気を観る 5

「目に見えない経絡や経穴がかくも精緻にとらえられてきたのは何故だろうか?長年の試行錯誤と経験の積み重ねによって身体をめぐる経絡が一つ一つ探り当てられていったというのが常識的な理解ではあるだろう。

しかし、紀元前にすでに大半が記録されていたことを考えると、経験の積み重ね説にはどこか無理がある。むしろ、身体を流れる気の通路を実感できる『経絡敏感人』や

気の流れが目に見える特異能力を備えた人びとによって、経絡はその存在をとらえられてきたと考えた方が自然なのではないだろうか。

事実、それを裏付けるような話を白寿会診療所の森万寿夫博士から聞いたことがある。

白寿会診療所にある日、来診した少女は、自分自身だけではなく、いろいろな患者の経絡を指でたどり、ツボを指摘したそうだ。

それが経絡図とぴったり一致するので驚いた森先生がどうして分かるのかと聞くと、少女は見に見えるのだと答えたという。

この少女は中卒で、経絡や医学に対する知識はまったく持っていなかった。森先生はこの少女の特異な能力について、いろいろの角度から検討して詳細な記録を残しているし、

東洋医学研究の第一人者である間中善雄博士もこの少女を診察している。ただし、この少女の透視能力は、病気が治るとともに消失してしまったらしい。」
『気から経絡を考える』勝田産婦人科医院院長 勝田正泰

 引用 別冊宝島103「気は挑戦する」













「気を観る」と題してスタートした本シリーズですが、こちら冒頭の引用文はそのものズバリ!「気を見る」ことができるビックリ人間の実話です。

実を言うとわたくしハリィーもどういうわけか、この鍼灸指圧の道に入ってまもなくから、

気の類(たぐ)い希(まれ)なる聖なる流動の有り様をココロで「観る」のではなく

リアルに可視光領域の範囲で実際にこの眼のオプシン受容体をもってして、光りや色の信号が電気信号にチェンジして脳へと電送された後に脳内で画像として受像されるかたちで、

つまりはカラダの一部である眼という感覚器官をもってして「見る」ことができたのです!

とはいえ、別にそれだから私が特別に秀でた気フォース体質だとも思わないし、人類の進化形である「 Xメン」に属するようなタイプであるとも思えないのです。

ようは、徹底した観察なんですね。

見えるだろうと思って見ていれば、聖なる気はその姿をわれわれの眼前に見せてくれるのです。

そう、こちらの気の持ちようなのです。

命に対する絶対的信頼、

命に対する絶対的畏敬、

この命を尊敬する「畏れと慎み」のスピリットをもって命に対峙すれば、

そこには東洋医学が根本で尊崇してきた豊穣なる気の粒子が水蒸気のように立ち上がり、

その気の雲海の合間からは命の真理の一端が垣間見えてきます。






「気は実在するか、否か?」などという稚拙な問答など、わたしの実存世界にはすでにありません。

気はあるに決まってる。いや気なくしては生理現象など成り立ちません。

つまり気を抜きにして医学を語ることなど、気の抜けたビールを飲むようなもの。

気を抜きにした医学が隆盛を極める現代だからこそ、医療は混迷の隘路に陥っているのです。

いやもっと大きく言えば、気を抜きにした科学、技術、文明によって人類は今、絶命の危機に直面しているのです。




気は偶像崇拝の宗教のイコン(聖痕)のように観念として「信じる」ようなたぐいのイデア(心理的)の産物ではありません。

あくまで気は実際にこの眼で見て、この指で触れることができるリアルに

コンタクトできるひとつの場、実存、実体、モノなのです。




気と戯れることができる普通体質のハリィーが23年間、

気を触ってきてそう言うんだから、

断じて、絶対に事実です!




