気を観る 11

だいたい紀元前に成立された医学が東洋医学であって、その中核理念として「気」という概念が設定されて、いわば気一元論と呼べる気の叙事詩が中医学、平たく言えば東洋医学なのだが、

この「気」というものを頭で理解しようとしたって、それは論理的な解釈ということで言えば、古典的な、気が多いだの、少ないだのをいう虚実(きょじつ)なんて概念で「気」を理解したような気にはなれるかもしれないが、

だからあくまでも実際の臨床の現場においては、徹底して「手の内」の生のリアルなノンフィクションな実存実体としてのモノ的な「気」というエネルギー情報をとらえることができなければ、

「気」医療をおこなうことなど、本来はできはしないのだ。

あくまで理論はまず現実のリアルな「気」体験をもとに、後付けで作り物としてフィクションとして構築され成立されてくるものだから、おうおうにして理論的な世界はフェイクの要素が増えてきて、

やおら論理的整合性を重んじるあまり、そのうちとんでもない飛躍を遂げて、理論だけが暴走するなんてこともままあるわけです。

鍼灸指圧術がそのよりどころとする「気」の通り道とされる「経絡(けいらく)」だって、最初は11本しか設定されていなかったのだ!

それがやがて12本になるのは、これはいったいどうしたわけか?

さらに古代には失われた8本の経絡が存在した、ともいう!

ならば本来は19本、もしくは20本の経絡があってしかるべきではないのか?

実際に手に20本、足に20本の経絡、つまり指の爪先の両側にそれぞれ1本ずつを設定すれば、5本の指 × 2本の経絡で = 手足に20本の経絡、という案が浮上してくる。

ドイツあたりにはこうした先進的な20本経絡説があり、また日本の指圧界の哲学者にして浪越徳治郎氏と二大ツートップをはった増永静人氏もまた同じように20本経絡説に近似した説を提唱している。

こうした古典的なアンシャンレジーム経絡説をただ盲目的に追従するだけでなく、自分なりに規範となる理論をいっぺん崩して改革し、生の身体と向き合うことで新たな東洋医学の道を探った先人はいるにはいるのだ。

間中善雄博士しかり。代田分誌しかり。

ではあっても、どんなことをしても恐らくは絶対に12本経絡説を崩すことは不可能だし、経絡なんてルートはなくて、それは治療上の都合でそういう風に設定したまでで、

つまり「気」とは「場」であるからして、鍼先のドット、鍼先の点にこだわるのではなく、あくまで「点即場」な量子論的な作動機序が「気」の「場」である身体には適用されるべきだ、

なんて私の考える「経絡場説」が今後も認められることは、恐らくは絶対にないだろうと予測できるのです。

ただ、わたしにはもうアンシャンレジームな古典理論なんかどうでも良くて、

とにかく実際の臨床における実践の長年の気体験の指タコ体験から見えてくる気世界を今後も発信し、描いていくし、

それこそが真っさらな気持ちでヒト様の気とやり合ってきたオレ流の東洋医学論なんだから、

誰彼構わずに何の拘束も制約もプレッシャーも受けることなく、

今後も絶対的自己流主観の気論を展開していきます。

業界のお偉いさんなんか「マスター・気」の前では、取るに足らん存在だもん。

おれを導くのはこの「手の内」に実在する「気」なんだよー!

理論でもないし、エライセンセイでもない、テメエの眼の前におわします「気」の流れに耳を傾け、

「気」の教え導くままの道をすすむことこそが、気医学たる東洋医学のあり方ではないのかい?

研究会も研鑽会も臨床報告もけっこうだけど、俺はこの実存としての「気」をこそ道しるべとして、

羅針盤として、先生として、導師として、グランドマスターとして生きていきます。

業界批判ばっかしてるって?

いやいや、批判じゃあ、ありませんって。相互進化のためのウマノホネの妄言暴言ですって(笑)

ただ誰もこんなウマノホネなんか相手にしないからイイのよ。

だいたい何年も治療師をやっていたって、本当に気がその指先で触知できている者が果たしてどれだけいるのだろうか?

俺が研究会を脱退したのだって、気をわかりもしないようなのがそういう会の中枢に陣取っていたからなんだけどね。

まっ、それだけが理由でもないんだけど、命と向き合うにはどこかの組織に属していなければイケナイなんて法もないだろうし。

本来はこうした命と向き合う作業は孤独な作業で、かなりなんというか厳しく恐ろしいもの。

その厳しくも恐ろしい命の魔境を自力でかいくぐっていくことで、気の何たるか?が獲得されてくるのだ。

つまりこうした気を錬磨する作業を通して、わたしのDNAがエピジェネティック(後世的)に変容して、気をとらえる能力がセントラルドグマに芽生えてきているのかもしれない。

だからこのような気を探るイニシエーション(通過儀礼)を踏んでいない者には、

もしかしたら永遠に気の実在など獲得できないと言えるだろう。

気の実在など獲得できなくとも、鍼を打ち、灸を据えて、指圧をすれば、身体はそれに応えてくれる。

この身体が本来持っているアダプティブサイトプロテクションな適応的細胞保護の自然治癒力があるからこそ、

別にそれほど「気」が何なのか?を深く追及せずとも、平気でいられるのでしょう。

しかし、「気」の何たるか?を実感できるエピゲノムな進化形である Xメン な

ハリィーは独自の気論を徹底して追及する所存です。

ふぅ〜、なんだかシロウトさんには、お腹いっぱい、布袋(ほて)っ腹(ぱら)てんこ盛りの、

久しぶりのこてこてアヴァンギャルドでロココでバロックな気論記事となりました。

興味のない方、あいスンマセンね。

ああ、でも、このくらいジャカジャカとぶちまけると、だいぶ脳内がスッキリとしてきました。

ぶちまけ御免!

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2015.07.12 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 鍼灸指圧

コメント

Bravo, Maestro! Encore〜v-353v-315


PS. ご報告ですが、先程、ハリィ〜ズ・シスターから「Oui」のご返事いただきました。

お取り次ぎくださり、ありがとうございます。

これかれも、色々仕掛けていきますんで、乞うご期待!v-8



2015/07/12 (日) 08:09:24 | URL | sasara #v14okzU2 [ 編集 ]

だはは

こんな過激チックな記事に反応してくれるとは、

さすがはsasaraさんですね!

昨日、フラッと姉たちがわが家に訪れて、少しだけ話ができました。

デザイナーの義兄には、新国立競技場のザハ案の件について、

を話題に、モンジュの無駄遣いに比較すれば微々たるモノで一致!

あっちのムラに落とされた税金の総額は天文学的な数字になるのに、

こっちのムラの2000億円でガタガタ騒ぐなんてね。

まっ、叩くとこを間違えるというか、スピンというか、目くらましというか、十分にどうでもいいオリンピック・ショックドクトリンが効いてますです、はい。

もっとヤバイ案件は目白押しのはず。

ただし、無駄遣いは嫌いだし、特にオリンピックもまったく興味なし。

こちらも、色々と仕掛けまっせ!

2015/07/13 (月) 05:04:40 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

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