ブラフマン 12

多細胞生物が獲得した機能であるアポトーシスという機構は古くなって使い物にならなくなった細胞はいち早く取り壊して、新しい細胞を生み出すシステムを総称していうのだが、

つまりは細胞分裂というか細胞新生が盛んに行われることすらもアポトーシスであると広義に解釈するのなら、細胞分裂が盛んなガン細胞などもまたひとつのアポトーシス機序の一環にすら思えてくる。

いやわかってるって、頭のいいアナタ!

もちろん普通はガン細胞とはアポトーシスが不能になった細胞であり、本来はアポトーシスされるべき廃棄予定の細胞がアポトーシスされずに残存してしまい、このリモデリングされるべき細胞のゲノムに変異が蓄積してくることでついにガン抑制遺伝子が機能しない事態が招来されてガン化がスタートすると、

通常医学の常識で語られてるのは百も承知、二百もガッテン!で冒頭の前口上をぶっているわけだから、

そうそうすぐにカッカしないで、そこのアナタ、頭を冷やしてここからあとを全部読んでチョーダイね(笑)

常々思うのは、早い話しが通常医学の世界ではガン細胞を敵と見なすがゆえに、常にガン細胞を異端視して、ガン細胞の存在意味などまったく考慮せずに、ただひたすらにガン細胞をテロリスト細胞と位置づけてきたから真の意味での生命観など構築されないでここまで来たと思うわけで、

本来的にはガン原遺伝子はガンを発生させるというよりも正常な細胞分裂を促進して、セントラルドグマをスムースに機能させるためのゲノムツールとして働いていることを鑑みれば、

やはりガン細胞にすらそうあるべくして生じた何らかの存在意味があると観ることは決して荒唐無稽な事とは思えないのだ。

もっとも今までもワタクシは癌は「敵ではなく味方であり仲間である」とするパラダイムシフトな観点での癌に関する新しい生命観を何度も折に触れて提示してきてはいるが、時々、

「ではなぜ癌によって最後にヒトの命は奪われるのか?ガンが味方ならばホストの命を奪うことはあるまいに!お前の考えはやはりおかしいではないか?」との疑問をコメント欄で受けた事があり、

その回答としては、マクロファージのトールライクレセプターTLRを刺激する多糖体などの摂取に始まる免疫賦活や、ワタシの創発した造語である「ガン免疫」に関わるNK細胞とキラーT細胞の中心的な免疫機序やNKT細胞を賦活する糖脂質の関わりなどに触れながら、

ようは自然生理において一日にガン細胞が3000個から100万個、多い時で数億個も生じたとしても速やかにヒートショックプロテイン・ユビキチンによるMHCガン抗原提示によってガン細胞はキラーT細胞に発見され、

あるいはMHCガン抗原提示がされていない「ステルス・がん細胞」はNK細胞により特異的に発見されて、ガン抗原提示ガンもステルス・ガンも共にパーフォリンとグランザイムとフラグメンチンというタンパク質分解酵素を浴びてガン細胞の細胞膜が溶かされて内部の細胞核の核膜も溶かされて

ガン細胞の細胞核ゲノムが切断されるにいたった挙げ句にガン細胞のアポトーシス機序が引かれてガン細胞が断片となって小片化されると、最終的にマクロファージに貪食されてガン細胞は自然消滅してしまう事についてはすでにこれまでの免疫再考シリーズで詳説している。

この「ガンが生じるのがアポトーシスならガンが消えるのもアポトーシス」という視点は通常医学の常識からほんの少し浮揚したパラダイムシフトな見解かもしれないが、

とにかく生命は高速で新陳代謝を繰り返して例えば腸管上皮細胞などは24時間でどんどんと表面の細胞が剥離して底部からマントルプルームのように新生細胞が湧き上がって空いたスペースが埋まっていくのだから

生命とはまさに「流水は腐らず」の大きなエネルギーフロー(流れ)であることは間違いない。古代ギリシャの哲学者アリストテレスは生命とは「受けて出すもの」というイン&アウトなペイズリーで太極マークな宇宙真理としての生命観を提示しているが

太陽などの恒星の一生もまたアポトーシス機序に従って最終的には爆発してそれまで内部の核融合で生じた元素を周辺に放出することで、また新たな恒星を生じ、惑星を生みだしている。

この絶え間ない宇宙の「ひとりする」自然なダイナミズム(動力学)こそが宇宙のすべての命を育む原理であろう。

ブラフマンである全一なる大我であるこの宇宙のすべての存在も、アートマンなる個別なる小我であるワタシという存在も、ともに「宇宙免疫」の中で生かされる「スター・チャイルド」

細胞も恒星もみな宇宙の申し子なのだ。

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2014.08.31 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラフマン 11

今朝は寝覚めにABBAの「ダンシングクイーン」が頭の中にこだましていて、いったいこれはどんな啓示やねん?と思って目を覚ましました(笑)

そうやね、ダンスってのはプリミティブな身体芸術であって、恐らくは現生人類は何度もダンスで身体を温めて氷期を乗りきってここまで生き延びてきたんでしょうね。そんな中で体内に共生する1京8000兆個のミトコンドリアDNAも環境圧でホストと共に進化し続けて、

なんでも今から2万年前から1万5000年前に訪れた最終氷期最盛期というド寒い地球環境にすらATP産生よりも体熱産生を優先するMit-DNAへと変異させて難なくこの氷期を乗りきったと言われております。

それでようやく1万5000年前から1万2500年前に今のような温暖な最終亜間氷期「ベーリング・アレレード亜間氷期」が到来して束の間の温かさにミトコンドリアもほっと一息したかと思いきや、

どういう地球の気まぐれか、やおらまたド寒くなって、10年というモノスゴク短いスパンでまた氷期なみに地球は寒冷化してこの「ヤンガー・ドリアス期」はなんとその後1300年も続いて、ようやくまたこの寒さの始まりと同様に突然に10年ほどの変動期を経てこの短い氷期が終了して温暖な気候へと推移したことがグリーンランドの氷冠を掘削した調査で判明しているという。

こうした今から2万年前から1万2000年前あたりのドタバタ氷期・間氷期気象劇場の後にようやく今に続く安定した温暖な間氷期が到来して人類は狩猟採集民から定住農耕民へと進化し文明化を果たしたというわけなのです。

だから寒い地球はもうこりごりで、地球温暖化はバンザーイ!な出来事であって、何にも恐れるような事態じゃあないわけっすね。もっとも地球温暖化詐欺による原発推進というプロパガンダはすでに常識であり、地球温暖化という概念それ自体がどうもウソ八百なんてのも常識なわけで、

地球が炭酸ガスの温室効果で幾らか温かくなっているかどうかなんて本当のところはわかんないんだけど、取りあえずもう少し欲を掻いてあと1000年くらいは温暖な気候でこのまま推移して欲しいですね。

なにしろ地球表面には原発が今でも400基を超えるほど大量に埋め込まれていますから、またもしも、いやまた確実にいつかどこかの原発が核暴走を起こしてメルトダウンして大量の放射性同位元素の飛散という事故を招来するだろうことは避けられません。

ですからただでさえ地球は放射能濃度が増してどんどんと住みにくくなっている最中に、もしもまたド寒い氷期が到来しようものなら、放射能で疲弊廃絶したミトコンドリアを極寒な寒冷刺激が急襲して見るも無惨にヒト・ミトコンドリアは絶滅してしまうでしょう。

ヒトという存在も動物や植物も細胞核DNAが核膜にパックされて保護され、細胞質にミトコンドリアが共生する真核生物と呼ばれるユーカリア・ドメインの仲間ですが、このミトコンドリア・グレイテスト・ファミリーはミトコンドリアが生み出すATPというエネルギーとミトコンドリアが生み出す体温によってその命を養われています。

もしもユーカリア・ドメインの体内に棲む共生ミトコンドリアがすべて死滅してしまえばユーカリア・ドメインもまた死滅するのは定めです。私たちはミトコンドリアという共生体によって生かされるミトコンドリアの子供、ミトコンドリア・チルドレンなのです。

ミトコンドリアは悲しいかな放射性同位元素を細胞内で取りこむオルガネラ(細胞内小器官)です。細胞内に取りこまれる天然ミネラルの一時貯蔵庫の役目を担うミトコンドリアには偽(にせ)の放射能を放つ人工核分裂生成物である天然には存在しなかったおぞましいミネラルである放射性同位元素すら取りこまれてしまいます。

それゆえに内部被曝で真っ先に侵襲され破壊されるのが細胞内に共生するミトコンドリアなのです。ミトコンドリアは人体の動力源であるATPを産生しますから、もしもミトコンドリアが内部被曝で破棄されるとそれまで通りのATP供給はままならなくなって、身体に力が入らなくなり、認知機能すら後退していきます。

これが内部被曝ぶらぶら病の真相であったのです。人類を過酷な氷期からその温熱産生能力で守り生き長らえさせてくれたミトコンドリアに、馬鹿な現生ホモサピエンスは何と放射能を浴びせるという暴挙をしでかすことでミトコンドリアを死地に追いやり続けてきました。

そのしっぺ返しが脱病院化社会の真逆の大疾病時代の到来なのであり、医療利権にとっては地球被曝の時代はメシ旨バブルな黄金期なのです。

てやんでぇ、放射能ムラに毒された医学界など見限って、温泉三昧と洒落込もうぜ!

温泉に浮游すれば内臓下垂の真因である横行結腸のダラリ加重も重力負荷から解放されて横浮きウキウキ、内臓のどこもかしこもプッカプカ!胃腸の調子も温泉に浸かれば良くなるって。

つうことで、ダンシングクイーンな朝、皆々様におかれましても重力負荷の減殺に努力されますことをお祈り致します。

あっ、そうそう、脊椎を直接、温灸であっためてあげると部分温泉状態で、内臓も動いて、ごっつ気持ちいいっすよ。お試しあれ!ってそうそう温灸なんか素人さんには出来ないね。スンマヘン(笑)

2014.08.30 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラフマン 10

今夏は節電キャンペーンがまったく声高に叫ばれることもなく、電力不足が煽られたわけでもなく、ただの一基も原発が稼働していない日本の夏が淡々と過ぎていき、ここにきていきなりグッと涼しい状況を迎えているんだけど、

なんでぇ、原発の必要性なんてサラッサラ無いやんけ!まあ原発なるシロモノは日米原子力協定なるわけがわからん取り決めで日本に埋設されたプルトニウム製造機に過ぎないなんてのは常識中の常識で、

また通常運転で高さ100メートル超の煙突から吐き出される放射能によって近隣住民が被曝して健康被害で医療利権が左うちわなんてのも常識中の常識だし、

こんな毒物散布&猛毒製造プラントである原発なんざ、とにかく地球生態系にとってはまったくもって疫病神(やくびょうがみ)以外の何物でもないのはもはや自明なのだから、

とっとと世界中の全原発をひとつ残らず廃炉にするようにおれら日本国民の突き上げで世界のトレンドを変えていかなければイカンぜよ。

なんでもトルコ国民の80%以上は原発反対なんだけど、トルコという国はひとたび「原発反対」をクチにすればソッコーで官憲に逮捕されるという国柄ゆえに、たまたまトルコ国からは原発反対の声が聞こえないだけだっていうし、

まともな神経があればまあ世界中の人間の99.9%は原発反対だろうね。電気なんてさ、ほんの少しの回転力があれば簡単に生み出せるんだぜ。例えば「超小水力発電」なる物凄いクリーンな発明が日本にはあるんだけど、

これなんかちょっとした小川や水路があれば簡単に設置できてメンテナンスフリーでいわゆる原発分の全電力の30%発電なんかこのマイクロ水力発電で簡単にクリアできちゃうんだけど、

水車ってのがまたオシャレでイイよね!そういえば黒澤明が映画「夢」のラストで描いたユートピアこそが「水車のある村」だったんだよね。

黒澤明が願った「夢の未来」「未来の夢」は水車のようなクリーンテクノロジーで築かれた人類文明ということになるのだろう。実はすでにそういったクリーンテクノロジーを日本人は手に入れているんだけど、マスメディアにはこうした情報が拡散されることは一切ないからみんな

コギングトルクレス(発電効率を引き下げる磁気吸引を抑制できる)な直径33センチ水車一体型、重さ20キロ、設置費わずか〜70万円の発電テクノロジーなど全然知らないってわけなんだな。

これは在野の技術者である倉澤久人さんが発明した装置なんだけど、なんとなくミトコンドリア内膜に装備されているATP合成モーターと倉澤さん発明の水車発電装置が似ている気が前々からしていて、

ミトコンドリア1基につきその内膜にはおよそ数万個ものATP発電装置が設置されていて、毎秒30回転、1回転で4個のATP産生能力だからわずか1秒間に120個ものATPを生み出すこの膨大な分子モーターのお陰で

人体はATPエネルギーを供給されているんだけど、このATP分子モーターを回転させる力は水素イオンの流動にあるというのはミトコンドリア・フリークには常識であり、またこの水素イオンの流動にATP産生の秘訣があるから水素水だのイオンだのを推奨する健康法が今や詐欺真っ盛りなわけだけど

アンタさあ、いくら外部から水素を供給したって酸化還元酵素によって行われる水素回収がスムースにできなければどうしようもないし、そもそも廃絶してしまったミトコンドリアに水素を供給したってATP分子モーターが壊れてしまっていれば、どうしようもないじゃん!

こういうね、「何かを足せば事足れりるとする健康法」ってのは、ようは「何かを買わせる詐欺」だと簡単に判断してそういった言説はあっさりとスルーするってのが養生法の探求的な視点でありますから

今後とも水素やイオンをアタシは推奨する気はさらさらありませんので、その旨でよろしくお願い申しあげます。と、トンデモ健康法はともかくも

黒澤明が夢見た未来テクノロジーはもしも気がつこうとすればすぐそこに存在するのですから、希望を捨てずに断然、原発反対を唱えていきましょう!

それで、例えば物干しに洗濯物が干せるのは物干し竿が地面に水平で、竿に洗濯物が水平に普通にぶら下がって干されるからなんてのは別にあえてマジメに言うまでもないことだし、江戸時代にカゴ屋がカゴをかつぐのも地面に水平な天秤棒にカゴをぶら下げてそのカゴの中にヒトを乗せてエッホイ、エッホイと運んだなんてのも敢えて言うまでもないなんだけど、

そいじゃあこの物干し竿を何をとち狂ったのかオイラは地面に水平じゃなくて垂直におっ立ててやってみるぜ、とか、カゴ屋が「おい、今日は趣向を変えていっちょ、かつぎ棒の片方を両手で握りしめて旗を持つみたいに二人で立てて担いでみっか」なんてことをしたら

洗濯物は竿に巻き付いて風になびかないからうまく乾かないし、カゴに乗ってたお客さんは座った状態からロケットの操縦席にいるみたいに背中を下にして上を向いたようになるか、あるいは土下座状態になってしまって、「こらぁ、なにやっとんじゃあ!」の憤怒の大魔神状態、で

何を言いたいかというと、ヒトの脊椎(せきつい)つまり背骨(せぼね)の由来は原始魚類の背骨にあり、元来は重力負荷が地上の6分の1の水中で内臓と筋肉をくっつけて身体を動かすための軸として機能していたというのがサカナの背骨だったわけで

その後になって両生類、爬虫類になっても背骨は地球表面に対して水平なままを維持して内臓を洗濯物やカゴ屋のお客さん同様に横棒にぶら下げて担ぐ方式の天秤棒かつぎ「ぼてふり」背骨スタイルが延々と3億年以上も続いたんだけど、

今から350万年前あたりのアウストラロピテクスあたりから直立と二足歩行が開始されて、5万年前になって本格的に現生人類の祖先の150人の集団は東アフリカを徒歩で直立二足歩行で旅だって世界中へと拡散していったのだが、

この横棒背骨スタイルから縦棒背骨スタイルへの変更はまったくもってとんでもないライフスタイルのパラダイムシフトだったということに

多くの医学関連者たちがまったく関心を払わないことには、いささか驚きを禁じ得ないわけです。いいっすか?もともと均等に平等に整然と内臓がぶら下がっていた横棒の背骨をいきなり垂直におっ立てたらいったいどうなるか?わかりますよね?

