普通が一番

崇高の 正体見たり ムラのひと(ハリィー)



医療の世界には「神の手」と呼ばれる領域があります。

心臓外科や脳外科の難手術を正確無比に何千例もこなす医師の腕。

あるいはカリスマ鍼医と称賛され、西洋医も治せない難症を

鍼一本で完治してしまう腕。

こうした腕、技能を称賛する言葉として

「神の手」という言葉は頻用されます。

また「奇跡」という言葉も医療の世界ではよく使われます。

末期ガンから生還した奇跡の体験談。

奇跡的治癒はなぜ起きたか?

など、医学的にあり得ないような治療譚において使用される言葉です。

そういう意味では私は「神の手」とも「奇跡」とも無縁です。

私が出来ることといえば、普通の手で普通に治療すること。

ただそれだけです。

治療の道に入り、25年。

ひたすら普通の手で普通に治療をつづけてきました。

普通の手の治療は、やはり普通の治療です。

ひと押し、ひと押し、凝りを探りながら、治療する。

それは鍼灸指圧の専門学校で習った通りの基本操作を踏襲しているだけです。

鍼治療も、灸治療も、同じく基本操作の踏襲です。

ですから、神の手による奇跡、など起こりようもありません。

でもね、ひと押し、ひと押し、のなかに、

余人の知らない何らかの手応えを感じています。

いのちの脈動、

その命の手応えを羅針盤にここまで治療師を続けてきました。

カリスマでも、神の手でもない普通の手による普通の治療が、

ときに劇的な回復を演出する。

これはひとえに、いのちの脈動が起こった証拠です。

奇跡などいらない。普通こそが素晴らしい。

世間は見た目に派手で、映像としてそれらしく見えるそんな漫画チックな

イメージを欲しています。

わかりやすいユルきゃらなコンテンツ。

そんなトレンドにマッチすればブレイクするのです。

わたしが指圧している姿は、まったく絵的には面白くありません。

いのちの脈動を探る時、わたしの指圧の指はジッと沈潜し、

わたしの身体は見た目には、動きがストップします。

手を広げ、こんな風にあんな風に旋回させて、

患者さんをコロコロと転がしてみせる、

そんな気功師のような派手な絵を、わたしの治療では絶対に撮れません。

こいつ、なに、やってんだ? 

なんにも、してねぇじゃん!

と、私の治療風景を見た者は思うことでしょう。

普通の治療とは、そういうものです。

しかし、その普通の治療の指下の世界では、

賑やかな分子レベルのカーニバルが始まっているのです。

わかりやすいこと、がそれほど素晴らしいのでしょうか?

わかりにくいこと、素人にはまったくわからないこと。

そんななかにこそ本当に知りたい命の真実があるのです。

「神の手」による「奇跡」の治療を期待している皆様は、

わたしの治療など受けないほうがいい。

普通の手による普通の治療を期待している方ならば、

わたしの治療は合っています。

普通の良さ、は普通だから良い。

普通が一番。

普通は決してカリスマ性や派手さはないが、

長く付き合うには向いています。

今日も普通の治療院が開店します。



馬の骨 磨いてみれば 宝船(ハリィー)

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2016.11.30 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

