治すのではなく治る



「今の凡医どもは、


頭や首が強く痛んで寒気がすれば、


いつでも桂枝湯、


胸脇が苦満すれば、


医者が百人かわっても小柴胡湯、


四肢が厥逆すれば、


いつでも四逆湯を与えるという風に、


前後の考えもなく、死物のような


決まりきった処方を使って、


活き物である病気に対して


『死用』するから、


病気が治るわけがないのだ。


自然に治る病気が、


百のうち八・九十もあるからこそ、


『名医らしい顔をして』


商売ができるのだ」


中神琴渓『生生堂雑記』








ほんとの名医は

他でもない自然治癒力。

でも実際は、その自然治癒力を

うまく引き出せる者が、

ちまたでは名医と呼ばれているのだ。

だからイジワルな言い方をすれば、

自然治癒力を名医は利用しているだけなのだ。

でも、自然治癒力を引き出すのにも、

それなりに熟練の医療の腕がいる。

自然治癒力を自在にあやつり、

自然治癒力を自由に引き出せれば。

名医の称号を欲しいままにできる。

しかし、それはじつはやはり

とても難しいことなのだ。

わたしが治すのではない。

患者の自然治癒力が治すのだ。

治すのではなく、治るを導く。

それをいつも肝に銘じて

わたしは治療している。


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2017.11.13 | | コメント(4) | トラックバック(0) | 鍼灸指圧

ハリィー式・最強健康法




うまい具合に結論が出たので、

まとめておく。

気とは現段階では何であるのかと

確定的には言えないが、

磁電エネルギーのようなもので、

かつ素粒子よりも小さい何らかの粒子の可能性がある、

と予想されている。

そして実際に気功師が気を放つと、

それは光りとなって写真に写る場合もあり、

そうした電磁波の交流が気功師と被施術者の間の

脳波同調現象を引き起こす事がわかっている。

こうした気のやり取りにより、

ひとの体のなかにある副腎という臓器が

活性化することで副腎皮質ホルモンの分泌が盛んになり、

その結果、免疫力が高まることが

予想されてきた。

そしてその免疫力の本質とは、

白血球の消化能力のことであり、

白血球の消化能力を高めるには、

深い呼吸を意識し、細胞内にまで

酸素をよく供給し、細胞内小器官のミトコンドリアを

活性化することが必須である。

つまり副腎を気で活性化し、

呼吸でミトコンドリアを活性化すれば、

最強の免疫力が獲得できると見込めるのだ。

副腎を活性化するには、

副腎の周囲の血流を良くすることが大事だ。

それには背中や腰のコリを取り除くような

鍼灸指圧がベストだ。

もちろん柔軟体操、ストレッチ、ヨーガなどを

自分なりにアレンジして生活のなかに取り入れて、

背中ほぐし、副腎ほぐし、に努めることは、

よく副腎を活性化するだろう。

あとは時々、深い呼吸を心がけて、

全身のミトコンドリアへと酸素をよく供給する。

酸素を全身に運ぶのは血液中のヘモグロビンだ。

ヘモグロビンは鉄元素に酸素を吸着して運ぶ。

だから食事からの鉄分の補給は

酸素運搬の補助になりそうだ。

鉄分を多く含むような食事を心がけ、

酸素をたくさん吸い込むような深い呼吸を時々心がけ、

副腎の周囲をほぐすように背中や腰を柔軟にし、

そんな生活を心がければ、

無病息災、一生、健康でいられそうだ。

気、気、気と、気の正体を暴こうと、

そうやっきになることはない。

副腎、呼吸、酸素、ミトコンドリア。

このあたりを極めれば、

どうやら本物の気功師に気を当ててもらうのと、

おなじ効果がタダで手に入りそうだ。

本物を追及し、それを編集し、

そうして誰もが真似できる実践法へと落とし込む。

ふつうの人々の手の内に本物の叡智を落とし込むことが

できてこそ、本当の本物なのだ。

さあ、深呼吸!

さあ、柔軟体操!

さあ、鍼灸指圧!

今、あなたはついに、

ハリィー式・最強健康法を手に入れた!