そう内臓下垂が起こって臓器の重さのすべてがズッシリと腰の辺りに集中してくるのです。脊椎を受け止める仙骨第2仙骨孔の付近に上半身と内臓の自重65%がすべて襲いかかってくるのが直立二足歩行をする人類の宿命的な重力ストレッサーだったのです。

これだけではありません。四つ足で全体重を分散して受け止めていたのが、たった二本の足で受け止める事になったのもとてつもないストレッサーになっています。この自重による重力負荷ストレスがもたらす健康被害は脊柱管狭窄症、頚椎ヘルニア、腰椎ヘルニア、股関節症、膝関節症、足首の痛み、腰椎すべり症、腰痛、肩こり、首こり、背中のこり、胃下垂、痔、便秘、子宮下垂とありとあらゆる整形疾患、内臓疾患に及んでいきます。

いかにして自重による重力ストレッサーを減殺して、みずからの関節、内臓、筋肉、骨をいたわるか?に実は養生のヒントが満載されているのです。

ということを温泉に浸かりながら何度も「ヘウレーカ!」したのが今回の飛騨高山リゾート旅行の収穫でありました。

サカナにはどうも腰痛も肩凝りもありそうもありません。ヒトの手の原器はサカナのムナビレであり、ヒトの足の原器はサカナのハラビレにあります。

温泉の広い湯船に浸かり、手足をヒレのように自由に動かして脊椎を水中に横に浮かべた時、私たち人類はここ350万年の直立二足歩行の疲れから解放されて、

ゲノム記憶は古生代カンブリア紀の最古の魚類ミロクンミンギアの時代にまでさかのぼり同化し、ピラルクやメコンオオナマズと同じ0グラビティーに近い愉悦を体感しているのです。

水は水車を動かして電気を生みだしもしますが、温泉になって健康も生み出すようです。

いやこの地球上の命という命は水によって生み出されているのです。

クリーンな水がクリーンであり続けるために、

やっぱり原発は即時全廃で横棒、縦棒、アタボーよ!

2014.08.29 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラフマン 9

今朝は秋の気配が濃厚で涼しい風が吹き、セミも鳴かずに秋の虫たちが雅楽器のヒチリキを思わせる美しい鳴き声を披露してくれているけど、ほんと虫たちは季節の変化を確実に伝えてくれる素晴らしい仲間たちだね。

昆虫は今から3億2000万年前あたりの古生代石炭紀にはすでに大森林の中を闊歩していた程に古い種族だから、その免疫力も筋金入りのブラフマンな能力を有していて、

重力負荷などまったく受けないであろうまるでカーボン製かと見まごう程に軽量化されたボディ表面はクチクラ(キューティクル)と呼ばれる分泌物の層に覆われていて、

触るとツルツル、カチカチで、だいたい腸管内には共生菌がたくさん棲んでいて全体重の30%〜50%が共生バクテリアの重さと言われていて、また昆虫細胞にはトールがあって、ヒト・マクロファージのトールライクレセプターは抗原を認識するとサイトカイン分泌をすることで免疫系を活性化するんだけど

昆虫のトールは直で抗菌ペプチドの合成をして昆虫を病原菌から守っている。つまり昆虫は共生バクテリアに抗生物質を分泌させて病原菌から身を守り、またトールからの分泌物でも外来菌を抑制してこのバクテリアだらけの地球世界で生き延びてきた非常に強靱な種族であるということなのだ。

地球生命種において地上世界の覇者は何と言っても昆虫であり、その次ぎに繁栄しているのがイカやタコや貝などの軟体動物たちだけど、脊椎動物界でもっとも種が多いのはサカナたちで2万838種を誇り、かつて恐竜が跋扈した中生代ジュラ紀(2億130万年前〜1億4500万年前)中期にはリードシクティスなる全長30メートルになんなんとする巨体なクジラなみの硬骨魚類がいたことが化石から判明しているが

それからすればメコンオオナマズ3メートル、ピラルク4メートルなんか可愛いもんだよね。水中ってのは重力負荷がほとんどないからほんとデカクなるやつはデカイし、あるいは昆虫は軽量化によって重力負荷を見事に克服してるし、人間はこの不格好な二足歩行によるあらゆる重力負荷がもろに関節のすべてにかかってくるから、

いかにして「地球1G問題」をクリアするか?はやはり本当に重大な免疫問題になってくる。今回、再三にわたり重力負荷に触れるのは、いやほんとにね、温泉って重力負荷を消去するには物凄い力を秘めた養生術だと「ホテルアソシア高山リゾート」の色んな湯船に浸かって開眼したからなんです。

温泉の効能は温熱と水圧によるヒートショックプロテイン分泌もそうだけど、ここだけの話し、アルキメデスの原理によって浮力により重力から解放される利点が実はスンバラシイことを強調しておきます。

ほんと秋の虫はいい鳴き声だわ!

2014.08.27 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラフマン 8

先日、京都から来院された方に「先生は瞑想でもして、あんなブログ記事を発想されてはるのですか?」と質問されて、何か取り紛れてちゃんとこの質問に答えることができずに失礼してしまいましたので、ここで回答してみますが、

だいたいブログ記事はこうやって朝起きた際になんとなく脳裏に浮かんだ言葉をつむいでいる作業でして、特に日頃から瞑想に励んでいるわけでもなく、それなりに読書はしますが、本のコピペみたいな事はまったく興味がないのでなるべく自分の言葉で自説を構築するように心がけていて、そうやね、瞑想と言えば鍼灸院での仕事はこれはもう瞑想に近いというか瞑想そのものであって、

ヒト様の肌に触れてじっと命(いのち)と対話する時間がわたしの生命観を培養してきたことは間違いないと思われます。だから何らかの新しい発想や気づきのほとんどは鍼灸院での仕事中に創発されていますね。でもいつだかは下の娘を手に引いて田んぼの横の道を散歩していた時に、

田を抜けてきた気持ちいい風が身体の側面を通過した瞬間に「ヘウレーカ!」な電撃ショックが身体中に走り寒気がぼっ立つと共に、東洋医学がいうところの身体の側面ラインをまとう胆系(たんけい)と三焦系(さんしょうけい)の経絡(けいらく)が耳に通じているのは「これ魚の側線の痕跡だ!」という閃(ひらめ)きが訪れて、我ながらエンライトメントな至福体験に悦に入った記憶がございます。

わたしたちの身体にはまだ古生代カンブリア紀に発した脊椎動物の祖である魚類の器官のなごりがあちこちに残存保持されているのであり、鍼灸術における経絡なる体表面のセンサーラインもまた魚類のウロコが変化した魚類の耳である側線なる水圧や水流を感覚する器官に由来するのでは?という仮説をわたしはこの至高体験から抱くようになりました。

もともとワタシは魚や昆虫が子供時代から大好きでして、ガキの時分はほとんど夏は毎日といっていいほどに川へ魚捕りに、海蔵寺の屋敷森や裏の民家の庭の林へとセミやヤマトタマムシを捕獲せんと日参したものですが、この頃の実際の地球生命種との交流があったからこそ、今のブログ記事の創発につながっているとの認識を今深めつつあります。

わたしがホームとしていた川には残念ながら美しくも可憐な希少生物種「ハリヨ」は棲息域ではないのでいませんでしたが、今では恐らくはあの川にもいなくなってしまったタイリクバラタナゴがまだたくさんいて、水草を踏んで待ち受けたタモをすくった瞬間にキラキラと虹色に輝くタナゴたちの美しいウロコの光りに探求少年がひときわ興奮したことを今思いだしております。

川の堤はまだ護岸工事などされておらずに土のままだったから土の堤と川面が接する領域に初夏になるとザリガニが巣を作り子を孕みましたし、そういえば鰻の寝床を発見してどうにかこいつを捕獲してウチに持って帰ったら、ウチのオヤジが予想外に「こいつは川の主(ぬし)だから、もういっぺんもといたところに逃がしてこい」と言って神妙な気分でもといたところへ捕ったウナギをリリースしたこともありました。

そんな頃からでしょうかね、捕ったサカナをウチに持ち帰らずに、かならず「キャッチ&リリース」で逃がして帰るようになったのは。誰に教わったのでもなく、自然にサカナはサカナの居場所にいるべきだという認識が芽生えたのです。それは水道水で満たしたタライに何度もナマズやフナを浮かべた苦い経験の蓄積も作用したのかもしれません。

子供心にも自然の川の水でなければ、サカナは死んでしまうと気づきました。塩素が混入した水道水はサカナにとっては高レベル汚染水なみの毒環境に過ぎませんからね。こうした子供時代を過ごしたことで、養生法の探求精神が育まれたということなのです。

世界淡水魚園水族館「アクア・トト・岐阜」は今年で開館10周年だそうで、学術的にも申し分ない実に素晴らしい展示内容ですので、一度ならずと足を運んでみたら「ヘウレーカ!」な発想が次々に湧出するかもしれません。

今、なんとなく異端視されている水生人類仮説であるアクア説を再検証し始めているんだけど、水族館でなんとなく癒される感覚の起源はもしかすると東アフリカのハダール湿地帯の湖畔でいつも水を見て過ごしていた記憶が呼び起こされるからなのかもしれないと、思ったりしております。もしかすると本当にアファール猿人が水生人類だったとすると重力負荷をアルキメデスの原理で減殺されたユートピアな時代が人類にはあったのかもしれません。

地球上に存在する水のうち海水が97%で、淡水はわずか3%しかなく、この3%の淡水のほとんどは南極や北極の氷か地下水となっており、人間が利用できる淡水はわずか0.01%しかないのであり、そのわずか0.01%の淡水も世界の大きな湖に集中しているというのですから、やはりハリヨもタナゴも淡水魚はすべてレッドデータな希少種ですね。

淡水魚の棲息する環境である河川や湖沼を保持するためには水源となる森林を保全するのは必須として、当然のこと森や川底へと放射能を堆積沈殿させる原発などソッコーで止めねばなりません!

結局はやはり人間がもっとも悪しき種族と結論されてきますわ、あ〜、イヤだ、イヤだ、また温泉に浸かりたくなってきたぜ(笑)

さて、ミンミンゼミが呑気に鳴いているけど、1G重力負荷 プラス 放射能のキッツイ地球世界でのヒトの一日がスタートしまっせ!

2014.08.26 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラフマン 7

ちょっと自分的にイイ感じで気に入ったので少しマイケルつながりな旅行ネタが続いていきますが、マイケルの歌でいっちお気に入りといっていいのが「ブラック オア ホワイト」で、特にプロモーションビデオの最後の人間の顔がどんどんと男女・人種が見事に滑らかに入れ替わっていくあのシーンが最高で、いつ見ても速攻でファンキーな気持ちになれるから不思議だね。

まあこの歌は間違いなく人種差別の愚かさを訴えているんだろうけど、シビアな問題提起をここまでのエンターテイメントに昇華しているのがマイケルの凄さであり、冒頭のアフリカンダンスなんか黒人の身体のしなやかさには感動すら覚えるし、タイやインドの舞踊からアメリカンネイティブのダンスやロシアのコサックダンスへと続く前半部分も世界ダンス選手権みたいでほんと面白い。

まあね、人種なんてあってないのはミトコンドリアを探求する程によく理解できてくるんだけど、だって現生人類である自称ホモ・サピエンス(知恵のある猿)は15万年前あたりが発祥だけど、どうもたった独りか、もしくは7人の母親から生まれた子供が増えていったのが私たち実相ホモ・スツルツス(愚かな猿)な人間たちだったなんて定説が普通は一般的にはよく語られていて、

なぜたった一人か、もしくは7人の母が大元のおっかさんと認定できるのか?というと、ようは母系遺伝で母から娘へと伝播してきた環状二重螺旋のミトコンドリアDNAを調べていくことで最終的に人骨化石に残っていたミトコンドリアDNAをたどると俺たちのグレイトマザーが東アフリカか、もしくは世界のそこかしこにいた7人の母のいずれかに突き当たると判明したというわけなのです。

つまり人種なんていう概念はそもそも何の意味もないのはこのことから自明であり、つまりようは肌や髪の毛の色や鼻の高さや体躯が異なるのは、これはあくまで単なる環境適応の結果に過ぎないのであって、

フランスの博物学者ジャン・バティスト・ラマルクの「獲得形質の遺伝」はいまだに正式には認められてはいませんが、少なくとも現在の多用な人種と呼んでいい程のヒトの表現系の違いを見れば、

間違いなく環境がヒトの形質を変化させて積み重なった変異がヒトゲノムに de novo 変異(生殖細胞を介した変異の遺伝)をもたらしたことは明らかと言えるのであり、

早い話しがとにかく人種なんて概念はウソ八百のフェイクもガセもいいとこのインチキカテゴリーだということだけはマイケルならぬ小生も是非にここでもまた強調しておきたく思います。

この人種(じんしゅ)というウソ概念によってあらゆる紛争が発生し、戦争が起こり、「国家 対 国家」の醜い争いが延々と続いてきたのがここ2000年ほどの人類史なんだけど、実は争う理由なんてこれっぽっちもなくて、

国境線なんてものも勝手に為政者たちが引いたどうでもいい境界線で鳥や魚や昆虫には何の関係もないラインであって、人類はみんな東アフリカのたったひとりのミトコンドリア・イブというお母ちゃんの末裔であり兄弟姉妹であり子供であると知ったなら、いったい自分たちの愚かさとアホさ加減に気がついて普通はあまりの馬鹿馬鹿しさに「ホテルアソシア高山リゾート」の露天風呂にアゴまでどっぷりと浸かりたくなるはずだけどね(笑)

オレはいつも偉大なる太母様(たもさま)であるミトコンドリア・イブを崇敬しているから基本的に誰とでもフレンドリーに付き合いたいとは思うんだけど、だけどやっぱみんながみんな「ミトコンドリア・イブ・グレイテスト・ファミリー」の一員という認識に至っているわけでもないからさ、なんかおっかない人間も得体の知れないグローバルな They なヤカラも少なからずいるから、まだすべての人間を信頼するなんてことはできないね。

ただ最終的には全人類が自分達はミトコンドリア・イブの末裔であり、みんなミトコンドリア・イブの子供であり兄弟なんだからみんなで仲良くしなけりゃあイケナイという「ウイ アー ザ ワールド」な精神性にまで成長して、実にくだらない無駄てんこ盛りの戦争も原発もとっとと卒業して可憐な淡水魚の「ハリヨ」がいつまでも棲めるような美しい河川が継承できる環境共生型の文明が築ける未来を引き寄せなければイケナイって、絶対に!

