新生

昨日にふと、

勝ち組=ケチ組=ズル組=パナマ組

ということに気がついた。

だとすると、

負け組=マジメ組=清廉組=潔白組

とでも言えるかもしれない。

マジメで清廉潔白であればあるほどに損をする社会なんて、

決していい社会とはいえない。

なんでもパナマ・ロンダリングされている日本企業50兆円のマネーが、

しっかりと徴収され環流すれば、

この国は消費税を増税する必要などない、などとどこかで読んだ。

なんだかなぁ、と思う今日この頃である。

さて、わたしはこの自前のブログで養生法の探求をしているわけだが、

とりわけ、こだわっているのがオリジナリティーという部分だ。

どこかに書いてあることや、誰かがすでに提唱したネタを、

コピペしたり、まるで自分の意見のように書くことは、

わたしは極端に嫌いで、そういう論説はこれまでやっていない。

つねに意識しているのは、これまで見たことも聞いたこともない

わたしオリジナルの斬新な養生法の提案だ。

その路線で前稿までの5回は、ユニークな栄養学が提示された。

これからも、アッと驚くような論説を展開していくつもりだ。

7月はわたしの治療院「鍼灸指圧 光伯堂」に、

山梨県や神奈川県や愛知県や大阪府など遠方の常連さんにも、

ご来院頂きました。

8月は例年通り夏休みを取らずに営業いたします。

8月の休業日は、1日(月)、8日(月)、

14日(日)、15日(月)、21日(日)、22日(月)、

28日(日)、29日(月)、となります。

この8日間以外の日は原則、すべて営業日です。

お盆の長期休暇などを利用して、どうぞこの機会に、

暑い最中の身体のダルサを取りに、

我が治療院に足をお運び下さい。

You must change to remain the same.

時代も身体も瞬間瞬間にアポトーシス&リモデリングします。

この宇宙のすべての事象は、変わらないために変わりつづけています。

アヴァンギャルド鍼灸指圧師ハリィーに、

新たなキャッチフレーズが降臨しました。

名づけて「養生クリエイター」!

変わりつづける時代のなかで、その時代時代に

マッチした養生法を創発し、提案する。

新生 養生クリエイター ハリィー今村、

新たな使命と共に仕事、情報発信に邁進する所存です。

どうぞ今後ともご贔屓の程よろしくお願い申し上げます。

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2016.07.30 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 命曼荼羅