2017.11.06 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 鍼灸指圧

ききききき



「臨床系統発生学の創始には


印象深い症例がありました。


ある大学の教授が手遅れの口腔癌となり、


筆者に紹介されて来ました。


舌癌が進んで口腔底全体に波及して


口が開かない状態となっていました。


手術をしても助からないので、


抗癌剤と放射線療法を行いました。


患者さんのたっての希望で、病院には内緒で


気功士を呼んで週に二回病室で治療を受けていました。


筆者にだけこっそりと教えてくれましたので、


気功の効果を客観的に観察してみました。


治療が1クール終了した後にも気功を続けたところ、


放射線と抗癌剤が転移巣には効果のないはずなのに


どんどん縮小して口も開くようになりました。


気を投入しているときに病巣に痛みを感じるとの訴えが


ありましたので、気功は恐らくは体温と同じ


電磁波であろうと考えて30枚写真を撮影してみました。


五枚くらいの写真に、気の投与中に気功士と患者さんから


光が出ているのが撮影されましたので、


医学的に気功を考えると生命エネルギーの電磁波が


患者の副腎に作用して、副腎皮質ホルモンが分泌され、


この作用で転移巣の癌細胞が白血球によって消化される


ことが予想されました。


白血球による細胞レベルの消化には内呼吸つまり


細胞レベルの呼吸(ミトコンドリアによる内呼吸)が


必須ですから、この患者さんに外呼吸として


釈迦の横隔膜呼吸法を指導したところ、


効果がてきめんでCTでわかるほどに


癌が縮小しました」


西原克成『内臓が生み出す心』NHKブックス








この冒頭文によれば気とは電磁波であり、

その電磁波が副腎という器官を活性化することで、

副腎皮質ホルモンの合成分泌が促進されて、

副腎皮質ホルモンが白血球に働きかけて、

白血球が活性化することで、

白血球の貪食能力が高まり、その結果、

免疫力が活性化し、癌細胞が白血球により

貪食されて、癌細胞が小さくなり消えていく、

という絵図、チャートが浮かび上がる。

では、このチャートのなかのなにがキモとなるのか。

わたしは副腎の活性化と見た!

であるのなら、なにも副腎の活性化は気だけではなく、

例えば鍼灸指圧ならより容易だ。

というわけで、この文章を読んでいらい、

わたしは日常診療のなかで、

背中の副腎の周囲をよく指圧し、

鍼し、灸をするように心がけてきた。

副腎という器官は腎臓のうえにくっついた臓器だ。

位置としては肩甲骨の下の辺りが

大ざっぱな目安となる。

その辺りの凝りを取り柔らかくし、

血流を促進し温める。

そんな風に心がければ、副腎皮質ホルモンの恩恵に

あずかり、白血球が常に元気で、

最強の免疫力が獲得できるかもしれない。

気とは何か、を追及することで、

免疫の本質にリンクする。

そんな瞬間に出会えたのも、

気を追及したお蔭だ。





2017.11.06 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 鍼灸指圧

きききき




「脳の研究者が東洋医学に関心を


持つことは、よくあることだと思います。


大脳生理学者として知られた故品川嘉也博士は、


外気功の際の気功師と被施術者の間の


脳波の同調現象の存在を報告されました。


筆者が存じ上げている少壮の神経生理学者も


東洋医学の信奉者で、気配だの殺気だのと


いった現象は神経科学が進歩すれば科学的に


解明されるとおっしゃいます。


しかし、東洋医学と皮膚科学の関連について


研究してみたいと私が言うと、


「それは時期尚早です。今の学会で東洋医学の


科学的評価なんてことを口にしただけで


変人扱いされて疎外されるだけです。


それは心の内に秘めておいて、まず誰もが


評価できる実験データをつみかさねることが大事です」


とその研究者に諭されました」


傳田光洋『皮膚は考える』岩波書店






気を取り巻く現状は、

いや東洋医学を取り巻く現実は、

わたしがこの業界に入った頃から、

まったく変わっていない。

鍼灸指圧の世界はいまだに巨大な壁の内側に

これでもかとギュー詰めに幽閉されている。

わたしがどんなに力いっぱいこの壁を

内側からたたき壊そうとしても、

叩き続けた手が節だらけにはなったが、

まったく壁は崩れはしない。

でも壁の外側には、内側を見たいと切望する

少数のハリィー・フリーク、いや東洋医学ファンが

いるのだ。その少数の仲間に外側からも

この壁を叩いてもらえば、いつの日にかきっと

この壁に穴が開く!

その日を夢見て、わたしは闘い続ける。

ドンキホーテと笑いたければ笑うがいい。

いつかみていろ。

その日は絶対に来るのだ!