そういやあラマルクの獲得形質遺伝説を否定するためにネズミのしっぽを21世代に渡ってちょん切って、ネズミのちょん切られた残りの短いシッポは遺伝しないとかなんとかいうトンデモナイいんちきな反証実験をもってラマルク説を否定したヴァイスマンとかいう学者がいたそうだけど、

環境適応で獲得した形質でも何でもない外傷であるただのケガが遺伝するわけねえじゃん!バカだよね。

こんなとんでもないインチキが正統科学の世界じゃあまかり通っているんだぜ。科学、科学って言ってもSTAP騒動や千島学説のスルーを見てもわかるけど、とにかく正統科学の世界だって玉石混淆なんだから、まあ時々は水族館にでも足を運んで実際の生き物を目の当たりにして、生の心眼を鍛えて物事の正否の真贋判定の眼力を養ったがエエと思うよ。

アカハライモリのお顔がほんとチャーミングでさ、オレ、照れちまったぜ(笑)両生類ってけっこう貴重な連中でね、ようはデボン紀あたりにようやく水中から地上へと進出しようかなんて時に誕生した古い種族が両生類で、

オオサンショウウオの見た目が図鑑で再現されていた地球最初の両生類イクチオステガにあまりにソックリでほんとビックリしました。で、ふと、

ヘウレーカ!なひらめきが降臨したんだけど、ようは古生代カレドニアン、ヴァリスカン造山造陸運動を含めて地球表面は常にプレートテクトニクス(大陸移動説)に従って動き続けているから、

海が干上がったり、川が決壊していきなり空気にさらされてしまうなんてことは何度もあったわけで、だから水中呼吸用のエラだけではやっていけなくなって、やおらゲノムのトリガーが引かれて空気中で肺を使って酸素呼吸が可能な肺を獲得したデュアル呼吸システムを装備した魚であるキノボリウオや肺魚などが誕生したのであり、

今の今にいたるまでエラと肺の両方を兼ね備えるタイプのレピドシレンやネオセラトデスやアミアなどの肺呼吸タイプの魚の仲間の形質はしっかりと獲得形質遺伝説の仰る通りに遺伝されて固有種が2億年近くも保持されてきているのだから、ヴァイスマンさんよぉ、アンタも「アクア・トト・岐阜」に足を運んでキノボリウオ科のジャイアントグラミーをしっかりと観察してきなよ(笑)

いやさ、水陸両用タイプの魚ってスゲエよね!そいでこのへんのキノボリウオあたりが両生類の萌芽だったりして、少しづつ陸棲適応していってやがて肉鰭が生えてきて、シーラカンスみたいなのが出て来たんだろうかね。

そもそも25億年前は今の地球の酸素濃度の10万分の1の酸素しかなかったんだけど、いきなりスノーボールアースが解凍された際に大酸化イベントが起こり、酸素濃度が上昇し続けて活性酸素という毒物との死闘を地球生命種の初期バクテリアたちは演じたわけで、常に地球環境との格闘があり、それに適応して生き延びてきたのが地球生命たちの歴史であったのだから、

いってみれば地球生命史とは獲得形質遺伝の歴史であったと見ることも可能だ!

ネオダーウィニズムが提唱する「突然変異と適者生存」だけで進化が起こるわけがないでしょうが! 

ラマルクにもまた一理あり!

ただ、汚染地球での環境適応をこれ以上強いられて、放射能への獲得形質を持たざるを得ない状況はまったくもって金輪際、御免だけどね。

2014.08.25 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラフマン 6

アルキメデスは自分が風呂桶に浸かってあふれ出た湯量が浮力の源泉であることに気づいた瞬間に「ヘウレーカ!」つまりギリシャ語で「分かったぞー!」と叫んで、湯船から素っ裸で飛び出したという逸話が残っているそうだが、

不肖アタクシは「ホテルアソシア高山リゾート」の湯船の中で、アルキメデスの原理によって体重が格段に軽くなって関節に常にかかる地球1Gの負荷から解放され、頭部6キロの荷重が温泉浮力で減殺されて頚椎も超リラックスだぜ状態において、

果たしてそんな茹で蛸モードの最中にアルキメデス的なヘウレーカなひらめきがワタシの脳内に一度ならずと炸裂したことはまだ記憶に新しい。

例えば温泉の水面の波がぶつかり合い干渉する波が重なるそのポイントに網目模様が出現することを垣間見て、なるほど生命が誕生したのは38億年前の温泉場であるという仮説があるが、温泉がフツフツと湧出するマントルプルームのような上昇する流体の動きが実は細胞構造の粒状の物体を造り出したのかもしれないとか。

あるいは、こうやって温泉に浸かり手足を伸ばして日頃の重力負荷からすべての関節を開放して、207個の骨と600の筋群をリラックスさせて、温泉の温度ヒートショックと温泉の水圧ヒートショックの二大有益ストレッサーを重力の替わりに負荷して、60兆個の細胞核ゲノムにヒートショックプロテインを分泌させる温泉養生を実行すれば

たいがいの症状は快楽の中で雲散霧消して湯けむりと共に、「マインドコントロール They 文明」のストレスも揮発してしまうだろう、なんて感慨に浸ったというわけです。

あんまり期待してなかったんだけど、ホテルの夕食ビュッフェに普通に飛騨牛ステーキがあって超ビックリで、それだけでかなり舞い上がった馬鹿野郎なオレだったんだけど、ステーキの他にも豚肉の赤ワイン煮なんてオシャレな肉料理もあったし、鮨も飛騨牛カレーもさ、っていちいち、ここにビュッフェメニューを列記していくこともないんだけど、

ホテルマンの接客も申し分なく「おもてなし」精神に満ちてフレンドリー全開で、いやはやこのホテルはアタシにとっては大当たりでした。部屋も普通に綺麗で広かったし、やっぱでかいホテルはでかいなりにいいっすね、ってまあJRグループだし、リニアとかね、ちっとそのへんはどうかと思うけど、それはさておき、趣向を凝らした色んな風呂もとても良かったっす。

半重力状態の温泉的な快楽なる天界から、せせこましい渡世なる下界に戻ってまた地球1Gの猛烈な重力負荷の世界で生活を始めてつくづく思うことは、本当に体重を支える関節にかかる重力負荷がいかに身体生理に負担を強いるか、という重大事を再認識しますね。

人間が二足歩行を始めたのは今から350万年前くらいのアウストラロピテクス・アファレンシスの頃からなんだけど、まあとにかく無理やり人間は二足歩行というサーカス芸にうって出たわけで、

その弊害たる健康被害が半端ないわけで、この人間の関節に負荷される「地球1G問題」ってのは養生法の探求においては避けては通れない大問題だ、ということに関しては今までも再三にわたり触れてきております。

だからといって無重力に207の骨をさらせ続けるとカルシウムの沈着が起こらずに骨が脆くなることは宇宙飛行士の実体験からも分かっているのですが、とにかく人間が地球表面で暮らす限りは、猛烈な重力がその60兆個の細胞にかかっているということだけはよく理解し、

たまにこの重力負荷を温泉にでも浸かって消去することは養生法の探求として実に理に叶っていると提言しておきます。

温泉に浸かって脳内が温泉エンドルフィンに満たされていると、かつて東アフリカのダナキル地塁が隔離された地中海のような海溜まりになってしまい、

そこで長き間に水生生活をしていた人類が水中の重力負荷が減殺された中で二足歩行を始めたという「アクア人類仮説」が想起されてきて、もしかすると本当に人類はかつて水生人類だったかも、なんて思ってしまいました。

水中で二足歩行をするのなら膝関節にも股関節にも腰椎にもそれほどの重力負荷はなく、頚椎ヘルニアにも腰椎ヘルニアにも脊柱管狭窄症にも慢性腰痛にも股関節痛にも膝関節痛にもならなかったでしょう。

ようは水中から地上へと歩を進めざるを得なかったが故の悲劇こそが現在の人類を襲う整形外科疾患の真因だったといえましょうか。

だってメコンオオナマズなんて全長3メートルを超えるし、アマゾンのピラルクは4メートル超えだし、オオサンショウオなんかも今から3億5000万年前あたりのデボン紀後期に初めて陸上へと進出したイクチオステガを彷彿とさせるナリと威厳があって、おまけに肌の色がブラウンの濃淡グラデーションで岩石かと見まごう迷彩カモフラージュ柄なファッションに身を包んでいてそれはそれはカッコイイんだぜ!

水中ってのは重力ストレスがほとんどないぶん、リラックスできて、それで食い物に困らなければけっこうでかくなるし、ある意味、水中ってかなりユートピアっぽいよね。

まあ種によってはチッコイのもいっぱいいるし、淡水魚水族館「アクア・トト・岐阜」にはすでに絶滅危惧種のハリヨっていう希少種の淡水魚が飼育展示されていて、この可憐な淡水魚が絶滅する前に生きた実物を拝めてほんと嬉しかったね。

ハリヨもそうだけど子供の頃から図鑑でしか見たことがない魚をいっぱい見ることができて、ほんとこちらの水族館には感謝してる(笑)

まさかサカサナマズやバタフライフィッシュやキノボリウオやデンキウナギまで見る事ができるなんてまったく想定外だったからね。まあウチの子供はまだ幼いしすぐに飽きてしまうから、サラッと見る程度だけど、かなり学術的にもしっかりと展示説明がされているから、水族館フェチな皆様には「アクア・トト・岐阜」をお勧めします。

なんか今回の記事はステルスマーケット的な内容になっておりますが、決してホテルや水族館の回し者ではありませんので、くれぐれもお間違えなく(笑)ようは旅の随想にひっかけての養生法の探求的な記事ということで御了承ください。

自然の河は大雨が降れば川の堰が決壊して氾濫して氾濫原が出現するものだそうで、実はこうした河が溢れ出てできた沼や湿地帯に新たな自然生態系が形成され、またそこに豊かな動植物相が築かれていくというのが本来の自然な河の生理だと説明されたパネルがあり「な〜る」と娘に手を引かれながら深く感じ入った次第です。

人間は勝手に川の氾濫を災害と決めつけてしまうけど、自然にとってはそれすらも何らかの自浄作用だったり、新たな生態系の創出であったりするのです。

「医師は自然の下僕である」とは幕末の漢方医・新宮涼庭の言葉ですが、ヒトも川もまた自然の下僕に過ぎないことを再認識しました。

自然に逆らうことなど何人(なんぴと)もできない。そう、わたしたちは自然の子なのだから。

マイケルも「ウイ アー ザ ワールド」で言ってたよね

「地球はひとつ、みんな地球の子」ってさ。

2014.08.24 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラフマン 5

「ゼイ ドント ケア アバウト アス」はその歌詞内容やプロモーション用のビデオクリップの映像が物議を醸したマイケル・ジャクソンの名曲なんだけど、この歌詞の中でマイケルがゼイと呼ぶ連中がこの地球文明を牛耳り、

アスと呼ばれる私たちがいつもゼイなる「奴ら」にやられっぱなしであるということは、ほんの少しだけ陰謀論を囓った者には常識中の常識なのは再度申しあげるまでもない。

そう私たち Us なる99.9%の普通の地球人はいつもいつも人類の文明発祥からずっと They なるほんの少数の支配層によるマインドコントロールに甘んじてきた。

ワタシは常々、生命とは何なのか?を探求する旅路に身を置いているのだが、単細胞生物が多細胞生物に進化する過程や、個体が集合してコロニーを形成する動態において生命が自己組織化するプロセスとは

決してピラミッド型の上意下達の中央集権的なコントロールによって成されるのではなく、

イワシや渡り鳥や粘菌が集合する際にトーラス構造を描くように、命(いのち)とはいつも曼荼羅型のネットワーク式の地方分権的な網目構造なバイオフィルムが構築されるような流れに従って

オートポイエーシス(自己参照型自己創出システム)されていくことをいつもこの指先から見た身体宇宙の真実から見て取っている。

つまり、そもそも、この文明がもつ宿痾とも言えるピラミッド型の文明構造や中央集権的な支配思想は生命原理とはまったく馬が合わないのであり、

だからこそこの現代の文明社会に身を置いていると息が詰まってストレス満載で身心が極度に疲弊していき、時々は気晴らし温泉旅行に出掛けて、頭を空っぽにして高山ラーメンに舌鼓を打たなければならなくなるのである。

渡り鳥が乱舞する際に仲間とぶつかりあうこともなく整然と飛ぶことができるのも、イワシの群れが間違いなくドーナツ型のトーラス構造になってトルネード泳法ができるのも、リーダーとなるトップがいるからできるのではなく、

リーダーなど不在でただある一定のルールに従ってみんなが整然と行動するからこそ可能なのだ、というのは複雑系の科学の世界ではよく知られた事象である。

アニメ作家のクレイグ・レイノルズは1986年にボイドと呼ばれる三角形のオブジェクトを使用して、コンピューター画面上でこの二等辺三角形の鳥に似せた対象物を本物の鳥の群れのように

旋回させ、降下させ、周回させて、あたかも猛禽類の鷹(たか)の襲撃を避けるが如くに画面上の障害物を避けてみせて、その後でまたボイドの群れを合流させて視聴していたオーディエンスの喝采を浴びたプログラムこそがたった3つのルールである

①整列、②結合、③回避 

であったことは注目に値する。ようは群衆構造というか生命の自己組織化とは基本的に自分が周りの者を見ながら、周りの者と歩を合わせつつ、くっつきそうになりながらも、決してくっつかない、という実に単純なルールに従ってトーラス的な構造が形成されていくということなのだ。

世界や日本や養生の情報も早い話しが上意下達で送られてくる「大手記者クラブメディア大本営マインドコントロール洗脳情報」などには一切目もくれずに、

本物の真実の情報を発信している者たちの個人メディアを頼りにボイドの法則に従って周囲にその真実の情報を伝播していけば、

こんな「マインドコントロール They 文明」の世界にあっても、「独りよがり Us 文明」を築いていける可能性が見えてくるはずだ。

もうねオレ流のルールで生きていけばエエんよ。ほんとは好きな事だけして、イヤなことはしないで、時々、温泉浸かったり、旨いもの喰ってさ、そうやってストレスフリーな生活ができれば、人間は一生、健康でいられるんだよね。

だけど、そんなことは今の世の中じゃあカネとヒマの両方が無ければ出来ないじゃん。カネのためにこれほど働かされてる地球生命種は地球生命種1億種の中でニンゲンだけだって!

なんで、ニンゲンってこんなバカなんだろうね(笑)

まあアタシはこのバカなニンゲンのために免疫論をぶって、人類の免疫力の向上のためにひと肌脱ぐと宣言しちまったから、これから一層の情報発信に努めねばアカンのやけど。

ということで、99.9%の地球人類が「養生法の探求ボイド」に従って動き出すとき、地球文明は正しい生命観に裏付けられた新地球文明へとパラダイムシフトすることは確実でしょう、なんてね。

Us なる俺たちの努力次第で、明日の地球の命運は決まるのや!

