ブラックパール 12

前記事ではようやくここのところ変なブームが起こり、恐らくはとんでもない被害が出ているであろうエセ健康法?のトーシツセーゲンの未熟さを論破しておきましたが、

こういったちょっと変わったことを言う医者の珍説にすぐに騙されるひとが後を絶たない状況が恐らくは今後もずっと続くでしょうね。

というのはさ、これ、みんな医者が健康や養生の専門家と錯覚しているから起こる現象であって、まあ言っちゃあ悪いけどチャンチャラおかしい事なんだよね。

別に医者ってのは健康になる方法を知り尽くした専門家ではないし、まして養生法などまったくもって知りっこないわけでね。

そりゃあ医者自身が独力で必死にそういった勉強をしているケースもあるけど、そんなのはごくごくマレでさ、ってこのへんぜんぶ推測でモノを喋っていて何だけど、

まあ医者が健康本を書くとスグに飛びつくのは止めようぜ、と言いたいわけよ。

一日一食または少食健康法だってとてつもなく危険だし、身体を温めれば免疫力が上がる、というのはすでに定番化しているけど、

これだってけっこう危ないよ。今こんな暑い最中に身体を温めたらそれこそ速攻で熱中症になっちゃうケースだってあるし、

汗で失われる塩分やミネラルはしっかりと補給しなければ岩盤浴にしろ日光浴にしろ、それがかえってアダになってかえって体調が悪化するし、で

つまり素人療法はほんと命の危険が伴うほどに危険でね、だからなんと言ってもちゃんとした本当の意味での正しい生命観というか、細胞生理がわかっていなければ

安易に健康法だの、養生法だのを指南できっこないんであって、であるのにこの広い世を見渡すと、もうほんとに恐ろしいまでにいい加減なトンデモ健康法ばかりで、

それでもそんなに大問題にならないのは、それ相応にこっちの身体にそれなりの防御機構が備わっているからで、

まあそれをいいことに言いたい放題、やりたい放題のヘルス&ダイエット部門だから、みなさんほんと気をつけて下さい。

とはいえ、こんなエキセントリックでコアな養生法の探求ブログの愛読者さんたちは、たぶん、すでに俺並みの鑑識眼が備わりつつあるから、いい加減でトンデモな健康法に騙されることはまずないと確信しています。

例えば現代医学のもっとも酷い部門に抗ガン医療があり、抗ガン剤などは毒性が非常に強いからほとんどはこの毒性で健康被害に遭うし、放射線治療は放射線被曝でしかなくこれもまたとてつもない健康被害を生んでいるんだけど、

だからといって西洋現代医学をすべて否定するような暴論がまかり通るのかと言えばそれはまったくもって短絡的で幼稚な論理なわけで、では東洋医学が西洋現代医学に比してモノスゴク優れているかと言えば、

まあ優れている面も多々あるけどなんせ診断権が法律的にない、という弱みがあるし、保健も効かないしで患者側にとっても術者側にとってもまだまだ色んな意味で完璧な状態ではないことは確かだし、

こうした法整備の問題だけでなく、東洋医学コミュニティーに棲む鍼灸師という住民たちはだいたい自分たち身内でしか通用しない「気」用語というか、

東洋医学に独特の専門用語を多用するのが好きというか、こういう内輪でしか通じない異星人の言葉みたいな「鍼灸語」しか話さないから、

まったくこの業界はオモテの世界に開かれていないという非常に古臭い体質がいまだに連綿としてあるわけで、だからこそ私はそうじゃない方法で

現代の生理学用語を多用し、分子生物学的な東洋医学をこれまで語ってきたわけで、こんな試みは恐らくはアタシが初めてであろうから、まあドンキホーテみたいなもんだけど

ようは西洋医学も東洋医学もそれぞれがそれなりに完成した部分があり、またそれぞれが未だ未完成な部分を内包しているといった具合で、

なにも西洋医学がダメで、東洋医学が素晴らしいなどと言えるものでもないよ、とまずはダメ押ししておきます。

で、西洋医学も東洋医学も見限って別の民間療法というか、そのほとんどは法律的には無資格になるんだけど、そういった何とか療法のたぐいで苦しんでいた症状が消えてしまうケースがあったとしても、それはそれでだから何?で、

ようはヒトのからだは100人100様で、それぞれまったく異なるわけであるモノがそれで治ったからと言って、それを一般化することなど決してできはしないのです。

ほんとのところはなぜヒトの身体がこんなに複雑でありながらも平然と恒常性を維持できているのかは、ほんと医療を学べば学ぶほどに神秘で深淵なことに気づくものだし、

それゆえに医療に携わっていると自然に生命に対して畏敬の念が深まり、おいそれと断定口調で医療に関する事柄を語れなくなるものなのです。

だから私のようにヒト様の身体を触った経験がないのに偉そうな事を抜かすニセモノは私の目に止まればすぐに見破ることができますし、

いままでもそういった口ぶりの皆様には相応の応対で対処してきました。弾圧にあったイオンサプライ機械なんかも、アタシは別に何の興味も湧きません。この際だからハッキリ言っておきます!

だってイオンの酸化還元反応ってのは水溶性の体液を介してタンパク質でできた酵素がおこなう事であるんだから

いくら機械が電子だかイオンを大量に供給したところで、いったいそれをどうやって細胞側で処理するのか?そもそもその電子なりイオンは体液中にちゃんと溶け込むことが可能なのか?

この領域にもこのようにいろいろと疑問が湧出するのです。

ゴマンとある養生法なんですが、なんといっても恐らくはそんなに期待を裏切らないだけのコンテンツを有しているのは今や「養生法の探求」ぐらいしかないでしょう。

これでも魂を込めて3.11勃発の8時間半後からPCに向かって書き込んできましたから。

腹腔マクロファージのTLRをいかにインターフェロン・インデューサーとなる食材で刺激できるか?

ここに健康になるすべてのカギがあることが判明してきました。

常に進化し続ける「養生法の探求」に今後ともご支援の程、よろしくお願い申しあげます!

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2014.07.31 | | コメント(4) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラックパール 11

少し前から医療の世界にブレイクした「糖質制限」という言葉がありまして、ようは人類はほとんど飢餓同然の700万年を過ごしてきたのに、

ここ現代にきてこれほど過剰なまでの糖質を摂取するという栄養事情に恵まれたゆえに糖尿病や癌をはじめ各種疾病が激増してしまったのだから、

糖質を制限するだけで病気は予防でき治療できて、特にガン細胞は特異的にワールブルグ効果で解糖系が亢進してグルコースを欲しているから、

グルコースを遮断する糖質制限なる措置を取れば、ガン細胞は栄養源を断たれて死滅しちゃうぞ!なるとても乱暴な論理までが今や大手を振っているといった具合で、

おいおい、ほんとに糖質制限なんてシロモノをみんな真(ま)に受けてマジに実行してたりするのかね? 

よ〜く考えようぜ、ここんとこはさ。あのね、例えば糖質を分解する酵素なんてのはね、唾液にも膵液にも含まれているアミラーゼという酵素なんだけど、

こういった消化酵素というものはね、だいたい2000年〜3000年ほど同じ食物を食べ続けていると消化器細胞の細胞核ゲノムがセントラルドグマによって合成することが可能になると言われていて

だからアミラーゼが消化器から分泌されている今のこの私たちの身体ってのは、つまりは糖質にしっかりと適応してすでに進化しているというのが医学の初歩的な常識があれば簡単に理解できる事柄なわけで、

たったこれだけで糖質制限なんて身体にとってはやってはいけないなんかオカシイことじゃないかな?くらい思いつかないとイケナイんだけどね。

それでガン細胞は確かに解糖系を亢進しているから糖質を原料にATPを産生しているんだけど、だからと言って糖質制限すればガン細胞が死滅するかどうかはホントのところはかなり怪しいというか、

まだこれはエビデンスなんか確立されていない未知なる仮説に過ぎないんであって、例えばガン検診の最新装置として鳴り物入りで導入されたPET検査なんかで

放射性物質で標識化したブドウ糖を含む薬剤FDG(フルオロデオキシグルコース)をガン患者に飲ませてガン細胞は正常細胞の3〜8倍のブドウ糖の取りこみスピードのはずだから、

と実際にこのPET診断が広く行われた結果どうだったかというと、全身を写すとまるで星空のようにあちこちが光って、どれがガン細胞でどれが正常細胞か区別が付かない、

との嘆きが現場の医師から聞こえてくるというんだから、つまりはガン細胞もそりゃあグルコースを欲するかもしれないけど、正常細胞ももちろんグルコースを欲しているというわけね。

これ当たり前だよね。だって細胞ってのは解糖系とミトコンドリアの2つのATPエンジンを使ってATPを産生しているんだからさ。ちゃんと糖質を送ってあげなけりゃあ解糖系が駆動できないじゃん!

だからもしも糖質制限なんかをガン患者に適用したら、恐らくはガン細胞だけでなく正常細胞もATP産生が不能となって、

せっかくガン細胞は解糖系を亢進してATPを産生し、正常細胞は解糖系とミトコンドリアを駆動してATPを産生してたのがすべてパーになって、

ATPがまったく供給されなくなって、まあとんでもない脱力感が襲うことは必至だろうね。

ということで、ここまでの簡単なザックリとした反論だけで糖質制限なんか絶対にしちゃあイケナイってことが聡明な読者様にはご理解頂けたと思います。

あっ、糖尿病とか特殊な場合はアレだけど、Ⅱ型の糖尿病にはヒートショックプロテインが効くってのは小耳に挟んでおいてね。

それでちょっと決定的な事を言うけど、ヒトの細胞核ゲノムの遺伝子にp53というガン抑制遺伝子があることはよく知られたことでありまして、

このp53という名称の由来はというとこの遺伝子から分子量53000のタンパク質がセントラルドグマを起動して合成されるから名づけられたと言われており、

悪性腫瘍においてp53遺伝子の異常が高頻度に多発することから、細胞の恒常性維持に重要な遺伝子がp53であり、またガン化した細胞をアポトーシス誘導する機序にもp53遺伝子が関与していると言われております。

まさにゲノムの守護者( the Guardian of the genome )こそがp53遺伝子であり、ヒトの細胞のガン化を防ぐ遺伝子p53はヒートショックプロテインと同じく地球生命史の中で生命進化を経ても保存されてきており、

p53遺伝子は哺乳動物だけでなく、無脊椎動物である昆虫や軟体動物を含む多くの動物の遺伝子から発見されているのです。このことは細胞のガン化が糖質とは無縁な事象であり、

軟体動物などの進化の系統樹では古い種族においてもすでにガンという病気が存在したことを伺わせ、また細胞のガン化という事態に備えた遺伝子が進化を経て生み出されてきたことを物語っていると言えるのです。

ようは地球生命が生きていくうえで、ある場合にガン化することは遺伝子にプログラミングされた当たり前の必須な事象ということなのであり、

だからこそアポトーシス(プログラム細胞死)の機能が備わりガン細胞は自然に消滅するようになっているし、ヒト免疫細胞のキラーT細胞やNK細胞やマクロファージによってヒトガン細胞が分解消去されるシステムもしっかりと構築されているというわけなのです

宇宙放射線、紫外線、重金属、化学物質、放射性同位元素などなどガンの原因に相当する物質や物理エネルギーなんかはっきり言って無数にあるし、

細胞がガン化するのは当たり前として、生命はたくましくそのガン化すらはねのけながらここまで生き抜いてきたのです。

細胞質に乳酸が溜まるのはガン化の結果であり、決して乳酸の蓄積がガン化の原因ではありません。ですから凝りはガンの原因ではなく、結果か、もしくは過程です。

細胞生理には極論すれば原因も結果もなく常に動き続けるプロセス(過程)のみがあると言い換えることもできます。

糖質制限なんかほっといて、食べたいものを本能に従ってありがた〜く美味しくいただく。

これこそが間氷期の末の温暖な今にふさわしい食養生だよ〜ん!

以上、糖質制限ほかについて、ひとこと言っておきましたの巻でした!

2014.07.31 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラックパール 10

夏ネタとしてはこの時期にアタシの記事にセミとかカブトムシが登場するのは軽く定番化しつつありまして、まあ昨日の記事もけっこう昆虫がらみの記述が多かったんだけど、

昨年の夏には日帰り家族旅行で岐阜県は金華山のふもとにある日本一古い昆虫博物館に行って、ナフタレンの臭いにいささか息苦しくなりながらも世界中の昆虫の標本を眺め、

ここ名和昆虫博物館の夏特典の生きたヘラクレスオオカブトやツヤクワガタやタガメの展示に娘と共に興奮しまくったんですが、さてこの昆虫たちが実は地球動物界の中ではその種の数をとっても個体数をとっても、

もっとも繁栄した地球生命界の覇者であるというのはよく知られた常識であり、南極の湖底に築かれたコケの城に棲むダニから、地底深くにまで棲んでいる可能性があり、どれだけの新種がいるのかいまだ判明していない線虫やらも含めて、

地球生命種の70%〜80%は実は昆虫たちで占められていて、ではなぜこれほどまで広範囲に昆虫たちは生息圏を拡大できたのか?というと、それはやはり昆虫の免疫力がずば抜けて高かったからと推測できてくる。

昆虫1個体の全体重の30%〜50%は実は共生バクテリアの重みであり、この昆虫に共生しているバクテリアのほとんどは腸管内やその周辺細胞に収納されており、

例えばカブトムシの幼虫やシロアリの腸内細菌は普通は動物が消化するのはたいへんな植物の細胞壁成分のセルロースを分解することで、栄養源をホストである昆虫へと供給しており、

また昆虫の共生菌たちは強い毒性を示す抗生物質を分泌することで共生菌以外の敵対する病原菌を寄せ付けない仕組みがあることも知られている。

ここまで見るに、昆虫が5億年の進化の過程で掴んだ地球を生き抜く強みとはつまりはまずはバクテリアを我が身に棲まわせる共生に成功したことにあると言えようか。

そして昆虫たちの免疫系としてクローズアップされるのがヒトの腸管内にあって免疫系のすべてを握っているといっても過言ではない腹腔マクロファージのトールライクレセプターTLRと同じ、

昆虫の細胞にあるトール受容体であり、この昆虫のトール受容体からは抗菌ペプチドが分泌されて昆虫の身体は病原ウイルスや病原菌から守られるシステムができている。

ショウジョウバエに遺伝子操作をしてトール受容体がないノックアウト・マウスならぬノックアウト・ショウジョウバエを作成したら、

このトール受容体がないショウジョウバエの身体にはカビがビッシリと生えてあえなく絶命とあいなったというのが実はトールライクレセプター発見の経緯でありました。

自然免疫において病原微生物認識パターンを受容するトールライクレセプターTLRは種によって保有数が異なり地球生命史の中では古株で海中にいて

常に様々な微生物を海水と共に体内に通過させることで栄養も補給する棘皮動物のウニなどは何と222種類ものトールライクレセプターTLRが存在しますが、

比較的に後続種の動物たちであるマウスには12種類、硬骨魚類のフグに12種類、ヒトには10種類、昆虫のハエには9種類のTLR装備となっております。

ヒトや昆虫のトールライクレセプターTLRの種類は少ないのですが、この少ない種類のトールライクレセプターは実は精鋭部隊の選りすぐりの優秀なトールライクレセプターTLRであり、進化に揉まれて遺ったものであり、

わずか10種類の異物弁別レセプターを駆動することでヒトの腹腔マクロファージは活性化して、インターロイキンや腫瘍壊死因子やインターフェロンを分泌し、

免疫系全体を活性化して自然発生するガン細胞をアポトーシス誘導し、病原ウイルスや病原菌を攻撃してヒトの免疫を養ってくれているのです。

昆虫の腸内に共生菌が共生するように、ヒトの腸内にも夥しい数の共生菌が棲んでいます。わたしたちヒトも昆虫に負けず劣らずの腸内細菌力とトールライクレセプター免疫力を保持していると言えるのかもしれません。

さて地球最強の生き物はいったい何だかご存知ですか?

これ他でもないそのへんのどこにでもいるコケだそうです。

コケという生き物は水分があればこれを身体中に吸い込み蓄えて繁殖しますが、もしも水分がなくなってカラカラになると自身もカラカラになるのですが、それで死滅するわけでもなく、また水分が戻ると復活するというのです。

この環境と争わずに柔軟に適応する能力が地球一の強みと言えるのだそうです。

南極の極寒な環境中にある唯一の生き物の王国が湖底に築城されたコケ坊主の宮殿であり、そこにはバクテリアやクマムシやダニが共生し、ひとつの生態系が築かれておりました。

これから間氷期が終わり、長い10万年の氷期が訪れたとき、恐らくは地球全土をことごとく放射能で汚染した天にツバ吐く悪しき馬鹿猿集団のホモサピエンスは滅び去り、

地球生命種のある種の一族もやはり絶滅していくが、幾ばくかの昆虫は生き残り、コケだけはたくましくヒトのいない地球で生き延びていくでしょう。

太陽からの適切な距離にあって生命が生きるに適したハビタブルゾーン(生存可能領域)内に地球がおさまっていられるのも、あと25億年ほどで

その後は太陽寿命の終末に近づくと共に地球の太陽系での立ち位置はハビタブルゾーンから内側の太陽に近い場所に移動して地球はついに暴走温室限界に突入し

46億年前の原始地球の再現であるマグマオーシャンによって地表が満たされた生命の棲めない灼熱の世界と化し、

やがて太陽の寿命が尽きる今から50億年後には太陽の爆発と同時に地球もろとも太陽系の星々も姿を消してしまうのです。

かけがえのない温暖なほんの束の間の1万年の間氷期の最後のこのひと時すら、ヒトは争うことなく過ごすことがなぜできないのだろうか?

今朝もクマゼミは生を謳歌し精いっぱい鳴いている。

2014.07.30 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラックパール 9

「五臓充足、六腑調和、経脈強盛なれば、傷れる所有りといえども、病とならず」
               『医学真伝』高士宗・著 1699年(清時代)

今朝はそれほど早起きではないが、スズメや燕がチュンチュン、チュイチュイ、チチチチチと賑やかに鳴きながら電線に止まったり、優雅に反転しながら飛び交っており、どこかでニイニイゼミが静かにチー、クマゼミがシャンシャンシャンとうるさく鳴いている。

今年も我が家の庭ではすでにたくさんのセミが羽化したようで、八重桜の老木にはセミの抜け殻が鈴なりになっている。

中医学ではセミの抜け殻は立派な生薬であり、解熱剤として重用されるが、今でも中国の田舎では普通にセミの幼虫は食べ物として食べられている。

もともとは恐らくはこのような食べる習慣から例えば風邪でも引いた際に、たまたまセミの幼虫を中華鍋で煎ったいつものレシピを食べたら、早く解熱し風邪の治りが早かったなどという体験の蓄積があり、

こうした実体験というエビデンスの歴史がすなわち生薬医学を形作っていったのであろうと思われる。そもそも医療や医学だのと随分と高尚で偉そうにしているんだけど、

医療というものはこうした経験の積み重ねでどうにかこうにか命とやりとりし、なんとか生をしのいだ記録をもとに適当に効き目がありそうなものを決定してきたのが医療の歴史なのであり、

であるからして、パソコン時代になれば常に6キロもの重さがある頭部を前屈し一日数時間も座位にて作業をするのだから、

首の筋肉が慢性的な凝り状態になることで頭痛やパニック障害やウツや自律神経失調症など首や脳内の血流傷害に起因するあらゆる慢性症状が発現し、

これを「頚性神経筋症候群」または「首こり病」と名づけて密かに医学界の潮流を変革しつつある脳神経外科医の松井孝嘉氏などは今という時代を見据えていて、なかなか素晴らしいっすよ!とエールを送る次第です。

まあ私たち鍼灸師は凝りを専門に扱うわけで、首の凝りのみならず、あらゆる筋肉の凝りが原因であらゆる症状、疾患が誘発されるなんてことは常識も常識なのですが、

わたしたち鍼灸師がいくら大声を出して、凝りが原因で色んな症状が出るんだぞ!と言ってもね、世の中の人間は大多数が医者の信者なので俺らの言葉はその鼓膜を振動させることはありません。

しかし医者がね、まったく同じ事を言った場合にはその声は鼓膜から3つの耳小骨を経て内耳の有毛細胞を刺激し、音波が電流となって脳内へと到達してその言葉がハッキリと脳内へと伝達されますから、

まあそういったわけで松井孝嘉氏が監修したクロワッサンなる雑誌の特別編集版である「 Dr. クロワッサン あらゆる不調は首で治る」がいま書店の店頭に並んでいますので興味のある方は手にとってみてください。

なんだお前、本屋の営業かい?(笑)そうそう、セミの抜け殻は生薬名をセンタイと言いますが、中国人に限らず南米やアフリカなど今でもセミの幼虫や成虫を食べる原始部族は世界中に多数おり、人類の食の歴史で忘れてはならないのが昆虫食であり、

700万年前のサヘラントロプス・チャデンシスから現世ホモサピエンスにいたる人類史においてはもうほんとうにミネラルやビタミンや脂質やタンパク質に富む大量の昆虫が食べられてきており、

そのお陰で人類は命を養われてきたのだから、このニイニイゼミやクマゼミの鳴き声の向こうに東アフリカにおわしました大いなる人類の母たちを思うのはまんざらでもないし、

われわれホモサピエンスの母と呼ばれる17万年前のミトコンドリア・イブと呼ばれるグレイトマザーもまたアフリカに生息するマルゾウカブトムシのでっかい幼虫をローフードで生で舌鼓を打ったなんてことを想像するにつけ、

今やガザ地区でヒトとヒトが殺し合うという21世紀の文明人にあるまじき野蛮人な所業が敢行されて無辜のパレスチナの民が虐殺の憂き目にあっているのだが、

みんなたった独りか7人のおっかさんであるミトコンドリア・イブの子孫末裔で人種(じんしゅ)なんて概念はウソ八百のエセパラダイムのフェイクもいいとこで、

単に環境適応の発現様式の違いが肌の色や容姿の異なる有り様になっているだけなんだから、ほんと人種がどうのってアホの極みだっつうの!

いったい現生ホモサピエンスはこんな新生代の第四紀末にまでなって、まったく理性も知性も進歩せずに、争いばっかで何をやってんだかね?

