通で快 5

昨日はニューヨークから所用で一時帰国されたYさんが、我が治療院に初来院されました。

アメリカは東海岸の遠方より、はるばるお越し頂きまして、本当にありがとうございました。

ニューヨークを発つ際には大雪だったそうです。

あまたある日本の治療院の中から、牧之原市の我が治療院の光伯堂を選択なさったのは、

いったい、どんな理由からか?

Yさんとの2時間の交流で、その理由がなんとなくわかりました。





自分の治療は、その場、その時、その瞬間の命との激しい接触です。

自分の指と患者さんの凝りが接するエッジでは、見えざる火花が飛び交います。

こんな風に表現すると、さも本当に激しい治療なのか?と思うかもしれないけど、さにあらず。

治療はいたって、フレンドリーに、和やかに、たゆとうように進行します。




こういった治療の場におけるリアルを、無理やり理論化する必要はない、

ということで、Yさんと意気投合したのです。



陰陽論、五行論という中医学の根幹理念があります。

これは確かに古代中国では中医学を説明する際に有効に機能したでしょう。

しかし、あくまでそれは2000年前に体系化された医学理論です。

この2000年前のモノガタリを尊重することにおいては、

やぶさかではありませんが、わたしは常に新しいアヴァンギャルドなモノガタリを欲しています。

この60兆個、いや一説によれば100兆とも1000兆とも呼ばれる細胞数を誇るヒトの細胞のすべては、

毎秒1000万個もの細胞がアポトーシス機序により死滅し、リモデリング機構によって、

また同じ数の細胞が再生されているのです。

一瞬たりとも同じ状態ではいないのが、ヒトの生理です。

毎秒、毎秒、ヒトは新しく生まれ変わっているのです。



だったら、ヒトが生みだしていく理論だって、ずっと同じモノガタリでいいわけがないのです。

ただそうした同じモノガタリを適用しても、それなりに効果が出るから、

古典的な鍼灸術が今も継続している事は事実です。

でも、それはモノガタリに身体の方が付き合ってくれる柔軟さがあるからなのです。

身体はどんなモノガタリにも付き合えるフレキシブルな存在です。






2000年前の中国という分子生理学のない時代には、陰陽と五行を使って説明するしかなかった。

しかし、今は分子レベルで東洋医学をちゃんと説明できるだけのパーツは十分に揃っているのです。

だったら、私は断然、分子レベルで説明する東洋医学を自分の生涯のテーマとして掲げて、

これを押し出していきます。

Yさんは、このへんの自分の認識をしっかりとわかってくださっていて、

本当に嬉しかったです。




わたしの生涯のテーマとなるであろう分子東洋医学の理論構築は、

今、トリニティウェブの

『さるでもわかるハリィー先生のアヴァンギャルドな東洋医学講座』で、

鋭意、続行中です。

さて、ちょっと、第六話の原稿の書きかけを進めます。






Yさん、もしかしたら肩か足あたりに、揉み返しが少し出るかもしれませんが、

2日もすれば揉み返しは消えます。

Yさんのご友人の実話、カレーとHSPと透析のエピソードは、とてもタメになりました。

自分の98歳で大往生した祖母も生前に、

食欲が低下して体調がすぐれなかった時に、

カレーを食べて、急に食欲が増して、命拾いをした経験がありました。

恐らくはターメリックのフィトケミカル・クルクミンが腸管内細胞からのHS分泌を惹起することや、

クルクミンの肝臓強化の効能などが、体調改善の効果を発揮したのでしょう。

スパイスには豊富な抗ウイルス分子であるフィトンチッドも大量に内包されていますしね。

カレーはインド発の生薬料理と言えますね。

またいつか、帰国された際に、

いつでも、当院にお越しくださいませ。

心よりお待ちしております。


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2016.01.30 | | コメント(3) | トラックバック(0) | 命曼荼羅

コメント

コソッとひとりごと


この期に及んでのこの国での原発再稼働は、

地球に棲むすべての生き物に対する無差別テロ行為に等しい。

その事にまったく気づかずに、これを放置し見過ごすような事があれば、

この国にも、他国にも、つまりは人類には知性など無いと断言できよう。

地球を地球外から見たら、この惑星に棲む人類のこのような蛮行をいったい他の惑星人たちは、なんと見るだろうか?

あまりに愚かな人類。

オキシトシン革命を起こさねば!

2016/01/30 (土) 19:24:25 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

コソッとひとりごと 2


「原子炉燃料としてプルトニウムが利用される多くのケースでは、酸化ウランとの混合物のかたちをとる。これはとくに英語のミックス・オキサイド(混合酸化物)の頭文字をとってMOX(モックス)などと呼んでいる。

酸化プルトニウムは、微粒子となって空中に漂いやすく、呼吸器系統から人間の肺にとりこまれやすい。非常に溶けにくい物質なので、肺に沈着すると、長いことそこにとどまって、肺ガンの原因になる。

ラットやビーグル犬を使った実験では、1グラムの何百万、何千万分の1の酸化プルトニウムが動物に肺ガンを起こさせることが知られている」

高木仁三郎著『プルトニウムの恐怖』岩波新書より





今まさに、またMOX燃料を使用した原子炉に火が灯った。

3.11福島原発3号機の悪夢は、まだ続いているというのに。

いったい、この国の知性はどこにいってしまったのか?

2016/01/30 (土) 20:08:38 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

コソッとひとりごと 3


あのね、原発再稼働ってさ、

この国の危機管理能力0を

世界にアピールしてるわけ。

こんな国のどこが、おもてなしのクールジャパンなのよ?

こんな国は、ロクデナシの悪魔ジャパンに決まってるじゃん!

おいっ、東洋医学界の素晴らしきカリスマたちよ!

あんたら、こんな現状に腹が立ちませんかね?

一度だって、原発にノーを言ったことありますか?

言葉のハリ、言葉の灸、言葉の指圧ができて、

はじめてカリスマじゃね?

おれはバカみたいに、ずっと言い続ける!

命に関わる最も重大な問題だから。

2016/01/30 (土) 21:04:56 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

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