空と海と土と

ミトコンドリアを体内に宿した真核生物が謳歌する

生物多様性あるこの地上の楽園はここ20億年を経て形成された。

この間の生命史のドラマはミトコンドリアなしでは

成し得なかった。もしもミトコンドリアがいなければ、

いまもこの地上には生命らしきものはいっさいなく、

海中か、もしくは土中に酸素を嫌う嫌気性のバクテリアやアーキアが

いるにすぎない実に殺風景な地球だっただろう。

しかし、もしも本当にミトコンドリアがいなかったとしても、

地下では今も見ることができるような想像を絶するバクテリアやアーキアの

王国が27億年を経て築かれたことは間違いないだろう。

地下の総生物量は推定で200兆トン。

また海洋に棲息する海洋ウイルスの総生物量は

シロナガスクジラ7500万頭に相当する。

恐らくは地下にも、おびただしいウイルスがいるはずだ。

海洋ウイルスは海洋バクテリアの生物量をコントロールしている。

海洋性の光合成バクテリアは海洋性のウイルスであるバクテリオファージに、

殺されることによって、大気中の酸素や二酸化炭素濃度がバランスを保っている。

つまり地球大気の酸素や二酸化炭素の濃度構成は

海洋バクテリアや海洋ウイルスが生みだしているのだ。

地球の大気中には酸素や二酸化炭素が含まれるだけでなく、

窒素も含まれる。この窒素は元素記号をNと書くが、

Nがふたつくっついた窒素ガス分子は、非常に強固に連結されているので、

これをほどいてNを取り出す作業には、特別な酵素を必要とする。

その特別な酵素をニトロゲナーゼと呼ぶが、土中の窒素固定細菌が

この酵素を合成できる。

この土中の窒素固定細菌がいるおかげで、わたしたちは大気中の

窒素ガスのNをアミノ酸の形で食事から摂取できる。

地下の王国の住人である窒素固定細菌はすでにわたしたちの生理に

欠くべからざる非常に重要な貢献をしてくれていたのだ。

原発事故だけに限らず土壌を汚染するような環境破壊をつづけていけば、

やがて窒素固定細菌をはじめとする土中世界の

住人たちの生態にも悪影響が及ぶだろう。

窒素固定細菌がもしも土中から姿を消せば、

植物は窒素を固定できなくなり枯れて死に、

その植物を食料にする動物も窒素源を失い絶滅するはずだ。

地下の王国と地上の楽園は密接につながっている。

それだけでなく母なる海もまた大気を通じて土中や地上とむすびつく。

ひとは空と海と土と共にある存在だ。

環境を汚染することは自分を汚すことに等しい。

わたしたちは地球を呼吸し地球を食べて生きている。

2016.07.17 | | コメント(4) | トラックバック(0) | 命曼荼羅

地下の王国

いまの地球大気に占める元素の組成比率は、

酸素濃度は約20%で、残りの約80%が窒素で、

温室効果が取り沙汰される二酸化炭素は

わずかに0.035%を占めるのみだ。

この地球大気のなかでわたしたちは酸素を

吸って呼吸活動をおこないATPを生み出すことで生きている。

このような酸素呼吸を人間は当たり前の所与のものとしているが、

この真核生物に特有のエネルギー産生システムは、

地球生命界ではかなり新しいタイプに属する。

いやもっといえば超マイナーな呼吸システムで生きているドメインが、

真核生物界、ユーカリアの生き物と言える。

わたしたちは燦々と太陽が輝くこの地上を楽園と感じている。

しかし、それはあくまで人間の主観であって、

脚下照顧、足もとを見つめるとまた違った世界が見えてくる。

ひとが日々、踏みしめているこの大地の下には

総生物量で地上の生き物の総量をしのぐ生き物が棲息している。

その地下の生物量はなんと200兆トンに及ぶという。

この200兆トンに及ぶ地底世界の住人は

好熱性で酸素を嫌うバクテリア(真正細菌)や

アーキア(古細菌)がほとんどだ。

これら微生物にとってはわたしたちの住む地上世界は、

酸素という猛毒の有毒ガスが充満し、

太陽光線の紫外線という有毒エネルギーが降り注ぐ

地獄に他ならない。

エネルギー産生システムが異なれば、さほどに世界は違って見えるのだ。

かつて今から27億年前頃に地球の大気に占める酸素濃度が上昇を始めた。

このシアノバクテリアによる地球大気の酸素汚染を回避するために、

酸素を嫌うバクテリアやアーキアは地中世界へと逃避したのか。

爾来、27億年余、かれら好熱性、嫌気性の微生物たちは、

わたしたちの知らない暗黒のアンダーグラウンドに

キングダム、王国を築いたのだ。

例えば大豆の根に共生する窒素固定細菌がいなければ、

ひとは食材から摂取する窒素源を失う。

土中世界の住人である窒素固定細菌がいるからこそ、

植物も動物も大気中の窒素をその体内に取り込めるのだ。

近年になり生物による汚染除去(バイオレメディエーション)が注目されている。

土壌細菌の白色腐朽細菌の一種が産生する酵素には、

環境汚染物質のDDTや殺虫剤の成分、ポリ塩化ビフェニール、

火薬のトリニトロトルエン、各種プラスティック類を分解する作用がある。

このことからウラン、セレニウム、ヒ素、水銀などの有毒重金属すら

いずれは土壌微生物のバイオレメディエーションで分解除去が可能かもしれないと

期待がもたれている。

長年踏みしめてきた足元の住人達に頭を下げる時代が到来しつつあるようだ。

人間なんて、本当はもの凄くちっぽけでマイナーな生き物なんだよ。

その人間がなんでこんなにドヤ顔で地上を闊歩しているのか?