ほんとホモサピエンスってのは馬鹿猿集団(ばかざるしゅうだん)だよね。でもロンドンで5万人、パリでは2万5千人、シカゴでも1万人もがイスラエル政府に対して「ガザ攻撃を止めろ」、のイスラエルボイコットデモをやってくれてるから、

ホモサピエンスの全部がぜんぶ馬鹿ってわけでもないから少しは安心するけど、まあ障子の向こうに朝日の差した3畳のパソコン部屋の網戸越しにセミの鳴き声が聞ける自分など、

銃声や爆弾の炸裂するおぞましいガザの地獄よりはまだマシなのかもしれないとも思うけど、今や日本もまた集団的自衛権なる戦争万歳利権を主張する原発ファシズム放射能テロ国家の道をひた走る世界一キケンな国なわけで、

うっかりしていると福島事故原発が放つ猛毒の放射性同位元素が細胞核ゲノムを破壊する日常があるわけで、体内に侵入したセシウム137やストロンチウム90やウラン235やプルトニウム239などの放射性の重金属は

とっとと愛媛のポンジュースでも飲んでクエン酸にひっつけてオシッコにしてキレート排出してしまうに限りますわい。ほんと色んな知恵を絞って、楽しく内部被曝を防いでいきましょう。

冒頭の中医学の言葉はザックリと意訳すれば、どんなに内部被曝しても対策が講じられていれば大丈夫、とオレ流に変換できます。

ようは外部要因は防ぎようがないけど、内部要因は自力で整えておくことができるということ。この内部を整えておくことがすなわち養生ということなのです。

清代の名医であった葉天士は「必ず先に未だ邪を受けざるの地を安んずるに努めよ」というたいへんに示唆に富むアドバイスを提言しております。

まずこっちの陣地を固めておけばもしも毒素が入ってきても跳ね返すことができる、と。

ヒートショックプロテインに満ち満ちたアダプティブサイトプロテクション(適応的細胞保護)な身体こそが「傷(やぶ)れる所有りといえども、病(やまい)とならず」の秘訣だったのです。

さあてと、今朝もぬか漬けを堪能し、お味噌汁を味わい、納豆ネバネバで腹腔マクロファージのTLRをポチッとね、

で水穀の気により「五臓充足、六腑調和、経脈強盛」だぜい!

2014.07.29 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラックパール 8

「すくなひこなの にがてにて なでればおちる どくのむし おせばなくなる やまいのちしお おりよさがれよ いではやく」

は日本の神代の時代より歌い継がれた手技療法の本質をズバリと言い当てた歌として、今までも何度か本ブログで取り上げてきた。もしも漢字を当てれば

「少彦名の 二が手にて 撫でれば落ちる 毒の虫 押せば無くなる 病の血潮 下りよ下がれよ 出で早く」

となりましょうが、今風に分子生物学や現代生理学の用語を追加してかっこよく俺流に変換し直すと

「鍼灸指圧師の2つの手で 指圧なり按摩なりマッサージを患者の身体に施すと 皮膚と血管壁から一酸化窒素という活性酸素の一種が合成分泌されて 

細胞核セントラルドグマからは圧迫ストレスに対応したヒートショックプロテイン合成が起動してヒートショックプロテインが細胞内や細胞外へと分泌され 

マクロファージの細胞膜レセプターTLRにヒートショックプロテインは受容され マクロファージは活性型に変貌しサイトカインを分泌し貪食作用が高まり

一酸化窒素という分子は血管壁を拡げて血流を促進し マクロファージを活性型へと導き 脳神経細胞における情報伝達のメッセンジャーとして機能する 

とても重要な分子であるので 一酸化窒素が体内に分泌されると血流が促進され、マクロファージが活性化されて免疫系全体が賦活されて 脳神経伝達がスムースになって頭がシャキッと冴えてきて

活性化したマクロファージや圧迫ストレスにより賦活した皮膚にある樹状細胞のランゲルハンス細胞らの免疫細胞によって細菌やウイルスは次々に発見されては貪食処理され、

抗原提示細胞のマクロファージや樹状細胞によるHLA抗原提示により貪食した病原ウイルスや病原細菌の情報がNKT細胞やヘルパーT細胞へと提示されて獲得免疫も活性化し

マクロファージは血管中に溜まると血栓の原因になる悪玉コレステロールを貪食し また糖化最終産物AGEなる病原分子もマクロファージは貪食してしまうので 血液中からこのような病的な分子がすべて消えていき 

またマクロファージが活性化されるとマクロファージからはインターフェロンや腫瘍壊死因子(TNF)やインターロイキンなどの免疫細胞の分子言語であり情報伝達物質であるリガンドのサイトカインが分泌されることで

免疫系全体が活性化し自然免疫と獲得免疫のつなぎ役の賦活されたNKT細胞はインターフェロンγを合成分泌しNK細胞とキラーT細胞の2つのガン消滅免疫細胞を賦活して

NK細胞とキラーT細胞はその数を増すことでガン細胞が片っ端からパーフォリンとグランザイムとフラグメンチンのタンパク質分解酵素によってアポトーシス誘導されて

粉々になったガン細胞は最終的にはマクロファージに貪食されてガン細胞は跡形もなくなり マクロファージは古くなった細胞をリモデリングするので

グッスリとひと晩ゆっくり睡眠しているあいだに1兆個もの古い細胞はマクロファージのリモデリング再生機構によってピッカピカの新生細胞に生まれ変わり 

肝臓のマクロファージのクッパー細胞は肝臓内に侵入してきた異物を旺盛に処理し 関節マクロファージは関節内に侵入してきた異物を処理し 

肺胞マクロファージは呼吸によって取りこまれた粉塵をクリーニングして痰や咳として排出し 骨代謝を司るマクロファージの一種である破骨細胞は古くなった骨細胞を溶かして新しい骨芽細胞の発生を促して 

脳内マクロファージのミクログリアは脳内に溜まるアミロイドβタンパク質という変性タンパク質のゴミを貪食し脳内を綺麗に清掃してくれて認知症を未然に防いで

こうした東洋医学の手技による皮膚や筋肉への接触刺激や圧迫ストレッサーによって発現する一酸化窒素やヒートショックプロテインやβエンドルフィンの分泌に始まる

マクロファージや樹状細胞を介した生理活性カスケード反応が及ぼす免疫賦活効果によって 細胞の品質管理がスムースに達成されて

ついに体内にはガン細胞もウイルス罹患細胞も病原菌罹患細胞も古くなった細胞もなくなって ようは病の血潮(やまいのちしお)がすべて消えてなくなり とっても綺麗な身体になりましたとさ」

となります。

わずか50文字の「ひらがな」で表現された手技の神髄はやがて現代の指圧の伝道師、故・浪越徳治郎氏の

「しあつのこころ ははごころ おせばいのちの いずみわく」

の24文字にリニューアルされてよみがえり、今の世を生きるアラフォー以上の幾ばくかの人々の耳に彼の豪快な「うわっ、はっ、はっ」の笑い声と共に含蓄ある古歌の残響が反芻されることになりました。

単純にして実はとてつもない免疫賦活術である東洋医学の手技療法である、

「按摩、マッサージ、指圧」

是非に今後ともこの東洋伝来の宝のような手技に変わらぬご贔屓の程、よろしくお願い申しあげます。

2014.07.27 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラックパール 7

青山先生、いつもコメント頂きまして、ありがとうございます。

「原発問題は医療問題」とは、かの反原発ジャーナリストの広瀬隆氏の言葉ですが、彼の古い著作である「ジョンウェインはなぜ死んだか」の世界がこれほどリアルな実感を伴う時代が来るとは想像もしなかったことです。

広瀬氏は3.11後に精力的に活動し、当時の民主党の議員たちに2時間のレクチャーをしまして、その模様をネットの動画配信にて拝聴しましたが、その場には鳩山さんがおり、彼はそんな薫陶もあってか雨の中、官邸前の脱原発デモに現役国会議員として異例の参加をしてくれたのかと今思い起こしますが、

もっともすでに彼は今は国会議員を辞しており、また彼が首相に就任してからの執拗なる誹謗中傷、そして恐らくは官僚たちの背信行為によって普天間問題などで汚点を残し、また金銭問題など、これらはすべて東アジア共同体を宣言し、官僚主導政治から真の意味での民主主義体制を敷こうとした鳩山・小沢体制への既得権力からの失脚ショックドクトリンであったのであり、

主権を官僚から政治家へと戻し、特別会計を白紙にし、これらの潤沢なる資金(ぜいきん)を教育、医療、福祉に配分し、原子力ムラの関連天下り先をすべて廃止しと鳩山・小沢体制が果たそうとしたことが実現できていればこれほど貧窮なアベノミクスにわたしたち庶民が苦しむことはなかったでしょうね。

あっ、私は実は政治経済は苦手でして(笑)、この領域に口を出すとボロが出ますので、このへんで切り上げますが、鳩山もと首相にしても、小沢一郎氏にしても、マスメディアのくだらない人格攻撃的なイメージ洗脳によってその価値を貶められてしまったことは本当に惜しいことであり、

生活の党がこれから真の野党として野党勢力を結集し、次なる選挙で政権交代をもう一度果たせるように、どうにかもっていきたいものです。

さて、広瀬隆氏の古い本である「東京湾に原発を」あたりに記載されている、まだ茨城県は東海村に日本初の原発が稼働する前の1960年に時の科学技術庁がもしも原発事故が起こった場合のシュミレーションを作成しましたが、その内容は農業被害が事故原発の周囲半径1000キロ圏に及び被害はまことに甚大であると結論されてしまい、

慌ててこのシュミレーションを封印し、結局は1966年に日本に初の原発が稼働してから今にいたるまでにモンジュを含む55基もの原発が「原子炉時限爆弾」よろしく日本中に埋設され、

ついに故・高木仁三郎の真摯な警告を無視し、彼が描いた正確な未来予想図の通りプルトニウムと共存しなければならないユートピアならぬ高木言うところの「プルトピア」な未来がリアルな現実となってここに具現化されてしまうとは、まったくもって事実は小説よりも奇なり、です。

まさかまさかの「北斗の拳」の世界であり、黒澤明の「夢」の第八話「赤富士」そのものであり、佐野元春の「警告どおり 計画どおり」の今をこれからも私たちは生きていかねばなりません。

どれだけ嘆いてもここまで原発推進派に対して何の対抗策も示せなかった自分たちの責任もあるのであり、現実は現実なのであり、放射性同位元素による内部被曝がもたらす細胞損傷の実体がわかった以上は対策を講じて、予防策の啓蒙に努めるのは私たち医療家の使命となりました。

抗ガン剤の副作用を見ていると、本当に驚く程に放射線障害による損傷と重なりますね。

それもそのはず白金製剤などのある種の抗ガン剤はガン細胞のDNA合成を阻害するDNA合成阻止剤なのであり、放射線もまたガン細胞のDNAを切断してガン細胞がDNA合成できなくしガン細胞の分裂増殖を阻止するための処置なのですし、

当然のこと正常細胞の細胞分裂つまりDNA合成が活発に行われている再生細胞系である腸管内臓の消化管粘膜上皮細胞や骨髄の造血免疫系細胞のDNA合成がガン細胞と同じく血行性に浸透したDNA合成阻止剤で傷害損傷するし、あるいは身体の表裏をすべて貫通していく放射線によってガン細胞のDNAのみならず正常細胞のDNAも狙い撃ちされてしまうのですから、

まさにガン治療の後遺症などは内部被曝によるジノトキシック(遺伝子毒)ストレス症状の見本市を呈してきます。ただし、外科手術&抗ガン剤だけの例ですが、わたしが扱った臨床例の中に唯一たった一例ですが、その抗ガン剤による副作用を抑制できたケースがございます。

当該臓器の外科手術前からの指圧&温灸治療によりヒートショックプロテインによるアダプティブサイトプロテクション(適応的細胞保護)な細胞状態を確保し、手術後はすぐに温灸と指圧治療を再開してさらにヒートショックプロテインを加算していき、

抗ガン剤治療中にも定期的に当院へ通い常にヒートショックプロテインの量を落とさずに、マクロファージの細胞膜レセプターTLRへとヒートショックプロテインを受容させ続けることで免疫力の低下を抑え、抗ガン剤が終了した後もそのまま指圧&温灸治療を継続し、

その後の継続した治療により、ついに職場復帰を果たし、抗ガン剤投与の初期に見られた手足の末端の痺れも消失し、下腹部臓器を大がかりに切除された後遺症の下肢のリンパの腫れも見られずに、食欲も術前のレベルに戻り体力が早急に回復し、

今や髪の毛もほぼ以前に近いまでに復元され、しかしもともと薄かった部位の毛母細胞の再生力は抗ガン剤のジノトキシックストレスにより戻らないが、それでもここまで元気に過ごしております。

解毒&免疫をいかにしてサポートするか?に抗ガン剤や放射線治療の副作用を減殺するコツがあると見込まれます。

これを応用すれば内部被曝に打ち勝つライフスタイルが見えてきます。

ようは鍼灸指圧とはヒートショックプロテイン医療なのですから、尽きるところは手前味噌ですが、ネバネバヒートでマジな養生法の実践に限るということになりましょうか。

彼女には食養生のアドバイスとして、干しブドウとアーモンドの合わせ食べ、ネバネバ食材、キクラゲ(細胞壁成分)やインゲン豆(植物性血球凝集素PHA)などのマクロファージのTLR賦活食材を指南しました。

本当に実践的な養生法とはこの臨床例にあるように、実際に効果があるものを言うのです!

ここ本ブログに定期的に毎日訪問くださるコアな読者さんは現在だいたい250名ほどおりますが、この250人の全身にある361の経穴がネバネバヒートな養生法の実践により賦活され、

正気(せいき)が身体中から噴き出して周囲の人々に伝播し影響し、正しい生命観にもとづく脱原発運動、戦争反対のムーブメントが起こり、国民すべての経絡内部へと正気が環流していく時、

アポトーシスはプログラム細胞死で、ネクローシスは壊死で、ネクロプトーシスはプログラムされた壊死で、アポビオーシスは寿命死を意味しますが、

現政権のハーメルンの笛の邪気(じゃき)なる音色により国民が集団自殺に誘導されるAbeトーシスな現在の流れを好転させて、もしもAbeビオーシスに持ち込めたのなら、

静かにそしてドラスティックに正しい生命観にもとづく無血革命がこの国で達成できるかもしれません。

精鋭部隊の本ブログ愛読者の皆様、いよいよアタシ達の出番ですよ!

ともに声を挙げましょう!

2014.07.27 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラックパール 6

鹿児島県にある川内原発をこの秋にも再稼働するために原子力規制委員会の審査基準がすでにパスされ、このまま行けば間違いなく九州の南端の原子炉の火が再燃する予定だ。

いまだ3.11で爆発した4基の福島第一原発のウラン燃料のゆくえすら誰もわからずに、その溶融燃料は回収もされておらず、

そもそもただ闇雲に水で満たして取りあえず溶融燃料を冷却するというだけの処置をこれまで続けてきただけであり、

何やら凍土壁なる実に不思議なシロモノで汚染水の海洋流出を防ぐ手だてが講じられているというが、この期に及んでうまく凍らないから大量のドライアイスを投じて凍土壁を作ろうとやりだしたというのだが、

ものづくりニッポンの技術力ってこんなもんなのかい? ほんと呆れてというか、

こりゃあこの国は心底オカシイことになってるね!

まあそれはともかく今やこの国は原発再稼働を視野に入れて俄然やる気マンマンなんだけど、あのね、アメリカのJ.Mグールドの調査とか、アンチヌークの核物理学者のアーネスト・スターングラス博士の研究によれば

原発ってのは通常運転の稼働で原子炉の地上100メートルに位置する高い煙突からフィルターで取り除くことができないクリプトン85やヨウ素131やキセノンなる放射性希ガス、

ようは放射性同位元素を吐き出し続け、そのフォールアウトと呼ばれる死の灰は原発周囲の直径160キロ圏内に風向きいかんで自由に降下して、

そこに棲む住民の呼吸器から体内へと侵入し、クリプトン85などは半減期10年だから女性の卵巣に濃縮すれば卵巣膿腫の原因になり、子宮ガンの原因になり、乳がんの原因になり、男性なら男性不妊症の原因になり、心臓疾患の下地になりと

男女ともに各種疾病の罹患率を底上げ激増させる要因の放射性同位元素という毒物をモウモウと吐き出す実に悪しき毒物散布プラントが原発の本性(げんぱつのほんしょう)だということなのであり、

周辺住民の命を人身御供に、放射性同位元素による内部被曝による健康被害というとてつもない犠牲の上に成り立つのが原発事業なわけで、そんなこともこれっぽっちも考慮に入れずに、

実に当たり前のように「サイカドー」などとこの国の経団連や政府は抜かすんだけど、

おい、ちょっと待てえ、ゴラァ〜〜〜〜!!!

あのな、再稼働するってことはな、いま福島第一原発が吐き出している日産2億4000万ベクレルの放射能プルームの降下に、さらにプラスして再稼働原発からの通常運転が吐き出す放射性希ガスが追加されるってことだぞ。

いいかい、これまで3.11後はちょろっと反則で一時期、2基だけ再稼働していたけど、アレを除けばこれまで3年半のあいだ、日本の54基の原発が通常運転で吐き出す放射能は皆無に等しかった。

これはほんと実はけっこう有り難いことだったんだね。だって少なくとも日本の西の地におけるフォールアウトの積算量は増やさないで済んだからね。

だけどね、もしも川内原発が稼働を始めれば間違いなく今まで通り、また通常運転が吐き出すフォールアウトは周辺風下160キロ圏内に降り注ぐことになり、そこに福島第一原発からの濃厚な放射能プルームが風向きによっては追加されるというわけなのだ。

さいかどう、サイカドー、再稼働ってお前ら、ほんといい加減にしてくれよ!

まあ俺が住んでるここも浜岡原発の風下20キロ圏内だ。もしも浜岡原発も再稼働となれば、もちろんここも3.11前のような濃厚な汚染地帯に逆戻りする。

乳がん多発地帯だけに、自分の患者さんもこの疾患に罹患し、若くして命を落とした者がいる。

70歳を少し過ぎてたった1センチにも満たない乳がんが発見された御婦人は外科手術で1センチの癌を取り除いた後に抗ガン剤を8本注入し、一日5分の放射線照射を25日も行った。

今や高齢の癌など放置療法でいいのではという機運も高まるご時世に、なんとも恐ろしくも過剰な処置がこの患者には施されたのだ。

抗ガン剤を入れる際に担当医は「抗ガン剤が腰の辺りに影響するかもしれないから気を付けて」とこの患者にアドバイスしたそうだが、

車が向こうから近づいてきたから気をつけて身体を脇へ寄せて車が通りすぎるのをよけるというのなら気をつけようもあるが、

おいおい、いったい体内に注入されてくる抗ガン剤という猛毒をどうやって気を付けりゃあいいって言うんだい?

気をつけようがねぇじゃんか、べらぼうめぇ!

で案の定、腰椎の脊髄神経に抗ガン剤の神経毒性がもろに発揮されて、腰部の激痛と足のシビレ、足先の麻痺が起こり、

抗ガン剤の副作用という毒作用は再生細胞系と呼ばれる細胞分裂の激しい部位を直撃することはよく知られた事であり、ようは放射性同位元素による内部被曝による健康被害とそっくりな症状が発現して、

頭髪もまゆ毛もまつ毛も鼻毛も身体下部の毛もすべて抜け落ちて、食欲が低下して下痢と便秘に悩まされ、体重が9キロも激減し、身体中から力が抜けたようになってしまった。

胸部への放射線の連続照射から10ヵ月経た今、なんだか胸の辺りがチリチリと焼けたように痛み出したという。もしもセカンドオピニオンが近藤誠医師に聞けていたら、今でもこの患者は元気ピンピンで小さな1センチの乳がんと共存して健やかな生を謳歌していたことだろう。

ここら周辺を乳がん多発地帯にしたのはいったい誰だ?!

わたしが癌の真相を追い、癌を克服する方法を探るその原点はみずからの指で救えなかった少なからぬ命の声があると言える。

これでも重いもの背負ってるんだぜ。

自閉症や認知症など精神疾患もまた原発周囲には多く発生する。いや、やはりすべての疾患の原因ベースとして原発が吐き出す通常汚染があるのだ。

太平洋も無論、今までの通常運転で吐き出されていた汚暖水によって汚染されていたし、今も福島第一原発からの膨大な汚染水によって汚染されているし、再稼働すればまたさらに汚染が進んでいく。

ようやくNK細胞とキラーT細胞による自然癌の完全消去の方法がキッチリと私たちの手の内に、脳端末にインストールすることができた。

このかけがえのない「ネバネバヒートでマジな養生法」をしっかりと実践すれば、たとえ原発風下20キロ圏内に住もうと何とか持ちこたえることができるだろう。

グールドモデルを日本列島に当てはめると、日本全土がそっくりと直径160キロ圏内の乳がん罹患率5倍の黒丸マーキング地帯と重なるという。

境遇を同じくする日本中のみんな、共に頑張ろうぞ!

2014.07.26 | | コメント(1) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラックパール 5

故・北里柴三郎(血清抗体の発見)、長野泰一&小島保彦(インターフェロンの発見)、仙道富士郎(NK細胞の発見)、谷口克(NKT細胞の発見)、審良静男(マクロファージの受容体TLRの解明)

いまここに列挙した日本人名は、ヒトの免疫系の素晴らしさの一端を解明した偉大な科学者たちの名前であるがこの医学界の世紀の発見者たちの誰ひとりとしてノーベル賞を貰っていないことは注目に値する。

北里柴三郎などはオリジナルの日本の研究を引き継いでコッホの門下において血清の研究を継続したのだが、何をとち狂ったのか共同研究者のドイツ人細菌学者のエミール・ベーリングには抗体発見の業績でノーベル賞を挙げたのだが、いったい本筋の本家本元の抗体研究者であり発見者であった北里になぜノーベル賞を与えなかったのか?

また北里がドイツを帰国した際から始まった日本医学界との確執なども後に発生するのだが、まったくどこの世界にもイヤラシイ輩(やから)が徘徊していることには変わりないのだろう。STAP細胞騒動も記憶に新しい。

まあ私が見るところノーベル賞などそんなにありがたがる必要など全然ないわけで、だってオバマ大統領がノーベル平和賞だっけ?そんじゃあお前さん、イスラエルの蛮行をとっとと早急に今すぐに止めてくれよ、まったく!どこが平和に貢献してんだい?イスラエルの使用している武器は全部ロシア製とでも言うのかい?

