豆乳グルト

まだ始めたばかりであるが近在のスーパーで購入した豆乳ヨーグルトを食す新習慣がどうやら定着しつつある。この豆乳ヨーグルトの先駆者というかそもそもの発案者は飯山一郎さんという乳酸菌培養のプロフェッショナルであり、そのブログから読み取るにたいへんに古今東西の叡智に造詣が深い方であり、311のフクイチ放射能被害をいち早く認識し、その自衛策として米とぎ汁を自家培養しその乳酸菌を使って豆乳を発酵させこの自家製豆乳ヨーグルトを食べて腸内細菌を賦活し放射能による内外被曝に打ち勝つ強い身体造りを提唱されてきたといういきさつがある。放射能被曝をなんとしても最小にしたいと考える者たちにとってはこの豆乳ヨーグルトによる自衛策は何よりの福音となったのだ。311からもうすでに2年が経過した。311直後から養生に励んだ者とそうでない者には歴然たる違いが現出してくる時期かもしれない。

ちまたではヘルペスなどに罹患する者が増えていると聞く。これもまた被曝による免疫不全の徴候かもしれない。例えそうであってもこの国はそれを認めないのだからとにかく自衛して自己の免疫力を上げていくしかない。免疫力とはひと言で言えば腸内細菌力なのです。人体の免疫の70%が小腸のパイエル板に存在する、ということの真意はつまりは腸内細菌によってその免疫細胞である白血球の70%が生み出されている、ということなのです。つまり自分の腸内に棲む腸内細菌、自分の腸内常在菌を元気にし、数を減らさない養生法が結果として70%の免疫細胞をよく産生するのです。人体の免疫細胞である白血球は全部で2兆個ありますが、毎日1000億個がリモデリングしています。その内の70%が常に腸管内で腸内細菌によって生み出されていると仮定すると700億個の腸内で生み出される白血球が免疫のカナメなのかもしれません。

つまり常に腸内では食べ物から得られた栄養素を利用して腸内細菌が免疫細胞を産生しているのですから、いかに常に腸内細菌を元気にしておくことが重要かが理解できます。自己の常在性の腸内細菌を増やし元気にするには植物性の繊維食を豊富に摂取することは必須でありますが、それ以外にもセロトニンの原料となるアミノ酸のトリプトファンなどは肉や魚や卵に含有されていますのでこれらもしっかり摂取することも重要です。この必須アミノ酸のトリプトファンを原料に腸内細菌がセロトニンの前駆体を作ると脳内へとこのセロトニン前駆体が運ばれて脳内セロトニンができます。このたった2%しかない脳内セロトニンによって人の情動が安定するのかどうかは定かではありませんが、一応は心に留めておくべき事項です。さらにもう言うまでもなく発酵食品などの生きた菌類を含む食品は腸内細菌を賦活することは論を待ちません。胃酸は確かにpH1にまでなる強酸性でありほとんどの菌類は胃液によって殺菌されますが、耐酸性の植物性乳酸菌などは生きたまま腸内へと入ります。ここでこの外来性の植物性乳酸菌が爆発的に増加するというのは飯山一郎さんの意見ですが、恐らくは乳酸菌培養のプロフェッショナルが申すことなので間違いないでしょう。

私は以前はここにこだわり今イチのところ乳酸菌、発酵食品に傾倒しなかったのですが、この菌類はたとえ胃液で消化されてもその菌体成分がやはり腸内常在菌を賦活することは事実であり、また免疫学者などが申すには植物性乳酸菌の腸内生存率は動物性乳酸菌の約10倍と言いますから、豆乳ヨーグルトの効能はやはり腸内常在菌を確実に賦活すると言えそうです。家人たちもたいへんに気に入っており、便通が整うと喜んでおります。便を造るのも腸内細菌の仕事ですから、腸環境の整備には絶大な効果を発揮しているようです。

被曝防御の自衛策なくばこの日本ではとうてい健康を維持できません。でも声高に訴えたところで誰も聞いてはくれません。そういうものと割り切り各自で淡々とレジスタンス運動を展開するのが一番の良策です。ちなみに私は最近はこちらの飯山さんの掲示板にも繁く足を運んでおりますので参考までにリンクしておきます。

さて、今日はたまの安息日です。アントシアニンの大量摂取に出かけます。ウフフ。

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2013.03.24 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 腸内細菌