人類の行く末はやっぱ「ウイ アー ザ ワールド」の世界が理想だね。

オウオウオウ、シンディ・ローパー、最高(笑)

2014.08.23 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラフマン 4

昨日はわざわざ奈良県から患者さんが来院されて、ひとしきり我が治療術を披露したのですが、お付きの方が申すには何でもこのお付きの方が1年前からの「養生法の探求」ブログファンだそうで、そんなこんなのいきさつから患者さんに一度、治療を受けてみたらと紹介してくれたとのことでした。

いやはや、ありがたいことで最近はこんな感じで来院される患者さん、お客さんが少しずつ増えてきていますが、奈良県には実は日本一、いや世界一と言ってもいい腕をもつ鍼医がおりまして、だから片道4時間もかけて車に揺られて日本鍼医ランク563位(どこからそんな順位をもってきた? 笑)くらいのオレのところに来るよりも、直で「鍼狂人」を自称する奈良の名人のところへ行ったらどうかとお勧めした次第です。

まあね、鍼灸師もピンキリで色んなのがいるんだけど、ガチに修行を積んだ連中のレベルは西洋医学だの東洋医学だのというカテゴリー分類に関係なく、ようは効くという視点で見て実際に効く治療をしている者も相当数いますから、

かの平安歌人の藤原定家じゃないけど自分だけのお抱えマイ鍼灸師を見つけるというか、そんなのも楽しみのひとつに加えて、自己免疫力を保持するために鍼灸師と仲良くなっておくなんて方策も必須な案件になってくるかもしれませんな。

結局、西洋医学でいわゆる難病指定されて、この病気は原因が不明だからクスリもなければ治療法もない、とおっぽり出された患者さんは、はっきり言えば軽い死刑宣告みたいなもので、予後が宜しくない場合はお先が真っ暗でただただ不安に悩むという日々を過ごしていかなければならない。これが現代医学のムゴイ現実。

だけど、そういった場合でもウチラの治療術では病名に関係なく対処できるだけの応用力がある。病名にこだわらずに、とにかく身体を触り、凝りをほぐし、針灸を施し、血流を改善し、ヒートショックプロテイン分泌を促進し、

少なくとも現状を維持し、あるいは今ある状態を少しでもよりよい方向へと向かわせるだけの術は鍼灸指圧術にはもともと備わっているから、決して私たちは例え原因不明だろうと、難病指定されようと、予後不良であろうと、治療法がないと宣告して西洋医学のように無慈悲におっぽり出すことはないのだ。

そりゃあ検査数値から見てすべてがある病名疾患に収束するとしても、だから何だと言うのか?基本的に身体ってのは気持ちのいいことをしてあげれば快癒していくものなのだから、その本能というか身体感覚に従って素直に身体の声を聞いて、身体が喜ぶことをし続けていけば決してヒト細胞60兆個はホストの努力を無駄にはしないはずだ。

体長3メートル余のメコンオオナマズの巨大さに圧倒されて、アシカのハッピーちゃんの賢い演技と野太い咆哮に歓声をあげて、バタフライフィッシュの不思議なナリにため息をつき、雄大な山並みを見ながらドライブをし、旨いものを食べて、温泉に浸かって、カラクリ人形のぎこちない動きに爆笑して、こうしてなんにも考えないでただただあるがままを楽しむようなお馬鹿な旅行をすると、

ほんと日頃、いかにこまい世界に生きているかが身に染みて、なんだか日常がアホらしく思えてきたりもするんだけど、まあアホらしい日常を過ごすからこそ、たまの休暇に出掛ける旅行が楽しかったりするんだろうし、まあ人間ってのは魚と違ってより複雑な存在ではある。

飛騨高山への旅行中はまだ雲が残っており、帰りの道中ではゲリラ豪雨に遭遇して軽くビックリしたけど、とにかく岐阜は山が多くて山並みのあいだに田が広がりそこかしこに家が点在する場所が多数あり、そんな景色の中に雲間から光りのシャワーがスポットライトのように当たる光景を何度も見て、そのたびに天なる神の存在を感じた旅とあいなりました。

ワタシは無神論者の部類に属すと自認しておりますが、ヒト細胞60兆個やヒト・ミトコンドリア1京8000兆個やヒト・バクテリア数百兆個が言ってみれば我が神であるという認識がございまして、神を外部に求めず内部の神々を崇め奉り尊重する生き方こそが養生法の探求の要諦であると常々考える次第ですが、

今回は車窓から眺めた景色に神を見いだして、これで内なる神と外なる神がドッキングして東洋医学の至高の悟りである天人合一の境地に少しだけ踏み込んだ感がございます。

ヒトもピラルクもコツメカワウソもアシカもオオサンショウオもアカハライモリもみな内なる神と外なる神に見守られた地球生命史38億年の仲間です。地球生命種は150万種とも3000万種とも1億種とも数えますが、地球で最も繁栄した種族である昆虫類も、昆虫に次ぎ繁栄している軟体動物も、脊椎動物では最も種が多い2万838種を誇る魚類も、2億年近く同じライフスタイルを継承している亀たちも、

みな「自己と非自己を見分けて、疫病を免れて、細胞の品質管理を徹底し、病気にならずに健康に生き延びて、外部環境と内部環境を調和して、ブラフマン(全一なる大我)とアートマン(個別なる小我)をひとつに融合する」免疫力を確保したからこそ、現在の地球で生を謳歌できるのです。

免疫とは宇宙と一体になること! ではないでしょうか?

ようやく旅気分が抜けて、頭が少し戻ってきました(笑)

今日も暑くなりそうです! やっとセミも鳴き出しました。

さて今回の旅行の最大の収穫は黒ごまを練った工藤公康選手がアンチエイジングのためにお取り寄せスイーツの「黒ごまキューブ」ではなく、

戦争と原発がやめられない止まらないのホモサピエンスが大嫌いな俺に何と「人間っていいな」の感覚が芽生えた事かもしれません。

健気に過酷な地球環境の世界で文明を築いた我が人類に幸あれ。

全人類の免疫力の保持のために、さて、ガツンと情報発信いきまっせ!

2014.08.22 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラフマン 3

さて、お盆も忙しく過ごして束の間の休暇を取り、1泊2日のプチ旅行に出掛けて温泉などに浸かって日頃の地球1Gの重力負荷から解法されて、

手足を存分に伸ばして熱い湯の中でアルキメデスの原理で8分の1になった自重の軽さにより関節マクロファージをいたわり賦活し、

五右衛門風呂みたいなのや寝て入れるタイプなど趣向を凝らした何種類もの風呂のすべてに入り、露天から遙かに見える南アルプスの雄大な借景を満喫し、

いつもは湯あたりして頭痛に悩まされるのだが今回はそんな事もなく夜と朝の2回も温泉に浸かるという温泉三昧ぶりで、

また泊まったホテルの夕食ビュッフェのレベルが高くて、よしゃあいいのに、腸管内臓の空隙をすべて埋め尽くさんばかりに、

ほてっ腹、パンチクリンになっちゃうまで美味しい食事を頂いたんだけど、そのあとに温泉に浸かったからそれが良かったのか消化器が翌日も絶好調で、

東洋医学が言う食事由来の気である水穀の気と温泉ヒートショックプロテインにより我が全身60兆個の細胞免疫力がパワーアップした事は間違いないだろうが、

いささか運転に時間がかかって、そっちのストレスがけっこうきつかった。片道4時間、5時間ってのはやっぱりなかなかの強行軍っすね。

まっ、行きの道中では高速のパーキングエリアから直(ちょく)で入館できる「アクア・トト・岐阜」という世界中の淡水魚を主に飼育展示している水族館に寄ったりしての飛騨高山ツアーだったので、

地球生命種の成り立ちや行く末に湯けむりの中で沈思黙考、新たな発想も大いに湧出した、たいへんに良い旅行でありました。

おっ、ミンミンゼミが今、近くで鳴いています。

よく知られているようにヒトの免疫細胞の中で特に骨髄造血幹細胞に由来し、胸腺で「自己と非自己」を選別する能力を身につけ、自然免疫に続く獲得免疫の分野のエキスパートとされる

T細胞という免疫細胞があるのですが、T細胞は驚くべき事に1000兆個の抗原に適応でき、今までに接した事がない未知の抗原に対しても柔軟に遺伝子を再編成して対処できるだけの懐の深い免疫力があるといいます。

昆虫や軟体動物や淡水魚のピラルクーや電気ウナギや逆さナマズの免疫力もたいしたものですが、人間の免疫力も決して負けていません。

ボチボチと免疫シリーズを再開していきます。連日のご訪問、まことにありがとうございます。

2014.08.20 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラフマン 2

地球に生命が誕生したのは40億年前〜38億年前と言われており、この地球最初の生命体はコモノートなどと呼ばれ、バクテリア(真性細菌)、アーキア(古細菌)、ユーカリア(真核生物)の共通祖先とされる。

まずもってどうしたわけか地球に生命が誕生し、その単細胞生物が多細胞化した痕跡が化石として発見されるのが今から5億7000万年前からのエディアカラ生物群であるので、生命誕生からの約30億年間に何らかの多細胞化を促す劇的な変化が起きたと推測できる。

そこで通常科学がこの30億年間に起こった地球環境の変化の中で注目しているのが近年になり判明した、地球全土がマイナス40℃の極寒環境になり地球が丸ごと凍ってしまった原生代の3回に及ぶスノーボールアース事件と、それに次ぐ雪解けと共に地球大気の酸素濃度が増加した大酸化イベントである。

つまり無酸素、マイナス40℃の低温環境にさらされた原初のバクテリアやアーキアたちのうちの相当数がまずこの低温に耐えることができずに絶滅したであろうし、今度は酸素濃度が増して温度が上昇した世界に適応できない原始微生物たちがやはり絶滅を余儀なくされたはずだ。

原生代の25億年前から5億4200万年前まで約20億年間のあいだに原初の地球生命種は生き残りをかけた凄絶なるサバイバルの死闘を演じた。その過程であるバクテリアは死滅し、あるものは生き残り、そうして自然選択という淘汰を経てついにエディアカラ生物群の多細胞生物にまで進化していく。

ここまでが「バクテリア30億年問題」の要諦である。ここのところヒト免疫を再考しているのだが、どういうわけか常にこのエディアカラ生物群にいたるまでの生命進化の過程が気になってしょうがないのだ。恐らくはここにヒト免疫の真相を解く鍵が眠っているとワタシの本能が察知しているようである、

ヒトの体内に発生するガン細胞は固形化する際に腫瘍間質と呼ばれるバリケードか砦(とりで)のようなシールド(盾)とも呼べる構造物を周囲に構築しながら足場を固めて増殖できる陣地を確保するというが、

現生のバクテリアたちがバイオフィルム(菌膜)という構造体を構築して多種のバクテリアが共生できるコロニー(群体)を形成し、増殖と脱離を繰り返しながらコケ坊主のような根城を築くことはよく知られており、

ヒト・ガン細胞もバクテリアも同じようなプロセスで自陣を構築することは非常に興味深いフラクタル(相似形)な現象だ。現代の南極において通年のあいだ液体が存在し水があるのは南極の湖の中だけであり、

この南極の水中内の湖底には1000年間ほどかけて80センチ程の高さにまで築かれたコケ坊主と呼ばれる円錐形のコケやクマムシやダニやバクテリアのコロニーが築城されているが、

①ヒト・ガンの腫瘍間質と②バクテリアのバイオフィルム(菌膜)と③コケ坊主の成り立ちがまったくもって相似形な事象であることには驚きを禁じ得ない。

ここにおいて、わたしはバクテリアが細胞外多糖などの原初の細胞外マトリックスというか結合織(けつごうしき)となるような分子や物質を分泌しながら

バイオフィルムを形成して多種類のバクテリアが共生できるコロニーを形成していったプロセスこそが、原生代20億年間に起こった単細胞から多細胞への進化の原動力になったと推定したのである、

そしてヒトの正常細胞も極度のストレス環境である低温、無酸素や、ヒ素や水銀や鉛などの重金属や原発や核兵器に由来する放射性同位元素や石油化学系の有毒ケミカルなどに暴露すると、

否応なくこのストレス環境に適応する為にいったん分化していたそれぞれの持ち場の細胞がゲノムをエピジェネティックに再編成してガン原遺伝子を亢進させて、ガン抑制遺伝子を機能しなくし、テロメアを修復する酵素テロメラーゼまで活性化して、

正常細胞が脱分化して初期化されて、すべてのストレス環境にも打ち勝って生き残ることが可能な人類がガン細胞と忌み嫌う最強免疫細胞へと変貌していくのだと仮説を立てた。

ようはガン細胞がやっていることは原生代のスノーボールアースな時代に原初バクテリアたちが生き残りをかけてやっていたことの再現なのであり、もしも正常細胞をストレス環境にさらさなければ、正常細胞がガン細胞になる必然はないと言える。

ガン細胞は汚染された体液環境に適応して生じ、汚染環境の中ですらATPを生み出すという非常に貴い仕事を常にしてくれているのであり、NK細胞やキラーT細胞は恐らくは手を合わせながら、

かしこみかしこみ、祝詞(のりと)を唱えてパーフォリンとグランザイムとフラグメンチンをガン細胞に塩の如く播いてお清めの免疫行(めんえきぎょう)をこなしてくれているのだろう。

バクテリアたちはオートインデューサーというホルモンやサイトカインや神経伝達物質の起源かと思われる分子言語を使用して

仲間のバクテリアと情報伝達をして会話をしており、これをクオラムセンシングと呼ぶがバクテリア間の仲間うちである合意に達すると特別なタンパク質分子を合成分泌して仲間同士で栄養を供出し合うという。

「おい、おれら気が合ったから、ここらに城を造らねぇか?」「いいね、いいね、やっちゃおうぜ!」「そんじゃあ、いつものアレをぶっ放して、まず防御シールドを張ろうぜ」「了解、みんないいかい?」「イエッサー!」

で、ウチの台所の流しの排水溝の内部には物凄い量のバイオフィルムが築かれて、まったく排水が不能となりましたとさ。

原生代のマイナス40℃のスノーボールアースな極寒環境も、引き続く雪解けの大酸化イベントも原初のバクテリアの細胞壁のタンパク分子をその極度のストレッサーで急襲し、バクテリアのタンパク分子の構造はねじ曲がり変性し、タンパク分子が破壊され機能しなくなる危機がずっと続いたはずです。

そのような過酷なストレス環境の中でもバクテリアは自身のゲノム・セントラルドグマが生み出すヒートショックプロテインにより変性したタンパク分子を修復して、なんとか生き延びたのです。

ヒートショックプロテインの力を利用しながら、バイオフィルムを構築し、仲間同士で異種間でクオラムセンシングしながら、苛烈極まるストレス環境の地球を必死に生き延びた原始バクテリアたちは、

気がつくと異種バクテリアも融合したひとつのコケ坊主なコロニーを形成しておりました。

これこそがエディアカラ生物群の誕生だったのです! 

ついに単細胞から多細胞へのステップアップ・メカニズムを解読しました!

実はこの単細胞から多細胞への進化メカニズムの全容解読って、まだあんまりわかりやすいモデル仮説が提示されていない分野だから、ニッチ好きでパラダイムシフト・フェチな俺が最初に突破したっていいわけさ(笑)

ここまで来るには、けっこう娘の机の引きだしの中に潜って原生代にまで何度もタイムマシンで行き来したぜ。

苦労の甲斐あって、まずまずのデキかなっと。

そうワタシっち細胞には途方もないサバイバル能力を有するバクテリア免疫力が受け継がれていたのだ!