ほんとノーベル賞、くだらないぜ!

この際だから皆さんも早い話し、自分みたいにノーベル賞を貰っていないホンモノを見つける習慣(笑)というか楽しみを見いだしたらいいと思う。

わたしは自慢じゃないがなぜかこういった世の一般人が見過ごしている本質というか、ホンモノというか、目くらましのノーベル賞を貰っていないけど素晴らしい業績とか、そんなニッチ(すき間)に落ちこんでしまったものを見つけるのが得意という奇特な性質がありまして、

逆になぜこのような素晴らしい業績が注目されないのか?を思考すると、はは〜ん、こりゃあ注目されちゃあ困る連中が既得権益の中にごちゃまんといるんだろうな?世界権力にとっちゃあこんな発見が世界的に注目されたら自分たちのカネモウケ事業が干上がっちまうから黙殺しやがったんだな?

などと想像をたくましくして俄然、こういったホンモノを応援するという、とっても健康的で創造的で生産的な遊びが誕生するという次第です。

「遊びをせんとや生れけむ、戯れせんとや生れけん、遊ぶ子供の声きけば、我が身さえこそ動がるれ」は平安時代末の歌謡集「梁塵秘抄」に収められた名言ですが、

そうそうこの精神ね、俺は子供の頃から川で独りで魚捕りに興じていた頃からまったくちっとも変わっていないというか、進歩してないというか(笑)

いやでも近年のアタシの遊びはいたってマジメな遊びというか探求なんですが、まあマジメ過ぎても創造性というか突飛なアイデアが逆に出にくくなったりしますから、ほんと「子供ごころ」を失ってはいけませんな。

さて癌と免疫の本質という本題に入りますが、冒頭のNKT細胞の発見者である谷口克博士の報告によれば、マウスの肝臓に黒色腫(ほくろ癌、メラノーマ)と呼ばれる悪性のガン細胞を植えつけると1週間後にはマウスの肝臓全体に直径1ミリほどの転移ガンが無数に発生し、このまま放置しておくとメラノーマを植えつけて2週間後にはほぼ肝臓のすべてが真っ黒にガン細胞に覆われてしまうのですが、

谷口博士たちが開発した「アジュバンド免疫細胞療法」を転移ガンが発生した1週間後の時点で施すと、なんとその1週間後にはマウス肝臓からは跡形もなくガン細胞が消えてなくなってしまったのです。これ写真で見るとリアルでスゲエよ、ほんと!

でね、「アジュバンド免疫細胞療法」の中身なんだけど、ようはNKT細胞にインターフェロンγを誘発産生させてインターフェロンγの力でNK細胞とキラーT細胞のガンの自然治癒に必須の免疫細胞が賦活される療法がこの「アジュバンド免疫細胞療法」というわけで、

マウスの樹状細胞を採取して、このマウス樹状細胞にアルファガラクトシルセラミドという糖脂質を取りこませて培養して、これを肝臓にガン細胞を発生させたマウスに投与すると、アルファガラクトシルセラミドを抗原提示した樹状細胞からNKT細胞にアルファガラクトシルセラミド情報が伝達され、NKT細胞はアルファガラクトシルセラミドしか抗原認識しないので、

アルファガラクトシルセラミド抗原を樹状細胞が提示するというこのファーストステップがもっとも大事な初期設定なのですが、これによりNKT細胞が活性化されると、NKT細胞はインターフェロンγを合成分泌してNK細胞とキラーT細胞を賦活し、この2つの自然ガン消滅細胞によってパーフォリン、グランザイム、フラグメンチンがマウス肝臓に発生していたガン細胞へと浴びせられ、

マウス肝臓ガン細胞はこれらNK細胞とキラーT細胞のアポトーシス誘導によって分解され最終的にマクロファージに貪食されて、ガン細胞は跡形もなく無くなって、ほんと綺麗サッパリ、ツルッツルのマウス肝臓へとリモデリング、生まれ変わったというのです。

この「アジュバンド免疫細胞療法」はヒトにおける臨床実績においてはすでに肺ガンと頭頸部ガンに有効とのことで、かのアンチヌーク脱原発運動のアイコンとも呼べる活躍をしてくれていたミュージシャンの坂本龍一氏が先に喉頭癌の宣告をされましたが、この副作用がほとんどない自分の樹状細胞を活性化してのNKT細胞を賦活するガン封じ療法の「アジュバンド免疫細胞療法」などを試したらいかがだろうか、と老婆心ながら思う次第です。

さてまた冒頭の偉大なる科学者名鑑の中からインターフェロンの発見者である小島保彦博士をピックアップしますが、小島博士の研究では腹腔マクロファージのトールライクレセプターTLRを刺激してマクロファージからインターフェロンを産生させることができるインターフェロン・インデューサーと呼ばれる成分が発見されているとのことで、

これがようはマクロファージのトールライクレセプターTLRに受容される成分を含む食材であり、普通の食品群からは数%しか発見されないのが、漢方生薬系からは何と40%もの高率でインターフェロン・インデューサーとなる生薬が発見されたのを機に漢方生薬の潜在能力に開眼した小島博士らはそのインターフェロン・インデューサーの実力を秘めた漢方生薬の探求にのめり込み、

多くの医学的な叡智を引きだした模様です。かいつまんで申せば古来よりガンの特効薬、高貴薬として珍重されたきたハトムギ、ウコンをはじめとする生薬にはマクロファージTLRに受容されてマクロファージにインターフェロンを産生させることができるインターフェロン・インデューサーの能力が高いということが判明しており、

それらは言わば植物構造体の細胞壁成分に主に集中的に存在していると思われ、やはり多糖体がメインの主役であり、だから皮ごとまるごと食べることができる野菜や果物や穀類、発酵食品の中でうごめくバクテリアや菌類の細胞壁や菌体成分や代謝産物などが実にインターフェロン・インデューサーとしては貴重な食材、成分であると言えるとのことです。

トマト、ナス、シシトウ、ピーマン、インゲン豆、トウモロコシ、キューリ、葉物野菜、ネギ、タマネギ、ごぼう、大根、サツマイモ、カボチャ、キクラゲ、キノコ類、味噌、醤油、海苔、納豆、漬物、緑茶などなどありふれたごくごく普通の食べ物たちがすべてインターフェロン・インデューサーの優秀なる食べ物たちであったということなのです。

マクロファージTLRがこれらインターフェロン・インデューサーとなる生薬、野菜、果物、穀類によって刺激されてマクロファージからインターフェロンや腫瘍壊死因子TNFやインターロイキンが分泌されることで免疫系のすべてにスイッチが入るということなので、

マクロファージTLRを刺激できればNKT細胞も賦活できてNKT細胞にインターフェロンγ合成を働きかけて、NK細胞とキラーT細胞の自然ガン自然治癒免疫細胞が活性化されて、早い話しがマクロファージTLR誘導による「アジュバンド免疫細胞療法」が達成できると見込めます。

偉大なる科学者たちの世紀の医学的発見がこうして私の手の内の養生法に落とし込まれました。

ノーベル賞など要らないけど、真にホントに価値のある実践的な養生法はどれだけあっても困りません。

よっ、探求屋!

3.11後において、ついにここにガン封じの大規模戦略プランが公開とあいなりました!

朝日が俺を祝福してくれてるぜ(笑)

2014.07.25 | | コメント(3) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラックパール 4

西洋医学と一般に呼ばれる医学は実際には近代以降は主に戦時医学であったドイツ医学が規範となって世界に拡大していったのだが、このような現代医学的な近代西洋医学にいたる以前の欧州の医学と言えば

それはもともとの欧州の地で伝承されてきたハーブなどの薬草を利用して治療するナチュロパシー(自然医学)を土台にして、そこにアラブ医学の精華の伝播を萌芽として成立したものであることは常識であり、

アラブ医学とはイスラム世界でできたイスラム医学であり、アラブ医学とはインドやパキスタンでは別名ユナニ医学とも呼ばれるのだがユナニとはイオニア風(ギリシャ的)というペルシャ語表現であり、つまりはアラブ医学とはギリシャ医学の影響を多分に受けて花開いた医学であったのです。

そして欧州に開花した西洋医学の母胎となったアラブ医学の精華は実はインド医学と交流し影響し合い、インド医学はチベット医学やウイグル医学やインドネシアのジャムウと呼ばれるアーユルベーダの色濃き生薬医療へと伝達され、

中国医学はシルクロードを通じてアラブ医学と交流し、やがて中国医学は「チャングムの誓い」の韓医学へと分化し、韓医学は仏教伝来と共についに日本海を渡り日本古来の薬師(くすし)の伝承による和方医学と融合し、

ここにおいて西域の輝かしきアラブ医学のDNA情報がユーラシア大陸の極東、日本の地へと転写されるにいたったのです。

アラブ医学にみられた生薬に砂糖やハチミツを加えた糖膏剤(とうこうざい)という剤形(ざいけい)の名残(なごり)は現在の日本の和漢薬(わかんやく)の剤形中よりもむしろ一般の砂糖菓子のたぐいにその原型を留めており、

シャーベット(アラブ語で sharbah ・飲み物、が語源)、金平糖(アラブ語で Majyun・混ぜる、がラテン語の confectio に訳されて、英語では confectionで原義は作り上げる、でコンフェクティオが訛ってコンペイトウ)、キャンディ(アラビア語、ペルシャ語の砂糖を意味する Gandi が語源)などなど、

まさか超ビックリ!の砂糖菓子のルーツがアラブ医学にある!の「世界はじめて物語り」を知るにつけても、西域アラブと極東日本はユーラシア大陸と日本海を隔てているが地続きなのであり、決してアラブ・イスラム世界は遠い世界なのではないし、

イスラム諸国はテロリストの巣窟ではないし、ましてガザ住民がイスラエル政府によって今まさにジェノサイド(民族浄化)というホロコースト(大量虐殺)に遭遇していることに無関心でいられるわけがないのだ。

このような世界規模での複雑な伝統医学の伝承過程が背景にあることなどつゆも知らず、無知なるエリート諸君は一概に、西洋医学、東洋医学などとワンフレーズでひとくくりにするのだが、

そんな浅薄な認識ではとうてい医学の真相など掴めない程に古今東西の医学はお互いに影響し合って今日に至るまで地道な修練を重ねて切磋琢磨し洗練を重ねて形成されてきたのです。

実は西洋医学の伝家の宝刀である注射器の構造などは江戸期に来日したケンペル、ライネなどの西洋人が日本の鍼医が使用する管鍼法(かんしんほう)という管(くだ)の中から鍼を打つ技法を見たことを欧州に伝えたことがキッカケで、この管鍼法のアイデアがもとで針先から薬物を注入する注射器が考案されたとも言われているのです。

江戸期と言えばつい最近の出来事です。

現代医学には解熱剤や抗生剤やステロイド剤などのアロパシー医学

(熱が出たら解熱剤で、炎症があれば抗炎症剤で、細菌性やウイルス性疾患には抗生剤で、という発現した病態と反対の作用をもたらす薬剤で治療しようとする医学のことをアロパシー「反対療法」と称し、

それとは対極にあって出ている症状と似た作用を及ぼすことで今ある症状を促進して自然治癒を速やかに進める医学はホメオパシー「類似療法、同種医療、同質医療」と言い、

東洋医学の漢方生薬などは熱が出たら、葛根湯や麻黄湯などむしろ熱産生を促進する薬方を使用するし、痛みや炎症を抑制するために敢えて痛い鍼を打ち、痛いような圧迫刺激を加えて、熱い灸を据えてヒートショックプロテイン合成を促進する鍼灸指圧の物理療法も類似療法に近いので、どちらかと言えば東洋医学はホメオパシー的な医療と言える)

の鋭い効き目や、救命救急の発展など多くの利益を享受できる反面、害毒しかない抗ガン剤や放射線治療など負の側面も抱えていますが、もともとの西洋医学の祖であるギリシャ医学の父と呼ばれたヒポクラテスには自然治癒力を重視し尊重する思想があったのです。

じつは東洋医学はヒトにも自然にも優しい医学というイメージがあるかと思いますが、さにあらず意外にも非常に攻撃的な側面をもった邪正闘争の思想を含む医学であることはあまり注目されません。

中国大陸という荒ぶる広大な大地で形成された中医学は過酷な自然と対峙し、変転し続けた国家闘争、政治闘争の中をしたたかに生き抜いた中国民族の歴史がそのまま中医学の思想に影響しており、

激変する自然環境や政治闘争の闘いの中から「邪気(じゃき)と正気(せいき)」という明確な二項対立の図式が形作られて、この邪気と正気の闘争が病気と関連付けられて体系化したものが中医学であったと言えるのです。

もちろん天人合一(てんじんごういつ)という自然思想も中医学には内包されておりますが、基本的に邪気と正気の対立構造により病態が説明されます。

それを思えばヒポクラテスの自然治癒思想は奇跡的に中医学よりもはるかに優しい医学思想であると言えたのです。

「ウィス・メディカトリックス・ナチュラーイ(病は自然が癒やす)」

自然癌はいつもキラーT細胞とNK細胞とNKT細胞とマクロファージらの免疫細胞による自然治癒力によってキレイに自然に消去分解されていたのです。

内なる守護天使である免疫細胞を味方に付ければ、決して最悪の邪気である放射性同位元素の内部被曝による免疫不全に負けません。

正気を増して、気力を充実するカギは免疫力にありました。

フランス近世の偉大なる医師アンブロアス・パレーは

「われは包帯するのみ、神が癒したもう」と言いました。

癒しの神々は他でもない小腸パイエル板に70%も集合していました。

合掌するならお腹(なか)にね(笑)

2014.07.24 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラックパール 3

今朝は鹿児島県で小児科内科ますみクリニック院長をされている青山浩一先生への前記事での返信コメがなかなかアップされずに、どういうわけか自分の返信コメ内容が不正だと判断されたために、

時間がかかってしまい、まったくもってこっちのテンションが狂わされて、てやんでぇ、なにを書こうか忘れちまったじゃねぇか(笑)、

フンッ! 気合いを入れ直して、本日は時間が余りないのでザックリといきます。

さて前記事では中医学におけるガンの原因説の3つ、①気滞血瘀(きたいけつお)、②邪毒凝聚(じゃどくぎょうしゅう)、③正気不足(せいきふそく)をキモとして記事の最後にチョロっと置いてきたのですが、

この中医学のガン原因説を逆手に取れば何かシンプルで有効な抗ガン対策が見えてきそうです。

ようは①気滞血瘀(きたいけつお)に対しては「気血流動(きけつりゅうどう)」で対抗し、

②邪毒凝聚(じゃどくぎょうしゅう)に対しては「栄養補給(えいようほきゅう)」で応じ、

③正気不足(せいきふそく)に対しては「気力充実(きりょくじゅうじつ)」で立ち向かうと。

ここにおいて新ガン封じのネオ3原則の、

「気血流動(きけつりゅうどう)」「栄養補給(えいようほきゅう)」「気力充実(きりょくじゅうじつ)」

が、堂々と宣言発布されました。

えっ、なんだい、随分とありふれた簡単なことじゃないかって?

まあ、何事も難しく考えて、難解な表現を用いるよりも、誰にもわかりやすい概念と言葉で表現することの方がより高等で価値があると私は考えておりますから、これで充分です。

ようは日頃から指圧などに励み一酸化窒素の分泌を通して血管壁を拡充し血流を確保し、

正しい食べ物を美味しく頂き腸管内壁から腸内細菌と消化酵素によって細かく単量化された必須栄養素を吸収し

血液に乗せて全身の60兆個の細胞へと送り届け、

細胞内に送られた栄養素を使って解糖系とミトコンドリアでATPという人体生理に欠くべからざる動力源となるエネルギー通貨をよく合成して、

ATPを十全に獲得できればヒトは癌にも免疫疾患にもインフルエンザにも内部被曝ブラブラ病にも罹らないで一生健康でいられる、ということなのです。

「人は水谷(水穀)を本と為す、故に脾胃を養生の本と為す」
      『景岳全書』張景岳・著 1624年(明時代)

とあるように中医学の明時代の名医も、食べ物がいっち大事で、腸管上皮からの栄養素の吸収と小腸パイエル板に待機するマクロファージをはじめとする人体中の免疫細胞の総数70%の腸管免疫力に養生の秘訣がある、と仰っておるのですからね。

多糖体てんこ盛りで、ヒートショックプロテイン分泌を促進するβグルカンを含むような食事を常に頂いていれば、腹腔マクロファージのトールライクレセプターTLRが刺激されて、

免疫細胞の分子言語であるガン封じのサイトカインのインターフェロンがマクロファージやNKT細胞からバンバンと体内に飛び交い、

自然免疫と獲得免疫のつなぎ役のNKT細胞のアジュバンド作用によってキラーT細胞とNK細胞が俄然元気になって気力充実!

そんなこんなで自然癌はすべて消去されて、絶対にガン細胞が病巣化することはありません、

つうことで、みなさん、宜しいおますか?

ほい、今朝はこんなとこ。

2014.07.23 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラックパール 2

今から3億年以上前の古生代石炭紀にはまだ地球の大陸はほとんどひとつながりで、この頃のひとつの超大陸をゴンドワナ大陸と呼んだり、あるいはパンゲア大陸と呼称するのだが、

ドイツの気象学者であったアルフレッド・ウェーゲナーが1910年のある日、なにげに現代の世界地図を眺めていて現在のアフリカ大陸の東海岸と南米大陸の西海岸のシルエットが酷似しており、

この2つの大陸がまるでジグソーパズルのようにつなぎ合わされることに気がついた事が端緒となり、今の五大陸と三大洋がかつては一つの大陸と大洋であったことが類推され、

ひとつながりの大地や海はやがて地球の大陸地殻がその地下のマントル対流によってゆっくりと動かされるプレートの流動に伴って少しづつ動かされ、この地下のプレート(地殻)が動くことで

その上の地球の大陸がくっついたり、離れたりを繰り返しながら大陸が形成されていくという仮説が厳密に検証された後に、

今現在わたしたちが常識とする地質学の基本法則であるプレートテクトニクス理論が完成することになったのであり、それが証拠には、この日本列島の小さな島々の直下には

ユーラシアプレート、北米プレート、太平洋プレート、フィリピン海プレートの4枚ものプレート地殻が折り重なるようにつなぎあわされており、常に流動する4枚のプレート境界線上では当然のこと地震が多発するのであり、

日本は言わば世界の巨大地震の巣窟メチャヒット地帯と呼んでいい立ち位置にあり、世界で発生するマグニチュード6以上の巨大地震の

何と22%! 約5分の1もの高頻度、激ヒット率で日本において巨大地震が発生しているのだ。

カツ丼ならぬ活断層がどうのこうので原発の安全性を論ずることなど、上記のウェーゲナーの緻密で地道な研究からもたらされた地殻プレートの動きの真相から言えば、子供騙しもはなはだしいと言える程に浅はかで馬鹿馬鹿しいのだが、

いまだにこのような議論もなく、ただ原子力規制委員会とは名ばかりの原子力推進委員会の審査基準を通過したからの論理で原発を再稼働しようと言うのだから、この国には科学などないし、まともな科学者もいないのだろう。

また必ずや大地震がこの国を襲うのは必至である。これは避けようもない地球生理なのだ。我々の肉体がそのマントルと呼べる血液を心臓と血管壁と筋肉と電気的なイオンの力を綜合して心臓から出た血液を

わずか22秒〜1分間で毛細血管51億本、地球2周半9万6000キロの流通路を回転周回させているが如くに、地球もその中心部6000℃の鉄とニッケルでできた固体コアの周囲の

液体コアが中心核の核分裂反応の熱により温められてマランゴニ対流の法則で液体マントルが地表付近へと上昇していき、やがて地表付近で冷やされたコールドプルームが

また地球中心部へと沈降していくというサイクルにより地球内部の液体生理が一時も休まることなく繰り広げられているのであり、この地球の血液循環といってもいいマントルプルームの流れにより

もたらされる地球表面における地殻プレートのひずみがもたらす大地震には、アインシュタインに負けないほどのどんな素晴らしい知性があろうと、ケンシロウに劣らないほどの逆三角形な筋肉質な力自慢であろうと、

誰も、なんぴとも、どんなヒトも、絶対に逆らうことも勝つこともできないのだ!

わたしたちはただ地球という直径1万2000キロの生きた岩石のカタマリである惑星のほんの表面に付着したバクテリアに等しい存在なのであり、

そのことを忘れて何をとち狂ったのか日本列島には今現在もんじゅを含めて55基もの原子力プラントを埋設するという暴挙に及んでいるのだが、

いったん核反応が暴走したらそれを止める方法すら確立されていないというトンデモなシロモノである原発をなぜ今の今まで人類は抑止できなかったのか?