仲間たち

ウイルスは現在のところ4000種ほどが特定されているそうであるが、それがこの地球上のすべてのウイルスであるわけではなく、わかっていないウイルスがまだ無数存在する。一般にウイルスは悪者のイメージで語られるが実は胎盤の形成などに関与する善玉ウイルスも存在する。ウイルスの大きさは細菌の10〜100分の1であり極小の世界であるのだが、中には細菌なみのウイルスも発見されている。

腸内細菌はよく善玉菌、悪玉菌、日和見菌と三種類に分類されるが、ウイルスもまた同じく善玉ウイルス、悪玉ウイルス、日和見ウイルスに分類できるのかもしれない。悪しき細胞として忌み嫌われるガン細胞も潜在ガンやガンモドキと呼ばれ何ら悪さをすることなく天寿を共に全うするガン細胞が存在する。これなど善玉ガン細胞と呼べそうである。日和見ガン細胞はどうかすると悪性化して増殖膨大するガン細胞。悪玉ガン細胞ははなっから増殖してしまうガン細胞。細菌もウイルスもガン細胞もすべからく3つのカテゴリーに分類できてしまうようである。三は万物を生じる。

人間の性格も一緒だろう。根っからの善人もいれば、根っからのワルもいるし、そのどちらでもないがその場でコロコロ変わるお人好しもまた多数存在する。自分はどのカテゴリーかと考えるとまあ、善人にいささか傾いたお人好しというところだろうか。

近代医学はウイルスや細菌の悪の側面を強調することで存在意義を主張してきたと言える。それはバイ菌を極度に嫌う極めて排他的な思想をも生みだしてきた。近年のアレルギー疾患、アトピー症の増大の一因にはこの潔癖症とも言える世相が原因していると指摘する医学者がいる。チベットでは風呂に入るのはひと月に1回であるがアトピー症はまったく見られないという。常在菌を洗い流す程の清潔志向は結果として身心を弱体化してしまうのである。

子供に土いじりをさせると知らぬ間に土が口中から腸管内へと侵入する。すると土中に棲息していた無数の菌類もまた腸管内へと入りこむ。これが子供の腸内細菌を豊かにし、子供の免疫力を上げるなどという見解もある。土いじりなどしなくなった頃から確かにアレルギーは増えたのかもしれない。

汚染されていない土がどこにいってもある時代なら良かったのに、今や日本全土は放射能まみれです。悲しいかな土に頼ることもままならないのでしょうか。いやはや人間とはかくも愚かな生き物なのかと人間である私は反省し馬鹿さ加減を反芻しております。

ウイルスや細菌も地球に共に生きる仲間です。少しはこのミクロな共生体たちに思いを馳せましょう。

2013.03.15 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 腸内細菌

唯腸論

免疫の70%が回腸のパイエル板に存在する、という事は既に知っていたのであるが、実は腸内細菌がそこで免疫細胞を賦活する物質を産生し、腸内細菌のチカラによって70%の免疫細胞たちが生み出されているという事実を最近になって知ることができた。ガン細胞を瞬殺するNK細胞は人により保有数は異なるが50億個〜1000億個も存在する。このNK細胞を生みだしているのも実は腸内細菌なのである。私たちが癌になるかならないかは腸内細菌の質や量に決定されているのである。

NK細胞は朝の9時と夕方の5時に活性化して、夜の9時には活性が低下するそうである。朝ご飯や夕ご飯の前後に活性化するのだろうか?夜の9時には就寝していろ、ということなのだろうか?原始人類は2食でちょうど朝9時前に朝食を済ませ、夕方5時前に夕食を終える生活パターンだったのだろうか?

まあ、ほんとのところはどうなのかは推測するしかないけど、朝9時と夕方5時にNK細胞が活性化しているってわかれば、そこに合わせてガン治療なんかしたらいいのかもしれないね。というか通常において私たちのNK細胞はこの時間帯にガン細胞を見つけては消してくれているわけだから、この時間帯には沈思黙考、瞑目して手でも合わせて自分のNK細胞を拝礼する時間にしてもいいかもしれない。神は内部に宿る。

腸内細菌がセロトニンやドーパミンの前駆体を産生するとその前駆体が血液中を流れて血液脳関門をくぐり脳内へと到達する。すると脳内で前駆体がセロトニンやドーパミンへと変換されて人は多幸感や精神的安定を感じるという説がある。なかなか優れて素晴らしい見解かと思う。

