気を観る 7

眼には見えないが確実に存在する気というものを、いかにして立証するかという問題は今後も永遠に私のような職業の者にはついて回る命題ではある。

だから、気とは何か?について、これまでも多くのページをさいてきたし、今後もずっと気の問題には触れていくだろう。

気のブームのようなものは、私がちょうど鍼灸学校に通っている今から25年前頃がピークだったので、

その頃の熱狂も覚えているし、当時、有名だったニワカ気功師らも今では高齢化し、またすでにご他界召された方も多い。

安易に気の世界に参入し、やおら自分の気の練り方がまだ足りないのに自分の気を人に与えてばかりいれば寿命が縮まるに決まってるんだけど、

そういった基礎も知らないで、なんだか俺の手からは気が出るぞ!でうっかり気功師なんぞを始めたらそりゃあエライことになる。

本場中国の気功師&鍼医あたりになると、太極拳を50年間も続けて内気を充実させたうえで鍼治療をやってるのが当たり前で、

つまり自分の気が充実しているのはもちろんだけど、このへんのクラスになるともう自分の気だけではなく、

自分を媒介にして自分の身体は避雷針のようなもので、ようは天地の気を自分の中に貫通させてそれを鍼や指を通して患者さんに環流させるわけだから、

ここまでいけば、もう何人治療しようが疲れるなんてことはない。

完全にフォースのみで治療してるヨーダレベルが中国気功界の猛者ということになる。

こちとらハリィーの旦那は、まだまだヒヨッコなんでいまだにパワーとフォースの両方を使っており、いやむしろフォースよりもパワーに頼ることも多く、普通に仕事量が上がってくると、

それなりに疲労感は身に染みる。だっから寝不足は禁物で、寝が足りないととたんに身体に響くね。

今朝は昨夜9時に就寝してさっき5時まで8時間、グッスリと1回も起きずに熟睡したから、頭もスッキリで脳細胞にドーパミンも補充されてるから、少しはセンスのいい記事が書けるはずなんだけど、

まあこういうダラダラと書くのもそんなに嫌いじゃあないので、本記事はダラダラでこのままいきます。

そうだ!ちょうどいいんで、久しぶりに何かちょっとブチマケ風も悪くないかも。

そうそう新レーベル「養生アルカディア 凝りを巡る哲学的考察とセルフケア」がスピリチュアル雑誌「トリニティ」のネット版「トリニティウェブ」誌上で先日の6月30日からスタートしてるんだけど、

第二弾の記事の原稿を昨日に書きました。これから少しづつ草稿に手を入れて7月15日の配信を目指して、入稿の予定です。

こちらの自前のブログはこんな風にその日の気分で、スタイルを変えたり、べらんめぇ調でも、ブチマケ風でもいっこうに構わないんだけど、

やっぱり外注で依頼された連載記事となると、やっぱりそれなりに構成をちゃんとして、全体のつながりをつくっていくのは常識だと思うんで、

それなりに気を遣うし、またそれが刺激になって楽しいわけです。

まあどこでなにを私が言おうが、私は私であり、わたしのこの血と汗と涙のこびりついた指からつむがれた言葉、

思惟、思念を描出できていけば、それなりに読者を掴むことはできるだろうと、楽観しております。

なんといっても実体験から導く言葉、現場から書き起こす、これが俺の強みだと思うね。

またそういう現場体験のない気論とか、末期癌をはじめ難病の患者さんと接して、そこで自分の術が通じないという絶望を経て、

それでもいったい自分に何が出来るのか?いや何が出来たのか?

を自問自答する中で、そういう苦悶と自責と絶望の崖っぷちに何度も遭遇した者の言葉でなければ、

私は萌えないんですね。

今やネット上には雨後の竹の子の如き健康指南番が登場し、ニワカ気功師もまた累々と誕生しているんですが、

こうした連中の中にホンモノがどれだけいるか?はアタシには即座に峻別できてしまいます。

現場を知る者ほど怖いものはないぜよ!ウソの妄言、パソコン上の寝言は、瞬時に見抜けます。

整合性のある理論など、実際の現場には一切通じません。

ミトコンドリアを活性化できれば万病が治る、と意気込んでも筋ジストロフィーを20年間病んで、筋肉がほとんどなくなった患者さんの前では、

そんな理論はまったく役に立ちません!筋肉内にいるはずのミトコンドリアはもうほとんどいないんですからね。

そういう場数を踏んでいくなかで、治せるものと治せないものが厳然と存在する事を悟り、

それではいったい俺の存在価値はいったいどこにあるのか?

俺の強みとはいったい何なのか?

を洞察するようになり、ああ、やっぱり、「死んだ凝り」を生み出さない「活きた凝り」を活かしつづける養生法を提言するしかない!

と強く思うようになったから、こんなブログを書いて、「養生アルカディア」も始めているというわけですね。

絶望の淵がいかに恐ろしいか。

末期癌の凝りがいかに固く、冷たいか。

そういった魔界も今後は公開していくべきかもね。

「こうすればこうなる」なんて予定調和の希望的推測など現場では木っ端微塵に粉砕される。

それでもそのなかからなにがしかの希望をつかみ取る。

その希望を私は語っているのでしょう。

これからも希望に満ちた記事を更新していく所存です。

どうぞ、よろしく!