気はアナタの身心を今この瞬間も滋養し、

地球上のすべての生き物を養い、

太陽系や銀河系を育み、

宇宙の大規模構造を成立させています。




われわれの住む世界はまさに気宇宙なのです。

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2015.07.05 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 鍼灸指圧

コメント

絶対音感もあるし。

絶対音感の「気」版でしょう。経絡が見えるって。


あと「論理」て盤石のごとく不変に思えても、知能と基礎知識がないと理解できないですよね。
私のようなお馬鹿さんにはわからん論理がたくさんありますし。

それの気・版でしょう。

私は気は見えないでけど、普通に有ると思いますし、「あるんだから仕方がない」って思いますが、唯物論中毒の阿呆にはわからんようですし。


そういう意味で気を否定する人は、論理がわからない人同様に、その手の素養と訓練が足りないだけ。
て私は思います。


まあでも今の世間では私の意見も理解されないでしょうけど。

失礼しました。



2015/07/05 (日) 21:16:52 | URL | 忠武飛龍 #- [ 編集 ]

絶対「気」感

かしらね。

飛龍さん、うまいこと言いますね。

自分に気が見えるといっても、この記事冒頭の引用文中に登場する特殊能力が突発的に開花した少女のようにツボや経絡が見えてるわけではないと思う。

自分にはE.Tの指先みたいにツボが光って見えるわけではないし、経絡がスジとしてありありとそこに見えるわけでもない。

ただ粒子としての気が光りのミストになって患者の身体上にモヤか雲の如くに立ち上がってくるのは正確には3回は目撃しているし、

日常的に遭遇しているのは気の流動に伴う身体各所の波打つ姿。

この気の流動に伴う可塑的自動律の動きならば、恐らくは訓練していけば誰でも目視できるはずだけど、

ようはその気の動きを引き起こすための前段階の気功指圧が普通の人には出来ないから、

やはりなかなかシロウトさんでは気の動く様にお目にかかれないのは致し方ないかも。

あとは、指圧やハリをしている指先に直接、内部から当たってくる気のウェーブ・インパクトは、ほぼ常に治療中に感覚している。

こうした総合的な気感の実体験を23年間も常に体感し続けてきているから、

気の正否、気の存否の問答などはもう、とっくに卒業してるってわけ。

むろん文献もそこそこ渉猟してるから、気に関する知識や理論の素養もそれなりに積んではいる。

それでひとつ私が感得している気のありようを、こうして記事にして公開する意味が少しはありそうだと思って、ボチボチと気の特集をこれまで組んできたってわけです。

ただし、だからといって気を神の如くに崇めたり、宗教のアイコン(イコン)のように扱ったり、行きすぎた神秘主義に片寄ったり、気を出すグッズを販売したりと、

こういう詐欺的な気にまつわる胡散臭いトレンドには私は一切関わりはございませんし、そういった詐欺的気功トレンドな動きや気配や臭いには極端に敏感です。

つまり気に関してはホンモノとニセモノの差違は即座に峻別できます。

そいで、世を見渡せば、まずそのほとんどはニセモノであり、まずもってホンモノはとてつもなく少ないですね。

また現代科学や現代生理学の用語や概念とのすり合わせは、これはある程度はやっていく必要はありますが、

かといって、では現代科学の用語に置き換えれば、それで気の実体のすべてが解明できるかと言えば、

それは早計もいいとこ。まったくおっちょこちょいもはなはだしい、拙速な判断といえるわけです。

あくまで現代の科学の計測に引っかかってきた、ほんのいち観測データとしては、イオン流や脈動する赤外線輻射や変動する磁場などが挙げられるが、

これとて気の実体のほんの一部であることは依然として事実で、

つまり気の本体の全容はまだまだ暗在系の闇の中と思っていた方がイイということです。

チマタには分かったようなクチをきくヤカラがけっこういて、気は何とかです!と断じることで、

どうもすべてをわかった賢者にでもなったような気分に浸る御仁がおりますが、

まあこちらサイドから観ると、あまりにアマちゃんでね。

あれま、随分とコメがだらだらと長くなっちまった(笑)



2015/07/06 (月) 02:14:38 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

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