2014.08.14 | | コメント(8) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラフマン

昨日はこのブログを通じて親しくなった北海道の家具職人さんから頂いた「ブラックカラントと蜂蜜のジャム」を早速、御馳走になるために焼津市まで出掛けて食パンを購入して、

オーブンでパンを焼いてバターをつけて、抗酸化色素の筆頭であるアントシアニンが豊富な濃紫色の果実のツブツブ感を舌上で楽しみ、蜂蜜も養蜂をなさっていた際の熟成蜜という貴重な素材を使ったこの甘いよりも野趣を感じる少しクセのある酸味が程よく効いた大人のジャムにしばし舌鼓を打った。

桑畑さんからはジャム以外にもトマトや茄子、玉ねぎにインゲン、シシトウ、キューリ、ピーマンなどの夏野菜を送って頂いて、あとは玉ねぎを残してすべて自分や家族のお腹に収まってしまったのだが、いや自然農を20年間も継続してきた中で創意工夫され毎年の気候変化に適応しながら丁寧に手塩にかけられて育った野菜は、本当に美味しくてビックリしました。

トマトの味は糖度が高いと甘く感じるというのは常識だけど、ただ甘いだけでなく深い味を感じるんですね。キューリなんかもそう。子供が喜んで「食べ」がイイのにびっくり。インゲンなんかウチの子供は好きじゃなかったんだけど、食べる食べる!

大人はというか俺はシシトウのファンだから(笑)、シシトウがたらふく食べることができて大満足で、シシトウに含まれるベタインというアミノ酸には放射線防護効果があると言われているし、ピーマンも同じカプシカム属だけどビタミンCやAも豊富で、カプサイシンやカプサンチンなどのフィトケミカルのカプシノイド類にもたいへんに優れた薬効が存在する。

聞くところによるとブラックカラントは英名で和名が「黒すぐり」でフランス名がカシスと呼ばれるユキノシタ目の果実なんだけど、ユキノシタは日本の民間療法では生薬として利用されてきた歴史があり、

それゆえにユキノシタの仲間の果実であるカシスをジャムにしたものを食べてその酸味を味蕾で受容することは結果として

果皮多糖が口腔から胃を通過して小腸パイエル板に到達し、この腸管免疫の関所に待機している腹腔マクロファージのトールライクレセプターTLRにカシス多糖がヒットして

腹腔マクロファージが活性型になって、サイトカインが分泌されて全身の免疫細胞が賦活され免疫力がアップすると予想できる。

「薬補は食補に如かず」は中医学の食養の言葉であるが、インド医学のアーユルベーダの聖典には「正しい食物を取ることが人間を健康に発育させる唯一の方法です。また正しくない食物を取ることが病気の原因です」とあり、まさに今夏は正しい食物の何たるかを我が消化器と全細胞を通じて知る良い機会に恵まれたのだ。

重ねて桑畑五十郎さま、四十鈴さま、にはお礼を申しあげます。和歌山県で自然農をされている南のおかんさんに頂いた自家焙煎オーガニックコーヒー豆の粉がまだ少し残っていたので、昨日のランチ後に「こーしー」など淹れてまあほんと、昨日はブログの余得三昧な一日を堪能しました。おかんさんのコーヒー、ほんと旨かったっす、ありがとう。

今年は桑畑さんの指導で自分もウチの庭でほんの少々だけど野菜作りに挑戦してみましたが、デキはやはりで、それでもキューリなんか2本は頂けたし、プチトマトは恒常的に収穫できて、大人のクチにはほとんど回らなくて子供が食べて喜んで、やって良かったかなと思ったりしています。まあデキはね、相変わらずですよ(笑)なんだろうね、土とか手入れとか、全部に敗因があるな(笑)

ヒトゲノムが解読されて最初の予想ではヒトの遺伝子数は10万と高く見積もられていたけど、実際に判明したらわずか2万3000で、ハエの遺伝子数2万2000と大差なくてガッカリだったなんて話しをよく聞くんだけど、そもそも遺伝子なんてのは先発の生命種から受け継ぐバトンみたいなもんで、ようはもとともできたゲノムツールを後発種がありがたく使い回しさせてもらうというシロモノなんだと私は思っているから、

まあ人間は蠅男「フライ」みたいにハエから分化して進化してはいないけど、昆虫の細胞にあるトールライクレセプターはヒトのマクロファージにも存在することを見ても、

やはり地球生命種はみんな友達じゃん!なんて思っちゃうね。

ハエもカブトムシも線虫もクマムシもコケも黒スグリもトマトもさ、みんなみんな友達なんだし、その友達を苦しめるような環境破壊の最たる原発なんざさ、どうにかこうにか止める方向に持って行こうぜ!

ブラフマン(全一なる大我)の中のアートマン(個別なる小我)なるちっぽけな存在がワタシであり、ワタシはブラフマンなくば成り立たない。

幕末の漢方医、新宮凉庭は「医師は自然の下僕である」と看破したが、3.11後にガムシャラに情報発信した鍼灸師であるワタシもまた自然の下僕であることに変わりない。

自然を崇拝していれば、偶像崇拝の産物である神(カミ)なんか無用なのだ。

「ブラフ」という言葉にはハッタリとか威嚇とか、お人好し、なんて意味が英語ではあるらしいから、ブラフマンはさしずめ英語的には「ハッタリ野郎」か、はたまた「お調子者」なんて意味になって、ちょっと俺的にピッタリ?(笑)かもだけど、

インド哲学では「全宇宙を支配する原理」なんて言われるのがブラフマンという概念で「梵」という文字があてがわれ、対比する概念としてのちっこい小我たる自分は「我」であり、

つまりはこの宇宙とは「梵我一如」な世界であるという。

免疫も突き詰めればいかにして「我という存在を宇宙や地球の環境に同化していく」かという生存戦略になるのだから、

自然に従うブラフマンな生き方こそが、免疫強化の要諦となる。

前回で40回を数えた免疫再考シリーズは、深淵で崇高なるインド哲学の概念をタイトルに黒すぐりと蜂蜜をブレンドしたジャムに栄養されて、ボチボチと続行していきます。

2014.08.11 | | コメント(6) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラックパール 20

アデニン、グアニン、シトシン、チミンが二重螺旋に組まれた60億塩基対2メートル長のヒトゲノムに点在する遺伝子群1.5%3センチ長の中には、

もともとガンを誘発するガン原遺伝子が存在し、またガンの増殖を抑制するRB遺伝子やp53遺伝子などがあることが知られている。

ガン原遺伝子は通常は細胞分裂や発生分化に関わるタンパク質を合成する重要な働きをしているのだが、細胞内外環境からのストレッサーの累積が

ガン原遺伝子の能力を亢進させる程のゲノム変異をもたらすと、細胞分裂にストップがきかなくなりガン化がスタートしてしまうと通常医学では分析されている。

正常細胞においては染色体の末端で細胞分裂の回数をコントロールしているテロメアが分裂を経るごとに脱落減少して細胞分裂が可能な回数が老化とともに減っていくのだが、

ガン細胞はこのテロメアの脱落を修復するテロメラーゼなる酵素の活性を獲得することで細胞分裂を重ねてもテロメアの長さを保ち、ほぼ無限に増殖する能力を手にしているという。

ヒートショックプロテイン研究の第一人者によれば、ガン細胞は炎症抑制に関わるヒートショックプロテイン90という生体防御タンパク質にしっかりと守護されており、

このHSP研究者をして「ガン細胞はある意味、高度に進化した細胞である」とまでウッカリと言わしめている。

そうなのだ。ガン細胞とは実は過酷なストレス環境に柔軟にフレキシブルに適応できる、ある意味、非常に高度に進化した細胞なのだ!

今から25億年前から5億4200万年前のあいだを原生代と呼ぶが、この間(かん)の3度もの地球全土が氷に閉ざされた寒冷ストレス世界を原初の多細胞生物たちは全細胞をガン化することで生き延びた、と私は見て取りました。

いや、もしかすると単細胞生物が多細胞生物に進化した原動力こそがガン化であったのでしょう。

マイナス40℃というとてつもない寒さに襲われた原初の真核生物は寒冷ストレスに適応するために低温、無酸素でもATPを産生できる解糖系を亢進させることでATPを確保していきます。

次々に寒さで討ち死にしていく仲間が生前に合成した糖分を燃料に、あるいは好気性光合成バクテリアの残骸を捕食しながら、このガン化した真核生物は「エルサの魔法」にかけられたが如き氷の地球世界をなんとか生き延びたのです。

やがて魔法が解けた地球は雪解けと共に大量の酸素が地球大気を覆っていくと、酸素を嫌う嫌気性バクテリアたちのある種は絶滅を余儀なくされたが、

ガン化し多細胞化した真核生物にはすでに酸素呼吸によりATPを生み出せるミトコンドリアが共生していたので、今度は解糖系の亢進を抑制してミトコンドリアをメインエンジンに切り替えて、酸素濃度の上がった地球に適応して生き延びていきました。

つまり、地球全土がマイナス40℃の極寒環境に包まれた時代は解糖系を亢進してATPを獲得し、火山の大噴火と共に大量の二酸化炭素が放出され、二酸化炭素の増大に伴う温室効果によりさらに地球の温度が温かくなっていくと、

溶けた氷からは酸素が揮発して酸素濃度も増していき、酸素は無酸素でATPを生み出す嫌気性バクテリアにとっては猛毒であったが解糖系を亢進してATPを獲得していた真核生物の体内にはすでに酸素を利用してATPを生み出すことが可能なミトコンドリアが共生していたので、

今度はミトコンドリアを主なATPエンジンとしてATPを獲得して変化する地球環境に柔軟に適応した。

エディアカラ生物群が化石として発見される前の多細胞生物が誕生した14億年前から5億7000万年前までの約8億年間のあいだに原初のユーカリア(真核生物)を襲った環境激変を生き延びた記憶は

ユーカリア・ドメインの生命種の細胞核ゲノムにしっかりと刻まれ、生命誕生から38億年後の新生代第四紀の末期にいたりホモサピエンスという不出来なサルの一種たちの科学機器により分析されて、

生命ゲノムが解読されるにいたり、極寒環境で解糖系を亢進した機能はガン原遺伝子と呼ばれるようになり、酸素環境に適応してガン化を抑制してストップさせた遺伝子はRB遺伝子やp53遺伝子と呼ばれるようになり、

ストレス環境に適応して必然的に生み出されたガン化細胞を環境に応じて切り捨てて新しい正常細胞にリモデリングさせるアポトーシス誘導の遺伝子は

TNF遺伝子やp53遺伝子やHARAKIRI遺伝子と呼び慣らされるにいたった。

地球生命種のほとんどにはガン原遺伝子もガン抑制遺伝子もアポトーシス誘導遺伝子も装備されているが、これらの遺伝子機能は結局は変化する地球環境に適応するために必須なゲノム・ツールであったという証左なのであり、

であるのなら細胞がストレス環境に応じてガン化するのは必然であり、またガン化した細胞を遺伝子で抑制できるのも必然であり、

①遺伝子や②ミトコンドリアや③免疫細胞や④オートファジーや⑤ヒートショックプロテインが起点となって主導して多角的にガン細胞をアポトーシス誘導できるのもまた必然であったのです。

例え必然で生じたガン細胞であっても、やはり必然でガン細胞をアポトーシス誘導してガン細胞を無限に増殖しないようにできる程にヒトゲノムにはしっかりと地球環境でサバイバルを繰り広げるだけの遺伝子アクセサリーが造物主の手によってインストールしプログラミングされておりました。

ちまたのガン論争を俯瞰するに、その実際は根拠(こんきょ)も論拠(ろんきょ)もエビデンスも希薄な「これでガンが治る」のシンプルなキャッチコピーで掴みはオッケーで、悩める患者や一般人たちのまとま思考をいったん停止させて、

きらびやかな医学用語を散りばめて「へぇ〜、なるほど、そうかも!」といかにもなんとなく納得させてその気にさせてしまうプラシーボ120%増量キャンペーン実施中の「マイナスイオン詐欺的」なエセ科学な臭いが周囲に濃厚にプンプンと漂っている

「イオン」だの「水素」だの「電子」だのの派手な看板を背負った高額なサプリ販売、高価な機械機器購入への誘惑の「ガンが治るぞ」洗脳詐欺ビジネスのたぐいばかり、と見て取れるのですが、

生命科学の王道を行く本ブログだけは「これで癌が治るぞ」詐欺だけには決して加担しませんので、ご安心ください。

だって、「ガンが治るぞ」なんて言ったって、アンタ、いったいどうやって病巣化したガン細胞のでっかいカタマリが簡単に消えるってんだい?

ちっとやそっとのことで固形化したガン病巣が無くなりっこないって。そんな奇跡みたいな確固たるエビデンス(証拠)となるデータをちゃんと示したうえで、言ってるの?

そんなエビデンスなんか無くて、自信満々に「こうすれば癌が治る」という希望的推測200%増しで語っているだけでしょ?

あるいは伝聞で末期癌患者たちのガンがある周波数の振動で完治しちまったとかさ。こういうのもあくまで伝説というか神話であって、実際に本当にホンマのところは確認しようがないじゃん!

それから、そもそも、ガンの原因は?などという思考パターン自体がどうも怪しいと思うわけよ。つまりこれまで論述したように

地球生命種のゲノムにはガン化する機能であるガン原遺伝子がもともと備わっているのですから、もしもガンの真の原因は何か?

と問うたのなら、このゲノムに存在するガン原遺伝子こそが真の原因と帰結されてしまうのです。

これってなにかオカシクナイ? おかしいよね、ぜったい?