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2015.07.07 | | コメント(5) | トラックバック(0) | 鍼灸指圧

コメント

微妙神妙。

気が見えるものなら、それが働くわけがない。

気が掴みえないなら、効果がでない。

て思います。

気てそういう意味で、微妙で神妙ですよね。って孫子のセンテンスみたいなこと言ってます。


以前ネットで少し議論した霊玄洞さん
http://juan-t.cocolog-nifty.com/reigendou/
は、加持祈祷と現代医療を合わせて末期がんを快方させたようです。

意・気・身の三者は武術でいう人の動き、身体。

ならば意と気を動かせば、癌の塊も、陥落することは可能に思えます。


やはり太極拳いいですね・・・


気は体験も大事だし、易・老荘は読まないといけないし、面白いけど、それだけに難しいですよね。

まあ浅見ばかり披露してますけど。

ではまた。

2015/07/07 (火) 19:27:52 | URL | 忠武飛龍 #RFphBmaY [ 編集 ]

エセ名人の作り方

飛龍さん、ガンはネット上で言われるほどに、カンタンに治るたぐいの疾患じゃあないことはアタシの指がそう言ってるから確か。

今や雨後の竹の子の如くにウジャウジャと、俺こそがガン封じの秘策を授かった救世主だと、

言わんばかりの鼻息の荒い御仁がネット界隈に出現しているのはご承知の通り。

しっかしね、こういうヤカラが提示するのは、これで治った、あれで治った、の治ったばっかりてんこ盛りコピペ。

そいで、医学関係者に見せて信用に値するエビデンスはそこには一切皆無。

こんな奇跡の治療術がそれこそ、年がら年中、大バーゲンってわけ。

治った例しか言わないとね、もう名人になれるし、奇跡の一発療法の一丁上がり。

瞬間で治るだの、末期癌も完治だの、ほんと良く言うぜの、もう何でもありの言ったもん勝ちの世界。

アタシは今後、これから、タブーを破って言っていきたいことは

どんな名人でも治せない世界が厳然としてある、ということ。

名人だろうと、何だろうと、絶対に治せない疾患がある。

DNAゲノムが完全に変異したもの、それにより器質的変異が固着したもの、

こういうものはカンタンに治せっこない。

なのに、名人はこの治せない疾患には触れずに、

自分が治した例しか言わない。

だから名人(笑)いや、名人詐欺。

俺は実際に自分の手の内で治せない「死んだ凝り」をイヤというほど触ってるからね。

気は万能ではないし、神でもないし、奇跡でもない。

でも気を尊重するし、気ほど大事なものはない。

そんな感じかな。

2015/07/08 (水) 19:36:31 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

御礼

お返事ありがとうございます。

癌の場合は、愚考するに生活・思想・身体等様々な要素が絡み合っていると思ってます。

下手に治すと、その生活・思想のゆがみは改善されず、他の疾患や生活苦を呼ぶように私は思えます。

生活・思想の改善もしようとしないのに、身体だけを「気」「医療」で治そうとしても、それは無理な相談って私も思ってます。


気功の名人でも、簡単には患者さんのゆがんだ考えは治せないし、過去の過ちから来る生活・思想のゆがみは治すのは厄介です。

てなことも言いたかったわけです。


口では「治りたい」と言いながら、生活・思想ではその反対をしているって、どうしようもない治せない病ですよね・・・。


浅見をお書きして失礼しました。

2015/07/09 (木) 09:48:20 | URL | 忠武飛龍 #- [ 編集 ]

家のゆがみ、世のひずむから来るコリ

追記です。

私はメンヘラ経験者でその時の経験とその時の読書経験から思うのですけど。

メンヘラは大体身体が凝って硬いですし、家族の生活・思想のゆがみを受けて罹患しています。

だから、家族の思想・生活が変わらないと、なかなか治らないことも多いです。



また社会・国家のひずみが、個々の身体の凝りに来ることもありますし。

たとえば、過労死を平常とする社会では、うつや精神疾患など多くの人が罹患しやすくなります。

麻生政権の後半からやたらと電車事故・電車自殺が頻発しました。

が、鳩山政権成立直後にピタっとそれが無くなりました。

社会・国家の凝り・ひずみを個人が受けているという例になると思います。



今村先生は、一指でそれを直観できるので、不治の病を判別されると思います。

一個人の一指では、家族の恨みつらみ・国家・社会の非道までは、治せませんから・・・

そうなると風水的な見地による「転地」とか呪術的なことをして国家・社会の凝り・ひずみからの退散をしなくはならないでしょうが、それも完全な「治療効果」をあげると断定はできません。


まあ結構オカルトでな卑見を披露させていただきました。


失礼しました。

2015/07/09 (木) 11:37:14 | URL | 忠武飛龍 #RFphBmaY [ 編集 ]

医道乱るれば国乱る

とは、昭和初期の鍼灸界の偉傑とされた故・澤田健の口癖です。

国家のあり方、家庭のありよう、人間関係など、

これらが重要な病因子のファクター&パラメーターであることは間違いありませんし、

これらをすら治し得る医療人をかつては

国手(こくしゅ)と呼びました。

この国から国手の担い手がいなくなり、医道は堕落し、国家は滅亡の危機に直面していると言えましょうか。

国を癒すほどのパワー、いやフォースがどこから芽生えるか?

ひとえに精進努力かと。

さて、微々たる営為に全力を尽くします。

2015/07/10 (金) 14:21:44 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

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