう金輪際、イヤです!

実は食欲を満たすことと、オキシトシンには深い深いつながりがあります。

これから、まだまだオキシトシンの快進撃が続きます。

ということで、Buono日記は、

是非とも永続して頂きたくお願い申し上げます。

お料理の写真だけでなく、風景写真もイイですね。




蜂針療法は、鍼灸学校の学友が家伝で継承しておりました。

でも、もしかしたら、もうやっていないかもしれません。

子供の頃はよくアシナガバチに刺されました。

一昨年の夏でしたかね、スズメバチに刺されたのは。

アレは痛かった。

蜂毒がけっこうタップリと注入されたおかげで、

アタシの免疫力も上がってきてますかね(笑)









2016/02/02 (火) 19:53:28 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

ヨータンフリーク様だけに、先行公開(笑)


サルでもわかるシリーズ最新作

第五話はこちらから



http://www.el-aura.com/kouhakudo20160204/


なにげに蜂ネタがシンクロしました。

ちょっと、ビックリです。

現在、第六話、と、第七話も入稿済みで、アップ待機中です。

2016/02/04 (木) 19:27:51 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

ハリ・アヴァ

がアリババみたいでステキ。
トリ子さんのいいところ突き気持ち良さそう。

2016/02/05 (金) 03:03:46 | URL | 中尾勇人 #- [ 編集 ]

自分も蜂みたいなもん。


昆虫の蜂は、毒針だけど、

こっちアリババもとい、ハリ・アヴァの鍼には毒は無し(笑)

毒は無いかわりに、もとからある大量のリガンドを湧出できるのが鍼医の鍼。

この事実を一般化するために、日夜、頭をひねっている。

その啓蒙運動こそ、こうした情報発信なんです。

そうすると、遠くニューヨークの中さんにまで、

ミツバチのささやき、が伝わって、やがて世界がみんなささやきはじめる、

という未来を妄想すると、そこそこ、精神衛生上、宜しいですわ(笑)

中さん、ニューヨークは寒いですか?

こっち牧之原市も、けっこう寒いです。

2016/02/05 (金) 05:16:30 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

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