地面のしたの事なんかこれまで意識してこなかったから、

そんなに威張っていられたんだよ。

地下には、人智を越える王国が広がっている。

2016.07.16 | | コメント(1) | トラックバック(0) | 命曼荼羅

蝶の羽ばたき

今朝はこのパソコンのある三畳間の日本間に朝日が差し込んでいる。

鳥たちがもうかまびすしく賑やかに鳴いている朝だ。

改憲いや壊憲へと突き進むのか、それとも抑止力となる人間を

政界へ送りこむことができるのか?

日本国にとって節目となる重大な一日が幕を開けた。

話が変わるが先年の夏に飼っていたカブトムシのつがいから17匹の幼虫が生まれた。

その幼虫が6月の中盤から続々とサナギになり、7月に入り次々と成虫に脱皮した。

いま現在2匹のメスのサナギを残すのみで、14匹が成虫に目出度く変態した。

残念ながら1匹はサナギになるのに失敗して、ケースの底でご臨終召されていた。

またウチの荒れ庭の庭木やウチのサッシでは、セミの幼虫が脱皮ざかりだ。

昆虫たちはご存知のように背骨、つまり脊椎がない無脊椎動物の仲間だ。

無脊椎動物には人間にある高度な免疫システムの獲得免疫がない。

だからマクロファージをはじめとする自然免疫のちからと、

自前の抗生物質などを分泌することで、その免疫力を維持している。

地球に生きる生き物の半分以上が昆虫だ。

つまり昆虫には獲得免疫はないが、昆虫の免疫力はかなり高いのだ。

蝶のなかまのヒョウモンエダシャクは面白いことをする。

ヒョウモンエダシャクの幼虫は馬酔木(あせび)と呼ばれる植物の葉を食べて育つ。

馬酔木とは呼んで字の如く、ウマがアセビを食べると酒に酔ったようにフラフラに

なることから名づけられた植物だ。このウマのフラフラの原因は

アセビの葉に含まれるグラヤノトキシンという毒による。

ヒョウモンエダシャクは毒であるグラヤノトキシンを体内にため込みながら

やがて成虫になる。なぜヒョウモンエダシャクはわざわざグラヤノトキシンを

体内にため込むのか?その理由はグラヤノトキシンの毒を体内に満たすことで、

鳥に食べられなくすることがその理由だ。

そもそも馬酔木がグラヤノトキシンという毒を合成するのは、

馬酔木自身が自分を鳥や虫に食べられることから守るためなのだ。

その植物の免疫物質ともいえる毒を、上手に借りてヒョウモンエダシャクは、

我が身を守る戦略に出たといえる。

昆虫たちが地球生命界の覇者になった理由のひとつが植物たちと早くから共生した

ことだと、よく言われる。花たちはミツバチや蝶に花粉を運んでもらうことで、

雄花と雌花が受粉しタネをつけることができる。

花たちは、だから受粉の合図を知らせるネクターガイドと呼ばれる昆虫たちの目でしか

捕捉できない紫外線の波長を花から照射して、花粉を運んでもらう。

花と昆虫は人間には見えない色の言語で会話をしているのだ。

こんな素敵な花と昆虫の関係に水を差したのが、

F1種のミトコンドリア異常の花粉による

CCD(Colony Collapse Disorder・蜂群崩壊症候群)、

VBS(Vanishing Bee Syndrome・ミツバチ消失症候群)の事件とされる。

わたしたち人類文明はすでに花と昆虫たちの

こんな美しい絆すらも引き裂いてしまった。

バタフライ効果とは、自然なカオスの系における初期の小さなゆらぎの入力が、

最終的には「蝶の羽ばたきが竜巻に変わる」ほどの大きな変動を

引き起こすことを例える複雑系科学の概念だ。

CCD という小さなゆらぎが、やがて竜巻に変わる時、

生態系は畏れ多き大きなゆらぎに見舞われるだろう。

日本政界の悪しきゆらぎも日に日に竜巻の度合いを増している。

くい止めるにはひとりひとりのささやかな抵抗が絶対に必要だ。

ちっぽけないち庶民のささやかな抵抗という蝶の羽ばたきが、

竜巻になる時、ゆらぎは新しい局面を迎えるはずだ。

今日は選挙の日。

みなさん、新しいゆらぎを引き寄せましょう!