すべては情報を精査できない程にこの脳端末がくだらない洗脳常識で毒されていたことに原因するのだろう。

人類の宿痾と思わされている癌という疾病についても、まったくこの原発にまつわるコンテンツと同じ構図がある。ようは癌とは何なのか?このガンの真相がわからないのに、

ただ癌を恐れて、恐怖してきたのがウィルヒョウ以来の「ガン細胞無限増殖論」の亡霊に脅かされた現代医学の抗ガン史であったと言える。

オーストラリアはエディアカラ丘陵の今から約5億7000万年前から5億4000万年前の地層から発見された地球最初の多細胞生命体の痕跡と見られる動物群は発見されたこの地にちなみエディアカラ生物群と呼ばれている。

エディアカラ生物群の特徴は細胞同士のつながりが緩く、器官分化がまだほとんど見られないという言わばユルユルな構造体とも呼べる穏やかな軟体動物たちということであり、

ナメクジの親分か、はたまたホットケーキの出来損ないかというナリのこれら動物群はエッジの効いた後のカンブリア爆発で花開く硬質なタッチの生物たちと比較して、どちらかと言えば癒し系で何やら見る者を平和な気分へといざなってくれる。

まだ自分を喰ってしまう恐ろしい天敵もいなかったエディアカラ生物群の時代はそれゆえにエデンの園になぞらえてエディアカラの園と呼ばれもする。

わたしたちヒト細胞60兆個のDNAデータにも恐らくはエディアカラの園の記憶が刻まれているはずだ。エデンの園やユートピアな平和な世界を夢想する時、きっとDNAにインプットされた5億年以上前のおだやかな海中の記憶がダブルクリックされていることだろう。

人体に発生するガン細胞は最初は単細胞であるが、やがて猛烈に細胞分裂を繰り返し増殖し、腫瘍間質と呼ばれるバクテリアのバイオフィルムのような陣地を形成し、みずからの繁殖に適した巣を築くと、

今度は免疫細胞に攻撃されないように免疫抑制因子を放出しながら本来なら自分を攻撃するマクロファージやT細胞をも味方に付け、新生血管を誘導して栄養素を入手するルートまで確保すると、ドンドンとガン病巣の宮殿を構築していく。

いったい「敵でもなく味方であり仲間」のはずのガン細胞がなぜにこのような行動に出るのか?そうこれは地球環境の激変をしのぎ束の間のエデンの園を迎えることができたエディアカラ生物群の誕生の再現と言えるのだ。

ここまでの本記事の流れは唐突な展開でわかりにくいかもしれないが、かいつまんで申せば、ガン細胞とは生理現象に適さない体液環境や細胞質環境という細胞の生息環境の悪化に伴い生じるストレス対応細胞であり、

これはひと言で言えば、新たな細胞の誕生とも言える現象であり、その起源は地球環境の激変時代である顕生代の前であるエディアカラ生物群の少し前にあり、

つまりはガン細胞の成り立ちにはエディアカラ生物群の誕生のような多細胞生命の萌芽が垣間見られるということなのです。

生命は単細胞から多細胞になることで、劣化したり傷ついた一部の細胞を捨てて消去するというアポトーシスという機序を手に入れ、さらにアポトーシスのあとに新生細胞を置換することで常に新品のボディを維持するという仕組みをも手に入れることに成功した。

ユーカリア(真核生物)はミトコンドリアを嫌気的細胞の内部に共生させることで無酸素、低温の解糖系エンジンと有酸素、高適温のミトコンドリアエンジンの2つのハイブリッドATPエンジンを手中に収めたのであり、

さらに多細胞化することで細胞のリモデリングにより、新陳代謝というシステムをもゲットし、いつも同じく真っさらな新品の細胞でいるスベを獲得した。

多細胞化された身体が最悪の環境ストレスに見舞われた時、細胞はまた新たな生命を誕生させて生き延びようと古生代カンブリア期以前のDNAデータを起動する。

わたしはガン細胞の成り立ちの奥にエディアカラ生物群以前の「バクテリア30億年史」をプレイバック想起するのだ。

中医学における癌の原因説には3つあり、

①気滞血瘀(きたいけつお)、②邪毒凝聚(じゃどくぎょうしゅう)、③正気不足(せいきふそく)

である。これはようは、細胞がATPを生み出すのに必須の栄養素である糖質、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなどが不足し、その代わりに放射性同位元素や化学物質やウイルスや病原菌が細胞に付与されて、

これらを取り除くはずの解毒機構や免疫系がうまく作動しないと、ミトコンドリアの廃絶や細胞核DNAのエラーにより細胞がガン化すると言っているのである。

ひとたび出現した新たな生命体であるガン病巣はストレス対応で生まれただけあってその生命力はとてつもなく強力である。もしもこの最強の抗ストレス生命体を手なずけることができなくば、下手を打つとホストの生命力まで奪われてしまう。

ガン病巣とも共存し「滞留生存」の道を歩む方法はないのか?

と言えば、現時点で言えることはやはりヒートショックプロテイン分泌に励み免疫細胞を鼓舞し続けるに限ると申しておきましょう。

ガン病巣の強大な力を免疫細胞の強化で抑制しつつ、滞留生存の道を選択し、最終的に完全治癒の道へと至る。そのためにもネバネバヒートでマジな養生法はやはり欠かせないライフスタイルだ。

戦争も原発も癌も正しい生命観によって克服できる問題、なはずだ。

2014.07.22 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 免疫強化

ブラックパール

「敵を愛する秘訣は牡蠣に学ぶべし。ナイフで口を切り裂かれても、相手に真珠を授けるのが愛の道」17世紀ペルシャの詩人

牡蠣は異物を粘液でくるみ真珠を生み出すのだが、人間は毒物の汚染を受けるとミトコンドリアが廃絶しその替わりにガン細胞を生みだしてATPを捻出する。

そうガン細胞とはまるで人体に発生する真珠のようなものなのかもしれない。美しき白いパールではなく、怪しく深き光りを帯びた黒真珠、ブラックパールこそが人体に発生するガン細胞の正体であったのだが、

この怪しき輝きに恐れをなした人類は今の今までガン細胞の愛を知らず、ただひたすらにガン細胞をテロリストの如く忌み嫌い恐怖してきた。

ガン細胞は実はミトコンドリアの替わりにアデノシン三リン酸という人体生理にとって必須の動力源となるエネルギー通貨であるATPを解糖系というATPエンジンを駆動亢進することでバックアップ産生してくれていたのだが、

そんなワールブルグ効果なガン細胞の愛に気づくこともなく、徹底的な癌テロリスト殲滅掃討作戦が展開され、空爆の如く猛毒の抗ガン剤が投下され、

地上部隊の侵攻のような外科手術が大規模になされ、機関銃で掃射されるが如き放射線被曝によりガザ地区ならぬ人体組織のDNAはズタズタにスクラップにされ破壊されてきた。

そもそもガザ地区には敵などいないように、人体内にも敵などいないのだ。

自然発生するガン細胞はATPを供給せんとして発生している自然な生理状態における単なる解糖系亢進細胞に過ぎず、激変する地球環境に適応するために恒常的に日産、

数億個のガン細胞がヒトの体内に発生するのはすべて細胞核DNAにインプットされた織り込み済みの必須プログラムなのであり、

ヒトは日々、数億個のガン細胞を自然に発生させて、免疫細胞の品質管理機構によってこの自然発生したガン細胞は一日が終わり就寝すればそこですべて分解消去されてしまうように、細胞核DNAによってコントロールされているのです。

これが自然な生理現象におけるガン細胞の「滞留生存(たいりゅうせいぞん)」なのです。

タイリューセーゾン! なんと美しい言葉でしょうか?

敵を作らずに、少しぐらい汚れたものも包含し、それを許容し、その汚れたものすら仲間として共存共栄の道をたどる。

生命宇宙とは本来こうした滞留生存で清濁併呑(せいだくへいどん)で邪正一如(じゃしょういちにょ)な存在なのです。

それなのに何をとち狂ったのか、ホモサピエンスのバカ猿たちは、人智を過信し自然をありのままに見ることを忘れ、

次々に分別差別の二項対立の迷妄に陥り、その挙げ句に人体に発生する自然癌の愛なる姿まで敵視して、早期発見、早期治療のお題目を熱唱し、片っ端からガン細胞を殲滅する暴挙をしでかすに到っているのだが、

テロリストなどいない平和なイスラム世界をまるでテロリストの巣窟のようにイメージさせて、テロ掃討作戦と称しては未使用の武器弾薬の在庫を処分して支援国アメリカの武器商人の懐(ふところ)を肥やすためだけに、

ガザ地区やイスラム諸国の無辜の民を殺傷する暴挙とまったくもってフラクタル(相似形)で連続的で地続きな事象が癌治療の現場で起こっていることには、

改めて現代医学が内包する残虐性と幼稚性に震撼する次第です。

正しい生命観に裏付けられていない医学、技術、文化、文明はどこまでいっても人を殺す、生き物殺しの文明世界に堕落する危険からのがれることができません。

これからの新世紀の文明観の根底に必須なコンテンツとは、つまりは命(いのち)を養(やしな)うという、養生法の探求の視点がベースとして絶対に必要なのです。

養生の視点から文明が築かれるのなら、もちろん戦争など起こりようがなく、原発など即時全廃に決まっています。

いいですか?その政策、その目的は命を養う正しい道筋に向いていますか?

もしも命を養うのに正しくなく、命をないがしろにする未来が見えるのなら、もう絶対にそんなものに手を出してはイケナイのです!

原発は電気を生み出すのに必要な重要な電源ですって?

何を言ってるんですか!電気も生み出すかもしれませんが、プルトニウム239という命を養うに最も不適切な地球最強の猛毒も生み出すんですよ!

プルトニウムは原爆の原料で、高レベル放射性廃棄物で金輪際、今の科学技術では無毒化できないんですよ。

プルトニウムの放射能の影響が半分になるのには2万4100年もかかるんですよ。

いったい誰がこの汚(きたな)らしい核(かく)の糞(くそ)を管理するんですか?

えっ、わたしたちの子ども達がですって? 冗談じゃない!

てめえら原子力ムラのカネ狂い糞ジジイどもが銀河系の中心の太陽質量400万倍のブラックホールまで持っていって、

そのまんまブラックホールに核の糞もろとも落っこちて素粒子クォークの世界にまで分解してもらうに決まってんじゃんか、べらぼうめぇ!

まったく未来の子ども達にてめえらが生みだした核の糞を処理してもらおうたぁ、とんだふてぇ野郎どもだぜ、ふざけんな!

と、この一事をもって原発は未来永劫アウトどぇ〜す!

前シリーズに引き続く、体内に隠された守護天使の秘宝を探すシリーズ、

お題をさらに美麗に改めての、リスタートです。

2014.07.21 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 免疫強化

ガーディアン エンジェル 20

ヒトの身体の中にはこの地球で生命が誕生して以来の生命史38億年史のデータがその60兆個の細胞内の6マイクロメートル直径の核内の2メートルの糸状二重螺旋構造のDNA上に刻まれ、

その1.5%部分3センチの遺伝子が発動することでヒトの命は養われており、また60兆個のヒト細胞内に平均して300匹以上が共生する好気性光合成細菌のαプロテオバクテリアを起源にもつ

ミトコンドリアにも環状二重螺旋構造のリング状のDNAが備わっており、これら細胞核DNAとミトコンドリアDNAのふたつのヒモとリングのラセンの絆(きずな)が織りなす身体宇宙のありようが、

動的平衡な日々のヒト生理現象として展開しているのであり、その生理過程における様々な現象はすべて基本的には細胞核DNAのセントラルドグマを中心に回転しており、

セントラルドグマとは「DNA→mRNA→タンパク質合成」の働きを意味し、つまりは生命現象とはいかに正しくタンパク質を合成し、タンパク質の機能を維持し、タンパク質の力を利用して命を養うか、ということになるのであり、

このタンパク質の保守管理のすべてを担うヒートショックプロテインという生体防御タンパク質の全容を知らなくば、生命現象の何たるか?など理解できないのは当然なのだ。

わたしはヒートショックプロテインの実力に開眼して以来、本ブログではずっとヒートショックプロテインフェチとでも呼べるほどにヒートショックプロテインに関しての記事を連発し、

事あるごとにヒートショックプロテインという言葉を使用してきたが、どれだけヒートショックプロテインという言葉を多用してもいまだにヒートショックプロテインの実力のすべてを描き切れていないもどかしさを感じている。

まあとにかくヒートショックプロテインがあっての命であることは皆さんも肝に銘じておいてください。

さてガン細胞の真相ですが、ここまで「ガーディアン エンジェル」シリーズを通して見えてきた癌パラダイムの変容で一番大きかった収穫が自分的には何かと申すと、

それはガン細胞というものが日々3000個から100万個または数億個という説もあるが、とにかく大量のガン細胞を生み出しながらヒトは通常生理を行っているということであり、

これだけのガン細胞が生じながらも2兆個の総数をもつ免疫細胞が常にガン細胞をパトロールしては見つけており、ガン細胞がヒートショックプロテインであるユビキチンの力でHLAクラスⅠにガン抗原を付着させて

「わたし、ガン細胞やってます」という標識をガン細胞の細胞膜に表示するとリンパ球のキラーT細胞がこの標識を見つけてはガン細胞をパーフォリンとグランザイムとフラグメンチンの三種のタンパク質分解酵素をかけてアポトーシス誘導し、

細かくなったアポトーシス断片はマクロファージに貪食されて跡形もなくガン細胞は消えてなくなっており、

またキラーT細胞が見つけることができないタイプのガン抗原非提示タイプのガン細胞はNK細胞が見つけてキラーT細胞と同じくアポトーシス誘導しのパターンでガン細胞が消去されての

このキラーT細胞とNK細胞による通常生理で発生するガン細胞の自然治癒があるからこそヒト体内に日産で数億個も発生している自然癌がすべて分解消去しているという事実を目の当たりにできたことはとても大きな収穫と呼んで良く、

このような通常生理における自然癌の自然治癒という事実に改めて驚愕と感嘆の念を抱いた次第です。

マクロファージや樹状細胞もガン細胞を貪食してHLAクラスⅡ経路を使ってガン抗原を提示し、特にヘルパーT細胞へとガン抗原の情報を伝達しガン細胞の消去に加わっており、

ヘルパーT細胞はその後サイトカインを分泌しキラーT細胞とB細胞を賦活しますし、またマクロファージなどはTNFaという腫瘍壊死因子というサイトカインを分泌することで直接にガン細胞を壊死させる能力を秘めており、

つまりマクロファージの異物弁別レセプターであるトールライクレセプターを刺激しマクロファージを活性型に変化させてマクロファージに腫瘍壊死因子の分泌を促す事ができる多糖体やヒートショックプロテインは天然の抗ガン剤とも言えるのであり、

またマクロファージや樹状細胞や他の免疫細胞が分泌する分子言語でありリガンドであるサイトカインこそが実は抗ガン剤と呼んでしかるべき物質群なのであり、

現代医学の世界で利用されているインターフェロン系の抗ガン剤になると1グラム3.4億円、注射器1本で33億円もの腰を抜かす程の高値が付くというのだが、

インターフェロンγはNK細胞とキラーT細胞とヘルパーT細胞の3つの重要な免疫細胞を賦活するNKT細胞が分泌するサイトカインなのであり、

つまりは時価何億円の抗ガン剤は実はこの自分の体内に常在する免疫細胞のNKT細胞が日々合成し、分泌してくれていたというわけなのです。

いいですか?ここがキモもキモ、チョー大事なところっすよ!

抗ガン剤なんて他所様(よそさま)から貰ったり、注射したり、服薬する必要などさらさらないのですよ!

自分の免疫細胞のマクロファージが腫瘍壊死因子という抗ガン剤を分泌し、自分の免疫細胞のNKT細胞が時価数億円の市販の抗ガン剤に匹敵するインターフェロンγを分泌し、キラーT細胞やNK細胞はパーフォリンとグランザイムとフラグメンチンという抗ガン剤を分泌することで

これら自前の抗ガン剤を使ってヒトは日々ガン細胞の瞬発的なATP産生力を利用しながら自然癌と共存共栄し、

この自然癌が産生する乳酸によって細胞内を酸性環境にすることでガン細胞内に侵入した細菌やウイルスは死滅し、ガン細胞が乳酸をサイトゾルに大量に放出することでガン細胞内は変性タンパク質である乳酸タンパク質が蓄積し細胞が固くなるのだが、

細胞を固くし硬質化することで実は細胞核ゲノムを守っていたと言えるのです。ガン細胞にはガン細胞の役目がある。

ちゃんと役目があるからこそ自然発生しているのがガン細胞なのであり、このようなストレス対応細胞と言えるガン細胞が日々、数億個も産生されることも当然、許容範囲の生理現象なのであり、

数億個ほどの自然癌など2兆個の免疫細胞と膨大なヒートショックプロテインにいとも簡単に抑制され消去されることで健康は維持されていたのです。

自然癌あっての健康!

自然癌はあくまで私たちの仲間であり、命の糧(いのちのかて)だったのです。

身体には敵などいないように、ガザ地区の子ども達も決して敵ではないのです。

なぜ子ども達が犠牲にならねばならないのか?いや大人だって!

ガレキの中から拾い抱き上げられた幼い少女、浜辺で遊んでいた少年の哀れな姿、赤ん坊と妻の骸(むくろ)にうつぶせになり泣きむせぶ夫の背中。

癌を敵視する医学観が生みだした紛争がここにある!

真の癌とは現代人の思考パターンに潜む二項対立という宿痾だったのです。

中医学の癌治療の目指すところは「滞留生存(たいりゅうせいぞん)」

つまり癌がありながらも共存する世界です。

3.11福島第一原発事故による大規模な放射性同位元素の拡散がもたらす癌カタストロフィーを目前に控えた今、

癌の真相を探り、免疫の本質に迫った本シリーズは、3.11後を生きる私たちにとって有益なコンテンツとなりました。

少し本シリーズを延長して続けます。

2014.07.20 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 免疫強化

コメント欄への返信

鹿児島県で内科小児科医院ますみクリニックを運営されている医師である青山浩一様でございますか?

このたびは当ブログへのご訪問、まことにありがとうございます。

少し検索も入れてみたところ、青山先生はすでに福島や関東圏から疎開避難された方々を診察し、内部被曝を減殺するための健康法に関する講演などもされており、

なかなか本音で被曝の現実を直言し、対策を提言する医師が少ない、もしくはほとんどいない中での、このようなご活動に、まだ医学界に良心は存在したんだ!との感動を得ると共に、私としても先生のご活動に心より賛同し、頭が下がる思いです。

さて、ご質問に関する回答ですが、RICE処置は言わば炎症を害悪とみなす今までの医学的な常識が生みだした緊急処置と言えますし、

アイシングに関わる物的な機材であるスプレー冷却剤、ゲル化剤、冷湿布薬などの物販を通しての金銭流動にはRICE処置はなくてはならない方法かもしれませんが、こと身体側の自然治癒過程にとっては果たしてアイシング他が必要かどうか?は大いに疑問があると感じます。

そもそも捻挫なり打撲なり外傷なりで物理的に皮膚や筋肉や腱などが損傷された場合には、損傷部位をみずからの自然治癒力を発動して修復するメカニズムが発現し、

まず出血があれば血小板が凝集して血栓が作られてまず止血が施されて、血小板からはPDGFと呼ばれる増殖因子が分泌されて、このPDGFの刺激によって繊維芽細胞が増殖して、損傷部位の構造の再生が始まり、

細胞再生のために血液を供給するための血管も新生され、表皮の角質化も平行して進行しながら、免疫細胞のマクロファージなどが病原菌の侵入を阻止するためや損傷細胞を貪食分解するために損傷部位に集結すると

起炎物質であるインターロイキンなどのサイトカインがマクロファージらの免疫細胞から分泌されて損傷部位が熱を持ち炎症が発生し、炎症の発生と熱産生によって患部が熱を持つとヒートショックプロテインがここにおいて合成分泌され、

タンパク質のかたまりである細胞構造の本格的な修復がヒートショックプロテインによって始まり、炎症患部にはサイトカインに呼び寄せられたリンパ球や好中球も集まり、好中球は細菌を貪食し過酸化水素や一酸化窒素の活性酸素で細菌を殺すとそのまま討ち死にし膿となって吐き出されてきて、

サイトカインによって血管透過性が高まり血流が緩やかになり血液が溜まったような患部は、いわばサイトカインとヒートショックプロテインと免疫細胞と再生細胞の祭り状態になるのですが、

祭りが幾ばくか経過するとやがて損傷細胞が新生細胞に変換されて修復がスムースに進行すれば、最終的にバリのように余分に再生された繊維芽細胞がアポトーシスの機序で消去されて、

血小板から分泌されたTGFβによってコラーゲン繊維などの細胞外の構成成分の充実をもって損傷患部の再生が終了する、というのがザックリとした傷の修復メカニズムですが、

もしもこの炎症発熱過程を通しての身体が自然に行う治癒過程をRICE処置が基本だからの何とかのひとつ覚えで冷やしてしまえば、それは聖なる自然治癒過程への余計で要らぬ干渉冒瀆となり、

恐らくは治癒プロセスを遮断して、治癒に関わる期間を長引かせ遅らせるか、あるいは治癒過程をねじ曲げてイレギュラーな修復という結果になってしまうのではと危惧する次第です。

基本的に身体は自分で損傷細胞の治し方をしっているのですから、ホストである脳端末アイデンティティーでどうこうしようなどとはおこがましい事なのだろうし、

もしも医療が介入するのなら、むしろヒポクラテスではないですが、この自然治癒過程を促進するワザであるのなら許される医療行為と言えるかもしれません。

ヒートショックプロテインの第一人者である医師、伊藤要子氏の著書によれば炎症が治まった後に温熱を加えることはヒートショックプロテイン分泌を通してよく損傷部位を治す秘訣だと論じています。

野生のシカやサルは傷があると温泉に入るそうですが、案外それが正しい方法なのかもしれませんね。

アフリカに棲むカバは大きな傷ができると、糞尿だらけの自分の住み家である池に浸かることでその傷を修復してしまうそうです。

普通に考えれば化膿菌によって患部が化膿してやがて全身に化膿菌が繁殖しその菌が産生する毒素が血液中を満たしてエンドトキシンショックにより敗血症となり絶命すると思われますが、

さにあらず、カバがハイエナかライオンにかじられたか、はたまたサイのツノで突かれた深い傷はバクテリアに満ち満ちた湖中でキレイに再生修復されてしまうというのです。

バクテリアや乳酸菌の代謝産物による損傷細胞のSTAP細胞化、幹細胞増殖機序により傷修復が促進される、なんて仮説が成り立つかもしれません。

実は江戸以前の戦国時代に戦地にて刀傷や矢傷を専門に治療した日本医道における産科医、外科医の始祖にあたる金創医(きんそうい)たちには出血を止めて、

創傷部位の治癒を促進する医療技術が発達していたようですが、馬糞(ばふん)を乾燥したものを血止めに使うなど、潔癖症な現代人が聞けば卒倒しそうな術が山ほどあったようです。

民間伝承に伝わる「肥だめに浸けて傷を治す」、なる風習などカバの治し方に似ていて面白いです。

とこんな話しを以前に山﨑農研の季刊誌「耕」の編集長とメールでやりとりいたしました。

話しが長くなりましたが、RICE処置は果たして是か非かと申せば、わたし的には非ではなかろうか、という結論に達しました。

かといって、では患部が炎症をもち発熱している時に身体を温める処置が適切かどうかは現時点ではいまだ不可解ではありまして、

ただ例えば捻挫や打撲で腫れている部位や、腫れる前、まだ内出血が広範に広がる前などにこの患部に鍼を打ちますと、

痛みが緩和され、治りも早く、鍼を打った部位だけが内出血が見られずに白く浮いたようになる、などの鍼治療により打撲捻挫へのヒートショックプロテイン累積は有効であるとの感触はこれまでの経験で確かです。