棲み分け

ネットで健康になるための情報を探している皆様に、

熱烈に崇拝されてるか、もしくは支持の高い医学者の先生が、

何人かおります。

わたしもそれらの先生の論説はすべてではありませんが、

サラッと読みました。

ですが、今、わたしはそれらの先生やその論説を、

熱烈に崇拝し、支持しているわけでは、

まったくありません。

独断と偏見で言わせて頂くのなら、こうした先生たちだって、

やはりムラの一員なのです。

一読して超過激な内部告発に思える論説も、

そのうちに馴染んでしまって、

とくに既存の体制の変化にまではいたりません。

ようは既存の体制に対して不満を抱えている主にネットを

情報源とする情報強者を自認している皆様の

その不満のガスを吸って抜き取るガス抜き要員としての

役割くらいは果たしているが、

とくに業団の利権をおびやかすほどの圧力はない、ということなのです。

そもそも99.9%の一般人は既存の業団の医学体制で良し、なのですから、

ほんの一部の良心的な医学者が正論を吐いたところで、

ほとんど体制に影響力などないのは自明です。

さらに、その良心的な医学者の正論の中身にしても、

よくよく吟味すれば、99%は正論だが、

1%はナンダコリャ、が混じった

よくある手口だったことがわかったりします。

三大療法のうち、なぜか放射線治療だけは無害と思わせるように誘導したり、

免疫の専門家なのにホルミシスを礼賛したり、

東洋医学に精通しているようで、東洋医学なんか何もわかっていなかったり

と、そんなアラが見えてくると、なるほど、世の中に出回り売れるとは、

こういうことかと真相が見えてきます。

本当のホンモノは決して常にオモテには出ません。

本当のことをもしも言ったら、

とてつもないバッシングとスキャンダルで即座に

粛清される運命が待っています。

ですから、こうした売れっ子の皆様はその虎の尾を踏まないように

上手に論説を展開して、ニッチな立ち位置を確保しているのです。

いわゆる今西錦司博士の提唱した生態系における「棲み分け」ですね。

ネットのなかでドヤ顔で健康指南を展開する皆様にも、

こうした業団のニッチに棲み分けて棲息する良心的な医学者を

崇拝し賛美するする風潮が見受けられます。

疑いつづけ、みずからで思考することの難しさが、

ここに垣間見られます。

どんな偉い先生だって、どんな崇高な内部告発者だって、

みんなみんなオマンマを頂いて、生きていかねばならない。

そのためには、割り切って毒饅頭のひとつやふたつは

喰らうということなんです、たぶん。

このへんがわかってくると、健康指南の領域では、

まず騙されなくなります。

アタシだってここまで到達するには、

散々に騙されてきたはずです。

トラップを幾つもかいくぐり、

皆様も真の養生法に到達されますように、

お祈り申し上げます。


※ 本記事のこういう論説はあまり粋でもないし、

センスも良くない好例です(笑)

2016.11.28 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

センスと粋

センスという言葉があるが、

思うに私はこの言葉が好きだ。

あのひとはセンスがある、

と表現した場合、

それはそのひとのファッションセンスの趣味の良さを

誉めているだけでなく、身振りや仕草や雰囲気や生き方、

生き様までもリスペクトしているように聞こえる。

成金趣味とか、コテコテとは、

まったく異なる価値観、それがセンスといえよう。

そういう意味では、

これからはセンスのいい論説を展開したいね。

しかし、そのセンスのいい論説ってのはいったいどんなものだろうか?

そのへんが今いちまだわからない。

江戸文化の指南番だった漫画家の故・杉浦日向子さんは、

九鬼周造のコンテンツから引いて、

粋(いき)とは「媚態と意気地と諦め」の混ざったそんな様態だ、

と仰っておりました。

万事おっとりとして余裕があり、着物は一見すると地味だが、

見る人が見れば上等なものを着ている。

そんな大店(おおだな)のボンボンが、

吉原では一番もてたと。

べつに今から吉原には行かないからいいけど(笑)、

でも、論説展開の世界で、いっち粋な野郎と言われて、

もてたいよね。

それにはセンスを磨くしかないでしょう。

文章センスの先生である池波正太郎によれば、

読んでいて面白くてスーッと一気に読めてしまう文が、

もっとも素晴らしい文だと、申しております。

読んでいて何だか難しくて意味がワカランと評される

そんな文は、池波流儀ではダメだし太鼓判メガ盛りというわけです。

なんかオレのいままでの論説がそういわれてるようで恥ずかしい(笑)

センスと粋。

これすべてにおいて大事ですよね!

2016.11.28 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

ナイナイ尽くし

学歴も地位も名誉も財もない、

のナイナイ尽くしの私が例えば、

養生の究極の秘策を披瀝しても、

それを聞いた99.9%の一般人の皆様は、

寝言と確信するだろう。

そういう意味では、ほんと、

ノーマークというのは気楽なもんだね(笑)

なんの影響力もないわけだから、

利権団体もスルーを決め込めば

とくに利益の損失には到らない。

はい、つまり、わたしの発言など、

そんなものなんです。

これ自虐でも卑屈でもない、

ありのままの現実ですから。

だけど、ここに毎日来てくれて、

今日はなにが書いてあるのか?