だから、私はこう考えたのです。ようはガンは出来て当たり前、いやガンが出来るからこそ生命はガンによって生命たらしめられ、生きていられ、いや、ガンのお陰で、生きて生きて生命史38億年間を生き延びることができた。

ガンこそ命。ガンの中にすら、ガンの中にこそ命の輝きがある。癌ルネッサンス。癌の価値の復権を!と。

しかしガンの増えすぎを抑制する機能を上手に利用すれば決してガンが体内に無限に増殖することはありえない。ガンの無限増殖を抑制するもっとも有効で最強の方法とは日々、数億個も発生しているという

自然癌のガン免疫においてこの自然発生しているガン細胞を3種類のタンパク質分解酵素でアポトーシス誘導できる

免疫細胞のNK細胞とキラーT細胞を強化することで、すべての自然癌が最終的にマクロファージに貪食されて跡形もなく消えてしまうというこれこそが奇跡的なシステムの、

この免疫細胞によってのガン自然治癒の方法以外に、ガン細胞を消去する方法は絶対に存在しないのである。

であるからして、それ以外の方法論で免疫細胞を介することなく、ただ闇雲に「癌が治る」だの予防できるだのと言っているのはすべてデタラメか、単なる頭の中で方程式を解くが如くにこさえた希望的推測に過ぎないのであって、

もしもそのやり方で全免疫系を活性化するスイッチを押して免疫細胞のNK細胞とキラーT細胞を賦活できるのなら、それはガン封じの養生法として妥当と見なせるが、そうではないのなら、それはガン封じを装ったインチキ理論であると断定できてくる。

NK細胞とキラーT細胞のガン免疫を担う免疫細胞を賦活するためには腹腔マクロファージをインターフェロン・インデューサーとなる食材で刺激して、皮膚ランゲルハンス細胞を鍼灸指圧で刺激すれば

簡単にNK細胞やキラーT細胞やマクロファージは活性化できる。

そしてすべての生体防御、自然免疫、ガン免疫、獲得免疫、自然治癒のベースにあるヒートショックプロテイン分泌だけは絶対に決して忘れなければ、

わたしたちは3.11後の内部被曝地獄の中にあっても決して免疫不全にならずに、免疫完全になって、絶好調でヴィヴィットに健康にサバイバルが達成されるだろう。

免疫とは「自己と非自己を見分け」て「疫病を免れ」て「細胞の品質管理」をして「病気にならずに健康」にこの世を謳歌し長く「生き延びる」ことであるが、

そのためにもっとも大事な養生のキモとは、本シリーズ40回を通して何度も触れた免疫細胞の強化という視点であり、キモ中のキモとは早い話しが腹腔マクロファージのトールライクレセプターTLRを刺激してのサイトカイン分泌ということでありました。

南極の湖底に築かれたコケ坊主と同じく3.11後の極限環境でハビタブルゾーン(生存可能領域)としてのバイオスフィア(生命圏)をもしもヒト細胞60兆個の世界に築きたくば、

免疫の本質を知ることは必須であり、免疫細胞を強化できる養生法の実践は欠かせません。

実り多き免疫再考シリーズ、このままタイトルを変えながら続行します。

暑さ厳しき折、本ブログ読者さまの連日のご訪問に心よりの感謝を申しあげます。

2014.08.10 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラックパール 19

南極の氷床においても通年のあいだ凍らない場所が一箇所あり、それは南極にある湖の中の水中で、湖面の表層が凍っても湖の内部までは凍らないので、ここだけには常時凍らない水が存在し、生命が躍動しているという。

この極限環境と言える南極の氷の世界のニッチ(すきま)でたくましく生きているのがそのへんのどこにでもいるコケという植物であり、南極の湖底には1000年をかけて80センチの高さにまで身長が伸びたコケの城がそこかしこにポコポコと宇宙ステーションか、はたまた地球外惑星文明の都市のように屹立し、

この円錐形のコケの宮殿の内部はというとバクテリアに浸食されて中空であり、横にスライスするとコケのバームクーヘンが入手できるといった形状で、もしも高さがあまり出てしまうと冬期の湖面表層の氷に触れてあっけなくコケ宮殿は頭部からボロボロと崩れ落ちてしまう程にヤワな作りなのだが、

このコケ城には昆虫類のダニや昨今話題のクマムシなる動物界で最強の生命力を保持しているとも噂される緩歩動物と呼ばれる妙ちきりんな形状の動物も共生していたりして、内部を浸食しつつ共生しているバクテリアと合わせてひとつのバイオスフェア(生命圏)というかエコシステム(生態系)がコケ坊主において成立しているのだ。

研究者によれば、コケ坊主の立ち居振る舞いからは原初の地球における生態系のスタート地点が見て取れるという。恐らくは27億年前に大発生したシアノバクテリアが繁殖した痕跡化石であるストロマトライトなどもコケ坊主の一種と見なせようが、であるのならやはりコケ坊主のナリから想像するに原初の生命体はコケに寄りすがって共生を開始したのかもしれない。

地球は原生代の23億年前と、7億年前と6億5000万年前の3回にわたり地球全土がマイナス40℃もの極寒環境に包まれてしまう全球凍結(スノーボールアース)を経て、またそれほど大規模ではなくとも小規模な氷河期を無数に経験しつつ、生命はこの過酷極まる地球で進化を遂げて現在に至っている。

多細胞生物の痕跡がはっきりと化石で確認されるのは今から5億7000万年前から5億4000万年前の3000万年間の地層で、オーストラリアはエディアカラ丘陵から発見されたエディアカラ生物群が有名であるが、恐らくはそれよりもかなり前の今から14億年前頃には多細胞生物がすでに誕生していただろうと推測されている。

だとしたら、この14億年前に誕生した多細胞生物たちは間違いなく7億年前のスターチアン氷河時代と、6億5000万年前のマリノアン氷河時代のマイナス40℃の洗礼をもろに浴びているはずなのだ。

彼ら14億年前に誕生した多細胞生物たちはいったいどうしてこのとてつもないエルサの魔法にでもかけられたような氷の地球時代を生き延びたのか?

ここにわたしは南極湖底のコケ坊主戦略があったと見て取るのです。

恐らくはマイナス40℃の地球世界のどこかに凍らない場所があったはずだ。スノーボールアース時には海面から水深1000メートルまでが凍っていたというが、そこではなく地表のどこか、例えば火山の噴火口などが沸々と下部から溶岩で温められる温水プール状の湖と化していて、そこでコケ坊主がフジツボの如くに噴火口湖の斜面にへばりつくように生きていたと仮説をたてれば、まんざらでもないかもしれない。

つまり全球凍結の中でも深海底の熱水噴出孔ではメタノピュルス・カンドレリのような超好熱菌が常時発生していたであろうし、地表のどこか温かい水中にはコケ坊主が旺盛に繁殖していた可能性があるのだ。

しかし、そうまでして生き延びる力すら削ぐほどの寒さが原始生命体を襲ったであろう。そのとてつもないストレスすらはねのけて、ついに低温、無酸素と適温、有酸素の環境で生存可能なシステムである解糖系とミトコンドリア系の2つのATPエンジンを兼ね備えた真核生物が繁栄していったのだ。

わたしたちヒトの生命システムもまた、この地球生命特有のハイブリッドATP産生システムを有している。はっきりいって本来的には人間も、クマムシやコケやバクテリアに負けない程の強靱で柔軟な生命力が備わっているんだけどね。

だからこそヒトは放射能環境に適応してガン細胞を増やして生き延びようとするわけで、今後は癌が多発するのは生命真理から言っても必然な現象となるが、ガンの自然治癒を受け持つガン免疫を担当するNK細胞やキラーT細胞やマクロファージらの免疫細胞を元気にしておけば、ガン時代である3.11後の世界を健康に過ごせる、はず。

ガンを治すには、この自分の免疫細胞を使ってのガン・アポトーシス誘導しか方法はないのだから!

免疫とは「疫病を免れ」て「自己と非自己を見分け」て「細胞の品質管理」を徹底して「病気にならずに健康でいる」ことを意味するのだが、それに付け加えて「生き延びる」ことと捉えるならば、コケやクマムシから学ぶところ大である。

コケもクマムシも環境に逆らわないで、水分がなくなり乾燥すれば自身も同化して乾燥休眠状態になり乾燥期間が過ぎ去るまで、乾燥休眠体でやり過ごし、再び水分を得ることが叶えば、またその水分を吸収して大きくなり繁殖するという。

今や地球文明は核利権によって支配され、地球生命種150万種を道連れに死の灰が累積される瀕死の惑星と化しているが、例え民衆の力でこれら核利権の暴挙を抑制できなくとも、なんとしても我が命やかけがえのない友人、知人、縁者、家族の命だけは存続したい、させたいと思う者は、コケやクマムシと同じくこの世界でたくましくサバイバルを繰り広げるしかない。

ヒトが最強の免疫力を手に入れる方法とは、わが免疫細胞の強化しかないのだ。

NK細胞は朝の9時と夕方の5時に活性化する。その間だけでも腹に手を当てて合掌したらいいだろう。

「腸にまします我らが免疫細胞よ、わが命を健やかに導かれんことを」

なんて唱えながらね。

2014.08.09 | | コメント(4) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラックパール 18

欧州ブルガリア地方に住む人々はウシの乳を発酵させたヨーグルトの酸乳を常食するがゆえに、そのヨーグルト内の乳酸菌であるブルガリア菌が口中から腸内へと生きたまま到達して繁殖し、これにより腸内常在菌の菌叢バランスが整って善玉菌が増えて、腐敗菌の悪玉菌が抑制されて、悪玉菌が産生するインドールやスカトールなどの毒素が血中に溶けこむ確率が減殺されることでブルガリア地方のような長寿村が成立したと分析したロシアの生物学者、イリヤ・イリイチ・メチニコフ(1845〜1916)は

「人間の老化は腸内腐敗菌が腸内でつくる毒素による慢性中毒であって、腸内腐敗を防止すれば早老が阻止できる」

との信念で自身もヨーグルトを自家培養して、毎日、健康増進のために常食していたが、1916年に動脈硬化症を伴う尿毒症で71歳でこの世を去った。現在にまで続く「乳酸菌神話」または発酵菌がもたらす健康増進効果の伝説の始まりがこの「メチニコフの不老長寿説」にあることには論を待たないが、残念ながら外来性の動物性食品に由来したブルガリア菌はメチニコフ博士の腸内に棲みつくことはなく、意地悪く言えば、彼の信念は空回りに終わったと見ることも可能なのだが、

今や微生物の摂取がもたらす健康増進効果は「プロバイオティクス」という言葉と共に普通レベルにおいて人口に膾炙し、また近年のマクロファージの細胞膜レセプターのトールライクレセプターTLRの最新知見によれば、このトールライクレセプターTLRは微生物の細胞壁成分に敏感に反応して、それをスイッチとして他の免疫細胞の活性化を誘導するインターロイキンや腫瘍壊死因子やインターフェロンなどのサイトカインが合成分泌されることで自然免疫もガン免疫も獲得免疫もスムースに動き出すことが判明しているのだから、

やはりロシアの「自然免疫学研究の父」と称(たた)えられるメチニコフ博士には偉大なる先見の明があったと瞠目する次第です。

そうなのです。何とマクロファージを最初に生物から発見したそのヒトこそが実はメチニコフ博士であったのです。

1883年イタリアはシシリー島のメッシナに設けられた実験室において、彼はその後の免疫学に画期的な発展をもたらす革命的な発見をします。バラの刺(トゲ)でヒトデを刺すとその刺された場所に集まってくる細胞に気がついたメチニコフは夢中でその細胞をスケッチし、後に食細胞と命名します。これが今で言うマクロファージの発見だったのであり、マクロファージの命名者とはメチニコフ博士であったのです。

メチニコフ博士が当時、地中海の潮の香りに包まれて顕微鏡下で覗(のぞ)いたマクロファージの貴重なスケッチは今でも残存し、その色鮮やかに食細胞を描いたタッチは今見ても新鮮であるそうだが、

メチニコフ博士はこの病原菌を食べる免疫細胞の存在を提唱したことで1908年にノーベル生理学医学賞の受賞の栄誉に浴しました。

晩年はパストゥール研究所に招聘され1904年に副所長に就任しましたが、彼の研究のメインは免疫や毒素や梅毒から、徐々に食細胞から発展した老衰の問題へと移行していった模様です。

一見、空回りしたかに見えたメチニコフ博士の最晩年の取り組みである乳酸菌の積極的な摂取の実践により健康長寿を成し遂げようとする試みが、今や3.11後の恒常的な内部被曝への未病治なる養生法として実践されていることをメチニコフ博士が知れば、さぞや草場の蔭で驚くことでしょう。

幕末、日本の西洋医学の父とまで言われたオランダ出身のフランツ・フォン・シーボルトの日本滞在時に、日本側の鍼医の代表として書簡を交わす程にまでその実力を評価された鍼医、石坂宗哲(いしざかそうてつ)の著書「針灸知要一言」の書中には今風に要約、意訳すれば

「鍼の治効メカニズムとは竹や木のトゲがヒトの皮膚に刺さった際に起こる生体の自然治癒反応と同じ機序で、生体防御反応が促進されることにある」

と解読できる非常に味わい深い論述部分があるのですが、メチニコフ博士がヒトデにバラのトゲを刺して集合する防衛部隊のマクロファージに目を奪われた新鮮な感動を、石坂宗哲もまたこの日本の地で日々の江戸期の病人を診療する中でその鍼を打つ直下の皮膚内の生体の聖なる蠢(うごめ)きとして体感していたのかもしれません。

鍼治療とは皮膚という人体防衛の最前線で免疫を司るマクロファージと由来を同じくする免疫細胞の樹状細胞のランゲルハンス細胞を刺激する医療であり、このランゲルハンス細胞からの抗原提示がスタートになって身体の免疫細胞のすべてが活性化していくのです。

樹状細胞の抗原提示力はマクロファージの抗原提示力のさらに上をいきます。

鍼治療こそが免疫賦活を可能とする唯一無比の世界に冠たる自然な「抗ガン免疫細胞療法」だったのです。

マクロファージ発見から130年ほどが経過した2014年の夏も盛りのこのときも時、

マクもとい牧之原市の茶畑に囲まれた田園地帯に棲む鍼灸師の胸の内は、免疫の真相のベールがニンニクの皮むきのように次々にむけて、ドキドキしっぱなしです!

2014.08.08 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラックパール 17

再生医療の世界でとてもきな臭く悲しい事件が発生しており、非常に重い気分にならざるを得ませんが、そもそもこのSTAP細胞ショックドクトリンは先の細川・小泉アンチヌーク旋風の神風が到来したまさに東京都知事選挙のスピンとしてあてがわれた案件であったと思い起こせば、今回の騒動もまた何らかの目くらましではと疑うのはおかしなことではない。

恐らくは検察審査会の東電幹部を起訴相当としたネタか、あるいは川内原発再稼働ネタか、はたまたガザ・ホロコーストか、3年半後の福島第一原発3号機のMOX燃料の全燃料メルトダウンの真相情報のリークか、もう隠しきれない破局的なネタばかりで、これじゃあショックドクトリンの意味が不明な程に日本も世界も混乱の極みにあると言えよう。

そもそもはSTAP細胞の迷走はiPS細胞側からの何らかのバイアスが介在しての事案であろうし、ここまでの騒動は再生医療利権とも呼べる巨大利権の陣取り合戦が繰り広げられてきたと素人側でも簡単に判断できるのだが、

千島学説をいまだに無視し続け、ガン細胞の自然治癒を予期したバーネット仮説をスルーし、インターフェロンやNK細胞やNKT細胞の発見にノーベル賞を与えず、

いつも大衆を「知らしむべからず寄らしむべし」の愚民として扱う支配側の意図くらいは簡単に見抜いて、こちとら愚民はたくましく養生法の探求を続けていくのみと決意を新たにする次第です。

何をふっかけられても、こっちに揺るぎない生命観があれば真相を見抜くことは可能です。そのための情報提供を今後も心がけていきます。

他者に判断をゆだねず、自らの判断で洗脳の森を駆け抜ける。

はっはっは、おや、浪越先生がご降臨?(笑)

さて癌の真相がまた少し3Dビジョン化して脳内に立体画像が「エルサの宮殿」の如くに浮上してきましたので、少し開陳しておきます。

ガン細胞はガン抑制遺伝子が解除されて、染色体における細胞分裂の回数を決定しているテロメアの長さを修復できるテロメアーゼという酵素の活性まで獲得して、永遠に細胞分裂が可能な最強無敵な増殖能力を有する細胞と化しているとは

通常医学の世界で解説されるガン細胞の一側面なのですが、つまりこの通説に従えば、ガン細胞とはやはりフィルフョウ学説の言う「ガン細胞・無限増殖論」の如く無限に増殖できるテロリスト細胞がガン細胞であるとなってしまいます。

いや、それでもいいんだけどね。えっ、お前が今まで言ってきた事と全然ちゃうやんけ、って?