ですからRICE処置における圧迫という視点は圧迫刺激によりヒートショックプロテインが分泌し、また圧迫刺激により血管拡張作用のある一酸化窒素も分泌され、

一酸化窒素はマクロファージの活性化の効能もありますので、圧迫処置は意外に自然治癒を干渉しないかもしれません。

インフルエンザにタミフルとはこれ如何に?で実際にタミフルに抗ウイルス性はないわけで、まだ麻黄湯の方がいいのではと思いますし、

そもそも発熱すればそれ解熱という思考パターンを、どうにか変えていかないことにはどうにもなりそうもありませんね。

「ひとはみずからの内に100人の名医をもつ」のヒポクラテスの言葉通り、身体は自分で自分を治せるのですから、それを邪魔しないか、もしくはそれを促進する医療が正しい医療と言えましょうか。

現代医学の潮流だけでなく、現代の東洋医学界に対しても言いたいことは山積しており、そんなこんなも含めてここブログ記事にその思いを反映させております。

今後とも青山先生とご交流頂きますれば、私にとっては望外の喜びです。

どうぞよろしくお願い申しあげます。



※ RICE処置とはスポーツ外傷における打撲、捻挫時などに緊急措置として必須な Rest(安静)、Icing(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の4つの処置の頭文字をとった略称。

2014.07.20 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 未分類

ガーディアン エンジェル 19

地球に生命が誕生してから単細胞の微生物がうごめき、ひしめきながらヒトの細胞膜のMHC抗原と同じ機能へと進化していったであろう微生物の細胞壁をくっつけ合いながらの30億年が経過する間に、

このユーカリア(真核生物)の原始生命体たちは細胞壁からエネルギー産生に必要な養分をファゴサイトーシス(食作用)によって吸収し、その胃袋のリソソームの分解酵素で消化し、

使える素材であるアミノ酸や糖質や脂質はみずからの体内に共生しているミトコンドリアに利用してもらうためにリソソームの液胞膜から

細胞基質であるサイトゾル(核ゲノムと小器官オルガネラを除いた領域)内に放出してミトコンドリアに酸化的リン酸化をしてもらうことで膨大なATPを得て、

このファゴサイトーシス過程でもしもトンデモナイ病原菌やウイルスを取りこんでしまった場合には、リソソームの後期段階であるエンドソームという液胞がウイルスや病原菌の分子を粗面小胞体にあるMHCクラスⅡ分子に融合させて、

これによってMHCクラスⅡ抗原分子複合体が作成されて細胞膜にまで輸送されると、細胞膜から細胞外へと向かって「わたし、ウイルス感染されてます!」の看板が立てられて、

この看板を見たヘルパーT細胞は「こいつは、たいへん、そらぁインフルエンザウイルスの断片やんけ!そいじゃあ、いっちょ、B細胞の旦那にかけあって急ぎこのH○N○型に合った抗体を作ってもらわなアカンし、わたしの相棒のキラーT細胞にもクローン増殖してもらって、感染細胞を殲滅して、完全に新型インフルを制圧してしまおう!あ〜忙し、忙し」

となって、抗体が作成されるまでには幾ばくかの日数2、3日がかかるし、キラーT細胞がクローン増殖するのには10日ほど日数がかかるから、インフルエンザの自然治癒にはだいたい2週間あれば事足りる、なんてのは免疫学の常識で、

それですでにウイルスや病原菌に侵蝕されてしまった細胞は別な抗原提示経路であるガン細胞の細胞内タンパク質を特異的に抗原提示するユビキチンプロテアソーム系に続くMHCクラスⅠ標識経路を利用して

ウイルスや病原菌が感染細胞内で生みだしたタンパク分子などが抗原提示されての一般的なパターンもあり、

この癌抗原提示のユビキチンプロテアソーム系・MHCクラスⅠ経路の場合には、まずユビキチンというヒートショックプロテインによって抗原分子が捕捉されるという初期設定がなされており、

ここにおいて抗原提示に関わるヒートショックプロテインの重要性がとりわけクローズアップされてくる!

フーイ、頭にあった書く内容は最初はこんなはずじゃあなかったのに(笑)、えっと、ここまでの記述で私が何を言いたいのかザックリ言うと、

ヒト細胞が細胞膜を使ってヒト細胞みずからのコンディションを他の細胞に伝達する手段にはMHCクラスⅠとMHCクラスⅡがあり、

MHCクラスⅠはすべての細胞に備わった抗原提示機能であるが、MHCクラスⅡはマクロファージや樹状細胞にだけ存在する特殊な抗原提示機構であり、

普通の細胞は普通の細胞で常にその細胞膜にHMCクラスⅠを掲げてみずからの言わば「細胞身心」の状態を「今日はなんだかアタシ、ガン細胞になってしまって気分がすぐれないわ」みたいに提示しており、

またマクロファージや樹状細胞は体内に侵入した異物である病原菌やウイルスを食べては、MHCクラスⅡ抗原提示機構を使って細胞膜へと

「こんなヘンテコ野郎どもが、ギョウサン侵入してまっせ!」とMHCクラスⅡ抗原を提示して、免疫細胞たちと情報交換してヘルパーT細胞がこれを見つけてはサイトカインを放出して免疫系をコントロールしている、といった具合で

この抗原提示という作業が実は免疫の初動、ファーストステップにおいてまずもって絶対に必須な手続きであることがご理解できたらここまで書いてきたアタシは嬉しいです、はい、フーッ!

それで、実際に病巣化して余命半年とまで宣告されるような大きな固形ガンが形成されてしまったガン患者の多くを免疫細胞療法で治療している医師に言わせれば、

このような固形化したガン病巣を切り崩して消退させるには、絶対に必要な段階があり、その段階のひとつが「ガン細胞によるガン抗原提示」であると言います。

つまり、ガン細胞が「わたし、ガン細胞やってます!」というMHCクラスⅠ標識を掲げるからこそ、キラーT細胞がこのガン細胞を見つけることができて、

キラーT細胞はこのガン細胞をパーフォリンとグランザイムとフラグメンチンのタンパク質分解酵素を使って分解しガン細胞をアポトーシス誘導できるのですから、

いかに抗原提示という作業が大事か、がこのことからもよく理解できますし、さらにガン細胞が「わたし、ガン細胞だけど、自分でガン細胞やってますなんて、告白するのはイヤだわ」

というタイプのガン抗原標識を隠してしまっている非抗原提示タイプのガン細胞は、キラーT細胞が見つけることはできなくても、NK細胞が専門に見つけてはキラーT細胞と同じくアポトーシス処理しているという

これら自然癌の自然治癒にはNK細胞とキラーT細胞の2つのキラー系免疫細胞が関わっていることはすでに本ブログ読者にはこのシリーズでインストールされたコンテンツではありますが、

NK細胞とキラーT細胞の両者を賦活する役目のNKT細胞はマクロファージや樹状細胞からの抗原提示を受けて活性化するとも言えるので、

つまりは免疫系のスタートにはやはり抗原提示細胞であるマクロファージや樹状細胞らによる抗原提示がまずあって始めて免疫系がまともに機能すると言えるのです。

免疫系は自然免疫がまず抗原を把握し、その情報が獲得免疫へと伝達されることで、自然免疫と獲得免疫のすべての免疫系がスムースに回転する機構となっており、

MHCクラスⅠ抗原提示はユビキチンというスモールHSPがあってはじめて成立する機構であることを見ても、

マクロファージはその細胞膜レセプターであるTLR(トールライクレセプター)でヒートショックプロテインを受容すると活性化し、樹状細胞もまたヒートショックプロテインによって抗原提示能力を増強させ、

マクロファージも樹状細胞もヒートショックプロテインによって貪食が盛んになることを見ても、

NK細胞もNKT細胞もヒートショックプロテインで活性化することを見ても、

抗原提示や自然免疫という免疫の初期段階における最重要な位置にやはりヒートショックプロテインは欠くべからざる必須な存在であったと言えます。

何度も繰り返しになりますが免疫の本質とは細胞の品質管理なのであり、細胞の品質管理とは細胞を構成するタンパク質の品質管理なのですから、

タンパク質の管理を担うヒートショックプロテインが免疫の本質と密接に関わるのは当たり前と言えます。

抗原提示もヒートショックプロテインから。

ヒートショックプロテインこそがすべてに先行する身体防御システムのカナメだったのです。

ふぅ〜、もう、かなりお腹いっぱい(笑)

2014.07.19 | | コメント(3) | トラックバック(0) | 免疫強化

ガーディアン エンジェル 18

わたしの生命観の根底には鍼灸師として20余年間のあいだずっとひとさまの身体を実際に触ってきた実践的な経験の蓄積があるのであり、このわたしの手指(しゅし)を通して触れた様々な身体(からだ)からの「ヒトの身体ってね、実はこんななんだよ」の身体側の本音の、本当の、本質の、嘘のないエッセンシャルでピュアな声、メッセージを、こうしてここに文字化する作業が本ブログの目的であり、責務のひとつとなってきている。

世の中には私よりも優れた識見をもった医療に詳しい知的なエリートがたくさんいることは承知しているし、鍼灸界にもわたし以上の実力があり、難病を専門に扱い西洋医など足元にも及ばない成果を挙げている鍼灸師がいることも知っているし、このような優秀な者たちからすれば私などは到底、そのレベルでないことは充分に自分自身で理解しているつもりだ。

ただ、もしもこれらの優秀な面々に自分という存在が少しだけアドバンテージがあるとすれば、それは恐らくはそのような者たちが気づかない穴場というかニッチ(すき間)、もしくは通説が見逃している本質を見つけるのが得意であるということになるのかもしれないし、また3.11後という核有事とも呼べる放射能汚染が濃厚にリアルな現実となって日々進行する時代にあって、

福島事故原発から日産2億4000万ベクレルも放出され続ける猛毒の①放射性同位元素が体内に侵入した場合に起こるジノトキシック(遺伝子毒)ストレスからいかに細胞核DNAとミトコンドリアDNAを守るのか?の一点と、②放射性同位元素が体内に侵入して大量に発生する活性酸素とフリーラジカルによる細胞膜の過酸化反応や体タンパク質10万種の変性劣化の酸化ストレスをいかに防ぐのか?の二点の、

いわば3.11後に医療健康のカテゴリーにおいて医療人としてなにがしかを語るのなら絶対に外せない「①②の内部被曝の防御法」にスポットを当てて必死に解決策を提示し続けたことは、他所様(よそさま)と自分との違いであり自分の長所と言えると自負している。

医療は聖なる仕事みたいに思わされていて、なんだかいつも偉そうにふんぞりかえった医学界ではあるのだが、わたしが見るところ西洋医学の世界も東洋医学の世界も、ここにいたる3年4ヵ月の長きあいだに渡り、はっきり言ってただのひと言も内部被曝に対するまともな提言をしたことはありません。

それは医療業界全体からの提言がないというだけでなく、各個々人の医療人がそれぞれ個人として内部被曝を研究し、その防御策を提示してこなかったという点においてもまったくもって御粗末極まりない事態なのです。ようは医学界はここまでのあいだ内部被曝の影響をどうにか減殺し、内部被曝による健康被害に遭わないようにしたいと切に願う一般国民の大多数の普通の者たちにいっさい救いの手を差し伸べることなく、見て見ぬふりをし続けて、

あろうことか福島県立医大の医療関係者に到っては3.11直後に自分たちだけはヨウ素剤を飲むという医療人にあるまじき背信行為をし、またレントゲン写真に放射性同位元素が写りこむのを目の当たりにした関東圏に棲まう医師たちは濃厚なプルームを避けて西の地へと避難したというのだが、

そんなこんなを鑑(かんが)みるに付け、養生訓の「医は仁術なり」の名言も今やその沽券は地に落ち、生誕300年に当たる今この時に及び、草場の蔭で貝原益軒翁も人非人(にんぴにん)の現今の医療家たちを見て無念の落涙、サバンナのスコールの如しだろう。

ここまで本シリーズを「ガーディアン エンジェル」と題し、体内に存在し機能する真の意味での「守護天使」たちである免疫力の実戦部隊である免疫細胞の真価にクローズアップしつつ、放射性同位元素による内部被曝がもたらす免疫不全にいかに対抗するかを探ってきた。

被曝により真っ先にその生息数が減るのがリンパ球と言われる。リンパ球とは白血球の一種である免疫細胞であり、ようは自然免疫系の免疫細胞ではなく、獲得免疫系の免疫細胞のT細胞やB細胞のことを特にリンパ球と呼ぶのだが、

T細胞の一種である細胞傷害性T細胞、通称はキラーT細胞の数が減れば通常生理において自然に発生する「自然癌」である日々生まれている3000個から100万個ものガン細胞がキラーT細胞によって消去分解しきれない事態が招来されてしまうと予想され、もしもキラーT細胞が通常生理で発生するこれらの自然癌をすべて消去できないと、

消去されずに残存したガン細胞が徐々に増殖してしまい、やがてガン病巣を形成してしまう危険性が高まってくる。チェルノブイリ原発事故においては事故後の5年目あたりから癌の多発が報告されたというが、やはり今の今、ヒートショックプロテイン分泌を促進し自然癌のガン細胞内のHSPユビキチン合成によりHLAクラスⅠによるガン抗原提示を促してガン細胞に「わたし、がん細胞やってます」のアピールを積極的に促して、

ヒートショックプロテイン分泌を促進しリンパ球のキラーT細胞の生息数をクローン増殖して増やして、「わたし、がん細胞やってます」の「正体告白抗原付きカミングアウト癌」をパーフォリンとグランザイムとフラグメンチンでアポトーシス誘導し、ヒートショックプロテイン分泌を促進し「正体隠し抗原なし雲隠れ癌」の処理はそれらを専門に自然殺傷するNK細胞の能力をヒートショックプロテインで増強することで解決し、

ヒートショックプロテイン分泌を促進しマクロファージの貪食能や抗原提示能を飛躍的にアップさせ、ヒートショックプロテイン分泌を促進し樹状細胞の貪食能と抗原提示能を劇的に改善し、ヒートショックプロテイン分泌を促進しガン封じの決め手となる2つの免疫細胞であるキラーT細胞とNK細胞の両方を鼓舞するNKT細胞を賦活し、こういったヒートショックプロテイン分泌の促進による免疫活性化に励むことは、本当に大切で大事で重大な養生法となりつつあるのだ。

わたしが20余年の臨床実践からもぎ取った身体の真実とは、まさにヒートショックプロテインさえあれば「鬼に金棒」という真理でありました。免疫の本質とは「細胞の品質管理」なのであり、細胞の品質管理とは「細胞を構成するタンパク質の管理」なのですから、すべてにおいてまずもってタンパク質の管理が身体を守ることの基本なのであり、体タンパク分子はヒートショックプロテインのシャペロン(介添え)作用なくば、ひとかけらのペプチドも合成できず機能しないのです。

天を仰ぐ夜空の輝く星々がキラキラと渦を巻いてらせん状に集まった銀河がさらにまたスパイラルに集合した巨大な銀河団をも包含するゆらぎ構造の中でインフレーショナルに膨張し続ける

10の27乗の超極大の大宇宙を構成する微細な最小単位は10のマイナス35乗の素粒子クォークであり、このわたしたちが棲まう宇宙とは10の27乗の極大と10のマイナス35乗の極小の62桁の完結した不増不減なる陰陽合一なブラフマン(全一なる大我)な「ウロボロスの蛇」なる世界なのですが、

アートマン(個別なる小我)であるこの身体を守る基本となる究極の物質は素粒子クォークならぬ生体防御タンパク質のヒートショックプロテインなのであり、生体防御を目的にしたヒートショックプロテインの作用により免疫系が賦活されるのはまったくもって自明なのです。

免疫細胞による免疫力に先行する身体防御の源(みなもと)が「ヒートショックプロテイン力」なのです。

HSPパワー、ヒートショックプロテイン力こそが免疫力!

時代はとっくに「ネバネバヒートでマジな養生法」だ、

と、臨床20年余のこの指が申しております!

2014.07.17 | | コメント(5) | トラックバック(0) | 免疫強化

ガーディアン エンジェル 17

いま現在、イスラエル政府によるガザ地区の住民を殺戮する暴挙が敢行されており、白リン弾という悪名高き爆薬が先般は雨あられのように投下され、ついに地上部隊が侵攻を開始したという。

またここ日本においては集団的自衛権なる言葉が流行りとなり戦争に前のめりな政府与党がやっきになって今まさにこの時に及び、この日本の平和憲法に違反する戦争参加に都合のよい意味不明な権利を閣議決定でもぎ取ろうとしている。

日本の兵器産業の首魁たちはすでにフランスの武器見本市で現政権の後押しに感謝すると先頃、明言したばかりである。

理性と知性をあわせもつはずのサル目ヒト科ホモ属のサピエンス種である我が人類は分化以来15万年もの長き地球上での暮らしを続けながら、ようやく自然から隔離したスペースを設けることが可能な文明なるものを手に入れて

束(つか)の間(ま)の10万年続く氷期の息抜きである温暖な気候を堪能できる間氷期1万年をこの期に及んで平和のうちに人類みんなで仲良く楽しく過ごすこともなく、

いまだにヒトとヒトが武器弾薬をもって殺し合うというまるで理性も知性もあわせもたないサル目ヒト科ホモ属のスツルツス種(愚かな種)と呼んでしかるべき

バカでマヌケでアホでトンマで情けもなにもない悪魔の手先の如き残忍きわまりない存在であり続けているのは、まったくもっていったいどうしたことなのだろうか?

日本など教育が普及しており、識字率は今の世では間違いなく100%であろうから、普通に文字が読めれば今の世の中の出来事つまり冒頭のような日本の戦時突入政権の有り様などはつぶさにメディアから情報を入手することは可能であり、

ガザ地区の住民が爆薬の投下された下で無惨なナリに成り果てて無駄死にしていることなどほんの少しの想像力を働かせれば容易に思いつくはずなのだ。

劣化ウランが炸裂したイラク地区の住民たちはウランの微粉末を吸い込んだ内部被曝の後遺症により出生傷害が多発し、各種疾患の罹病率が激増中である。

こんな核汚染地帯は実は世界中に存在し、汚染されていないと思っていたオーストラリアの大地すらイギリスによる12回もの核実験によってことごとく汚染され、かの大地と共に共生関係を築いていたアボリジニたちが放射線障害で苦しんでおり、

イギリスはセラフィールド再処理工場が垂れ流した2分の1トンのプルトニウム廃液は美しいアイリッシュ海岸を汚染し、その海浜で波と戯れた子ども達の白血病の罹患率を平均の10倍にまで上昇させ、

アメリカがロンゲラップ環礁で行った水爆や原爆の実験では周辺の島々で海の幸を享受し自給自足していた海の民たちが故郷の島を奪い取られ、島の女たちは健康な子供を産めない身体にされ、

米国のハンフォードの核工場では放射能漏れ事故によって風下住民が知らぬ間に実験台上のモルモットのごとき扱いを受け、旧ソ連の核兵器工場から川に流されていた核汚染廃液はやがて川下の住民の健康を奪い、

とこうやって思いつく地球の核汚染ポイントをつぎつぎに反芻していくと、より一層ホモサピエンスのホモスツルツスぶりに改めて寒気がし、愕然とするものである。

医学が発展し病人が大発生し医薬産業が隆盛を極めているが、こんな馬鹿げたパラドックスでアベコベでムチャクチャでくだらない医療の原因の一端が癌の真相を読み解くことでスンナリとわかってくるかもしれないし、

人間がなぜに戦争なるものからいまだに手を引けないのか?の理由すら癌の真相理解から解読できるかもしれない。

もしもテロリストの如く忌み嫌い蛇蝎の如く憎んでいた存在であったガン細胞が実はヒトが生きていくうえで欠くべからざる存在であり、またガン細胞がなければ一瞬たりともヒトは生(せい)を養(やしな)うことができないとしたら?

恐らくは私が見る限り、間違いなくヒトの命は癌があるからこその存在であると言うしかないのである。医療に携わって20余年だが、その臨床過程で培われた感覚から「こうとしか言えない」というものを私はこのブログで吐き出してきた。

まさに癌とは「敵でもなく味方であり仲間」なのであり、癌の力を巧みに利用しながらミトコンドリアたちはこの60兆個の細胞内で連続した妙なるしらべである「ATP産生協奏曲」を奏でているのだ。

果たして12億年前にミトコンドリアの祖先は嫌気性バクテリアというガン細胞的なバクテリアに貪食されることで嫌気性バクテリア内に寄生を余儀なくされ、

そのミトコンドリアDNAの機能のほとんどをホストである嫌気性バクテリアの細胞核DNAに移譲することでミトコンドリアはホストに使役される奴隷のような存在になり果てた、という通説は正しいのだろうか?

いやそうではなく、真核生物とは嫌気性バクテリアのガン細胞のような無酸素、低温環境でもATPを瞬時に生み出せるATPエンジンと、有酸素、高適温でミトコンドリアが大量に生み出せるATPエンジンの

2つのATPエンジンを手に入れるための宿命的かつ必然的な生物学的な収斂進化の結果、出来上がったのがユーカリアというドメイン(まとまり)であり、

真核生物が多数集まった多細胞生命体はそれゆえにつねに癌的なものを内包しつつ、その癌的な能力も使いこなしながらここまで命をつむいできたと言えるのではなかろうか。

仮想現実なバーチャルな敵を自分自身の心の中で作るからヒトの世界は争いが絶えないのだ。

そもそもヒト細胞60兆個には敵も味方も存在しない。あるのは命をつむごうとする生理現象だけである。

ガン細胞もまたATPを生みだしている。たったこのひとつの事実から見えることは癌は敵ではないという真理だ。

ガザ地区の住民が同じ人類の仲間であるに決まっているように、ハンフォードの風下の住民も、ロンゲラップ環礁のしまびとも、セミパラチンスクの汚染地帯の住民も、セラフィールド周辺海域で遊ぶ子供も、浜岡原発の風下20キロ圏内に住む俺も、

みな同じ地球に棲むホモサピエンス15万年の末裔である。肌の色が違おうと、言語が異なろうと、ヒトのDNAをもつことに変わりない。

そこに敵も味方もありゃあしない!