を楽しみにしてくれている100人余のコアな

あなた様だけは、わたしの言うことを素直に

実践してくれるでしょう。

いやはや、本当にありがたい。

ただただ感謝あるのみです。

繰り返しになりますが、風邪の流行りそうなこの時期だけでも、

クチから摂取するものは常温か、温かいものにする。

それだけで腸管マクロファージの免疫機構が守られて、

風邪の発症率は激減します。

こんなものすごく簡単なことをアドバイスしても、

ほとんどのひとは信じてくれない。

だって、アタシはナイナイ尽くし、ですから。

かの歯科口腔科医の西原克成博士が、

冷たいモノは免疫を落とす、とアドバイスした最初の医学者かと存じます。

西原博士も一時はテレビにも出演し時のひとでしたが、

なんとなく、やはり、徐々にパージされた、ような気がしています。

本当に人々を健康にする養生の秘策は決してオモテには出ません。

だってそんなものがあったら、みんな健康になっちゃうでしょ?

みんなが健康になったら困る団体が、だから黙っちゃあいないんです。

高潔で崇高で正義の味方に見える医学者たちも、

みな、その団体の一員です。

推して知るべし。

なんの団体にも属さない一匹狼の在野の馬の骨。

そんなオレみたいな野郎だけが好き勝手なことを言えるのです。

オレの言うことを信じてくれる皆々様。

いつも本当にありがとう!

2016.11.27 | | コメント(6) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

風邪封じの真言念仏

ちょっと前から健康アドバイスにおいてよく耳にするのが、

自律神経を整えろ、という標語。

この標語はいまでは本当によく一般化した感じだ。

でもね、自律神経を自分で整えることができる者が、

果たして出現しているのか?

だって、自律神経だよ!

自分で自分を律しているから自律神経。

はじめっから自律しているの!