うん、私は今までとにかくガン細胞は善なる細胞としてどこまでもガン細胞を擁護してきましたが、別にその事と矛盾はしませんから仕上げをご覧(ろう)じろ。

つまり、私が脳内タイムマシンに乗って生命誕生の38億年前から真核生物の誕生の12億年前と、そこからの6億年間のバクテリアのたどった数奇な運命をトレッキングした結果わかった真実とは、

ガン細胞というものは地球全土が氷に包まれた世界で生き延びた細胞であったということであり、

地球生命史の初期にはガン細胞のような増殖だけを繰り返し、ひたすら子孫を遺そうと健気に生き抜いた生命がいたということなのです。

もっとはっきり言えば、地球生命種の祖先はガン細胞であったと言えるのです。

ガン細胞の増殖オンリーな性質にストップをかけて、調和した動的平衡能をもたらすためにガン抑制遺伝子のp53遺伝子が地球生命種のゲノムに装備されて、ヒト染色体のテロメアも規定されて、

常時、発生してしまうストレス対応細胞であるガン細胞という必須であるが余剰な細胞をアポトーシス誘導する遺伝子であるp53遺伝子やTNF遺伝子やHARAKIRI遺伝子も装着されて、

ミトコンドリアが赤いタンパク質酵素シトクロームcを漏出することでミトコンドリア主導でアポトーシスが行われる系まで生み出されて、こうしてようやく多細胞生物として生きる道筋が誕生していったということなのです。

ようはガン細胞の増殖する力こそが種を存続するための自己複製のベースだったのであり、生命を規定する①代謝と②自己複製のうちの自己複製とは

次代を生み出すことなのですから、その妙なるDNA伝播の歴史の原点に実はガン細胞があった、が今回のタイムマシン旅行の収穫でありました。

12億年前のミトコンドリア内臓型の真核生物の誕生からの6億年間のあいだに地球生命種にいったい何が起こったのか?

この時期に単細胞から多細胞へと移行する劇的な変化が起こるのです。

その劇的な変化のプロセスに私は真核生物のガン細胞化があり、ガン細胞化の抑制が達成されたと見て取りました。

まずガン化ありき、で、その後にガン化抑制が実現された。

だからこそヒトゲノムにはガン化促進遺伝子とガン化抑制遺伝子が混在しているのだ。

ようやく「バクテリア30億年問題」の一画が突破できてきました。

わたしたちはかつてガン細胞そのものだったのだ!

2014.08.07 | | コメント(3) | トラックバック(1) | 免疫強化

ブラックパール 16

昨夜は子供を寝かしつけようと布団に寝転がったら電話が鳴って、びっくりして飛び起きて電話に出たら、なんでも三重県は津市の方と自己紹介してから息子さんが事故後に意識は回復したがいまだベッド上で鼻孔からの栄養摂取が続いており、

点滴付近から真菌に感染して発熱が続いたりして、なかなか鼻孔からのチューブを使った薬液による栄養注入を終えることができずに、熱が出たりして寝たきりが続いて筋力を使わないので少しづつ衰弱し体力が回復できずに困っているから、

できれば栄養注入の薬液の中に何か食べ物由来の自然な栄養素を入れるようなことをしてくれる東洋医学的な療法も取り入れた入院設備のあるクリニックなどがあればそこへと転院したいが、もしもそんな医院を知っていたら紹介して欲しい、との相談を受けた。

それで、わたし自身は関西方面の医療施設にはまったく明るくはないんだけど、めぼしい鍼灸の研鑽団体を頼ればもしかするとそんなクリニックを知っているかもしれない程度の事と、

東京方面で気功や漢方を早くから取り入れている有名なO医師が開設している老舗(しにせ)の入院もできるクリニックを紹介したんだけど、

早い話が今の病院でも鼻孔からではなく口からちゃんと栄養を取れる状態になればなんとか希望が見えるらしくて、聞いていてこちらも切なくなった。

で、なんでわざわざ俺みたいな田舎者にこんな相談を持ちかけたのか?と聞いたら実は知人にこちらの名前を紹介されて、もしかするとその人なら希望する施設などを知っているかもしれないから

一度、相談してみたらいいと言われたとのことで、その知人は知人の知人からとか、ここから先は詳細が不明だが何でも京都の鍼灸師のKさんとかいう方が情報源らしくてその鍼灸師がどうも私の名前を出した最初の人物と特定されたんだけど、

別に誰が言い出しっぺでもそれは別に頓着しないけど、たぶん自分はブログをやってるからそのブログ閲覧者あたりから回り回って自分のことが過大評価されてこんな風に

「風が吹けば桶屋が儲かる」的な情報伝達経路が発生しているんじゃないかなんて、先方さんと話しながら頭の中で分析した次第です。

まあほとんど力にはなれないアドバイスでしたが、夜分に遅く申し訳ないと言いながら、なんとか自分が提示した医院などを検索してみるとのご返答でありました。体力を回復するために手足の末端などを刺激してますか?と聞いたら

「それはやっとります!」との力強いお返事が頂けたので、早晩、快方に向かうように心から祈念いたします。

まあブログをやってる有名税みたいなもんで、少しづつこんな相談が持ちかけられるケースが増えてきていて、遠方から車で3時間、6時間、あるいは新幹線とレンタカーを乗り継いで5時間かけて直接、当院へとお越し下さるリアルコンタクトな出合いもチラホラと出現している昨今ではあります。

昨日も東京から二度目の来院となるNさんが見えてくださり、ひとしきり打ち解けた治療セッションとなりまして、諸々の真実に驚愕しつつまた新たな視点が展開しつつあります。Nさん、吉田インターではなく牧之原インターで降りて迷ってしまったそうで、詳しくそのへんの地理を先に言っておきませんですみませんでした。

でも、なんとか朝9時にぴったしに間に合って来院してくださり、ほんと早朝未明からのドライブはたいへんだったでしょうね。お疲れ様でした。車に長時間すわっているのも座骨神経を圧迫して下肢の血流を阻害し、座骨神経を麻痺させてしまいますから

仙骨への温灸治療を最後に付加しておきました。仙骨温灸は実に素晴らしい効能を有する当院の「おはこ」治療でして、特に下肢の血流を一気に押し流す際にはたいへんに即効性があるし、また妊娠出産の周辺事態に関しても絶大な効果を発揮するのが仙骨温灸ですし、

かの故・原志免太郎博士が60年にわたって灸治療を継続したのが仙骨の8点のツボでして、まあこういったわけで免疫系を賦活して長寿遺伝子サーチュインをスイッチオンするアンチエイジングな効能すら仙骨温灸にあると私はにらんでおります。

それで免疫と身体の疲れとの関連で言えば、なんと言っても人体構造は実に恐ろしくも不格好なナリで、まったく二足歩行には適しておらずに、

四つ足から二足になって重力付加が何倍にもなってそこかしこに押し寄せる障害がモロモロに出現することであらゆる症状が発生すると言っても過言ではなく、

この重力付加の障害ポイントとして押さえておく場所は、いつも言っているように二大ジョイント部分である首と腕2本と胴体がクロスする身体上部のあの地点と、身体下部の胴体と下肢2本がくっつくあの地点の二点であることは論をまちません。

ようは首と腰の2大接合部の疲れ、凝り、痛み、重さ、だるさ、を緩和し除去し、この部位の血流を確保することは「疫病を免れ」て「自己と非自己を見分け」て「細胞の品質管理」を徹底し「病気にならないで健康でいる」という免疫にとっても大事な養生法となります。

頚性神経筋症候群またの名を「首こり病」とはまさに頭部6キロの重さが頸部の筋群を疲弊させることが発端となる不定愁訴の満艦飾オンパレードを指しますが、

近年のうつ病の増大すらその80%もしくは90%がこの「首こり病」に由来するとも囁かれておりますし、実際に自分の治療院でこれまでにメンタル系の悩みで来院した患者さんが訴えた部位こそが首と腰でありました。

首の凝りさえ治せば、ほとんどの不定愁訴が改善されると豪語する風潮がすでに見られますが、これはもちろんブックビジネスの都合上から生まれたキャッチコピーの客寄せパンダな文句なのであり、

そのまんまこの言葉を額面通りに受け取っては困りまっせ!

なにごとも商売、ショーバイだっちゅーの!

ようは「これさえやれば万病は治る」の殺し文句はこれは殺し文句に過ぎないのであって、人体生理とはそれほど単純ではない複雑系であり病因は決してひとつではなく常に複数個が存在するということは

常識中の常識として頭にしっかりと入れておいてください。そうすれば殺し文句に騙されないからね。

だから「首こり」は「腰こり」や「背中こり」とワンセットとしてトータルに捉えて、重力付加の減殺という視点で身体全体を俯瞰するのが正しい病因分析と言えましょう。

凝りとは細胞質内に変性タンパク質が発生している状態を意味しますが、変性タンパク質の除去と言えばヒートショックプロテインの出番です。

ヒートショックプロテインとはヒトゲノムのセントラルドグマによって産生されるタンパク質のことを指し、このヒートショックプロテインがシャペロン分子として介在するからこそ、あらゆるすべての細胞質にある80億個のタンパク分子が正常に機能するのだから、

いかにヒートショックプロテインの働きが重要で重大か、といつもながら思い至るわけです。常にヒートショックプロテインを細胞質へと分泌できれば凝りという変性タンパク質が細胞内に滞ることはありません。

「百病は一気の留滞により生じる」とは江戸期の漢方医であった後藤艮山の名言ですが、まさに「首こり」も「腰こり」も「背中こり」も「足こり」も「手こり」も地球重力1Gの重みに筋繊維が持ちこたえて

その重力ストレッサーによる「歪み・ストレス」に耐えた結果、筋繊維の筋細胞が押しつぶされて歪んだ細胞内のタンパク質ももろともに歪んでしまった事に起因する

三次元構造のタンパク質がへしゃげての変性タンパク質の増大によるタンパク質酵素の触媒機能が低下して、酵素反応が停滞したことがもたらす代謝不全の有り様が「凝り」による不調であったと言えるのです。

重力負荷に耐え続ける2大ジョイント部分の頸部筋群と腰部筋群の筋細胞内の変性タンパク質をいかにして取り除くか?と言えば、

日本の伝統医学の鍼灸指圧を置いて他にないことはすでに読者様には「耳たこ、大ダコ、ダイオウイカ」、でよろしいおますな?

「免疫力の確保は凝り取りの視点から」他の巻でした。

2014.08.06 | | コメント(7) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラックパール 15

本シリーズも今回で15回を数えるにいたっておりますが、そもそもはマクロファージの細胞膜と細胞内エンドソームに存在し体外から入りこむ様々な抗原を認識する受容体であるトールライクレセプターTLRの類(たぐ)い希(まれ)なる実力に開眼したことを発端に、いっちょ免疫に関して再考してみようと始めたのがこのシリーズのキッカケでありました。

ということで、前シリーズの「ガーディアンエンジェル」と本シリーズの「ブラックパール」は通しで今回までで35回の論考を重ねてきたことになります。本ブログ記事のこれまでの連続モノと比較してもなかなかの長期戦になってきておりまして、実はこれでもまだまだ免疫に関しては書き足りなくて、自分的には10のうち、ようやく4くらいを書き出せたかなくらいの感想を今抱いております。

免疫とひとことで申しましても、やはりそのカバーする領域は非常に広く深く、生命進化の考察を推敲反芻し、癌の真相をさらに追及し、またまだ未着手ではありますが、根源的な細胞の品質管理に関わるオートファジー免疫に関してなど今後もニッチ(すき間)を埋めるが如くに論考を進めてまいる所存です。

免疫(めんえき)とは「疫病(えきびょう)を免(まぬか)れる」が本義であり、「自己と非自己を見分ける」作業を指し、「細胞の品質管理」が根本の機能であることは論を待たないのですが、よりわかりやすく言えば免疫とは「病気にならずに健康でいること」なのであり、つまりは「生(せい、いのち)を養(やしな)う」の養生と同義であると言えるのです。

ですから、免疫を考察しつつ万事を俯瞰してつれづれなる思いを綴る本シリーズこそが実は本ブログの真骨頂ではと今改めて思う次第です。もしかすると、このまま題名を変えつつ、本年の後半もずっとこの感じでいくかもしれません。それもまあいいでしょうね。なにしろ3.11免疫不全カタストロフィー(破局)がすでに視野に入ってきています。

この暑い夏の過ごし方で、その後の秋冬の体調が左右されてきますから、実は、今ここ!の養生がかなり重要となってきます。まずもって細胞質にヒートショックプロテインを満たすようなアダプティブサイトプロテクション(適応的細胞保護)なるライフスタイルを実践することで、

常にヒートショックプロテインを体内に満たすように心がけたなら、あらゆる抗原に打ち勝つことが可能な明るく健康な未来が見えてきます。是非に油断なさらずにここ一番、今の未病治に励みましょう。

葉ショウガが美味しい時期です。生味噌を付けて辛味に唸るなんてのもオツな免疫賦活ですよ。ショウガの黄色色素のクルクミンなどの抗ガン作用は半端なく強力ですし、クルクミンにはヒートショックプロテイン分泌を促進する作用があることが判明しており、またNF-kB(エヌエフカッパービー)なる「かっぱえびせん」みたいな名前の聞き慣れないタンパク質があるのですが、

このNF-kBなる物質は転写因子と呼ばれて細胞質に存在し、活性化すると細胞核に入りこみ遺伝子の転写に関わるという非常に重大な局面で働くリガンド(信号分子)でありまして、どうもこのNF-kBがあまりに活性化し過ぎるとガン細胞が増殖したり、リウマチなどの自己免疫疾患が発症すると言われており、

であるからしてNF-kBの過剰な活性化を抑制できれば癌やリウマチの克服が見えてくるなどとも囁かれているのですが、実はヒートショックプロテインにNF-kBを抑制する能力があることがわかっておりまして、ここにおいてやはりヒートショックプロテインの実力の一端がまざまざと見せつけられるというわけなのです。

ヒートショックプロテインはガン細胞内においてHSPユビキチンの力でガン抗原提示を促進することで、キラーT細胞にガン抗原を見つけてもらいガン抗原提示ガン細胞はアポトーシスされてマクロファージに貪食され、

ヒートショックプロテインはNK細胞を活性化することでガン抗原を提示していないガン細胞がNK細胞に盛んにアポトーシス誘導されてマクロファージに貪食され、

このキラーT細胞とNK細胞のふたつのガン免疫により通常発生する自然癌はすべて消去されてしまうし、

ヒートショックプロテイン60、70が細胞外へと分泌されるとマクロファージの細胞膜レセプターのトールライクレセプターTLRがこのヒートショックプロテイン60、70を受容することで

受容したマクロファージは活性型に変化して免疫活性を高めるサイトカインを放出してインターロイキンや腫瘍壊死因子やインターフェロンを分泌することで、①自然免疫と②ガン免疫と③獲得免疫のすべての免疫系が賦活されて、

ヒートショックプロテインは炎症疾患や癌などほとんどの疾患に関係するNF-kBなる転写因子を抑制することですべての疾患の抑制に関与できるのであり、

ヒートショックプロテイン分泌を促進できるクルクミンを含むショウガや、βグルカンを含むキノコ類などの食材はまさに3.11後の免疫多難時代を生き延びようとする私たちにとって宝物のような食物なのであり、

またヒートショックプロテインを自在に操る鍼灸指圧術は日本で洗練されたまことに日本民族を3.11後の絶滅の危機から救う救世主のような医療であったと再認識できてくるのです。

免疫の手綱はヒートショックプロテインにあり!

