よもやまばなし 3
いよいよ本当に年末です。
今日31日から新年4日までは、光伯堂も休日となります。
南の島のプライベートビーチで、ノンビリしたいところですが、
そういうわけにもいかず、今日も何かと忙しい日になりそうです。
この5日間の1年に一度の大型連休のあいまに、読もうと思って
先日購入した本がございます。
①「皮膚感覚と人間のこころ」傳田光洋著 新潮選書
②「オキシトシン」ジャスティン・ウヴネース・モヘリ著 晶文社
③「細胞の意思」団まりな著 NHKブックス
の3冊です。
① 傳田博士は言わずとしれた知る人ぞ知る皮膚科学者で、
前著の三部作となる「皮膚は考える」「第三の脳」「賢い皮膚」
はすべて所持し、読破しております。
現代に生きる鍼灸指圧師ならば
傳田博士の論説に目を通しておくことは、
必須マストですので、
本屋で偶然に新刊本を見つけて、
おっ、ラッキー!で
即買いしました。
② いわゆる愛情ホルモンと呼ばれるオキシトシンは、
少し前から各界で話題のホルモンですが、
専門に研究されているスウェーデンの女性生理学者の
書かれた本がありましたので、興味本位で手に取った次第です。
③ ヒトの身体構造は274種類ほど、60兆個もの細胞が
集まったコロニーです。
その多種多様な細胞たちが、
どうしてこんな協調性をもった働きができるのか?
は、とても不思議な謎です。
そんな不思議の答えが、この本に書かれているかも
と思い、買ってみました。
ただ、この休み中にこれらの本が読めるかどうかは、
わかりません。
たぶん、ほとんど読めないね(笑)
昨日は年末最後の営業日の恒例となった
指圧トライアスロン9人9時間耐久レースの日でした。
例年なら、果たして体力が最後まで持つか?
パフォーマンスが平均して供給できるか?
一日が始まる前に不安になりました。
ところが、昨日は、なぜかカラダのチカラが抜けてリラックスしており、
その感じが朝のファーストタッチから仕事を終える往診先の最後のラストタッチまで続きました。
べつに狙って、そうしたわけではありません。
たまたま、そんな状態になっただけです。
これも自然にカラダが獲得したひとつの叡智なのかもしれませんね。
やってやるぞ!と
力(りき)むほどに、
息がつまり、
固いチカラになって、
パフォーマンスは低下します。
だからといって、ただチカラが抜けているだけでは、
まともに仕事はできません。
ゆるんでいるけど、チカラが満ちている。
チカラの抜けたチカラ。
そんなモノがあれば、是非に手に入れたいと
つねづね願っておりました。
引き寄せの法則か、
はたまた参加型人間原理か、
奇しくも、昨日はそんな「抜けのチカラ」を使いながら、
一日、指圧をしつづけることができたのです。
ひたすらマジメに愚直にやりつづける。
そんな今時、流行らないやり方に徹してきたご褒美なのでしょうか?
ようやく、リラックスしたチカラの感触をモノに出来たようです。
本年の仕事の最終日に、
こんなご褒美が待っているとは。
セレンディピティな年末に、
自分でブラボーです!
さてと、オハラショースケさんにでもなった気分で、
ちょっくらNYに行ってくるか。
今朝も、はよから、ヒートショックプロテインなんてね(笑)
2015.12.31 | | コメント(6) | トラックバック(0) | 命曼荼羅