だから外部から強制的な何かをしたところで、

自律神経はビクともしない。

そもそも、イライラしてアドレナリンが出て交感神経が働くのも、

鍼灸指圧でオキシトシンが出て副交感神経が優位になるのも、

それは自律神経が自律しているからそうなるのであって、

イライラも鍼灸指圧も自律神経を整えることに貢献しているかどうか、

そのへんはとても微妙な問題と言えるのだ。

朝の5時になると交感神経が活動を開始して目が覚めて、

夕方の5時になると副交感神経が活動を開始して眠くなる。

このサーカディアンリズムを自律的にコントロールしているのが、

自律神経だ。

自律神経を整えるのではなく、自律神経を尊重し、リスペクトし、

自律神経に従って生きる、ということであれば、それは

アドバイスとして間違ってはいない。

しかし、自律神経を整えるには、こうしろ、ああしろ、という

そのアドバイスは、トンチンカンな寝言と言える。

自律神経ワンフレーズ寝言アドバイザーの医学者は、

けっこう増殖中だ。その中身をよくよく吟味してかかってほしい。

まあ、ほとんど、すべて、売れてるコンテンツは寝言だけどね。

冷たいモノの摂取を控えろ、なんて言った日には、

製菓飲料メーカー、酒造業界、電機メーカー、製薬利権、

あらゆるメディアスポンサーを敵に回すことになる。

こんなヤバ過ぎの巨大な虎の尾を踏む勇気など、

寝言アドバイザーにはありません。

そもそも寝言しか言わないから珍重されてるわけで。

本当にもの凄く効く養生メソッドは決してオモテには出ない、出せないのです。

そっ、こっち裏の世界で、コッソリと俺たちブームを引き寄せましょう。

マスクをしている人が増えたよね。

マスクは鼻腔内の温度をライノウイルス増殖にとって好環境の33℃以下にまで

低下させないという一定の効果はあります。

それからおおかたのマスクの網の目は

ウイルスの侵入を防げない素通り無益なザルですが、

ヨソサマのくしゃみや咳の大きな飛沫の侵入は防御できます。

まあ、そういう意味ではマスクには一定の風邪予防効果はありますね。

自分の場合の風邪予防は、冷たいモノを控えて、

もしもヤバイと感じたら、即座にゴウコクに鍼を打ちます。

ゴウコクに鍼を打てば風邪の初期なら葛根湯よりもよく効くよ、

なんてアドバイスもイイんですが、これは身近に仲良しの鍼医がいないと、

おいそれと実践できない。

ですから、自己按摩的に、手の親指と人差し指の谷間にある

ゴウコクというツボを揉むことは、一定の風邪予防効果があるかも、

くらいの一般化はしておきましょう。

なんといっても、この時期だけは冷たいモノを絶対に控えること。

これだけで風邪を発病する者は激減し、医療費は浮いてくるでしょう。

うん、やっぱり、利権にとっては、とてつもなく面白くないアドバイスだな。

「コノ〜ジキ〜ダケ〜デモ〜 ツメ〜タイモノヲ〜 ヒカ〜エマ〜ショ〜」

はい、この、風邪封じの真言念仏、みんなで唱えて、

利権団体も風邪も撃退しちゃいましょう(笑)


2016.11.26 | | コメント(10) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

寝言か真言か?

急に冷え込んできました。

こうなると普通風邪やインフルエンザの流行などが気になります。

ここで、ちまたの「自律神経を整えろ丸投げ論」や、

「身体を温めれば念仏論」などの、

「ワンフレーズ・寝言・アドバイザー」な、

ベストセラー・ブックスを連発している超売れっ子の医学者たちが、

絶対に言わない、言えない、単純にして効果絶大な風邪予防の

秘策をこっそりと本ブログ愛読者の貴方様だけに今、伝授します。

はい、その秘策とは、たったひとつ

「とにかくこの時期だけでも冷たいモノの摂取を控える」こと。

エッ? なにそれ? 

そんな簡単なことで風邪の予防なんかできっこないって?

いやいや、これがね、どんな寝言よりも効果絶大なんです。

腸管マクロファージに人体の免疫力のすべてのカギがあります。

冷たいモノを摂取すると、この腸管マクロファージがいっぺんに

弱ります。これが全免疫システムのシャットダウンを引き起こすと、

寒冷と乾燥で鼻腔内温度が33℃にまで低下して増殖を開始した

ライノウイルスによる普通風邪の原因になるのです。

もしもヒトの鼻の穴の中に共生しているライノウイルスが増殖しても、

鼻粘膜や咽頭や喉頭やワルダイエル咽頭リンパ輪に控えるマクロファージが

元気なら、即座にライノウイルスを仕留めて鼻っ風邪はひきません。

しかし、腸管マクロファージを冷たいモノでシャットダウンして、

全身のマクロファージが連動的にシャットダウンしていると、

この寒冷と乾燥を飯ウマに増殖したライノウイルスを退治できません。

おなじく外来性のインフルエンザウイルスも、

こちらの免疫系がシャンとしていれば、たとえ侵入しても即座に

マクロファージが撃退します。

ですが、マクロファージが弱っていると、

うっかりインフルエンザに罹患してしまいます。

売れっ子の寝言アドバイザーの医学者たちだって、

マスコミのスポンサーには配慮しなければ本なんか出させてもらえません。

いいですか。 寝言には寝言の役目があるのです。

その寝言の役目とは、

本当に大事な一番肝心な事には、いっさい触れないということ。

もしも、虎の尾をうっかり踏んだら、

その先には猛烈なバッシング攻撃の洗礼か、スキャンダルに巻き込まれ、

ソッコーで寝言先生は、メディアから退場する運命です。

と、こんなアドバイスを先日に神奈川県の座間市からご来院くださった

ご常連のOさんに、耳打ちいたしました。

簡単で誰にもわかりやすいサルでもわかる最強免疫メソッド。

それは「風邪の流行る時期だけでも冷たいモノの摂取を控えること」

こういう、まことの言葉、真言アドバイスなら万人に受けるんでしょ?

あっ、いや、マズイ、これは虎の尾だっけ(笑)

ことほどさように世は寝言に満ちています。

2016.11.25 | | コメント(4) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

ムツカシ化 2

いつの頃からかなんでも簡単に

わかりやすくすることがブームとなった。

その代表が、ゆるキャラ?

あるいは漢字で表現せずに、

なんでも、ひらがなで表記する風潮。

それでこの世界はどうなったのか?