2016.07.10 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 命曼荼羅

珍説

数日前に以前に購入して一読した本を再読した。

今売れっ子の自然科学系の学者の本だ。

若手で主張にセンスがあって自分も共感する箇所が多々あるのだが、

キリンの首が長いのは変異個体が生き残ったから、という部分だけは、

賛同しかねる。この突然変異と自然淘汰を進化の原理に掲げる

アカデミズムにおけるダーウィニズムのマインドコントロールの徹底には

本当に驚いてしまう。普通の首の長さの群れに、

いきなりチョー首の長い奇形個体が突然、一斉に生まれてくるのか?

そしてそのかなり異質な首ながろくろっ首の赤ん坊のキリンを、

その親キリンたちは奇異に思わずに普通に育て上げるのか?

いやそもそも首の長さに対応できる首を支持する筋肉が発達していない

のだから、なにをするにも重たい首を持ち上げることなど

はなっからできない。つまりこうした奇形個体は普通は

自然界では親が養育を拒否することで淘汰される。

遺伝的に弱い個体は徹底的に選別してかかるのが自然界の厳しい掟だ。

こうして簡単に論破できるダーウィニズムの盲点を、なぜ完全にスルーして

さも首の長い個体が優位に立って進化の道を歩んだ、などと言い切るのか?

そこのところがいつも不可解だ。

わたしはラマルクの獲得形質の遺伝をおおむねで認めるラマルキアンなので、

こういう部分にはかなり敏感に反応してしまう。

本ブログで最近にネタにしているミトコンドリアについても

獲得形質の遺伝はすでに確認されているようにも見受けられる。

熱帯に住む人間は熱帯ゆえに、ただでさえ身体が熱くなる環境なので、

暑さをうまく逃がす身体の方が都合が良い。

こうした熱帯環境の人間のミトコンドリアは、だから熱帯適応型の

熱の産生を抑制して、ATP産生を促進するタイプに適応進化する。

またエスキモーなどの寒冷地に住む人間の身体は寒冷地対応で

温かい方がいい。よってエスキモーのミトコンドリアは、

熱産生の効率を高めて、ATP産生を抑制するように適応進化する。

人間が世界各地に散らばったのは、ほんのここ5万年のあいだの出来事だ。

たった5万年以内の選択圧でも簡単にミトコンドリアは環境に順応するように

進化できるのだ。こうした可塑性、順応性、融通性が、

生命の素晴らしさと言えよう。

キリンの首が長くなったのは、もしかしたらミトコンドリアの働きかけ、

ミトコンドリアのささやき、があったから、などと想像するのも面白い。

ミトコンドリア遺伝子と細胞核遺伝子は常にコミュニケーションをとっている。

キリンの祖先のミトコンドリア遺伝子が細胞核遺伝子に向かって

「おいっ、俺たちさぁ、ちょっとニッチを狙って

首を長くしてみたら、けっこうクールで、

のちのち哺乳類のなかで人気が出ちゃうかもよ」

なんて言って、それを受けた細胞核遺伝子が、

「おっ、いいねえ、ソレ!

いっちょ、遺伝子を改変して首長対応遺伝子を組み合わせて、

哺乳類のスターに躍り出ようぜ!」

なんて、その昔に会話したのかもしれない。

実際にヒトの受精卵が胚に発生していく段階では、

ミトコンドリアが核をネックレスのように取り巻き、

なんらかのやりとりをしていることが確認されている。

ミトコンドリアが生命進化の鍵を握っている可能性は大いにある。

「キリンの首が長くなったのはミトコンドリアがそうしたいと思ったからだ」

いままで聞いたこともない珍説がここに誕生した。

2016.07.09 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 命曼荼羅

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