セロトニンというホルモンは脳内にはたった2%しか存在しない。残りの90%は腸管上皮のEC細胞という上皮細胞の中にある。オメガ顆粒という水風船みたいな袋の中にセロトニンは溜められているのである。この腸内セロトニンは消化管運動を司っており、腸内に良からぬ細菌や異物が侵入した場合にはオメガ顆粒が細胞膜まで近づいてそこで顆粒が破れてセロトニンを大量放出するのである。すると組織液などが大量に動員されて下痢症状が起こり、腸管内に侵入した異物が一掃される仕組みである。

通常は腸内セロトニンは排便をスムースに行わせる役目を果たしていると私は個人的見解を抱いている。セロトニンは情動の安定と関係するホルモンと仮定するとセロトニンがうまく正常に分泌されていれば排便もスムースで気分も良いとなる、が、セロトニンがうまく分泌されないと便秘になり気分がふさぐ、となり、セロトニンが大量に分泌されると下痢になり気分もそぞろ、となるとは以前にも指摘済みであるが、たぶんそんな感じだろうと確信の域に達しつつある。

たった2%の脳内セロトニンがもたらす情動の変化よりも90%の腸内セロトニンの分泌変動こそが人の気分を左右していると考えることは決して荒唐無稽ではあるまい。人は脳よりも腸で思考し感じているのである。

免疫細胞の70%が腸内細菌によって作られる。人の気分は腸内セロトニンの分泌変動で決まる。人は腸によって、腸内細菌によって生かされているのである。

腸内細菌を豊かにする食事とは門歯臼歯28本、犬歯4本の比率で食物を構成するのがやはりベストである。植物性食をほとんどで、少しの肉、魚、卵を食べるという食のスタイルが結果として腸内細菌を元気にしセロトニン前駆体をよく産生させるのである。肉や魚や卵にはトリプトファンというセロトニンを作る材料となる必須アミノ酸が含まれているのであるから、肉や魚や卵もまた必須な食材と言えそうである。セロトニンフーズの誕生である。いや違うな。腸内細菌フーズが正しいだろう。

腸内細菌を元気に豊かにする食事、ライフスタイルこそが人を健康に幸せにするのだ。やっと本物の養生が何であるのかが見えてきた。探求の醍醐味を今味わっている。みなさん、ついに青い小鳥が手中に舞い降りましたよ。そうです。腸内細菌こそが私たちの青い小鳥だったのです。小鳥は腸内に宿っていたのです。どこでもないここに。このおなかの中に幸せの鍵はありました。

2013.03.02 | | コメント(4) | トラックバック(0) | 腸内細菌

群知能

セロトニンという神経伝達物質は腸管上皮のEC細胞(クロム親和性細胞)のオメガ顆粒という袋に90%存在している。つまり人体のほとんどのセロトニンは腸に存在する。残りの8%が血小板に内包されており、あと残りの2%が脳内にある。この脳内セロトニンが不足することがウツ病の原因とされるのである。へぇ〜、ほんとにそうかい?ここんとこはよく吟味しないとイケナイと思うけど。

実はこの脳内セロトニンは腸内細菌がセロトニンの前駆体を作ってくれてそれが血流にのって脳関門という選別フィルターをかいくぐって脳内へと到達すると脳内セロトニンができるとされている。だから腸内細菌がセロトニン前駆体を作るチカラこそがウツ病の予防になるとも言えるのである。セロトニン再取りこみ阻害剤なんざ飲むとさ、逆に腸内細菌が死滅して腸内細菌バランスが攪乱されて結果として腸内細菌がセロトニン前駆体を作る能力が低下するか、もしくはまったく作れなくなるだろうから、腸へ薬物を投入することは極力控えるほうが無難と言えそうである。

ようは腸内細菌を豊かに元気にすることが結果として脳内セロトニンをよく供給することになる。腸内細菌は植物繊維が腸内へ来ると数を増して元気になるのだから、植物性の繊維をよく含む食材を食べていれば腸内細菌は元気になる。そこへ肉や魚や卵などに含まれるトリプトファンというアミノ酸を投下してやると元気になった腸内細菌がこのトリプトファンからセロトニン前駆体を産生してくれて血流にのってセロトニン前駆体が脳内へと到達すると脳内セロトニンが満たされてハッピーな気分になるというわけなんだね。門歯臼歯で植物性食7、犬歯で動物性食1の理由がこれでよくわかるってこと。