文化は洗練されてきたのか?

人間は高度になったのか?

とてもそんな風には思えない。

ひとのイノチの内部である生理を学ぶ学問を、

生理学という。

ひとのイノチの病的な現象を学ぶ学問を、

病理学という。

だから、わたしは

ひとのイノチの健康な現象を学ぶ学問を、

健理学(けんりがく)と命名してみた。

健理学には、生理学と病理学の知識が必須だ。

いわば生理学と病理学をベースに成り立つのが、

健理学と言える。

ひとが健康になるためには、いったいどんな素養が要るのか?

それはひとことでいえば、

複雑なイノチを複雑なまま理解する、という態度だ。

決してイノチは簡単に理解できるほどに、ゆるキャラではないし、

ひらがなですべて表現できるほどに幼稚ではない。

イノチはまさに、ムツカシイのだ。

そのムツカシイいのちについて私はものを書いているのだから、

わたしが書くものは、ムツカシイに決まっている。

ムツカシイものをムツカシイままに理解する。

そうしていればそのうち、わたしの書くものなど、

ムツカシク感じなくなるはずだ。

なんでも簡単にわかりやすくすることは決してイイこととは思えない。

ひとを馬鹿にしている、と私には思える。

わからないからこそ、わかろうとする。

その営為こそが、きっと、サルをヒトへと進化させたのだ。

ムツカシイものに慣れましょう!

2016.11.21 | | コメント(6) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

ムツカシ化

いきなりで何ですが、私が書くものは、

とにかくムツカシイと言われます。

自分ではまったくそんな風には思えないんですが、

どうも本当にそうらしい。


書いたものは読む人があって意味を成す。

もしも書いたものがムツカシクて読む気も起こらないとすると、

わたしが書いたものを読む人が減り、書く意味はなくなる。

ここは正念場だな。


それで家人などは、「アンタもこのくらいわかりやすく書くといいよ」と、

チマタで売れている愚にもつかない寝言を並べている医学者の書いたものを

見せてくれるのだが、やっぱり、申し訳ないが、どう見ても寝言だ。


情報のタブロイド化。

つまり情報というものを万人が飲みやすいタブレット(錠剤)状に落とし込んで、

読んだ瞬間にスグにわかった気分にさせるまでコンテンツを幼稚に低劣にする。

これがメディアが使っている情報発信の常套手段、トレンドです。


そういう意味ではわたしの発信する情報はこのタブロイド化の

トレンドとは、まったく真逆で異質な「ムツカシ化」のトレンドといえます。



いつ読んでも「むつかしかね」

これって何弁? 九州弁?(笑)


いや、これではイカンのです!

これからは誰が読んでも面白い、と太鼓判を押されるような

そんな情報を発信せねば、読者はいっこうに増えません。

書く以上は読むひとが多いほうがいいに決まってます。

そして書いたものが影響力をもつほどにならねば、

東洋医学の啓蒙など永遠に叶いません。


道のりは、はるかです。

ですが、やってやれないことはないはずです。

やってやってとことんやりぬきましょう。



前稿に貼った「オレ流トールライクレセプター論」なんか、

かなりわかりやすいと思うんだけど。


それで、トールライクレセプター・TLRは

免疫細胞のマクロファージや樹状細胞の異物認識レセプターなんだけど、

免疫細胞ではない非免疫細胞の繊維芽細胞でもウイルスの認識が

おこなわれていて、この分子は「RIGーI」と「MDA5」の

二種が知られている。


この二種のウイルス探知システムの分子カスケードにおける

シグナル伝達において、必須の分子がミトコンドリアの

外膜上にある膜タンパク質の「IPSー1」と言われている。

はい、こういう説明がムツカシ化の典型ですね(笑)