2017.11.05 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 鍼灸指圧

ききき





「・・・そんなに細かいものなら、


原子の構造など、三発の屁が


フンドシを通過するより容易であって


不思議はない。


これらがある作用を起こすとしたら、


正に私があげた『気』の定義に従えば、


気というよりほかいいようがないではないか。


問題は、判らないものを一括して気と呼んで、


その気の本質は皆同じであるというような


従来の暗黙の前提をそのまま認めて


よいであろうかということ。


第二に、そんな直接認識することができない


あるものをどうして認めるのか。


そのうごき、作用によって認めるというが、


一部の人にしか認められないものは、


他の人はどうして嘘か本当か判るのかである。


インド人は、瞑想的な民族で、日常問題にならない


ような却(こう)という大きさ、


天人が百年に一度来て巨巌に衣をふれて、


その巨巌がすり切れる長さとか、


刹那という短い時間まで考えている。


こういう宇宙的考察から見れば、


今の科学で取りあつかう範囲など


小さい小さいと言わざるを得ない。


不可思議(これも量の一種である)な


ことがたくさんあって当たり前である。


それを、今の科学で扱えないからといって


無視するのはよい。


だがこれを論ずることまで蔑視するのは


スノブである」間中善雄


『医道の日本 平成4年9月』








今から25年ほど前にメディアは

散々に気功ブームを煽った。

その時にどこからか雨後の竹の子の如くに

わらわらと突如湧いてきた気功師たちが

エイッと気合を入れて指をかざすと、

屈強な若者が触れずして吹っ飛んだ?!

そのパフォーマンスにテレビの視聴者は狂喜乱舞した。

しかし、そのテレビで派手に宣伝したある気功師は、

脳梗塞の後遺症などの難治性疾患すら

気で治せると吹聴し、そんなヤラセ番組が効を奏し、

患者が門前市をなして押し寄せ、

遠隔気功と称して患者から大枚を貢がせたことが発覚し、

刑事事件にまで発展すると、パンパンに膨らんだバブルの

如き熱狂的な気功ブームは、やがてパチンッとはじけて、

しぼんでしまった。

我に返ったテレビの視聴者たちは、

それ以来、気についての興味を失い、

気功ブームはトレンドの地位を転がり落ち、

その後、気について語る者は詐欺師のように、

蔑視されるようになった。

たしかに詐欺師まがいの気功師はごまんといただろう。

そして今も暗躍しているはずだ。

しかし、気をあやつり、気を語る者は

気功師だけではなかったのだ。

気とは何か、をマジメに実践的に臨床で研究し、

どうにか今の医学や科学と整合性をリンクさせながら、

気というものをトンデモからマトモへと底上げしたい。

そう願いコツコツと緻密に実証を重ね、

気の実在を立証しようとした者が、

少なからずいたのだ。

冒頭の引用文を書いた間中善雄博士もそんな

マジメに気を追及したひとりだった。

メディアなんてものに取り上げられると、

ほんとろくなことはない!

目立つ必要なんてさらさらない。

目立たなくていい。

啓蒙?

啓蒙なんて、できっこない!

99%の一般人はスルー?

おおいにけっこう。

わからんやつは、どれだけ言葉を尽くしても、

わかりゃあしない。

でもね、たった1%でもいい。

いや、ここを読んでいる読者のなかのひとりでもいい。

気をバカみたいにマジメに論じている私に

共感してくれる者がいたら!

わたしにとって、それほど嬉しいことはない。

世の中の常識をひっくり返すとか、

革命なんて、そんな大それた言葉は、

真っ平ゴメン。もう、そんな気分じゃあない。

だって、世の中の皆さんには、オレの言葉なんか、

寝言にしか聞こえない。

だから、もういいんだよ。

とっくに諦めた。

ただひとりでもいい。

食らいついて読んでくれる者のために、

わたしは記事を書いていく。

気はあるよ。

あるに決まってるじゃん。

気があるからみんな生きているんだよ。

気がうまく回っていればオッケー。

どこかに滞ればそれが悪さのもと。

気が滞ったら、それに気がついて、

またもとのように回してやればいい。

押せ押せ!

流せ流せ!

回せ回せ!

そう、もとのように気を回す最善の方法のひとつが、

鍼灸指圧ってこと。












2017.11.04 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 鍼灸指圧

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