癌を敵視している以上はホモサピエンスの医療はこれ以上の進歩は望めないのかもしれない。

癌は敵ではないと分かった時、ヒトは改めてホモスツルツスからネオ・ホモサピエンスに進化するのだろう。

どこにも敵などいない。共生こそがこの宇宙の真理なのだ。

ミトコンドリアは癌的なる解糖系エンジンの産物を利用することで膨大なATPを生みだしている。

ミトコンドリアが癌的なものを欲したから12億年前にミトコンドリアハイブリッド型の真核生物が誕生したのかもしれないのだ。それはお互いが助け合うまさに共生生命体の原点だったのだろう。

ひとは常に主従を知らぬ間に決めて、二項対立の迷妄に陥るクセが抜けない。

きっと、二項対立などこの自然界には、いやこの宇宙には存在しないんだよ。あるのはただ共生のみ。

そんなこんなを夢想させる程に癌の真相は奥深い。

2014.07.14 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 免疫強化

ガーディアン エンジェル 16

脳神経ニューロン1000億個のシナプス間をスパークするアセチルコリンと電流が今まさにヒートショック状態であり、新たなガンパラダイム回路が太いラインとなって脳内に形成されてきています。

さて、本シリーズもいよいよクライマックスへと突入していきましょう!

ここ数回の論考で見えてきた免疫とガンに関する事項で注目すべき箇所は、ようは日々、日産3000個から100万個も必然的に生じてしまうガン細胞、これを敢えて私の造語で

「自然癌(しぜんがん)」

とこれから呼んでいきますが、このヒトの体内に恒常的に発生する自然癌は通常は自然免疫であるNK細胞に発見され次第パーフォリンとグランザイムとフラグメンチンというタンパク質分解酵素によって

ガン細胞の細胞膜に穴が開けられて、ガン細胞の細胞核DNAが砕かれて、ガン細胞の細胞骨格のアクチンやチューブリンも細かく破壊されていき、

つまりガン細胞のアポトーシス(細胞に自然に備わった自死作用)がNK細胞によって誘導されることでガン細胞がアポトーシス分解されると

貪食細胞であるマクロファージがファゴサイティックキャップと呼ばれる細胞膜の口(くち)を使ってパクパクとガン細胞の断片を食べて消化することでガン細胞は跡形もなく消去されているということであり、

この自然癌の自然治癒メカニズムが日々滞りなく通常生理の中で行われていればヒトの体内に癌が病巣と呼ばれるまでの「不自然癌」にまで大きくなることは絶対にない、と言えるのだ。

自然癌の通常生理における自然治癒機構はもちろんすでに触れているようにこの①NK細胞経路だけではなくオプションも多数用意されており、

もっとも単純かつ効果的な方法はヒートショックプロテイン分泌を促進してガン細胞自体にHLAガン抗原提示を促して、

ガン細胞に「わたし、ガン細胞やってます!」と自分でカミングアウトさせることでキラーT細胞がこのガン細胞の告白を受け入れて、

「お前は偉いヤツやなぁ〜、よしよし今すぐにアポトーシス誘導してピカピカ新品な細胞に生まれ変わらせてあげっからな」

でNK細胞と同じく3種類のタンパク質分解酵素によりガン細胞が消去される②ヒートショックプロテイン・キラーT細胞経路があり、

この①NK細胞経路と②ヒートショックプロテイン・キラーT細胞経路さえしっかりと機能していれば①NK系はHLAガン抗原非提示タイプのガン細胞を選択的に処理し、②ヒートショックキラーT系はHLAガン抗原提示タイプのガン細胞を特異的に分解しの分業がうまく成立して、

すべてのガン細胞がもれなくこの2系統の自然癌自然治癒メカニズムによってキレイにアポトーシス誘導されてしまう、ということになる。

この①NK系と②キラーT系の2つのガン治癒システムをうまく起動させるには抗原提示系の自然免疫の免疫細胞の樹状細胞やマクロファージなどの

抗原提示細胞からのガン抗原提示のつなぎ役となるNKT細胞の活躍も見逃せないものがあり、NKT細胞はまず樹状細胞から癌抗原の提示を受け取ることで活性化し、

サイトカインと呼ばれる免疫細胞間の情報伝達物質インターフェロン・ガンマを通じてNK細胞とキラーT細胞とヘルパーT細胞( Th 1 )の3つの免疫細胞へと

アジュバンド作用(賦活作用)を及ぼして自然癌も不自然癌も駆逐していきます。ここでヘルパーT細胞に3種類( Th 1 、Th 2 、Th 17 )の3つがあり、

それぞれの出すサイトカインによってTh1はウイルス感染や病原菌に対抗する細胞性免疫に、Th2は抗体産生によるアレルギー反応の液性免疫に、Th17は自己免疫疾患に関わるサイトカインの分泌に関与と、

それぞれのヘルパーT細胞がもたらす免疫作用により、免疫それ自体が人体に害をもたらすという免疫の両刃の剣の考察をしなければいけないのがヘルパーT細胞に関する留意事項ではありますが、

今ここでその詳細を論じることは文脈上の流れからいってふさわしくないので、だからといって素通りはできないのがヘルパーT細胞の領域ですが、

ここを私流に極めて簡略にザックリと本質的にえぐるなら、ようは抗原提示細胞からの抗原提示→ヘルパーT細胞(特にTh1)への抗原提示→キラーT細胞の量産増殖のこの太いラインが常にシャンとしていれば、

他の2種類のヘルパーT細胞(Th2、Th17)の抑制もよく効いて、アレルギー疾患や自己免疫疾患の発症率は恐らくはグッと低くなるだろう、というのがヘルパーT細胞に関する私見であり、

免疫の原点には「単細胞30億年問題」があって、つまりは異物とはまず病原微生物であるバクテリアであったという記憶がヘルパーT細胞のメインの領域であるとまず言い切っておきます。

このヘルパーT細胞の3種類のアクセルとブレーキ問題はそれこそチマタの免疫学者たちが盛んに論議をしている箇所なので、今はこのくらいでスルーさせて頂きます。

さて、自然癌は自然治癒するという常識はいわゆる正統医学である現在の医学教育の世界でも常識なのですが、その意味解釈についてはまずほとんど深い洞察は得られていません。つまりどういうことか?

わたしに言わせれば

「ヒトは日々、毎瞬間、ガン細胞を生み出しながら、このガン細胞の生きる力によってその命を養われている」

ということなのであり、ガン細胞とは解糖系という糖質を主な栄養源として瞬発的にATPを産生する細胞であり、瞬発的なエネルギー補給が必要な際には絶対に必須なヒト生理にとってなくてはならない細胞がガン細胞なのであり、

もしもガン細胞がなければ原始的な初期人類であるヒトは息を殺して獲物に忍び寄りヘラジカを槍で殺して食べることも出来なかっただろうし、

後期人類である現代のヒトたちがパソコンに向かい身体を硬直させて沈思黙考して癌の真相をジッと思考することもかなわない、と言えるのだ。

わかりますかね?アタシの言いたいこと。

ガン細胞がなければ人類は、ヒトなどは、とっくのとうに滅んでいたということなのです!

極限環境に生まれた多細胞生命体は現在の南極の湖底に棲むコケ坊主と同じく複合的な異種の生物が共存する共生型の生命体であっただろう。

地球生命体はガン細胞的なるものをそのコケ坊主的な共生型のボディに棲まわせることで、無酸素、低温でもATPを生み出せるボディへと進化して、この過酷な地球環境を生き延びてきたのだ。

地球表面がすべてマイナス40℃に包まれた氷の地球世界でも絶滅せずに原始多細胞生命体が生き延びることが出来たのは、実はガン細胞がいてくれたからこそだったのだ。

現生のヒト自然癌もまた無酸素、低温でATPを生みだし続けている。

地球生命種の命をつむいできたのは、まぎれもないガン細胞だったのだ!

ヒトは癌によって生きている。ヒトは癌があるからこそ生きている。ヒトは癌のお陰で命を養われている。

癌なくばヒトにあらず。

癌こそ神なり。

癌こそが「ガーディアン エンジェル」であり、

人体を守護する内なる天使たちとはまさに癌そのものであったのだ!

今ここにおいて癌パラダイムは大きくシフトする。

2014.07.14 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 免疫強化

ガーディアン エンジェル 15

今回の免疫再考シリーズを始めるにあたって、私なりの極私的な狙いというか以前からもう少し掘り下げたいと思っていた領域がございまして、

そのへんのトピックが記事を書いているうちにうまく脳内に浮游して、なにかエクスタシーな電流が発生すれば面白いと思っておりました。

それでちょいとここんとこ電流がスパークし始めまして、イイ感じになりつつあり、ネタがまだ温かいうちにご賞味頂きたく、さてどんどんと放出していきましょう。温かいものは温かいうちに、まさに懐石の心(笑)

そういえば懐石料理の懐石(かいせき)ってのは、そのむかしの中国医学の治療術あたりが語源だろうね。ほら温(あたた)めた石、温石(おんじゃく)を懐(ふところ)に当てると、

腹(はら)が温まって腸管内臓の調子が良くなる、なんていう原始的かつヒートショックプロテインな治療法がまずベースにあって、

「はらわた」を温めるような食事法も温石療法にザックリと含めましょうなる意図があって懐石料理なる用語に進展していったなんてのは、これ常識か、あるいは俺の思い過ごしかは定かではない。

医食同源という言葉は日本で造語された言葉なんてのは知っていてもいい豆知識けど、このへんも昔、本ブログ記事でネタにしたね。

えっと、スパーク電流ね、そうそれでね、免疫細胞の起源というか、そもそも免疫細胞のような細胞がいったい地球生命史38億年間のいつ頃に出現したのか?という素朴な疑問がアタシの脳裏にはずっと浮游しておりまして、

ではまずもって細胞(さいぼう、セル、cell )のようなものが地球に出現したのはいつかと言えば、もしも単細胞バクテリアのようなものを細胞と見立てるのなら、細胞の誕生は38億年前ということになります。

それからの約30億年間は年代的には「顕著な生物化石が多数発掘される時代」の顕生代よりも前の「冥王代、太古代、原生代」と呼ばれる時代であり、この時代がようは細胞の細胞による細胞のため細胞時代であったと言えます。

カンブリア爆発前夜の今から5億7000万年前から5億4000万年前の3000万年間においてようやく多細胞化した生物層であるエディアカラ生物群が化石として見つかってくるのであり、

つまりはエディアカラ生物群が分化してくる以前の生命誕生からの33億年間は間違いなくバクテリアのような単細胞のみの時代が長らく続いていたと見られます。

この「単細胞30億年問題」と呼んでしかるべき生命史の初期にいったいどんなスッタモンダが起こって嫌気性バクテリアがミトコンドリアと共生するはめになり、ミトコンドリアハイブリッド型の真核生物に進化したのか?

またスノーボールアース(全球凍結)という地球表面がマイナス40℃の超低温状態になり、大陸表土はおろか海洋も水深1000メートルまで氷に閉ざされたまさに

「エルサの魔法」にでもかかったような氷の地球時代が23億年前と7億年前と6億5000万年前の少なくとも3回はあったのだが、

いったいこの「氷の微笑」な地球時代をどんな荒技でしのいで原始的なバクテリアたちは生き延びたのか?

この後に氷の魔法が解けて雪解けの地球には大量の酸素が発生していくのだが、酸素は嫌気性バクテリアにとっては猛毒であったが、

ミトコンドリアの祖先であるαプロテオ細菌のような好気性バクテリアにとっては酸素は酸素呼吸によりエネルギー源となるわけで、

ミトコンドリア内臓型の嫌気性バクテリアがこの機において絶滅をまのがれて生き残るには有利であったことは事実だろう。

地球の酸素濃度が上昇するという大酸化イベントを経て、真核生物が誕生し、多細胞生物が誕生してコラーゲン繊維の合成ができるようになったというが、

コラーゲン繊維の合成にはヒトの場合にはヒートショックプロテイン47が欠かせない。

地球環境の激変期とも呼べる「単細胞30億年問題」期においてヒートショックプロテインの機能も訓練され強化され、ヒートショックプロテインの種類が増していった可能性がある。

細胞接着はまだ緩かったユルユルなエディアカラ生物のような軟体性の動物の一種が現生の海綿動物であり、この海綿動物の成分である

アルファガラクトシルセラミドという糖脂質にのみヒトの免疫細胞であるNKT細胞は反応するが、もしかするとエディアカラ生物群が繁栄した前カンブリア時代にNKT細胞の起源があるのだろうか?

例えばエディアカラ生物群の中に獰猛な何でもバクバクと貪食してしまうような増殖オンリーなガン細胞か、はたまたモンスターのような海綿動物が大発生してしまう。

だから、このモンスター海綿を即座に見分けてその襲撃から逃げて生き延びるために免疫細胞のNKT細胞のような細胞を発生させる必然が生じたのかもしれない。

いやモンスター癌海綿を食べて食べて食べまくった種族が生き残り、彼らの体内にトラウマの如くNKT細胞のような自己と非自己を弁別できる免疫細胞が発生分化したという仮説も面白い。

駿河湾や相模湾に棲息するヤマトカイロウドウケツという現生の海綿動物はそのガラス質の構造体が美しく干したものが装飾品として売られるというが、

ラッパ状に口を開いた花瓶(かびん)のようなナリはいささかユーモラスであり、この花瓶には花は生けられずにドウケツエビという小さなエビが普通は雌雄1組棲みついているそうだ。

夫婦和合の縁起物として珍重されているという。俺もそろそろ買った方がエエね(笑)

現代の地球においては南極がスノーボールアースな地球の面影を遺す地帯と言えるが、このゴンドワナ大陸の末裔大陸である氷の南極世界においても氷ではなく水が通年存在できる場所があり、

その南極の湖の中にはコケ坊主と呼ばれる地球のどこにでもいるコケの種類が棲みつき円錐状のコロニーを1000年間かかって80センチ大にまで太陽光を求めて上へ上へと上昇し、

バクテリアやダニやクマムシを共生させながら原始的なコケ坊主城を築きあげている。

このコケ坊主のナリが海綿動物の形状に似ています。コケ坊主の内部はバクテリアに浸食されて中空であり、ようは花瓶の口が開いていない花瓶とでも形容されるフォルムなのですが、

もしもコケ坊主あたりが地球生命史の最初の多細胞生命体の原初の姿だと仮定すると、単細胞から多細胞への進化のヒントが見えてきそうです。

地球生命界はスノーボールアースな極寒時代をエルサとアナとの姉妹愛ならぬ、生命体同士の共生愛で生き延びたのではなかろうか?

共に棲むことで栄養やエネルギーを与え、分かち合い、生をしのいだ地球の生き物たち。

ユーカリア(真核生物)の命はバクテリア(真正細菌)やアーキア(古細菌)によっても支えられてきたのだ。

わたしたちヒトの免疫系もまさに免疫細胞という単細胞たちの共生愛によって成り立っている。

自己と非自己を免疫細胞たちが見分けながらも実はガン細胞も正常細胞も仲良く棲み分けて、ヒト細胞60兆個はみんなで力を合わせて生き延びているのだろう。

この肉体の奥に今も生命史38億年が脈々と躍動している。

2014.07.13 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 免疫強化

ガーディアン エンジェル 14

世の中にはガンが治っただの、治るだのと大げさに宣伝し、ガンにおびえ、またガンになってしまった者の不安心理、弱みにつけ込んで、

わけのわからん「鼻くそ丸めて万金丹サプリ」を売りつけたり、あるいはマイナスイオン治療器なんてのはこれマイナスイオンが発生するのは自然界ではほんの一瞬でしかなく、

そんなものを発生させて浴びるなんてのは不可能とのクレームがまともな科学者たちからついて、マイナスイオンなる用語じたいがすでに死語と化して、マイナスイオン商品はトンデモ商品となっているんだけど、

これに類似するようなヘンテコイオン治療器なんてのを推奨するヤカラが後を絶たないんだけど、こういうようは「これがガンに効く!」なる

ワンフレーズキャッチコピーで洗脳詐欺ビジネスを展開している御仁たちにね、絶対に騙されないだけのガンに関するコンテンツを是非この機会にここで学んでください。

なんと言っても時代はガンジェネレーションを迎えています。はっきり言ってこれほどの核汚染状態ではガンに罹患しない方が不思議と思える程に現在の地球の放射能汚染濃度は高いのです。

ですから今後はもちろんガン患者が激増していきます。

こんな状況に濡れ手に粟で大喜びをしているのがガン利権マフィアと称されるビッグファーマ(世界規模で医薬ビジネスを展開する製薬企業)なのですが、

彼らには利潤追求という命題しか頭にありませんから、いくら彼らを糾弾しても無駄です。そう原子力ムラの糞ジジイっちと一緒。カネさえ儲ければそれで良し。シンプルかつ大馬鹿なクソ連中です。

まっ、こういったわけで癌時代を生き抜くには万金丹サプリもプラスイオン治療器も買わずに、ただひたすら「癌にガンとは何か?」を愛をもって問うていく。

これが一番なんですよ!アタシはずっとそうしてきました。

生命のことは生命に聞くのが一番イイのです。生命は丁寧に頭を下げて教えを請えば、ちゃんと「生命とは何なのか?」を教えてくれますよ。

生命この未知なるもの? アレキシス・カレルの旦那さん、そんなすかしてないで、しっかり聞いてよ(笑)

さて前記事で触れた細胞傷害性T細胞、通称はキラーT細胞と称される獲得免疫界のエキスパートについてはその実力の一端を垣間見られたかと存じますが、キラーT細胞は

つまりは日常的にガン細胞を見つけては癌の自然治癒であるアポトーシス誘導をこなし、マクロファージがキラーT細胞にアポトーシスされたガン細胞の断片を貪食処理することで

日産3000個〜100万個も生まれてしまうガン細胞がすべてキレイに消去されてしまうメカニズムがホメオスタシスなるヒト生理現象において展開していたのです。

キラーT細胞さん、あんたは偉いっ!でね、キラーT細胞が偉いのはこれでよく理解できたんだけど、まだまだもっともっと偉いキラ星の如きスター免疫細胞の面々が多数在籍しているのがヒト免疫細胞界でありまして、

例えばNK細胞はキラーT細胞が見分けることができないタイプのHLAガン抗原複合体分子がガン細胞の細胞膜に標識化されていない、いわば丸腰のガン細胞というか、「わたし、ガン細胞やってます!」の旗をはためかしていないタイプの目隠しガン細胞を選択的に破壊してくれています。

これけっこうスゴイでしょ?ようはキラーT細胞はHLAガン抗原提示タイプ癌細胞を特異的に捕捉し、NK細胞はHLAガン抗原「非」提示タイプ癌細胞を特異的に捕捉するという分業がちゃんと成立していて、

どっちの癌細胞も取りこぼしなく、すべて消去するシステムすらヒトの普通生理に備わっているというのですからね。

それでキラーT細胞ってのはHSPユビキチンによる抗原提示作業や、マクロファージや樹状細胞などの抗原提示細胞によって抗原提示がされないと当該ガン細胞を攻撃できないといういささか頼りない部分があったりするのですが、

NK細胞はNK細胞のみで実は単独でHLAガン抗原提示がされていない「わたし、ガン細胞やってません!」と嘘をついているガン細胞をNK細胞の触手を使ってしっかりと握って、

「見〜っけ!やっぱ、お前さんは予想通り、ガン細胞じゃん!」とちゃんとガン抗原を提示していないガン細胞を見つけてしまい、しかるべき処理を施してガン細胞を消去してしまうのです。

NK細胞は①キラーT細胞と同じくパーフォリンを噴射してガン細胞を壊し、②ガン細胞のアポトーシススイッチをオンすることでガン細胞をプログラム細胞死へと導き、③ガン細胞の血管新生を阻害することでガン細胞を死滅に追い込む、の3つの戦略を駆使しガン細胞を消滅させています。

このNK細胞という自然免疫で癌消去に尽力している素晴らしい免疫細胞界の大スターを発見したのは日本人である仙道富士郎博士であるのは本ブログ読者にはすでにお馴染みであり、

NK細胞とキラーT細胞の両方の癌消滅に必須な免疫細胞を2つながら賦活するNKT細胞を発見したのが少し前の記事で触れたやはり日本人の谷口克博士でありました。

本来ならこの2人、絶対にノーベル賞をもらってもいいはずの人類に福音をもたらす世紀の医学的発見をしたのですが、なぜか2人ともノーベル賞受賞を逃しています。

えっ、なにか陰謀があるんじゃないかって?ふふふ、そりゃあ、あるに決まってるじゃん。だってノーベル賞そのものが陰謀だもん(笑)

鈴木梅太郎も北里柴三郎もね、ほんとはノーベル賞を貰っているはずだったの。わかるでしょ?日本人イジメ。まあそんなところでしょう。劣等なはずのイエローがなぜにかくも優秀なのか?

それは日本人が幼き頃よりお箸(はし)を手指で巧みに操り、多糖体が豊富な日本食を頂き、ヒートショックプロテイン分泌医療である鍼灸指圧と日本漢方に親しんだ民族だったからなのです。

ヒートショックプロテインは認知症の原因物質である脳内アミロイドの脳内蓄積を脳内マクロファージの脳内ミクログリアを賦活することで防ぐわけだからね。

脳活したけりゃあヒートショックプロテインなライフスタイルは常識ってなもんよ!