ひとことで言えば、ミトコンドリアはウイルス認識の免疫の局面でも

重要な働きをしているということがわかっております。



ふぅ〜。

あのね、アタシだって、本当は

タブロイド化したコンテンツを提供したいんです。

でも、まだまだ、スキルが追いつかない。



ちなみに、チマタに出回っている生理学や医学関連の一般書なんか、

アタシの比ではないくらいにムツカシ化コンテンツばっかだけどね。

それを読み込んで、オレ流に咀嚼吟味して翻訳して、

オレ流の頭でスンナリ理解できる言葉に変換して発信しても、

やっぱり「むつかしかね」と言われるわけだから。



まっ、回数だね。場数。

とにかく書き続けていれば、

そのうちイイ感じにわかりやすくなってくるでしょう。

理想は、晩年のマチスとか、今井俊満の筆致。

あの軽妙で洒脱な落書きみたいな筆遣いの論説もできるようになれば、

オレ流も大ブレイク間近といえるでしょう。



目指すは、タブロイド化とムツカシ化の融合だな。

よし、頂上は見えた。

あとは一歩、一歩、登るのみ!

2016.11.20 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

オレ流トールライクレセプター論

カオスからコスモス・その参「トールライクレセプターを知っていますか?」
↑ここをクリック!


ネットマガジンのトリニティ誌に連載している

「カオスからコスモスを引き出す実践的養生法論」の第3講が

ネットにアップされましたので本記事の冒頭クリックに掲載しました。

免疫とは何なのか? 免疫を上げるキモはどこにあるのか?