で、セロトニンってのはもともとはバクテリアが仲間とコミュニケーションする際に使っていた物質なんだって。だから腸内細菌がセロトニン前駆体を作るのも当たり前なんだろうけどね。人間もまたこのバクテリアが使っていた物質を流用させてもらったんだね。実は生物界ではこういう使い回しはよくあることでハエの目を作る遺伝子と人間の目を作る遺伝子は同じものを使っているからね。だいたいハエもサルも人間も遺伝子の総数とか種類はたいして違わないんだよ。ただトリガーが引かれて発現するものが違うから出来上がった生命体の様式が異なるということなんだ。

そいでさ、アフリカなんかでたまに大発生して公害をもたらすイナゴの大集団ってのが発生するスタートにセロトニンが関わっているんだよね。イナゴは普段は単独行動しているんだけど、ひょんな拍子に仲間の足に自分の足が触れたり、仲間の匂いに感応したりすると、そのイナゴの体内にセロトニンが分泌されちまうんだ。するとそのイナゴたちはちょいとイイ気分になっちまって、ヘイベイビー!ご機嫌だぜ!もっともっと仲間を呼んでパーティーでもしようぜ!ってなってくる。それが結果としてイナゴの大集団を形成してしまう、ということらしいんだ。

つまり群知能という法則に深く関わっているのがセロトニンというホルモンと見なせる。人間の単独個体もまた細胞数60兆個、ミトコンドリア数1京8000兆個、常在菌数101兆個という巨大な群衆であるわけで、この超巨大な微細生命体の集合体をいかにうまく群知能で導くかということは健康でいるうえで大きな課題なわけ。その群知能を統率するホルモンこそがイナゴ集団を統率し、腸内細菌が前駆体を作るセロトニンそれであると仮説を提示してみたい。人間が使う神経伝達物質は100種類以上あるそうだがそれらもまた人間という1個の群衆を導き統率する物質なのだろうと推測される。

人間という種の群知能は腸内細菌に依存している?いいじゃないっすか。いまだにバクテリアと等しい存在、いな、バクテリアに依存しなければうまく生きられない種族が人間だって?その通りだよ!人間中心主義を捨て去りミトコンドリアや常在菌と仲良く共生するユートピアこそが養生の秘訣である。正常な自己組織化の鍵を握る物質がセロトニンと言えそうである。

2013.03.01 | | コメント(10) | トラックバック(0) | 腸内細菌

あチョー

デンマークのドラーケンベルグは111歳の時に60歳の女性と結婚したが、まもなくその女性と死別してしまい、あっぱれ130歳の時に若い農婦に恋をして求婚するが断られ、失恋の悲哀をしみじみと噛みしめて146歳でご他界召された。スコットランドの漁夫ジェンキンスは160歳の時に140歳になる子供に付き添われて法廷に出廷し、120年前の事件の証人になり、その9年後に169歳であの世に旅立った。151歳で子供を作りその末っ子が9歳になった年に160歳で亡くなったのはノルウェーのヨシフ・スルリントン。コロンビアのネイティブ・インディアンであるジャベイラ・ペレイラは1958年に169歳で大往生を遂げた。イラクでは185歳まで生きた者がいるとされ、イラン東部のコラッサン地方では180歳の老人が見つかったとも伝聞されている。

クラクラする程のオールドパー超級の長寿者は意外にも世界のそこかしこにゴロゴロいるようである。私は今現在は43歳なのですが、少なくとも後100年は余裕で生きられるということになりましょうか?へぇ〜、実は人間の寿命って思った以上に長いのかもしれんね。まあ通常の生理学では成体に達した年数の5倍が生物寿命とされるので、人間の寿命は24×5で120歳が相場です。

しかし下馬評を覆すオーバーテロメアの、ドラーケンベルグ146歳、オールドパー151歳、ヨシフ160歳、ジェンキンスとジャベイラの169歳。テロメアなる遺伝子が存在し細胞分裂の回数が決まっているからその回数券を使い切ると細胞は寿命を迎えるなどという詳しくは知らない仮説があるのですが、そんな事におかまいなくアッサリとテロメア仮説をクリアしていると思われるリアルな長寿者が実際に世界には存在しているという事実は我々にワクワクするような生きる希望を与えてくれる?かなぁ〜?まあ放射能時代だからさ、あんまりね、パッとしないわけよ。