お箸使いで磨かれた手先の細やかなセンスはそれはそのまま脳活、脳トレだったわけだし、日本人の罹病率が世界基準に比して低かったのは、やっぱり発酵食品が豊富なヒートショックプロテインな日本食に寄与するところが大だったのです。

日本の鍼灸師が操る日本鍼(にほんしん)が世界一柔らかい繊細な優しいあたりで痛くない鍼を打つ技能を有するのも、日本の灸治療がゴマ粒大にまで小さくひねりじかに肌に置いてモグサを焼く直接灸を発達させ得たのも、

これはすべてお箸による脳活やヒートショックプロテインな日本食の歴史がなせるわざであったと私は確信しています。つまり日本の医道は「お箸の医学」であり、西洋医学は「フォークの医学」または「ナイフの医学」。

だから、ナイフは容易にメスに変換されるけど、お箸は鍼になったというわけです。さてこんな極私的な文化人類学的な西洋と東洋の医学俯瞰は面白いけど置いといて、そうそう免疫細胞界のイケメンの話を続けなけりゃあイカンの。

で、仙道富士郎博士が発見したNK細胞は谷口克博士が発見したNKT細胞によって賦活されるんだけど、実はNK細胞は納豆を食べると元気になることがわかっていて、またキノコ類の摂取でもNK細胞は活性化するとのことです。

もしかしたらNK細胞にもマクロファージのトールライクレセプターTLRと同じような異物弁別レセプターシステムが存在するのかもしれませんし、

いや、納豆の多糖体やキノコ類の菌体成分をTLRで受容して免疫細胞界の面々のすべてを賦活するマクロファージの出すサイトカインによってNK細胞が活性化しているというのは確実なことでしょう。

あの、えっと、アタシは毎朝、必ず納豆を頂く習慣を続けております。ポリポリ(笑)

まあ大豆が汚染されているんではと懸念される方も今の世では多数おられるんですが、納豆菌がもしかしたら放射性同位元素を原子転換して無毒化してくれている可能性もありますから、

あくまで可能性ですが、そのへんは個々人の判断でいけばいいと思っており、アタシは普通にそれほど吟味することなくスーパーの陳列棚で「これでいいや(笑)」とエイッと購入した納豆をこれからも毎朝いただいて、NK賦活に励みます。

NKT細胞のアジュバンド(手助け)作用により賦活するNK細胞とキラーT細胞が日々、発生する自然癌を自然消滅させています。

このヒト免疫細胞界のガン封じ御三家、

エヌケーティーとエヌケーとキラーティーに、今後ともよろしくご贔屓の程を(笑)

2014.07.12 | | コメント(1) | トラックバック(0) | 免疫強化

ガーディアン エンジェル 13

ガン細胞に42℃以上の温熱刺激を加えるとガン細胞の細胞膜にある温度レセプターTRPファミリーのひとつが42℃以上の温熱を受容して

そうするとセカンドメッセンジャー(たぶんペプチド分子)がリガンドになって細胞膜から細胞質内にこのリガンド分子が放出されて、

細胞核にリガンド分子が到達するとパンチングメタルみたいに開いた核膜孔の穴からこのセカンドメッセンジャーリガンドが細胞核内に流れ込み、

DNAへと「42℃以上の温熱が受容されて熱による分子振動によって細胞内のタンパク質が変性してしまう危機的な状況です」という情報が伝達されると、

細胞核ゲノムDNAの遺伝子が

「そいつはイカン!よしっ、生命史38億年間のあいだ地球の生命を守り続けた聖なる生体防御タンパク質、そうあのヒートショックプロテインを今こそ発動せよ!」

と、「DNA→RNA→リボソームでタンパク質合成」のDNAセントラルドグマをやおら起動してヒートショックプロテインが小胞体とリボソームとゴルジ体で合成され運搬され

細胞質内に適切なヒートショックプロテインが分泌されると、そのヒートショックプロテインファミリーの一種であるユビキチンという小さな分子のヒートショックプロテインが標識となり

細胞内で作られた変性タンパク質のガン抗原分子が特異的に認識されて標識化されて、ユビキチンにくっついたガン抗原ペプチドはプロテアソームというタンパク質分解酵素の中にスルスルと吸い込まれて、

ガチャピンのようなナリをしたシュレッダーのようなこのプロテアソームによってガン抗原ペプチドはガシャンガシャンと砕かれて小さな標識となって細胞質内に吐き出されると、

今度はこの砕かれて小さくなったガン抗原ペプチドは細胞内オルガネラの粗面小胞体の膜上にあるTAP(トランスポーター・アソシエイト・プロテイン)というペプチド専門の出入り口から粗面小胞体の内部へと吸収されて、

ここでMHC(Major Histocompatibilty Complex 、主要組織適合性遺伝子複合体)分子と普通は呼称するがヒトにあるものは別に分けてHLA( Human Leukocyte Antigen 、ヒト白血球抗原分子)と呼ぶのが通例で、

このHLAという抗原提示のタグにユビキチンプロテアソーム系から連れてこられた小さくなったガン抗原ペプチドの断片がくっつけられるとガン抗原HLA複合体分子となってガン細胞の細胞膜表面へと運ばれて、

ここでようやく町のラーメン屋が夏になると「冷やしラーメン始めました!」なる「のぼり旗」を店の前に立ててはためかせるが如くに、

ガン細胞が「わたし、ガン細胞やってます!」なるHLAガン抗原複合体分子を提示して、

この「わたし、ガン細胞やってます!」の標識をキラーT細胞が見つけるからこそ、キラーT細胞はガン細胞に向けて臨戦態勢となり、

まずは「忍たま乱太郎」の忍者たちが丸太の先っぽを鉛筆の先みたいに鋭利に削ってそれを束にして円筒状に丸めて敵の陣屋のなまこ壁を

ぶち破る道具にもそっくりな「パーフォリン」というクサビ状の分子を筒型にしたような細胞傷害性タンパク質因子で

ガン細胞の細胞膜に突破口となる穴を開けると、そこへと今度は「グランザイム」「フラグメンチン」というやはり細胞障害性タンパク質因子を「手裏剣」か「吹き矢」か「火薬玉」の如くに投下していくのです。

このパーフォリン、グランザイム、フラグメンチンの絨毯(じゅうたん)爆撃によってガン細胞内の細胞核DNAが破壊され、細胞骨格や細胞筋肉であるタンパク質で構成されたアクチンやチューブリンがガタガタに崩されて、

細胞建屋が制御倒壊しバラバラになり、ガン細胞の破壊が完了するというわけです。

このキラーT細胞に破壊されて断片化されたガン細胞のアポトーシス小片は即座にヒートショックプロテインで活性化していたマクロファージによって貪食(どんしょく)されて、跡形もなくなる。

これがいわばヒートショックプロテインによるガン消滅の全メカニズムであり、世界中で700例以上の報告があるというレンサ球菌による感染症である丹毒症に罹患した者が高熱を発して寝込むと、

体内にあった3センチ以内のガンがすべて自然治癒したという例のアレの論理的エビデンスというわけだったのです。

ガンが治った、ガンが治る、ガンの特効薬はコレだ!だのとチマタでは色々と噂が絶えないんだけどさ、

だからなんでどういった理由でそのガンが治ったの?

だからなんでどういった理由でそのガンが治るの?

だからなんでどういった理由でそれがガンの特効薬なの?

この素朴かつ至極真っ当な疑問にね、そこかしこのガン論争屋は免疫メカニズムから紐解いた説明をもって、今の今までまったく真摯に応対し、答えを提示してきていないわけよ。

ねっ、ヒートショックプロテインがなぜガンを治癒へと導くのか?がアタシの論理的な記述でわかったでしょ?

そうなんですよ。ガンの特効薬はアナタの「生命の中心原理」セントラルドグマの中にあったのです!

ガンの特効薬は普通に自然に日常的に毎瞬、60兆個の細胞内で創薬されていたのです!

しかもビックリ、ガン細胞そのものの中にまさかガンの特効薬は存在したってわけ?!

そんじゃあ、ガンを治す秘訣はガン細胞に聞くのが一番だってこと?!

そうなんだ!ガンにならないコツはガンが知っているんだ!

これぞ究極のオレ的進化版「 War is over」、コペルニクス的上昇、ハイパーパラダイムシフト!

みんなぁ〜、声を大にして叫ぼうぜ!

ヒートショックプロテイン!!!

汝の足元ならぬ、

汝の細胞核セントラルドグマを見よ!

2014.07.11 | | コメント(3) | トラックバック(0) | 免疫強化

ガーディアン エンジェル 12

人体に発生するガン細胞とはヒトが生きていくためのエネルギー源として必須であるATP(アデノシン三リン酸)を生み出すのにミトコンドリアを使わずに解糖系だけを起動しているヒト細胞の一形態に過ぎないのだが、

いったんガン細胞が病巣と呼べるまでの癌コロニー(群体)を形成してしまうと、たとえ癌の特効薬をもってしてもガン病巣の消去は簡単なことではなくなる。

ちまたには癌の特効薬を謳い商売をする詐欺的なビジネスが溢れており、藁をも掴む思いに駆られた患者たちをカネモウケの餌食にしているのだが、こんな手合いに騙されることなく、真の意味でのガン治癒とは何なのか?

を本記事から少しづつ、ザックリと探っていきたい。

さて通常生理の健康時においてもヒトの身体には3000個から100万個ものガン細胞が常時発生しては消えていることは医学的な常識としてよく一般化した事項であるが、ではいったいどんな機序で

この出来たガン細胞は常に消去されているのだろうか?この通常生理で発生する大量のガン細胞を処理し分解し消去してしまうチカラがいわゆる免疫力のことなのであり、免疫力さえしっかりしていればつまりはガン細胞が増殖してガン群体を形成するにいたることはないと言える。

ヒトの免疫細胞には自然免疫と獲得免疫の二段階の免疫機構で活躍する多くの免疫細胞があるが、免疫とは「自己と非自己を見分け」て「疫病を免れる」ことで「細胞の品質管理」を行うことを意味し、

通常は、正常細胞と異なる性質をもつガン細胞は非自己と判別されて免疫の対象となり免疫細胞によって見つけられてしかるべき分解処理が施されている。

このガン細胞の分解処理に欠かせない免疫細胞には、特にガン細胞を選択的に殺傷する能力を有するNK細胞(ナチュラルキラーの略で自然にガン細胞を殺すという意味から命名)が有名であるが、

獲得免疫系のキラー系細胞であるキラーT細胞がガン細胞を分解処理していることは常識であり、また自然免疫で活躍しTLRという高度な異物認識機構である受容体を使って

体内に侵入したウイルスや病原菌や抗原となる異物を見つけたり、ウイルスや病原菌に罹患されてしまった異常細胞やガン細胞などをパトロールして見つけては抗原提示してヘルパーT細胞へと情報提供に勤しみつつ、

またキラーT細胞やNK細胞によってアポトーシスされたガン細胞を貪食(どんしょく)し分解し、血管壁に溜まった悪玉コレステロールや糖化最終産物AGEをも食べて分解し血管内をクリーンに保ち、

日産2000億個も産生される赤血球の脱核された核をもムシャムシャと食べて、劣化して古くなった細胞を睡眠時にリモデリングする際にも貪食処理しの八面六臂の大活躍を見せるマクロファージも

ガン細胞の処理には一役買っていることは忘れてはならないだろう。

そして、さらにここに付け加えるのなら免疫細胞のシンガリというかダークホースというか、最終バッターというか、

ようは最近になってようやく発見されて、その実力真価のベールがここにきてようやくはぎ取られつつある免疫細胞界の実は大御所とも呼べるビッグでVIPなあの方をね、絶対に抜きにしては実は免疫は語れないのです。

このもったいぶった前振りは余分だけど、さてさて、ではいったいその免疫細胞とはいったい何なのでしょうか?

日本人である谷口克(たにぐちまさる)博士が発見したNK細胞とT細胞の両方に働きかけてアジュバンド作用(賦活作用)をもたらすことが出来るガン封じ戦略のカナメとなる細胞こそが

ネヌケーティーサイボー!

「NKT細胞」!

でありました。

ヒト・マクロファージの異物認識受容体であるトールライクレセプターTLRは12種類ほどが発見されていて、その受容する異物抗原も多様ですが、NKT細胞が受容する抗原は現在のところ1種類と言われ、

このNKT細胞を特異的に活性化する抗原(リガンド)は今から7億年前頃に地球の海中で多細胞生物の原初の姿を見せながら波間にたゆとうていた

エディアカラ生物群と呼ばれる地球生命史の中でももっとも古いタイプの生物層に起源をもつ現生の海綿動物に存在するスフィンゴ糖脂質(アルファガラクトシルセラミド)と呼ばれる物質であり、

このアルファガラクトシルセラミドをガン患者から取った本人の樹状細胞に取りこませて培養して、もう一度このガン患者の体内にアルファガラクトシルセラミドを認識し培養した樹状細胞を戻すことで、

このガン患者のNKT細胞を活性化して、NK細胞とT細胞のガン封じのキラー系細胞を賦活して増殖して群生化したガン病巣を小さくし消去してしまう免疫細胞療法がすでに実用化されているとのことです。

でね、俺っち養生法の探求族である「 Y T トライブ 」としてはさ、こうした高度で先進的で恐らくは高額な費用がかかるであろうし、手間暇もかかるであろう医療行為としての免疫細胞療法なんてものはね、

まあ確かにスゲエね、と感心はするけど、はっきり言ってそれだけの話しってなもんで、ようはこういったスンゴイ発見とか研究業績をさ、どうやったら日常の手の内の養生法にまで落とし込めるか?

がいっち大事なわけよ。でね、沖縄の海にダイビングして海綿動物を採ってきてアルファガラクトシルセラミドを抽出して、毎朝の味噌汁に混ぜて食べるなんてことはこれ誰にでも出来ることじゃあないから、

NKT細胞を活性化できる糖脂質を自分の体内で産生できるように、これたぶん肝臓の仕事だと思うし、実際に肝臓にNKT細胞はたくさんあるから、まあこのへんの応用問題を解けばエエんとちゃう?

でザックリと本記事をまとめると、NKT細胞もたぶんマクロファージの活性化対策の切り札「ネバネバヒートでマジな養生法」で絶対にイケルと思う。

はい、まずはNKTがらみの触りはこんなところで。

2014.07.10 | | コメント(4) | トラックバック(0) | 免疫強化

ガーディアン エンジェル 11

さてガンの存在意味はすでに過去記事の「パラダイムシフト(War is over)」で解説し、今回は前記事でついにガンの完璧な予防法とも呼べるガンの特効薬の解明とガン治癒にいたるメカニズムを解読できました。

病気を未然に防ぎ、自力で病気と対峙するコンテンツを身につけさせることで、他者である医療家に依存しないで自分で病気を予防し治療するチカラを育むことができたらば、それこそが東洋医学界の最高位の医療家である上医にランクインしたことになる。

ようやく私は上医のステージへと登壇できたと今、新たな感慨を噛みしめております。

どんな高尚な本を読んでも、どんな素晴らしいコピペを羅列したブログや記事を読んでも、今まで私は免疫の真相に触れ得たと感じる満ち足りた思いに浸ることは決してありませんでした。

つまり既存の免疫学が提示するパラダイム(概念)では免疫の何たるか?が皆目わからずに途方に暮れていたのです。

しかし、この免疫の真相がまったくわからない、という心の底に溜まった真実到達への欲求、内なる渇きがあったればこそ、ここまで深く免疫を追及できたとも言えるのです。

ある高名な免疫学者はある本で米国の原発推進派が捏造した「微弱な放射線はミトコンドリアを賦活する」なるインチキな放射線ホルミシス論を擁護し、支持する論調を展開しており、あまりの馬鹿さ加減に私は怒りに打ち震えました。

いったいこいつのどこが免疫学者なんだよ?!

しかもこの超有名な免疫学者だけにとどまらず、別なメジャーな免疫学者もまた口を揃えて今回の福島事故原発から放出されたくらいの量の放射線などたいしたことはない、

実は放射線を浴びると免疫力がアップすることはマウス実験などで立証されている、とまで平然と恥も外聞もなく提言しているのです。

果たしてわたしはこのような免疫系の医学者たちのあまりの無神経さに絶望したことは事実です。

こいつらに免疫を語る資格はないって!

放射線を外部被曝で浴びた場合でも細胞核ゲノムDNAはもちろんのこと切断されますし、ミトコンドリアDNAのリングも千切れることは必至です。

ただ確かに微弱な放射線の外部被曝であればヒートショックプロテイン70が分泌されることでDNA修復酵素が合成されて、

切断されたDNAが修復される機序が発動されるのですが、だからといって、この一事をもって微弱な放射線が免疫力をアップするなどと言えるわけがありません。

いいですか?浴びなくてもいい放射線を浴びてわざわざ免疫力を上げようなどという酔狂な人間がどこにいますか?

細胞核セントラルドグマとはタンパク質を生み出す命の基本的な営みなのですが、この命の源(みなもと)、根元(こんげん)であるタンパク質を生み出すスイッチである遺伝子が傷つく行為をもって何が免疫力のアップなのでしょうか?

こんな乱暴な論調を平気で口にする医学界の重鎮たちもまたもしかすると原子力ムラと出自を同じくする

優生学(選民思想の権化で邪魔で劣等な人種は淘汰してしかるべきとする生物学的な思想)を旨とする医学ムラのムジナなのかもしれません。

もしも正確に表現するのなら、放射線はDNAにとって最悪の損傷を与える物理エネルギーであるが、人体にはもともとヒートショックプロテインという免疫前駆物質を生み出すシステムが備わっており、

例え少しのDNA損傷があってもそれはヒートショックプロテイン70が合成されることで修復が可能であるが、もしもこの修復機序で治せないほどの放射線がDNAに降り注いだ場合には

DNAのセントラルドグマにエラーが発生し様々な医学的な失調や不快症状を生み出す危険性が増すのだから、決して安易に放射線を浴びることなく、なるべくなら放射線を浴びないほうがいいし、まったく浴びないのが一番いいし、

特に内部被曝という呼吸や飲食を通じて体内に放射性同位元素を取りこむことは決してあってはならないことであり、

人体の免疫システムはこれら人工の放射能を放つミネラルを代謝する能力が現時点であるのか無いのか、がまだはっきりとは判明しておらず、

もしも人工の核分裂性の放射性同位元素が細胞内にまで侵入するとその強い電離放射線によって細胞は直近から放射能を浴びることになり、

遺伝子が傷つけば「ゲノム不安定性」が付加されて次世代の細胞に遺伝子の異常がコピーされる危険があるし、

放射線の電離作用によって発生した活性酸素やフリーラジカルと呼ばれる電気的に不安定な元素や分子のかく乱により、

細胞膜の脂質が劣化する脂質過酸化反応が起こると細胞膜は情報と物質のインターフェイス(出島)なので細胞生理に必須な栄養素や物理エネルギーの取りこみや受容に支障が生じてしまい、これが原因で様々な不調が生じるので、

絶対に内部被曝などあってはならないのだから、今回の福島事故の影響を決して甘く見ないほうがいいし、最大限の防御の養生法だけは何としても実践していくべき、くらいの提言をするのが

まともな医療者のあり方なのに、あろうことか「微弱な放射線は身体のためにいい」などとぬけぬけと抜かすアホな医学者がメディアでもてはやされているんだから、

医学界などはっきり言ってお先真っ暗なバカ集団であることが明確とあいなった。

だっていまだに内部被曝を未然に防御する何らかの提言など医学界のどこからもまったくもってほんのこれっぽちも聞こえてこないのだから、

医学界など一億総被曝を敢行する悪辣政府と一心同体、まあ情けも何もあったもんではありません。

貝原益軒翁の「医は仁術」思想など銀河系外に吹っ飛んじまったよ!

こうなったらもう俺がひと肌脱ぐしかないぜ!(笑)の気概でここまで渾身の記事連発の日々を過ごしてまいりましたが、

ようやく納得のいく内部被曝への究極の対策案がここにおいて提示できるまで進化いたしました。

ガンを制する者は3.11後を制します。

ネバネバ多糖を積極的に摂取し、ヒートショックプロテイン分泌に精を出す。

たったこの二点を守るだけでいいのですから、楽勝でしょう!

そんな簡単なことでいいのかって?

だって簡単なことじゃなければ長続きしないし、健康を維持するなんてのはホントに毎日毎日の積み重ねで、飽きてしまうようなものはダメだしね。

ネバネバ多糖なんて言ってもこれようは普通に日本人が今まで食べてきた日本食の中に豊富に含まれているものであって、実際は実にありふれた食材ばかりなんだし、

ヒートショックプロテイン分泌に最適な医術は日本が世界に誇る日本鍼灸や日本の指圧なんだし、自分達の足元をもう一度しっかりと見つめ直せば、そこにこそ健康の宝は転がっていたというわけなのです。

例え正常細胞の細胞内にウイルスや病原菌が侵入しても細胞は決して無防備なわけではなく、免疫細胞の助けもない普通の細胞の細胞質内においてウイルスや病原菌は殺されてしまうシステムすらヒト細胞は装備しております。

それがオートファジーという機構であり、この細胞質浄化機構により細胞内に侵入したウイルスや病原菌は膜で包まれて最後にはリソソームという分解酵素70種類を含む細胞内の胃袋に溶け込みウイルスや病原菌は消化分解されて、

そのタンパク分子はアミノ酸に変換され細胞に再利用されてしまいます。

細胞に本来的に備わった精緻なオートファジーによる原初的な免疫を鑑みるに、ヒト細胞の生き抜く知恵に改めて驚嘆の念を深くします。

オレ流免疫論、さらに深層へとダイブしていきます!

2014.07.08 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 免疫強化

ガーディアン エンジェル 10

がんの特効薬とされるものは古今東西において様々なものが注目されてきたが、一例を挙げれば結核菌の菌体成分とくに細胞壁成分であるリポ多糖を使用した丸山ワクチンなどはつとに有名である。

この丸山ワクチンの抗ガン効果の実際についてをネットで検索してみると癌の特効薬という割にはケースバイケースであり、効く場合もありそれほど効かない場合もありといった具合のようで、どうも本当のところ真の意味での効能評価の程は定かではない。

また漢方生薬系の文献資料などでは古来より高貴薬とされてきた霊芝(れいし)、雲芝(うんし)、猪苓(ちょれい)などのサルノコシカケ科の多孔菌属植物などが癌に対して絶大な効果を発揮するとされてきたし、

また江戸初期の漢方医であった永田徳本などはガンの特効薬を使いこなしていたことで有名で、その特効薬はなんのことはないハトムギ(生薬名ヨクイニン)というイネ科の植物の子実を粉末にしたものであり、

きょうびのそこいらにあるドラッグストアにおもむけば普通に漢方サプリコーナーに陳列されており誰でも購入可能なシロモノであり、

また近年においてはマイタケ(サルノコシカケ科)の多糖成分やシイタケ(生薬名コウコ)の多糖レンチナンなどに有力な制ガン効果があることなども囁かれている。

山梨県旧棡原村の長老たちが癌にもならず病気ひとつせずに天寿を全うできたのは半年間のあいだ朝食に主食がわりに食べ続けた里芋の味噌煮であるとされ、

里芋の多糖と味噌の麹菌の菌体多糖のこれら粘性物質に長寿の秘密が潜んでいることを数少ないまっとうな医学者のひとりの古守豊甫氏が見抜きすでに指摘していた。

田舎の都市伝説?などでは山野に自生する自然薯(じねんじょ・生薬名サンヤク)を食べ続けたら余命宣告を受けていた癌が消退してしまったなどという迷信か伝説めいた話しがよくあったりもするが、これもほんとのところどこまで信じていいのか判断が難しい。

末期癌で全身転移で余命半年と宣告された者がやけっぱちになり、毎日、温泉に浸かっていたら半年で出来ていた全身のガンがすべて消えてしまったという実話もじつは真実かどうかは本当のところはわからないが、そんな話しがあることもまた事実である。

つまり、このような癌に効く、効いたの話題は確かに面白いのだが、いつもそこになにか確たるエビデンス(証拠)がないがゆえに惜しいことにすべての人間を納得させることが今までは出来なかったのだ。

しかし、ついにここ本ブログにおいてこれらの癌の特効薬とされてきた物質がなぜガンに有効なのか?の理由が解明され、末期癌がなぜ温泉の温熱刺激ごときで完全に治癒するのか?の真相が解読されるにいたった。

世界初の快挙であると言っていいだろう!