が読了後に、スンナリと頭にインプットされるような論考を目指しました。

もっとも、トールライクレセプターという用語は、

まだまったく一般化しておりませんので、すべての読者にスンナリといくか

どうかはわかりません。

書き終えてみて、今、改めて思うのは、なるほどその昔、我が国で

長寿村の理想郷とされた山梨県は旧棡原村の食習慣とは、

まさにトールライクレセプターのプライミング分子を豊富に含む

マクロファージ・プライミング・レシピだったと、思い至りました。

棡原村ではコンニャクがよく食べられていたのですが、

コンニャクのネバネバであるコンニャク・マンナンも、

トールライクレセプターのプライミング分子になると推定できます。

発酵を施した生地を焼いたお焼き、自家製味噌、ソバ、里芋やジャガイモの常食。

棡原村に特有のレシピの数々は、すべてマクロファージを

よくプライミングしたとみなせます。

100歳近い長寿健康者がゴロゴロいた棡原村。

健康国家の雛形がかつての棡原村にありました。

私がトールライクレセプターと対話を開始して、すでに2〜3年が経過しています。

脳内の脳味噌仕込み、3年熟成を経て、そこそこ、ビシッとした

オレ流トールライクレセプター論が書けるようになってきました。

こちらブログ・ファンの常連様にも熟読吟味の程、

お願い申し上げます。


2016.11.16 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

宇宙の輪廻

ここ24年連れ添った黒いスーツがある。

冠婚葬祭、法事、子供の入学式と、事ある事に着てきた。

いまの仕事に就いてすぐの頃に静岡市のブティックで買ったものだ。

だからラインが今のスリムなシェイプ・デザインではなく、

このブランド特有のその頃のダボッとしたジャケットに、

自分たちの中学生の頃のボンスリという裾に向けて

スッと絞ったズボンのラインなのだが、どうもずっと着ていたら、

今またファッションの世界では80年代、90年代の

デザイナーズブランドのラインが一巡してトレンドだそうで、

どうもまだまだ着られそうな雰囲気が出てきた。

ド緊張して、清水の舞台からテイクオフする気で買ったスーツだが、

これだけ着れば、コスパに、もとが取れたといえるだろう。

当時、そこで接客してくれたオーナーは、その後、

浜松市のもう少し大きな店舗に移った。

浜松市に移ってからも、ちょくちょくとお邪魔しては、

セール前なのに、セール価格で買わせて頂いたこともあった。

それから数年して浜松市の繁華な場所からまた店舗を移転して、

一度だけ伺ったが、扱うブランドが変わり、自分のお気に入りが

棚に無くなったのを機に、ずっとご無沙汰していた。

先日、ふと、思いだして、検索を入れてみたら、驚いたことに

2013年をもってお店が閉店していた。

閉店の理由がオーナーが突然にお亡くなりになったことと、

とあるブログの記事に取り上げられていた。

オーナーのKさんがお亡くなりになったことを知ってから、

ここのところ時々、Kさんを思い出す。

ベタッとした接客ではない、サラッとした接客だったが、

Kさんの洒脱な雰囲気はけっこう好きだった。

黒いスーツ、茶色いブルゾン。

今でも気に入って着るこの二着は、Kさんのお店で買ったものだ。

これからも大事に着ていこうと思う。

馴染みのお店が減っていくのはなにかとても淋しい。

でも、それはしょうがないことかもしれない。

この宇宙の輪廻のなかでみな生きている。

Kさん、素敵な出会いをありがとう。

2016.11.13 | | コメント(4) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

思惟の源泉

今年に入ってはじめた養生法。

① 正月2日から筋トレ。いまは、腕立て伏せ、と、懸垂が、日課。
  週に1日くらいは、やらない日があるが、休日などは、
  特に多目に回数をやる。
  広背筋を含む背中や肩回りの筋肉が増強されてきた。

② 青竹踏み。といっても治療院の流しのところの段差でやる。
  ようは角材踏み。踏んで痛かった足裏が痛くない程に
  柔軟になってきている。



筋トレに関しては、少しハードな感じを心がけている。

乳酸という分子を速筋中に増産するためだ。

乳酸はこれまで100年間、生理学において悪の権化のように誤解されてきた。

しかし、最新の乳酸研究から判明したことは、乳酸は速筋で産生されると、

それが心筋や遅筋に運ばれて、そこでミトコンドリアを滋養するという事実だ。

この原理を活用するための筋トレの実践なのだ。

ヒトよりも早く乳酸活用型の生命体に進化している競走馬のサラブレッドなみの

肉体を手に入れることができるだろうハードな筋トレの習慣。

けっこうスタミナがついてきたと実感する今日この頃です。

目指すは、シュワちゃんではなく、ブルースリー。

「考えるな、感じろ」、が彼の名セリフ。

私なら、このあとに、「そしてとにかく疑え」、と続けます。

徹底的にあらゆるモノを疑う。

本当か? ウソだろ? そんなの信じないよ。

簡単に信じたら、向こうの思うつぼ。

徹底的に疑い、徹底的に自分で考える。

そして自分で感じてみる。

また疑う、また考える、また感じる。

その繰り返しが、わたしの思惟の源泉です。

トランプ大統領の誕生がどんな世界を作るのか?

とりあえず、疑ってかかりますか(笑)

2016.11.10 | | コメント(3) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

鍼灸指圧は世界を救う

私が一度だけお逢いしたことがある伝統鍼灸の大御所だった故・島田隆司先生は、

ある鍼灸の学術大会で「週に1回はハリ治療を」という標語を全国展開したい、

と提言して会場から大きな喝采を浴びたと、私が聴講した際に

おはなしくださいました。

わたしたち鍼灸指圧師が「週に1回は鍼灸指圧を受けよう」などと言うのは、

営利目的な儲け主義と思われそうで、わたしはさすがにコレは言えない、

とこれまで考えてきました。

患者に「今度、いつ、来たら、いい?」

「どのくらいのペースで通えばいい?」

と私が聞かれた場合、いつも

「身体が求めたら、その時に、また来ればいい」

とそんな風に答えてきました。

医は仁術であり、算術は常に後回し。

これが医療者の仁義とこれまでそれを貫いてきました。

しかし、どうも、すでに、そんなピュアな美しい信念だけでは

この国の医療の状況は改善できそうもないことが、

ようやくおぼろげにわかってきました。

認知症の増大。奇妙な変性疾患の増大。医療費が40兆円を越える異常事態。

すべてこれらは未病治医学の衰退とシンクロした事態です。

医学、医療は病気症状の処置です。

それは必要なことですが、それだけではダメなのです。

医学ではなく健康学。

医学ではなく養生学。

医学ではなく未病治学。

病気にならないための学問、方策の構築こそが必要であり必須なのです。

こうした本当のことを誰も言わないでココまで来てしまいました。

健康になるためには何をしたらいいのか?