それでも何とか気持ちを持ち直して長寿と健康を考察していきましょうかね。北欧やスコットランドなんて随分と寒い地方なんだけど長寿者がいるわけで、そこをどう考えたらいいのだろうか。寒いと身体は堅くなるし、血圧が上がるわけで、脈管系にはけっこう負担がかかりそうなんだけど、さにあらず、ノルウェーのヨシフは160歳。エスキモーが食する世界一臭い発酵食品がキャビックというウミツバメの発酵した食品なんだけど、確か北欧には缶詰めのニシンが発酵したのがあったよね。あれがキャビックに次ぐ強烈な発酵臭を醸すらしいけど、まさかヨシフの御仁はこのニシン発酵食品を摂取することで160歳の長命を達成したのだろうか?

かつては日本の長寿村として名を馳せた山梨県は旧棡原村の長寿者たちの腸内細菌を精密に調べたデータが存在する。それによると通常は40代を境に腸内細菌バランスはあるエイジングを象徴する勾配傾向を示すようになる。加齢による乳酸菌劣勢、ウェルシュ菌優勢というトレンドである。

私たちがオギャーとこの世に生をたまわり最初に食べる食べ物は母なる乳。母乳です。この初乳を飲む際に乳首に棲息していた菌類が赤ん坊の腸内に入りこむのである。母親由来の乳酸菌こそが私たち腸内細菌の母なる菌なのでしょう。こうして赤ん坊の腸内に棲みついた菌はその後その赤ん坊体内で終生働き続けてくれる。母との絆は実は腸管内で生まれてから一生続くのかもしれません。

その後、大気や食事から入りこんだ様々な菌類もマンマ乳酸菌と共に腸内常在菌と化し、ビタミン合成、ホルモンや神経伝達物質の産生という人体にとってかけがえのない仕事をこなしていく。また外来性の有毒な菌類が侵入した際にはその有毒菌が腸内で繁殖しないようにガードする役目も腸内常在菌は担っている。胃液が通常においてはほとんどの有毒菌を殺菌してくれるのであるが、まれに胃を通過して腸内へと入りこむ菌も存在する。

有毒性ではないが耐酸性の好酸性乳酸菌などはアッサリと腸内へと侵入する。しかし外来性の菌に腸内常在菌が長期間の繁殖環境を与えることはないのである。常在性のマンマ乳酸菌たちがすでに叢(むら)を形成しているゆえに外来性の乳酸菌は3日もすれば排泄されてしまうのであるが、この3日間の腸内生存期間に外来性の乳酸菌もまた何らかの免疫賦活、ビタミン合成、死菌化によるタンパク質の供給などの役目を果たす可能性は否めない。ゆえに発酵食品の摂取が長寿に果たす役割はあながち馬鹿にできないのかもしれません。

棡原村の健康なお年寄りの腸内細菌バランスは80代、90代になっても40代以前の優良なバランスを維持しておりました。乳酸菌優勢、ウェルシュ菌劣勢というトレンドです。つまり棡原村のお年寄りたちの腸内では初乳から始まったマンマ乳酸菌を介した絆はとぎれることなく続き、それゆえに一生を無病息災に過ごしたと見なせてくるのです。長寿と腸内環境は密接に連関しているようであります。

長寿は腸寿、が真理?だったりしてね。

享年169歳!無敵の長寿者ジャベイラが故郷コロンビアのネイティブたちは植物性食品7対動物性食品1の食の黄金律を守る質樸で謙虚で近代文明を拒絶するわれらモンゴロイドの一員です。イランやイラクもまたそれに準ずる食体系であろうと推測されます。かつての世界三大長寿村である旧ソ連コーカサス地方、パキスタンのフンザ王国、エクアドルのビルカバンバ、近年の調査で判明した新長寿村である4つのブルーゾーンであるアメリカ・カリフォルニア州ロマリンダのセブンズデー信徒たち、コロンビアのニコジャ半島に住むネイティブモンゴロイドたち、イタリア・サルディーニャ島の原住民、日本の沖縄の長老たち、もまた食の黄金律をよく守ったがゆえの健康長寿であったと私は推測しています。食の黄金律こそが腸内細菌叢を40代以前に引き留めた秘訣であったのでしょう。

腸内環境を維持して放射能にも負けず。

オールドパー越えに挑んでみようじゃあ〜りませんか!

2013.02.18 | | コメント(1) | トラックバック(0) | 腸内細菌

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