癌という疾患は免疫疾患であり、つまりは人体の免疫系が本来的に正常であるのなら絶対に罹患しない疾患が癌である。

であるのなら人体の免疫システムを正常化し常に正常にコントロールする方法が見つかれば癌は征圧できるということなのだ。

ヒトの免疫システムには従来通りの免疫学に従うのなら外部から病原菌や病原ウイルスや異種タンパク分子が侵入した際に最初に駆けつけて貪食処理を行うマクロファージや樹状細胞や好中球や好酸球や好塩基球などが活躍する①自然免疫と、

自然免疫で排除しきれなかった抗原に高度な攻撃をしかけるヘルパーT細胞やキラーT細胞や制御性T細胞や、抗原に特異的に対応する抗体をT細胞の指令により産生するB細胞やBプラズマ細胞などの②獲得免疫の

二段重ねの免疫システムがあるとされるのだが、この従来の免疫システムの図式が近年の最新の免疫学の研究により若干の補正を余儀なくされる事態が招来されており、

その発端となったのがマクロファージの細胞膜とマクロファージの細胞内エンドソームの膜に存在するTLRと略称される異物認識レセプターの発見でありました。

ヒトの免疫系はまず最初に自然免疫のマクロファージや樹状細胞が抗原となる「病原微生物認識分子パターン」をその細胞膜ないし細胞内のレセプター(受容体)で認識受容することでスタートする。

つまりは免疫系が本来的に正常であるためになくてはならないのが自然免疫における異物認識ということであり、

TLR(トールライクレセプター)という受容体が異物分子を受容することでマクロファージという免疫細胞が活性化し

インターフェロン(ウイルス抑制因子)やインターロイキン(免疫賦活因子)やTNFa(腫瘍壊死因子)などのサイトカイン(免疫細胞などが分泌するホルモン様の情報伝達物質)をマクロファージが分泌することで

自然免疫や獲得免疫で活躍する免疫細胞のすべてが活性化していくということがわかったのだ。

自然界におけるバクテリアや植物の細胞壁成分であるリポ多糖やマンナンやβグルカンやの多糖や粘性成分はすべてマクロファージのTLRが受容し、

細胞核ゲノムDNAの強力な修復保護作用のある生体防御タンパク質のヒートショックプロテイン70やミトコンドリア内でタンパク質のシャペロン分子としてタンパク分子の品質管理をするヒートショックプロテイン60が

血液中に分泌された際にヒートショックプロテイン60と70をマクロファージは馬蹄形細胞外領域であるその触手であるTLRでつかみ取り

ウイルスに侵蝕された核ゲノムの損傷や放射性同位元素で傷ついたミトコンドリアの危機を察知して、

免疫システムのすべてを活性化する指令を発布します。

このようにヒートショックプロテインはタンパク質の管理だけにとどまらず、60兆個の細胞がホメオスタシスを保つために、

そのそれぞれの細胞が今どんな状態にあるのかを細胞外へとヒートショックプロテインを分泌して、免疫細胞のマクロファージに知らせるためのリガンド(情報伝達分子)としても作用し、

マクロファージがヒートショックプロテインをTLRで受容することで免疫系が活性化して、アポトーシスすべきガン細胞やウイルスに罹患された細胞や病原菌に侵蝕された細胞や老朽化された細胞は

貪食処理され新旧の細胞が入れ替わる免疫の本質である細胞リモデリングが促進されているのです。

発酵食品の菌体成分であるネバネバを食べて、ヒートショックプロテイン60、70を分泌する鍼灸指圧術を励行し、体温を少し上げるヒートショックでホットな養生術である各種エクササイズや、

指圧や鍼治療によって皮膚と血管壁から分泌される血管拡張分子である一酸化窒素はマクロファージを賦活するので特に指圧や鍼治療などはマクロファージを元気にする治療術であるし、

灸治療などは温灸なら皮膚へとちょうどヒートショックプロテイン分泌に適した温度帯42℃付近の温度を照射できるし、直接灸なら灸点紙ごしでも軽く50℃近い温度を筋肉層まで到達できて、もちろんヒートショックプロテインが「激分泌!」は当たり前で、

これら鍼灸指圧術で分泌量が増したヒートショックプロテイン32、47、60、70、90、104、αクリスタン、スモールHSPファミリーのすべてのヒートショックプロテインは免疫細胞のすべてを賦活し、細胞保護に活躍するわけで、

鍼灸指圧術とはヒートショックプロテイン分泌を通じてマクロファージのTLRに働きかけて免疫系を賦活する真の意味での自然治癒促進医療であったことが判明いたしました。

要点を簡単に絞ると、

「マクロファージのTLRを刺激するネバネバは天然の抗がんワクチンであり、マクロファージのTLRを刺激するヒートショックプロテインは自前の抗ガン剤だ!」

となります。

ネバネバとヒートショックプロテインさえあればマクロファージを活性化できて癌が予防できる!

「ネバネバヒートでマジな養生法」が実は最強の免疫賦活法だったのです。





Y T トライブ(養生法の探求族)は

ついに人類の宿痾(しゅくあ)

癌を征圧します!

2014.07.05 | | コメント(1) | トラックバック(0) | 免疫強化

ガーディアン エンジェル 9

ヒトの身体には60兆個もの細胞があり、その1つ1つの細胞はまるで単細胞生物であるバクテリアのように単独で自立して命を営んでいると同時に、他の60兆個の細胞とも共生し、

またそれぞれの細胞内には数百からのミトコンドリアと呼ばれる12億年前に真核生物の体内に寄生したαプロテオ細菌を起源に持つ共生体が棲息しており、

ミトコンドリアはミトコンドリアで二重螺旋構造の細胞核DNAとは異なるリング状の独自のMit-DNA(ミトコンドリアDNA)を持ち、細胞内の環境に適応しながら分裂増殖しつつ、

細胞内に取りこまれた酸素とグルコースと脂肪酸とアミノ酸を利用しながらアデノシン三リン酸(ATP)と呼ばれる身体活動のエネルギー通貨を産生しており、

この細胞基質でグルコースを分解する過程で2分子のATPを産生する解糖系の19倍もの高効率で膨大なATPを生み出すミトコンドリアがあったればこそヒトは活き活きとヴィヴィッドに活動的に生きることが可能なのであり、

ミトコンドリアは細胞に取りこまれたミネラルの一時的な貯蔵庫でもあるので例えば内部被曝によって放射性同位元素という放射能を放つミネラルが細胞内に侵入すると

即座にミトコンドリア内に取りこまれて真っ先にミトコンドリア内膜がその電離放射線で被曝し損傷しミトコンドリアDNAの丸いリングが切断の憂き目に遭うわけで、

これにより内部被曝したミトコンドリアはATP産生の能力を完全に失い身体活動に必要なATPの供給がままならなくなると、

何だかどうも最近になって急に筋力が低下したような気がしたり、あるいは疲れやすく感じたり、早い話し身体にまったくチカラが入らないような気がして、物忘れやうっかりポカが増えて認知機能まで後退している気がするなんていうのは、

これATPが不足しているアカシであり、これがいわゆる放射性同位元素のミトコンドリア内部被曝によるATP供給停止がもたらす内部被曝ぶらぶら病の真相の一端であるのだが、

こうした細胞内の共生体であるミトコンドリアたちが内部被曝により危機的な状況に陥っていることは細胞内の小器官であるオルガネラの細胞膜がセンサー役となって様々なリガンド(伝達シグナル分子)が逐一モニターされており、

もしも破壊されたミトコンドリアが多数にいたり、ミトコンドリア内から電子リークが発生して電子伝達系の呼吸酵素であるチトクロムCなどが大量に細胞内に溢れてくるような事態になると、これはとんでもない事態なので最早この細胞はこのまま使用するのは無理だと判断されて

細胞を自然なカタチで凝縮して爆発させて断片化してマクロファージに貪食処理して一掃するプログラムであるアポトーシスというメカニズムが発動されます。

ヒト細胞は毎秒1000万個、ひと晩で1兆個もの細胞が新旧入れ替わり生まれ変わっているとされますが、つまりは通常においても内部被曝などの危機的な状況とは無縁に恒常的にアポトーシスが正確に実行されており、

この健康なアポトーシスは普通は細胞核ゲノムの1.5%の遺伝子群のうちのTNF遺伝子やp53遺伝子やHARAKIRI(Hrk)遺伝子が主導して行われており、

またこうした健康な細胞死であるアポトーシスと区別される壊死(えし)はネクローシスと呼ばれる生理現象であるが最近ではプログラムされた壊死であるネクロプトーシスなる現象があることもわかってきており、

いささかアポトーシスとネクローシスとネクロプトーシスとのパラダイム分類に無理が生じつつあるなどという状況も生まれていますが、

放射線やヤケドや外傷などで細胞が死んでしまう事を一般的には壊死(ネクローシス)と呼び、つまりは内部被曝によってもたらされるのが壊死なので言わば内部被曝ぶらぶら病などは「ミトコンドリア・ネクローシス・パンデミック」と呼んでしかるべき現象とも言えます。

ヒトとは60兆個の細胞がコロニー(群れ)となった存在であり、常にそのコロニーの一部をアポトーシスして死滅させ一部を滅ぼしながら同じ数の細胞をまた新生して細胞リモデリングを行うことでコロニー全体の恒常性を維持している。

つまりアポトーシスというシステムはヒトが生きていくうえにとっては実はなくてはならない程に重要な機能であり、それゆえにアポトーシス機序には幾つものバックアップ体制ができているようで、細胞核ゲノムが主体となったもの以外には、

ミトコンドリアが主導するものや免疫細胞であるマクロファージやNK細胞やT細胞が主体となるアポトーシスや、さらに細胞質浄化機構であるオートファジーやユビキチン・プロテアソーム系などの細胞内の主に変性タンパク質の分解を通して細胞内の品質管理を担う自食機構などもアポトーシスには一枚からんでおり、

またヒトはタンパク質の塊(かたまり)なのでタンパク質の品質管理はもっとも大事なことでありそのもっとも大事な役目はヒートショックプロテインという生体防御タンパク質が主に司っており、やはりヒートショックプロテインが先導するアポトーシスもあり、

ヒトはよりよく生きるために常によりよく死んでいく存在であることに驚愕すると共にこのような不思議で不可解で崇高な生理現象にはただただ賛嘆の念を抱くのみである。

般若心経には「不増不減(ふぞうふげん)」なる文句があるようだが、まさにヒト細胞60兆個の営みの有り様(ありよう)がこの仏教の一語に凝縮されていると言えよう。

アポトーシスをバックアップし細胞リモデリングを促進するのも「ネバネバヒートでマジな養生法」です!

アポトーシスを制し、マクロファージを制し、ヒートショックプロテインを制し、ミトコンドリアを制し、オートファジーとユビキチンプロテアソーム系を制し、細胞核ゲノムのセントラルドグマを制し、腸管造血を制し、経絡場を制し、これらすべてを制したなら

「疫病を免れ」て「自己と非自己を見分け」て「細胞の品質管理」が徹底し、

3.11後のサバイバル時代を生き延びることができるだろう。

まだまだ免疫論は続きます!

2014.07.04 | | コメント(7) | トラックバック(0) | 免疫強化

ガーディアン エンジェル 8

家を新築すると最初はピカピカでどこもかしこも新しくてキレイで建具なんかもスースー動くんだけど、ずっと使い続けているとそのうちに色んな箇所が傷んできて、外壁はコケが生えたり塗装がはげてみすぼらしくなるし、内装の壁紙もくすんできて子供の落書きは酷いし、建具は家が傾いてきたのか少し片方が浮いてるし、

押し入れの戸なんかまったく何でこんなに動きが悪いんだよ!べらぼうめぇと毎回開け閉めの度に憤慨して副腎髄質のアドレナリンの分泌量がそのたんびに増してるし、台所の流しの排水溝に水が流れていかなくなって、おかしいから「なんでも屋」に来てもらって見てもらったら、

排水溝に続くパイプの中にバクテリアが大量に増殖してバイオフィルムというバクテリアの基地がパイプ内面にビッシリと築かれていて、それでパイプの内径がどんどんと狭くなって結果、水がまったく流れなくなっていたと判明したり、

なんかドアノブの動きが最近悪いなと思っていた治療院のトイレにパンツ一丁になって入って用を足して、さて出ようと思った矢先に「カチャ」と妙な音が手元でした瞬間にトイレから出られなくなり、しょうがないので治療院の電話の子機はいつも持ってトイレに入るのでその子機で自分のウチに電話して

家族に来てもらったはいいが、トンカチだの定規だのでいくらいじくってもどうにもしようがなく、結局は押し出し窓から身体をすりだして、このへんじゃあ有名なお菓子屋「たこまん」の階上の壁伝いに水道管の上を歩いて治療院の流しの横長窓からって、早い話しが便所を窓から出て外から迂回してようやくほうほうのていで治療院内へと戻って、

これじゃあ「ダイハード」のブルース・ウイリスだぜ、なんて家族に向かってかっこつけたのは3年前の春の出来事だったな、なんて今ふと思いだしてしまったけど、まあウチというものも使っているとだんだんとガタが出てきて、色々と難儀しますが、普通は内壁も外壁もある程度汚くなれば張り替えたり塗り直したりするし、

ドアノブがぶっ壊れれば新調するし、あまりに内装が劣化すれば内部だけをリニューアルとか、いやもういっそ全部取り壊して家を建て直すなんて事もあるのがヒトのおウチ事情なんですが、

実は人間の細胞も同じで細胞新生といって最初に出来たてホヤホヤの細胞はそりゃあ新品ピッカピカで細胞膜もキレイだし、細胞内オルガネラの小胞体もリボソームもゴルジ体も細胞骨格のチューブリンも細胞内筋肉のアクチンフィラメントもミトコンドリアもリソソームもどの細胞内小器官の装備も機能もピンシャンとしていますが、

同じ細胞を使い続けているとそのうちに細胞膜なんかは3.11後は放射性同位元素にさらされて猛烈に酸化して劣化が激しくなるし、小胞体はカルシウム貯蔵庫なんでそこにストロンチウム90が濃縮した日には目も当てられないし、ミトコンドリア内に入りこんだすべての放射性同位元素は内側からミトコンドリアを破壊して電子がリークする漏電現象が発生して挙げ句の果てにまた活性酸素が大量に生まれてしまい、

核ゲノムはこのように大発生した活性酸素によって傷ついてDNA鎖がぶった切られると、タンパク質を生み出すセントラルドグマがうまく起動せずに起動したとしても出来上がったタンパク分子が変性しており、使い物にならない変性タンパク質の蓄積がやがて細胞質を満たすと最早この細胞はゴミ屋敷と化して、使用不能になりますが、

チトクロームcという酵素を漏出することで細胞まるごとをプログラム自殺に導くミトコンドリア主導のアポトーシス誘導がミトコンドリアが破壊されているがゆえに起動できないので、結局はこのゴミ屋敷細胞は自分自身で自前で分解処理して消えてなくなる作業ができなくてそのまま残ってしまいます。

こんなボロボロの細胞ばかりがリモデリングされずにはびこるのが3.11後の身体事情でありますが、

ここで一発逆転!

全身のマクロファージを活性化できれば、ゴミ屋敷が一掃される可能性が見えてきます。

なんせ60兆個の細胞の品質管理はマクロファージが請け負っておりますから。

さて、続きは次回に。

飯山さんとこの放知技に投稿して、こっちの自分のブログ記事の更新と今朝はけっこう忙しいっす(笑)

2014.07.03 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 免疫強化

ガーディアン エンジェル 7

免疫細胞のマクロファージの多能性に関しては先の記事ですでに触れましたが、マクロファージが免疫の本義である「疫病(えきびょう)を免(まぬか)れる」や「自己と非自己を弁別する」という仕事以外に

「細胞の老化や劣化の状況をくまなく見回りパトロールし古くなって使えなくなった細胞やウイルスや病原菌に罹患されて機能が停滞した細胞をアポトーシス誘導し貪食処理し、新しい新品の細胞にリモデリングさせる」

という役割があることにビックリした方も多数いることと推察いたします。そうなのです。

実は免疫細胞の真の役目とは、いわゆる外敵である病原菌や病原ウイルスや抗原タンパク分子との闘いという従来通りの抗原と免疫細胞との闘いという二項対立の短絡的で幼稚な免疫戦争、インナーウォーズの視点だけでは読み解けないものが含まれており

実はこの細胞の品質管理という本業の仕組みの解読にこそもっともっと生命原理に沿った免疫の本質が潜んでいるのではなかろうか?

ということについて今回はザックリと話してみます。

免疫疾患とカテゴライズされる病態は非常に多く、膠原病や関節リウマチや全身性エリテマトーデスやシェーグレン症候群などの、免疫細胞が自己と非自己の判別が不能となり自己を攻撃対象として慢性的な炎症が体内で続いてしまうとされる疾患などは即座に免疫疾患として想起されますし、

異種タンパク分子を主な抗原として免疫抗体である免疫グロブリンIgEが大量に産生されてしまい過剰な免疫応答により各種症状に悩まされるアレルギーやアトピーなどもまた免疫疾患の一形態であるし、

今や国民の2人に1人が罹患し、それはまるで風邪に罹るように一般化した事象だから例え罹ってもそんなに気にしなくていいし、だから今から増えるガンは別に福島事故原発から大量に放出された電離作用と励起作用と酸化作用が顕著で強毒性を帯びた原発燃料のウラン核分裂に由来する数百種類の放射性同位元素が呼吸や飲食を通じて

体内に入りこみ血液中を巡回し細胞内に侵入し細胞内オルガネラのミトコンドリアを破壊してアデノシン三リン酸が産生できないので、ミトコンドリアでのATP産生のバックアップとして細胞質基質でのブドウ糖を乳酸に分解しピルビン酸からアセチルCoAに変換しようとして2分子のATPを生み出す解糖系という

ATPエンジンを亢進させることで何とか命をつなごうとしているのがガン細胞の真相なのだが、このガンという不思議で深遠な生理現象において今後パンデミックと呼ばれる程の爆発的な発症増加が例え起こっても

それは放射能とは一切、因果関係はございません、と前もって先手を打って中学生に公教育の現場を利用して国家権力が総力を挙げて「がんちゃんの冒険」なるDVDまで作成し配布して洗脳教育を施しているとまで囁(ささや)かれるあの

人類がテロリストの如く忌み嫌う最大の免疫疾患である癌(がん)など、本来的にはすべての疾病は免疫疾患でありまして、つまり、免疫細胞はすべての病気や症状と関連していると言っても過言ではありません。

ですから免疫細胞の本質を知ることは結果としてすべての病気や症状とおさらばできる可能性が秘められているのではなかろうか?と推定されてくるのです。

ヒトの60兆個の細胞においてその「ファサード」つまり正面玄関や「顔」に当たるのが細胞膜の糖タンパク質でできたペプチド抗原であり、

専門用語ではMHC( major histocompability complex)と呼び慣らされ、日本語訳にすると「主要組織適合性遺伝子複合体」なるとてつもない長ったらしい用語に変換されるタンパク分子が細胞膜の表面にフラッグ(旗印)か看板の如く目印として立っていまして、

この言わば細胞の顔であるアイデンティティーカードと呼べる細胞膜糖鎖を使って免疫細胞たちは様々な情報交換をし、あるいは古くなった細胞や使い物にならなくなった細胞やガン細胞と化した細胞に立てかけられたMHCを抗原として認識することで、

全細胞の品質管理を行っているというわけなのです。この細胞膜に掲げられたペプチド抗原のひとつが細胞が危機的な状態に陥った際に細胞外に分泌されたヒートショックプロテイン60やヒートショックプロテイン70というわけで、

このヒートショックプロテイン抗原の提示はマクロファージの異物認識センサーレセプターであるTLR4に受容されると、

「おっと、この細胞さんはだいぶやられてまんがな!こりゃあ、ほっとけないぜ、うん、この食後感はもしやインフルエンザウイルスに罹患してるんか?どうもそうやな、ふむふむ、ほなT細胞のヘルパーさんに連絡してキラーT細胞の応援を頼まなアカン、忙しくなってきたわい」

なんてマクロファージが主体となって自然免疫が始動しており、ガン細胞の場合はガン抗原が提示されるのですが、ガン細胞は生き残りをかけてこのガン抗原であるMHCを上手にカモフラージュして隠す習慣があるので、ここでヒートショックプロテインを発動するとガン抗原の提示率が飛躍的に10倍以上も高まって

「あっ、マジイじゃん、ガン細胞がこんなとこに出来てるじゃん、こりゃあイカンわい、全免疫細胞の活性化じゃあ〜!」と即座にマクロファージにガン細胞は見つけられて

マクロファージはサイトカインのプロスタグランジンやTNFa(腫瘍壊死因子)やインターロイキンを分泌して全身の免疫系を賦活して、ガン細胞への攻撃態勢を整えます。

ということでMHCという細胞膜にある抗原ペプチドはめっちゃ重要で重大なアクセサリーですので、絶対に覚えてちょうだいね!

で、本講義は次回へと続きます。

2014.07.01 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 免疫強化

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