昨夜の葉ショウガのクルクミンは今頃アタシの肝臓でヒートショックプロテインを分泌させて肝臓マクロファージのクッパー細胞や肝臓に多く存在するNKT細胞を刺激する免疫賦活なイイ仕事をしていることでしょう。

さて、朝は納豆と味噌汁とぬか漬けで腹腔マクロファージのTLRに活を入れます。

実践に役立たねば養生法とは言えん!

実践オンリーな養生法と言えばここを置いて他にはありゃあ、しまへんって!ウフフ(笑)

2014.08.04 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラックパール 14

いちおう自分のブログは自分が管理者のはずなんですが、時々、自分が自分で自分のコメント欄に返信しようとして不正投稿と判断されてせっかく書いた返信コメがアップされなくて難儀したりの経験が今までは何度かありまして、

まあそういう時はコメント内容を変更したり、文字を換えてみたりして対処してて、あんまり返信コメが熟読系の長文だったり、頭にキタ時はそのまま、その返信コメを記事にしてこっちにアップしたりしてるんですが、

ここんとこそんなに不正投稿呼ばわりされないから、気分がいいです(笑)だいたい自分のブログにそのブログオーナーがコメントしてるのに、何でヨソサマに不正呼ばわりされなアカンのや!

で、管理画面というのがありまして、そこを開くとアクセス数とかアクセス数の多い県とか、世界のどこか他の国からのアクセス状況とか、アクセスした際の検索ワードとかを調べることができるんだけど、

アクセス数の多い県はだいたい東京都、埼玉県、愛知県が常に上位で1、2位を争うんですが、まあ基本的に東京都が1位の時が多いです。

まあ東京都や埼玉県、愛知県にはコアな読者さんがいてはるようで、ほんまに毎度おおきにでやんす!

もちろん他県の愛読者さんにも絶大なる感謝を表明します!アタシの地元の静岡県はというと、そんなに上位でもないんですが、まあ10位前後には常にランクインしてる感じで、

たまにすっぽ抜けてビリッケツの方にいる時もあり(笑)ようは地元シゾーカじゃあ、まだそんなにメジャーじゃないってことでしょうかね。

他国からではドイツ、スイス、オーストラリアなんかに常連さんがいてくれてます。アメリカさんからの異常に多いアクセスはまさか監視対象でっか?(笑)

ほんま遠いところからも、みなみなさまにご訪問頂きましてまことに有り難うございます。

それで検索ワードはそれなりに今なにが読者さんの注目ネタなのかを知るうえで参考になるかと思って注視してきたんだけど、いままでよくヒットしていた言葉に

タカダイオンとか究極ザッパーとか糖質制限とかがあって、ようはこういったフリンジ・サイエンス(目に見えないモノを扱う科学)的な一歩間違うとトンデモ視されかねない微妙な領域にご興味がおありの方が頻繁に訪れて常駐しているようなので、

少し前の記事では糖質制限やイオン治療器についてワタシ個人の見解を明確に示しておいたという次第です。あのね、アタシは基本的に無駄なオカネをかけるたぐいの養生法はいっさい勧める気はありませんのや。

イオン治療器だって廉価版でない方はビックリの数百万円の世界じゃん。これじゃあ素人は手が出ないし、じゃあ廉価バージョンであったとしても数十万円はするでしょ?

それで効果があればイイのかもしれないけど、ただ普通に生理学とか医学を学んだ人間からすれば今イチこの電子を供与して体内の酸化亢進を還元するという理屈がさ、シックリと来ないわけよ。

酸化還元反応ってのは基本的には溶媒である体液内に溶け込んだミネラルなどがイオン化したものを介して行われる生理現象であって、

もしも電子供与という方策を取るのなら本来的にはだから必須ミネラルを供給することで体液中のイオン組成に働きかけるというのが本筋であり、

あるいは60兆個の細胞の細胞質に存在する抗酸化ヒートショックプロテインHSP32を鍼灸指圧やβグルカンを使って分泌促進させるというのが理想的な酸化亢進に対する還元処置であって、

それなのに外部から何だかケータイの充電器に人間がつながれたみたいに人体のそこかしこに電極を付着させてのイオン供給って、俺的にはちっと違和感ムンムンなわけ。

まあどっかの治療院じゃあこういった機械を患者に使ったりしてるなんて噂も聞くんだけど、俺たちが「手当・てあて」を忘れて機械に頼ったら、もうその時点で治療家としての存在価値はまったく消失するんだぜ!

だから俺は絶対に機械治療なんてしないね。なんで機械なんかに頼るのよ。この手を見なよ!

この手こそが神が与えたまいし、最良で最高の治療器具じゃないか!手当て、から遠くなるほどに医療は堕落するんだよ!

現代医学が進歩した? えっ、どこが?

どんどん手当てから後退している現代医学はワタシから見たら退化し衰退し没落しているとしか見えません。医師が触診し打診し聴診器を当てて、患者の話しに耳を傾ける。これだけで患者がどれほどの癒しを感じるか。

別に正確な診断機器の打ち出すデータだけが医療の進歩じゃあないんだって。医師は医師でしっかりと今までのやり方で古いと思われようが、出来る範囲で手を使って診察すれば、それこそが癒しの医療なんだけどね。

まあ私たち鍼灸師は手を使わねば治療も診察も出来ないし、指圧などは浪越徳治郎先生が申す通り「診断即治療(しんだん、すなわち、ちりょう)」でようは指圧しながら触診も兼ねて治療もしていくという一石二鳥の非常に優れた手技が指圧という日本独自の療法であったりするのです。

ということで、つまりはワタシ的にはこういったイオン供給機を今までもこれからも推奨することは断じてありませんので、常駐してくれているイオンファンの皆様にはその点をご承知下さることをお願い申しあげます。

それから糖質制限なるブームについても再度、しっかりと言っておきますが、人間の三大必須栄養素ってのは医学に興味のないほとんどの方もご承知のように糖質、脂質、タンパク質なのは常識なのであり、

糖質は「でんぷん」とも炭水化物とも糖類ともグルコースともブドウ糖ともグリコーゲンとも呼ばれて、別に糖質は砂糖単品(さとうたんぴん)を意味しているわけでないのは誰でも知っていると思うけど、

糖質制限と砂糖制限を混同しているような風潮も垣間見られるからそのへんもしっかりと確認しといた方がいいんだけど、そりゃあ砂糖を大量に摂取するのはヤバイでしょ?そんなんは常識じゃん。

特に白砂糖はミネラル分を消失してるから色々と害があるなんてのはもう色んなところで言われていて、さらにヤバイのが人工甘味料だけど、このへんはもうわかってるからいいでしょ?

ようは糖の配分を主な仕事にするインシュリンを酷使して、過剰なインシュリン合成が結果として膵臓ランゲルハンス島β細胞のミトコンドリアを疲弊させて膵臓ランゲルハンス島β細胞のミトコンドリアのインシュリン産生がシャットダウンすると2型の糖尿病になってしまう、というこの原因が砂糖系の単糖類の過剰摂取にあるなんてのはこれ常識だし。

それでようはコメや麦や芋なんかのいわゆる主食に相当するものが一般的に糖質制限の対象になっているんだと思うけど、主食抜きで脂質とタンパク質だけで健康になれるわけないじゃんね、っていうか、そりゃあ糖質を抜いたところで別にスグに死ぬわけでもないんだけど、だからといって糖質を抜いたら健康になるか?って言うとそりゃあアンタどう考えたってオカシイでしょ?

そもそも糖質は最終的に単糖になって血糖になって60兆個の細胞に送られて細胞質内の酵素反応によってピルビン酸になる過程で1分子のグルコースから2分子のATPが産生されるという解糖系の大事な原料になるんだから、

もしも糖質を制限して糖質を摂取しなくなればまったく解糖系を使わないで脂質やタンパク質だけでミトコンドリアのATP産生だけでやりくりしなければならなくなる。これミトコンドリアにとっては大きな負担とちゃうの?

細胞のATP産生の健康な流れってのはさ、解糖系が発火点になってグルコースが分解されてピルビン酸がアセチルCoAに変換されることが種火のインジェクションになって、次いでメインエンジンのミトコンドリアのクエン酸回路と電子伝達系が回転して、

1個のミトコンドリア内膜に数万個もフジツボの如く付着したATP合成モーターが秒単位で毎秒40回転する回転力で膨大なATPを産生するわけでさ、

そのどの流れが滞ってもうまくないことぐらい細胞生理学を学べば誰でもわかるじゃん。その最初の一番肝心な解糖系を滞(とどこお)らせるのが糖質制限なんだよ!

「百病は一気の留滞により生じる」

どうかしてるだろ、トーシツセーゲン。まったく何でこんなデタラメな健康法が流行ったりするのかよくわかんないよね。

あと脂質もモノスゴク大事な栄養素で、これ細胞膜の構成材料のリン脂質の原料だから基本的に絶対に必須な栄養素が脂質だってことくらい常識中の常識で、脂質は細胞膜の原料なだけでなく、

ミトコンドリア膜や小胞体膜やゴルジ体膜やリソソーム膜やの細胞内オルガネラの膜もすべてリン脂質が材料なんだし、脂質のうちのコレステロールなんかは副腎ホルモンのステロイドホルモンを産生する際には絶対になくてはならないわけで、

太るのがイヤだの、コレステロールがどうのこうの、と言って脂質を敬遠してると老化が進んでエライことになりまっせ!

で、タンパク質はこれ言うまでもないよね。タンパク質が消化されてアミノ酸になって吸収されたら、アミノ酸は細胞核ゲノムの遺伝子セントラルドグマによって、様々なタンパク質に合成されて生命活動は営まれる。

ねっ、三大栄養素はやっぱり三大栄養素なわけよ。そのどれもが大事な栄養素なんだから糖質をワルモノに仕立ててイジメてみたり、脂質をテロリストの如く嫌ったりしないで、

まあ本能に従って、上手に三大栄養素を補給するレシピがいっちエエということなのです。

ええかい、突飛な珍説はただそれだけってのがほとんどなんだよ。鑑識眼が無いと騙されるけど、生理学や医学の常識的な知識さえあれば簡単にエセ学説なんか見抜けるもんだけどね。

ちょっとくどいけど、この際だから検索ワードがらみでこちらの見解をしっかりと提示しておきました。

免疫ってのは細胞の品質管理なわけで、細胞構造を維持する材料である三大栄養素は本当に重要な構成材料だと認識できれば宜しいおます。

ほな、本日はこんなとこで。

2014.08.03 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラックパール 13

今朝も早くからセミの鳴き声がけたたましいが、このセミを含む昆虫たちが実は地球生命種の覇者であり、地球でいちばん広範囲に隅々まで生息環境を拡大してその種の数も個体数ももっとも多いというのは小耳に挟んでいい豆知識であり、昆虫の次ぎに繁栄している種族は海中でたゆとうている軟体動物なんてのも知っていて損はない。

昆虫も軟体動物も背骨というか脊椎を持たない無脊椎動物にカテゴライズされる生き物で、進化の系統樹でも古参のグループに属し、分化発生の時期は軟体動物のほうが少し古くてたぶん単細胞生物から多細胞生物が発生した6億年前くらいがクラゲやイソギンチャクやアメフラシの祖先が登場した時期で、

その少し後の古生代カンブリア紀になると一斉に①海綿動物(カイメンの仲間)と②刺胞動物(イソギンチャクなど)と②有櫛動物(クシクラゲのたぐい)の3門の動物門から現在に連なる動物門の38門が花開いて

現生の多用な生物種が新生代末期の地球温暖化もとい地球寒冷化の最中の束の間の間氷期の穏やかな季節を、ホモサピエンスという進化の系統樹の中ではもっともニューフェースなくせに文明なるどうでもいいシロモノをこさえて挙げ句の果てに大量の放射能をぶちまけて地球生態系をメチャクチャにしまくっている悪しき種族におびえながらも、

ノコギリクワガタも線虫もミミズクもコモドオオトカゲも健やかに暮らしているというわけなのです。おい、人類よ、お前らのしでかした所業は本当はというか、とにかくとんでもない悪行三昧で宇宙法に従えば本来は外宇宙追放の刑なんだからな。

検察審査会ってあの小沢一郎を貶めたアレだろ?そんなんが東電幹部を起訴相当とかどうのこうの、ってなんか胡散臭くねぇかい?まっ、人間法でどうのこうのはともかくも、元素のパワーバランスを乱してしまった罪はとてつもない犯罪に違いないわけで、キュリーご夫婦が放射能を発見してからこっちまあ脊椎動物亜門の霊長類のヒトの世界はいいことないね。

さて、セミもアメフラシも背骨がないから骨髄( bone marrow) の造血幹細胞に由来する獲得免疫の抗体産生細胞のB細胞(骨髄の bone marrow の頭文字のBをとって名称)も無いし、胸腺( thymus )で教育されて自己と非自己を認識する骨髄造血幹細胞に由来する獲得免疫のエキスパートであるT細胞(胸腺 thymus の頭文字のTをとって名称 )も無いんだけど、

その免疫力たるや半端なく、つまり昆虫も軟体動物も自然免疫だけでここ5、6億年間をしのいできたというわけなのです。ってことはさ、まだるっこしい抗体産生まで数日かかり、あるいはキラーT細胞を充分にクローン増殖するのに10日もかけてる悠長な獲得免疫よりも、

取りあえず病原微生物認識パターンをザックリとトールライクレセプターで見分けて、サイトカインを分泌しながら、とにかく片っ端から抗原となる異物をスピード処理できてしまうマクロファージを主軸とする自然免疫ってのはやはり最強の免疫力であったと言えるのです。

ヒトの免疫系はスピード処理の自然免疫とノンビリ処理の獲得免疫とその中間のつなぎ役のNKT細胞を中心にしてNK細胞とキラーT細胞によるガン免疫の3つの免疫システムを巧みに応用していると思われますが、まずもってやはりこの3つの免疫系のスイッチを押すのは、マクロファージのトールライクレセプターTLRでの抗原受容なので、

カイメンやイソギンチャクやクラゲ時代のエディアカラの園の海中で、寄せては返す海水のゆらぎをその口から腸管内にありのままに受け止め、異物を弁別し、補体や血球凝集素やマクロファージで異物を取り除きの、

この地球生物初期の自然免疫力で免疫を確保していた記憶は、やがてグルコースや脂肪やタンパク質の三大必須栄養素を摂取した口から波のリズムで蠕動する食塊が

小腸パイエル板の免疫の関所に控えるマクロファージのトールライクレセプターを刺激してのヒト自然免疫へとバトンタッチされて今のヒトの免疫力が確保されているといった具合です。

腸管免疫の源には6億年前のエディアカラの穏やかな海中が広がっていました。NKT細胞が受容する唯一の抗原はカイメン動物の身体に存在するアルファガラクトシルセラミドという糖脂質です。

6億年前に登場したカイメン動物を食べた獰猛な種族の末裔がわたしたちだったりするのかもしれませんね。

免疫の真相はやはり生命進化とバッティングしなければ見えてきません。

さて、セミの鳴き声に負けず劣らず、

本日も、指圧のこころ、母ごころ、押せばヒートショックプロテインの泉湧く

で、元気に仕事に勤しみましょう!

2014.08.02 | | コメント(3) | トラックバック(0) | 免疫強化

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