それがわからないからサプリやグッズやマシンに騙されるのです。

そんなプラシーボ効果だけの詐欺ではなく、

本当に効果が実感できる真の養生術を人々は求めているはずです。

わたしはずっとその真の養生術を人々に啓蒙しようとしてきました。

このブログや他の媒体に発信してきた情報はすべてそうした目的で

書かれたものです。

週に1回の鍼灸指圧治療が経済的に負担に感じるのなら、

2週間に1回でもいい。3週間に1回でもいい。

月に1回でもいい。3ヵ月に1回でもいい。

半年に1回でもいい。1年に1回でもいい。

そうしてお抱えの鍼灸指圧師と親しくなり、

その鍼灸指圧師から、ありったけの

コンテンツを引きだしてください。

わたしたち鍼灸指圧師はヒトサマに利用されてナンボ。

ヒトサマに使ってもらうことで私たち鍼灸指圧師の価値は輝くのです。

仕事とは、仕える事。

今日も患者さんに誠心誠意、仕える所存です。

週に1回の鍼灸指圧が全国民で実現すれば、

40兆円の医療費は半分以下になるでしょう。

いや、もっと少なくなるかもしれない。

その余ったお金を教育、福祉、自然の回復に回せば、

この国は豊かな活力を取り戻すことができるでしょう。

国民が健康で、自然が豊かで美しい。

それこそが国家のあるべき姿です。

多死多病、国土の汚染。

国家の恥ずべき姿が顕在化しています。

130年前にゴミくずのようにこの国が捨て去った医療である鍼灸指圧。

鍼灸指圧の真価が認知された時、この国は変わります。

いざ、鍼灸院へ。

いざ、鍼灸指圧師のもとへ。

鍼灸指圧は世界を救う。

2016.11.05 | | コメント(4) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

〜穴〜気〜


掲示板・放知技「気が向いた時に有益そうな健康法を語るスレ」←クリック!


すでにご存知の方も多いと思われますが、

少し前から乳酸菌運動のパイオニアである飯山一郎さんの

主宰するサイト「てげてげ」掲示板の健康スレッド ↑ への

書き込みを再開しました。

なので、宜しければこちら本家ブログと共に両方をご覧頂くと、また

わたくしアヴァンギャルド鍼灸指圧師&養生クリエイターの

ハリィーこと今村光臣の思想というか思惟がよりクリアに見えてきますので、

その旨をよろしくお願い申し上げます。

そんな様々な媒体への情報発信の最中に自然に立ち上がってきた

マイブームなキャッチコピーが、

「命は摩訶不思議なカオスでコスモスでフラジャイルな存在」

という言葉です。

コレ、自分で考えておいて恥ずかし気もなく、手前味噌もはなはだしいんだけど、

もの凄く、チョー、気に入ってます。

治療師を25年間やってきて、3万タッチ以上の患者さんへの治療を

通して、自然に湧いてきた一行がコレです。

ヒトの体壁筋肉系を治療していて見えてくる気のありようは、

本当に不思議です。その動きは、まるで喜んでいるようにポップで、

予測不能にカオティックで、すべての押しつけや支配を突破するほどに

アナーキーです。

そうなんです。だって、穴の気が動いているんですから。

エッ、穴の気? 

なんのこと〜?(ここエルサ風に歌って♪読んでね 笑)

中国医学ではツボのことを経穴(けいけつ)と言います。

だからツボは穴(けつ)、アナなんです。

あっ、「アナと雪の女王」でビンゴじゃん!(いちいち、めんどくせぇ野郎だ 笑)

はなし戻って、だからツボという竜穴(りゅうけつ)に鎮座ましましていた

気の竜が、わたしの指に押されてやおら動き出すと、

その動きはまさに穴の気、アナーキーな動きと化します。

体壁筋肉系で踊る活きた凝りの気は、奔放な混沌を表現する

まさにアヴァンギャルドでクールなうごめきです。

と、こんなことを言っても、馬の骨の戯れ言くらいにしか思われないんだよね。

でも、ここのコアファンだけは、そんなハリィーの戯れ言を、

戯れ言と思わず、本当のこと、と思ってくれているはず。

エッ、やっぱり、戯れ言? 

ダハハ! なんと思われようと、けっこうけだらけ!

穴が穴らしくスーと風が抜けて、

穴が穴らしくビューンッと竜が飛べるように開けておく。

それがわたしの治療だ。

さて、今日も吹く風も心地いい「〜穴〜気〜」な

竜たちと格闘だい!

2016.11.03 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

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